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61.  ホテル・ニューハンプシャー
不思議な作品ですね。私は好きですコレ。奈落の底へ突き落とされそうな重大な事件、事故が次々と家族を襲う。けれど日常のことのように淡々とあっさりと描かれ、残された家族は拍子抜けするほど、悲壮感なくそれらを受け入れていく。この家族は父親の影響がとても大きいように感じた。何が起ころうと次の夢に向かって生きていこうとするおとうさんがいい。家族ってやっぱりいいなあ、大切だなあという気持ちになるのよ。生と死がいつも一緒に存在しているこの世が遊園地を思わせるようなラストシーンね。爽やかに観終わりました。
9点(2004-09-19 20:54:15)
62.  ストレンジャー・ザン・パラダイス
あのカラカラに乾いた雰囲気と、エヴァの素っ気無い態度がメチャメチャ好きです。面倒くさそうにしながらも、いとこのエヴァにワンピースを買ってきたり、ひとり歩きは危ないと心配したりするウィリーのキャラもいい。なにをするにもどこへ行ってもニコリともしない彼らを遠くから写すモノクロの映像も美しい。沈黙ばかりのシーンなのになぜかプっと小さく吹き出してしまうところがいくつかあるのよね。こんな感覚の映画は初めてでした。ジョン・ルーリーの歩き方がいいわ。
9点(2004-09-17 15:18:12)(良:2票)
63.  ウォー・ゲーム(1983)
初見の時は、とにかくマシュー・ブロデリックに釘付けでしたね。ラストでたしかあのコンピューターは「このゲームはつまらない、チェスのほうがいい」みたいなことを言ったのじゃなかったっけ。なかなかグッとくるものがありました。20年近くたって再見した時、端役で出ているマイケル・マドセンを発見!!びっくりするやら、うれしいやら。70~80年代の映画を見直す楽しみはこれよね。
7点(2004-09-09 23:39:36)
64.  マグノリアの花たち
年をとってもどこか可愛らしさを持っているベテラン女優たち。よくこれだけ集まったものです。言いたい放題の美容院での井戸端会議はなかなか楽しい。今なら、ほとんど無名だったころの垢抜けないジュリア・ロバーツが見られるという点では掘り出し物といったところだと思う。橋田さん、向田さんのドラマみたいというのが初見時の感想でした。う~ん微妙です、全体的にこそばゆい。まともすぎて無難すぎて印象に残らない各種感想文みたいと思ってしまうヒネクレ者でございます。でもサリー・フィールドが娘の葬儀で、やり場のない悲しみ、怒りをぶちまけるシーンは秀逸でした。そこだけ不覚にもウルウルときてしまった。
6点(2004-09-08 21:03:55)
65.  セイ・エニシング
はい、私もこれは青春映画の秀作であると信じています。なぜかしっかり者、勝気な女の子との相性がピッタリのジョン・キューザック。ここでも秀才の女の子を好きになり猛烈なアタックを開始するのだけど、それが嫌味じゃなく健気で可愛らしく感じられるのがキューザックの持ち味だ。たまにはこんなまっすぐな恋愛モノを見るのもいいものです。ラストも好きです。
9点(2004-09-05 00:11:45)
66.  ウォール街
この作品でマイケル・ダグラスはオスカー主演男優賞を受賞しました。今だに首かしげることのひとつです。あの程度でオスカーをあげてよかったんだろうか。たしかこの年は作品、主演女優、助演女優の候補に「危険な情事」が入っていたんだけど、ダグラスだけ「ウォール街」でノミネートされてるのがなんか可笑しかった。作品についてですが、この監督にしてはライトですんなりと見やすいけれど、またしても演説を聞かされゲンナリでした。
4点(2004-09-01 23:24:52)
67.  フランスの思い出
子どもの視点から見た大人たちという作品は数多くありますがその中でも印象深いのがこれです。まず、田舎は善で都会は悪、子どもは善で大人は悪というように感じるところがないのがよいです。母親の都合で言われるままに連れて来られ、初めは田舎の生活になじめないでいる少年。これだけで不憫で涙が出てきそう。いきなりうさぎの皮が剥がされるのを見てぎょっとするところがいい。私もぎょっとしました。いろんなところから大人の世界を覗き見する少年。そして成長するにつれ、「あの時のあれはこういうことだったのか」と懐かしく思い出すのでしょうね。ぎくしゃくしたあの夫婦が和解するであろうということは予想できましたが、夫婦はあくまでも脇として、ラストはあの少年に焦点を当ててほしかったです。そこだけ少々不満でした。
9点(2004-08-25 13:43:21)
68.  パリ、テキサス
