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61.  アイ,ロボット
特殊効果がイマイチですね。ロボットがカチャカチャと軽いんです。最近流行の軍隊シーン(スターウォーズ・クローン~、ロード・オブ~など)&バトルを入れているのですが、どうも感心しない。重みがないんですよね。この作品も昨今のSF物と同じようにCGに頼りすぎているのが問題だと思います。手作り感(セット・クリーチャー・ミニチュア・アニマトロニクス)が少ないのでリアリティーが感じられません。 ストーリーに関してはこれまた最近流行の“人工知能ロボット”ものです。相変わらずのハリウッドのノリで、単に起承転結が出来ているだけの単純極まりないものとして成り立っています。エンターテイメントとして何も考えずに楽しむべき作品です。
5点(2005-03-07 19:01:00)
62.  I am Sam アイ・アム・サム
まず、ミシェル・ファイファーが美しい。演技もその美貌にしっかり付いてきているのが良い所です。 ショーン・ペンの熱演にも驚かされる。こういう役柄って本当に難しいと思います。やり過ぎると陳腐になるんですよね。そのさじ加減が素晴らしい。センスですね。 ダコタ・ファニングは生意気です。が、日本の子役と比べると空しくなるぐらい上手い演技です。 テーマはとても重いものです。親権をめぐる裁判での描写は心苦しくなる程に人が人を痛めつけます。こういう作品はどうしても陰鬱な形で話が進んでいくのですが、一方で、サムやその友人達の無垢(純粋)なやり取りを面白おかしい場面として上手く挟んでいるので滅入ることなく観賞できる。このようにバランスの良い演出が嬉しい。 ビートルズの曲やその逸話の必要性には「?」なところも有るけど、それはそれで良いでしょう。 ただ、ラストシーンは凄く嫌いです。裁判に勝利するシーンをあえて省いて、その代わりに親子でサッカーを楽しむ場面を見せています。それにより自ずとサムに親権が与えられたことが分かるようになっているのですが、チョット盛り上がりに欠けますね。個人的には裁判で親権を勝ち取るシーンが必要だったと思います。その場でなにかサムに気の利いた台詞が欲しかった。少し拍子抜けです。
5点(2005-03-07 18:49:27)
63.  ターミネーター3
これ映画館で見てたらショックだよ。コアなファンに対してあまりにも酷い仕打ちですね。とにかく酷かった。まだ見ていない人には是非この“壮大なお金の無駄遣い”のお手本を見て欲しい。続編映画としては史上最低。前作と切り離して見ても大愚作である。前2作が傑作とも思わないが、それでも作品としての形(意図の有る脚本)がきちんと出来ていた。せっかくの人気シリーズを最低シリーズへと突き落としてしまったのが残念。 最大の痛手はキャスティングである。エドワード・ファーロングの降板は痛いね~! 相当痛いよコレは。前作と比べて面影が全然違う。 リンダ・ハミルトンの出演拒否も痛すぎる(作品を見て彼女が断る理由が分かった)。それにしてもサラ・コナー、簡単に片付けられましたね~。死んだんだって!アハハハハ。当然の事ながら回想シーンでの登場も有りません(肖像権の問題)。 クリスタナ・ローケンにしても大作は初めての若い役者ですから少し堅いですね。初々しい演技です。 肝心の作品の中身ですが、シナリオは酷いです・・・。バイクでコケて偶然転がり込んだ所が幼なじみの勤める動物病院ですか・・・。しかもその父親がサイバーネットの重要人物なのです。ハァ・・・。世界は狭いんですね。  初っぱなでシュワが派手なサングラスをかけるシーン(寒すぎる!)を見た時に嫌な予感がしたけど、その予感は悲しくも的中しました。この後も変なギャグをチョコチョコと入れるのですが全てスベッている。 序盤のカーチェイスにしてもカット割りが異常に多いので見づらい。これなら80年代の刑事アクションの方が数段上である。 視覚効果にしても代わり映えしない。前回は液体金属に驚いたものだが・・・。ちょっとCGに頼りすぎてますね。前回のガトリングガンの乱射シーンやヘリコプターでの襲撃シーンのように実写とCGを合成したり、あるいはミニチュアやクリーチャーを駆使しないと迫力がでません。アクションシーンのリアルさは、前2作の方が上です。 ターミネーター同士のバトルシーンにしてもイマイチです。重量感の有るバトルシーン?、歳とって動きが遅くなっただけですよ。  ラストのオチにしてもベタすぎる。結局地球を廃墟に戻しましたね。SFは大好きなジャンルなので“矛盾”に関しては何も言いません。が、この内容はチョット・・・、あまりにも酷すぎる。