先に「ベルリン天使の詩」に完敗したにも関わらず性懲りなく次に挑戦したのがこれでした。大丈夫でしたよこれは。映像もいいし、思わず魅せられてしまうシーンもいくつかあります。かなりハイレベルであることはミーハーな私にもわかりました。私はどうも映画に出てくるしょぼくれた中年男というのがけっこう好きみたいだ。私にとってハリー・ディーン・スタントンは腹の立たない、イライラしないダメ男の代表です。けれどこの作品の誰にも共感しないし、心にズシっとくるものもなかったです。あのおっかさん、ちゃんと子どもを守っていけるのかなあ、子どものほうが親に気ぃ使っていかなければいけないような感じね。私もあの子どもらしくない子どもには違和感を覚えました。作り手の都合のいいようにされてしまったのかなあ。あくまでも映画の中のことだから受け入れられるというタイプの話でした。
5点(2004-08-25 11:51:11)
69.  ヤングガン
正直言うと少々バカにしながら見始めたのですがなかなかどうして面白かったです。ブラットパックの中心であったエミリオ・エステヴェスとその仲間たちって感じですね。やっぱりここでもキーファーにクラクラしたのでした。
7点(2004-08-21 02:28:53)
70.  仕立て屋の恋 《ネタバレ》 
何年ぶりでしょう、再見したので再投稿してみました。 いちばん魅力的なのはやはりこの邦題です。しかしこれって「恋」なのかなぁ、「仕立て屋の趣味」としたほうが何かしっくりくる気がしないでもない。 イールという人はとにかく自分のペースを乱されることを嫌う人のようだ、そういう人にとって人づきあい、とりわけ恋愛は現実、厄介なものなのではないかな。 性処理はもっぱらお金を払ってプロにお願いしている、そういう場所では自分が女を選ぶ立場であり、尚且つベッドに誘うまでの行程が省けるワケです。 映像、演出と雰囲気とセリフのおかげで俗物的で下品にはならないものの、エロティシズムを感じることはまったくなかったです。 憧れた女を毎日覗き、その女にはロクでもない男がついていることを知ったまではよかった、しかし覗いていることを知られたことでその女が結構したたかで性悪だったことも知ってしまう。真実をつづった手紙の存在が私としては引っかかるのよね。お守り?天使だった女への「絶望」とも受け取れる。 パトリス・ルコントという人は女に対して勝手な妄想とか願望の強い人なのかもしれないとも思いました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-08-14 19:52:16)
71.  エンゼル・ハート
公開当時友人と二人で仕事帰りにオールナイトで見ました。二度は見たくないです。なんかもう、全編じっとりべっとりの湿気、湿気。それだけで憂鬱な気分になる。鏡を見るたびに腑に落ちないといった表情のハリー。なんかヘンだなあと思ってたら・・・この手のオカルト映画はグロすぎてちょっと苦手です。でも強烈に残ってる作品。アラン・パーカーってほんとにいろんな映画を撮る人ね。
6点(2004-08-14 00:39:00)
72.  ワーキング・ガール
そうですねえ、今見るとヘアスタイル、メイク、スーツにスニーカーというのに時代を感じますよねえ。ここで特筆すべきはシガニー・ウィーバーかな。なかなかのコメディエンヌぶりでしたよ。強い女のイメージが強いし、コメディの意地悪女が合ってるわね。ハリソン・フォードも脇役に徹して邪魔にならない。二度目に見たときに浮気してるメラニーの彼氏役がアレック・ボールドウィンだと気づいたときはうれしかったです。話は平凡なOLのサクセスストーリーなのだけどこれが面白いっ!この程度の話をこれだけ面白く見せてくれるハリウッド映画はやっぱりスゴイです。
8点(2004-08-10 13:50:36)
73.  サムシング・ワイルド
15年以上前にタイトルに惹かれて観たきりで、どうしてもまた観たくなりDVDを買いました。800円弱で買えました。 やっぱり面白い、得体のしれない女に振り回される平凡なビジネスマン、「眠れぬ夜のために」とコレは私にとってはうれしい「拾い物」大収穫です。 ハチャメチャなロードムービー、行き当たりばったりな二人の背景は細かく語られないけど、それぞれ孤独で虚しくて人前では滅多に見せない言わない本音とか真の姿があって、それが徐々にわかってくる。そういう部分をことさらシンミリと描いてないから余計に切なく感じる。 最初からどういう展開でどう終わるのかまったく見当つかないというのもいい。 そしてこの映画を思い出したり観たりしてるとトーキング・ヘッズの「psycho killer 」とか「once in a lifetime 」がBGMとして私の脳内にかかるんです。実際は劇中やエンドロールで「wild thing」なんですけどね。 ジェフ・ダニエルズって、あの映画、この映画、あーここにも出てると、名前はわからないけど顔だけは知ってるみたいな類の俳優としてかなりいい位置にいる感じ。 ジョナサン・デミといったら「羊たちの沈黙」だけど、それ以前のポップでファンキーな作品のほうが私は好きです、今知ったんですけどデミ監督は「眠れぬ夜のために」に出演してるんですね、なんか嬉しい。
[DVD(字幕)] 9点(2004-07-24 19:59:10)(良:1票)
74.  バグダッド・カフェ
不思議な映画でした。舞台はアメリカでしたよね。でもどこの国かわからないような風景といつもイライラしているCCH・パウンダー。埃っぽくカラカラと乾いた感じがいい。全体的に気だるい雰囲気なのに眠くならないのが不思議。主題歌「コーリング・ユー」も気だるいメロディーだけど聴いているとすごーくいい気分に。今もどこかで耳にすると黄色っぽい色彩とタンクが浮かびます。ドイツ人旅行者の太ったおばさんといい、私にとっては癒し映画です。あの店のコーヒーを飲み「これは茶色の水よ」というセリフがなぜかいちばん印象に残ってます。
7点(2004-07-07 22:31:39)
75.  ベルリン・天使の詩
公開当時何を読んでも絶賛され、私のまわりでもオシャレな業界人といった感じの人たちにもウケていた。「コレがわからない人は感性がニブイ」とバカにされそうな雰囲気だったので、私も感性鋭く豊かな人たちの仲間になろうとビデオを借りてみた。だめだったです、コレ。私にとっては睡眠薬以外のなにものでもない作品でした。ビデオを借りている1週間、それこそ毎日のように挑戦したけど、ついにカラー映像になるというところまでたどりつけませんでした。途中で目が覚めたとき、空中ブランコしてるところは記憶にある。俗物的な私のアタマと精神では高尚な芸術作品を理解することはできないとわかりました。もうひとつ思ったことは、この作品を好意的に語っているまわりの友人、知人の中で本心からの感想を言っている人は何人いるのだろうということだった。
1点(2004-07-06 11:07:07)
76.  コックと泥棒、その妻と愛人
グリーナウェイの作品は全部見ていないのですが、これは最高傑作と言っていいのではないでしょうか。ひと言でいってゴージャス。ゴルティエの衣装を着ている、そして全裸のヘレン・ミレンの崩れかかった中年女の体つきがいっそう肉欲とエロスを増す。しかし人間というのは業の深い生き物ですな。ピュアなものを次々と汚していく罪深い存在だわね。豪華なレストランでの美食の数々、けれど裏にまわるとその残飯の山の凄まじさ、醜さ。これが強烈。ちょっとズレるけど、トリュフという地下性高級きのこ。これはブタの大好物で匂いを嗅ぎ付けて掘り出す。それを人間が横からぶんどるという方法で収穫するらしい。ダチョウの口に機械をあてがい、否応なしにとうもろこしをガガガーっと流し込む。無理やり太らせ肥大した肝臓がフォアグラだ。それが世界三大珍味だ。これって虐待だわね。ラスト、カニバリズムへと繋がっていくのがとても皮肉に感じました。マイケル・ガンボンのちょっと腫れぼったいような凶悪な目が脳裏に焼きついた作品でもあります。
9点(2004-06-29 11:40:57)
77.  白と黒のナイフ
このサスペンスはなかなかよかったですなあ。ハラハラしました。犯人、たぶんそうなんだろうなあと思うのだけど、でもひょっとしたら・・・??なんていう疑惑と期待が最後の最後、覆面とるまで続きました。是非再見したい一本です。
9点(2004-05-21 09:11:03)
78.  赤ちゃんはトップレディがお好き
初見当時は私も独身でもちろん出産経験も育児経験もなかったので単純にコメディとしてダイアン・キートンが赤ん坊と慣れない田舎の生活に振り回される様をケラケラ笑って観てました。子持ちになってから観るとね、やっぱり違ってくるのね。面白いのは変わらないんですけど、結婚出産経験のない女が「いとこ」といえど人が生んだ子を育てるなんて、こんなシンドイことはないわなあ、なんてダイアンに同情してしまうのね。それとね幼児児童虐待という対極にある事も頭をかすめる。80年代は女性映画が多かったですね。赤ちゃんを扱ったモノもけっこうあった。これはキャリアウーマンの自分探しの物語になるんじゃないかしら。
7点(2004-05-06 08:55:52)
79.  キング・オブ・コメディ(1982)
今夜BSで放送されると知って思い出しました。これはデ・ニーロの出演作を観まくっていたころにビデオで。皮肉なブラックコメディもできちゃうんだと感心してしまいました。なにかの拍子に話題の人、時の人になっちゃうとこが「タクシー・ドライバー」みたいね。しかしですねえ、私としては怪女優サンドラ・バーンハードがすご過ぎてデ・ニーロより印象強いです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-05-04 22:20:07)
80.  レイジング・ブル
この映画はオープニングの映像に尽きる。これ以上の映像はないくらいに美しい。 そしてデ・ニーロの役者根性が見どころであって、実話だろうがなんだろうが共感も感銘もないのです。この映画の評価すべきところは関わった人々のアーティストとしての仕事ぶりなのです。人生や精神論を学べるものではないですね。ひとりのボクサーのお世辞にも誉められない生きざまをひたすら客観視する映画です。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2004-04-27 08:58:02)
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