1点(2005-03-03 18:39:28)
64.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
特殊効果によるアクションシーンが満載である。「旅の仲間」「二つの塔」を遥かに凌ぐ合戦シーンの物量には、ただただ驚嘆させられる筈だ。ただ、残念ながら全二作よりもチョットCG臭さが漂っているのも事実。特にペレンノール野の戦闘シーンが気になる。レゴラスがオリファントに飛び乗るシーンなどは違和感バリバリです。アングルマールの大王が乗ってる獣もイマイチかな・・・。ただ、その2つは“贅沢を言うと”というレベルです。最大の問題は死者の軍です。引きで撮った画が緑のゼリーみたいでショボ過ぎる。これは酷いな(怖さが全く無い)。本当に勿体ないなと思いました。 とは言え、3年連続.特殊効果証受賞というのは十分に頷けるものであり、作品全体の技術面に関しては最高レベルです(音楽・音響・メイク・美術・衣装・歌曲など)。 あと、何と言っても追加シーンが気になるところですが、サルマンの最後は絶対に必要なシーンですよね!そもそも無いのがおかしい。よく劇場番で削ったな!こんな編集は考えられないことです(これで編集賞とってるのが凄い)。あと、ファラミア&エオウィンのシーンも当然必要だし、アングルマール対ガンダルフも必要(アングルマールが奇形のオークに「ガンダルフが私が殺す」と言っていたので)、サウロンの口も棄てがたいし、オークに扮装したフロド&サムも欲しい(潜入に対する理由付け)。 全体的に効果的にシーンが追加されていると感じました。
6点(2005-02-18 11:27:36)
65.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
オークにも種類の変化を付けているというのは好感が持てる(モリアのオーク・ウルクハイ・ゴンドールのオーク)。トロルにも有るみたい(山のトロル・オルクハイ)。そういった細かい所にも演出が配慮されていることは非常に好ましく、戦闘シーンを飽きさせない為に講じられた効果的な手段であると思います。 「二つの塔」では豪快なセットの素晴らしさも目に付いた。エドラスの壮大なセットやヘルム渓谷の重厚感溢れる巨大セットは、フルCGで作られがちな最近の作品には無い迫力が思う存分堪能できます。 音響も素晴らしい。特にヘルム渓谷のシーンの重々しい雰囲気は“音”の効果が絶大であり、合戦シーンの質を最大限にまで押し上げている。最近のハリウッド大作といわれている「アレキサンダー(制作費200億円)」やキングアーサー等とは比べられない迫力である(映像センスが違う)。 ただ、チョット主人公達(アラゴルン+レゴラス+ギムリ)強すぎない? 暴れん坊将軍や水戸黄門のように敵をバタバタ殺しまくるし、ほぼ無傷なんだもん・・・。生と死の狭間的な緊張感は皆無だね。この作品の最大の弱点だと思う。 あと、忘れていけないのが何と言っても追加シーンの存在価値なのですが、全体的に不必要なシーンが多かったように思える。崖を降りるフロドとサムのシーンはいらない(エルフのロープはゴラムのクビを括るシーンにより存在が発揮されている)。エオウィンの不味いスープのシーンもいらない(緊迫感が崩れる+アラゴルンの年齢などどうでも良い)。ゴラムがレンバスを食べるシーンもいらない(食の好みの違いに対する演出は後のウサギのシーンで語られている)。エントの水のシーンも不必要(当面意味が無い)。メリー&ピピンのアイゼンガルド食料庫のシーンもいらない(王の帰還の冒頭のシーンだけで十分)。逆に削れるシーンの方が目に付くぐらいです(メリー&ピピン&エントのシーンは大幅に削るべき!)。 極端に言えば、セオデルの殉職+葬儀のシーンと、ボロミア・ファラミア・デネソールの絡みシーン。ヘルムから逃げたウルクハイが森に捕まるシーン・・・以外はいらないのでは!?と思う。マニアには堪らないのだろうが、客観的に見て帰って無駄が多くなったような気がする。
6点(2005-02-18 11:01:59)
66.  ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション -
ファンタジー的な世界観を違和感無くリアルに表現できた理由は、実写・ミニチュア・CGを上手く合成した結果によるものだろう。CG全盛の時代、「CASSHERN」のように馬鹿みたいにフルCGで作った作品には現実感など皆無なのである(CASSHERNを例に出したのは私が見た映画の中で一番特殊効果がダサイから)。 音楽をとって見ても最高だと思います。完全に映像と一体化しているし、歌曲(エンヤ)も最高レベルです。音響、撮影、メイク、美術に及ぶ技術面はダントツで史上最高といっても過言でないだろう。 ストーリーは単純極まりないものなのですが、古典・神話として見るのがルールだと思う。その割には世界観が非常に狭いのが気がかり。一部地域での揉め事的な感じがする(旅が徒歩であり、何ヶ月も旅をしているという表現が完全に不足している)。例えば、序盤にガンダルフがホビット村~ミナステリアに向かって更に引き返して来るのですが、遠い筈なのに全くそんな気がしない。これは明らかに演出の問題であり、これはその部分だけでなく全体的に一貫している。この作品の最大の弱点の一つだと思います。ただ、流石に原作が言語学者だけあって、エルフ語やドワーフ語などを駆使した表現は、作品に対して大きく広がりをもたらしている。 肝心の追加映像ですが、基本的に全て効果的に抜擢されていると感じた。冒頭のビルボの執筆シーンはその人物を掘り下げているし、ホビット村の紹介シーンも興味深く追加されている。ブヨの沼地のシーンも旅のボリュームをアップさせることに成功している。これは、雪山の追加シーンやロスロリアンのシーンにもにも言えることです。ガラドリエルの贈り物のシーンは絶対に必要ですね。 ただ、ボロミアの追加シーンはいらないかな・・・。彼は指輪に魅了されるが、本来は勇敢な紳士であるということはメリー&ピピンを命がけで守ったことから、追加シーンがなくても十分によく分かる。
6点(2005-02-18 11:01:31)
67.  チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
この3馬鹿トリオをどうにかして欲しい。
1点(2005-02-16 09:28:06)
68.  スパイダーマン2
CGキャラというのがバレバレなスパイダーマンが残念である。多額の制作費をかけているのだからもう少し違和感の無い完成度を期待したのですが、前作よりも“CG丸出し感”が目に付いた。特に電車のシーンがね・・・。 ただ、この作品の最も良い部分である“キャラの楽しさ”は相変わらず良い感じ。前回のグリーンゴブリンも良かったけど、今回のドック・オクはもっと面白いキャラである。ランニングシャツの小太りなオッサンにハイテクなアームが付いているというミスマッチがたまりません! 対スパイダーマンとのアクションシーンも構図的に面白い。 あと、細かい所でもチョットした笑いを入れているのが心憎い。特にピーターのパートにはコミカルなシーンが多々施されているので、アクションやドラマ(結構重い内容でもある)の合間のエンターテイメントとして気持ちよく見れる所は流石である。 既にこの作品は続編の制作が決定しているので、どのようにラストに持っていくのか楽しみである。当然、続編にかかる期待は大きくなると思うのですが、ニューヨークのビルを飛び回るシーン等には、少し“飽き”が来る頃です。そのあたりを続編でどういう風に工夫するのかが勝負だろう。
6点(2005-02-16 09:26:08)
69.  アンダーワールド(2003)
明らかにアノ作品を意識して作られているのが分かっちゃいます。黒を基調としたクールな衣装、銃撃戦時のカメラワーク、暗めの照明でまとめられた映像・・・。ダークで重々しい雰囲気は出せているのですが、ここまで演出が似通っていると、先に「マトリックス」(あ!言っちゃった)を見ている人にとっては楽しみも半減といった感じである(マトリックスの方がアクション&特撮のレベルが断然上なので・・・)。 そうなると、ストーリーやクリーチャー(メイク)などに変化(斬新感)を求めたくなるのですが、残念ながらあまり評価できるものでは無かった。 長々と書きましたが、端的に言えば“凡作”ということである。
4点(2005-02-16 08:50:24)
70.  ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
完結に至り、この作品の世界観の狭さを感じずにはいられなかった。確かに古代ヨーロッパが舞台なのは分かるけど、ミドルアース以外の国はどうなのだろう?アメリカや中国、ロシアにあたる国はないのだろうか?それとも彼らはメチャ原始的な生活をしているの?(サウロンの眼中に無い?)。西洋の内輪もめ程度の出来事なのだろうか!? 「英国(西欧)の文化のみ意識した物語だから良いんだ」という意見も有るようですが、その割には「全世界の危機」というような大袈裟な表現が成されている。その割には西洋のみの問題ですか? 言語学や伝統伝説を用いてリアルな物語を作ったという割には、ちょっと視野が狭いかなと思いました。 しかも旅が徒歩ですからね。原作では地域(ミドルアース)が広大である表現が成されているようだが、映画では本当に世界が狭く感じる。この“距離感”は大いに問題有りですね。 ストーリーにしても単純そのものなのですが、唯一興味を引いたのはフロドとサムの関係です。一見フロドはサムに比べて格上の印象を受けると思うが、中身はサムの方が屈強で精神的にも強い人物だということが、物語が進むにつれて浮き彫りになってくる。この人生の『皮肉』ともいうべき現実は実際の社会生活にもよく起こりうることである。生々しく正直に表現されている点には好感が持てる。 ただ、脚本に関しては何の妙味も無い。原作をダラダラと語っているにすぎない。 キャスティングもイマイチで、同じような顔した俳優ばかり選んで頂いたお陰でキャラクターが立っていない(アラゴルン・ファラミア・ボロミア? メリー・ピピン?)。 アカデミー作品賞ですか・・・。作品賞以外の部門はハイレベルな仕上がりなのでオスカーの獲得には納得が出来るのですが(撮影・特殊効果・音楽・音響・主題歌・などの技術面)、チョットこのストーリーではね・・・。そう言えばこの前、日本人のアカデミー会員の頭の悪そうなオバハンが「日本人として絶対に渡辺謙に投票して貢献する」と言っているのを見た。今回この作品が、作品賞獲っやうことも分かるような気がした。
5点(2005-01-31 18:56:00)
71.  ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 《ネタバレ》 
古代ヨーロッパの戦闘を意識した大群同士の激突、壮絶なバトルは息を呑む迫力。壮大な世界観を醸し出した映像も美しい。 服飾、装飾も細部に心配りが行き届いている。 音響・音楽ともに文句なしの素晴らしさ! CGを駆使したデジタル技術も丁寧に作られていて違和感無く物語に溶け込んでいる(特にゴラムは凄い!)。作品に対する監督の思い入れ(愛情)が非常によく伝わってくる。 何と言っても3部作を一気に(1年半)で撮影したのは超大正解ですね。大幅な制作費の節約になったと思うし(3億円チョイのようだが、バラ撮りだと軽く5億はいってるね。)、作品全体のトーンが一つのシリーズとして一定なのが良い。他のハリウッド作品(ハリーポッター・マトリックス・ターミネーターなど)のように撮っては1年空け、撮っては1年空け・・・では作品の統一感以前に役者が変わる可能性が出てくる。そうなったら最悪である。監督が代わるなんてことになったら終わりである。そういう意味でこのシリーズ作品は非常にハイレベルなものだと感じます。 ただ、肝心の物語は演出に深みが無くて幼稚くさい。例1)キン肉マンのように簡単に復活するガンダルフ。例2)大勢の敵をバッタバッタと切り捨てる暴れん坊将軍のようなアラゴルン達。例3)ピンチになって土壇場で援軍が駆け付けるという単純極まりない脚本。あまりにも型にはまり過ぎたストーリーの出来が残念で仕方ない。 
5点(2005-01-31 18:18:17)
72.  ロード・オブ・ザ・リング 《ネタバレ》 
この作品は世界的に超有名な作品ですが、今回の映画化により日本でも十分に浸透しました。この物語は言語学者であるトールキン渾身の歴史大作です。言語学から見た見解やヨーロッパ各地に残る神話を元にすることにより、人が記憶している時代(ローマ時代?)よりも前の太古の時代の物語を独自に解釈し、リアルに再現しようとしたものである。本人はファンタジーとしての位置づけで作ったつもりは毛頭無いようだ。 ただ、本人はそういう意気込みであったようだが、客観的に見てみればコレは明らかにファンタジーである。子供向けとまでは言わないが。ザックリ見るととても単純なストーリーなのである。仲間を集めて旅に出る→敵キャラを倒して先に進む→途中のエルフの町で情報・アイテムを入手→洞窟での死闘→新たな町で武器をゲット→炎に包まれた大ボス登場→3つに分かれてのパーティープレイ→つづく・・・。物語が作られた経緯を知らない人にドラクエと言われても仕方ないような気がします。 何故これで子供向けでは無いかと言うと、中世のヨーロッパの戦国の様相や王族のしがらみなどが物語られているところ&結構バシバシ殺しまくるところ&CG技術や音楽を駆使することにより、ミドルアースの世界観がが現実味たっぷりに描かれているからではないだろうか。特に音響効果は素晴らしい出来栄えで、リアルに物語を堪能できます。監督&スタッフの作品に対する作り込みの細かさが非常に凝っているのがこの映画の強みであると思います。 原作の全てを語って欲しいと望んでいる貪欲な人が多々いるようだが、それやっちゃうと4時間かるく越えちゃうよ。劇場版はこれでも長いぐらいだ。マニアばかりが映画館に通う訳ではないということが分からないのだろうか・・・。昔の映画のように休憩を入れて4時間なんてことにならなくて本当に良かった。マニアはSEE版を見れば良いんだからね。 あと、更にマニアは翻訳(戸田)にもオカンムリのようだが、大きく意味が違わない限りは気にすることは毛頭ないのである。
5点(2005-01-31 17:56:04)
73.  ヴァン・ヘルシング
前作はミイラ男で(ハムナプトラ「THE MUMMY」)、今回はドラキュラ&オオカミ男&フランケンの怪物ですか・・・、ホントにソマーズ監督はモンスターが好きなんですね。でも、ここまで来れば次回作では半漁人やオペラ座の怪人などのユニバーサルモンスターを総出演させて欲しいものです。 相変わらずの子供っぽい脚本なのですが、「ハムナプトラ」同様に万人に楽しめる作りになっているので(ホラーだが、グロテスクな部分はあえて避けている)エンターテイメントとしては優秀なのではないか。 特殊効果にしても非常に力が入った作りになっていて、工夫と時間をかけて作っているのがよく分かる。ただ、ひとつ不満なのは、ドラキュラの子供達にリアリティーを感じない所です。数も多すぎて鬱陶しいです。せっかくモーションキャプチャーを駆使してドラキュラの花嫁などをリアルに創っているのに(顔の部分〈実写〉と体の部分〈CG〉を合成する技術)、子供達は妙にオモチャっぽくて残念である。 ストーリーやキャラクターの設定に関しては細かいことを言うべき作品でないようです。
4点(2005-01-21 13:34:43)
74.  オクトパス
これは勘弁してくださいよ! ワザとB級に作って、見る側を馬鹿にしようとしているとしか思えません。 まず、キャストが“有名ハリウッド俳優にソックリなだけ”の大根役者ばかりじゃないか!(笑わそうとしても笑わんぞ!)。 更にあの潜水艦の模型には笑った。タミヤのプラモデルか! 過去の大作(タイタニックやポセイドン等)をマネしたシーンが連発するが、これは決してオマージュなどという上品なものではなく、ただのパクリである。 生け捕りにしてくれれば、高値で大阪に輸出できたのにね。
1点(2004-11-07 16:09:12)
75.  イノセンス
シナリオ、ビジュアル表現の両方で前作を大きく下回っていると思います。シナリオに関しては、前作の世界観と同じものをもう一度謳う必要が無いし、悪の元締めを追いつめるという設定がとても単純なのである。ラストの船上での闘いなどは世界観の狭さを感じずにはいられなかった。ただ、電脳により個人の精神を操られるという恐怖感は前作よりも明確に示されていた。逆に前作の「甲殻機動隊」にはソレが足りなかったのかも知れません(原作には福祉施設襲撃などのいくつかの事例(エピソード)が上げられていました)。それが加味されていればもっと良かったかも。 あと、CGによるビジュアル表現ですが、ハッキリ言って“やり過ぎ”。従来のアニメーションの部分と比べて全く調和がとれていない。皆さんのレビューにも書かれている通り、これは明らかに自分の力量を見せびらかしているとしか思えません。  ちなみにこの作品って、原作の一部のエピソード(草薙素子があまり出てこないエピソードが有る)から引用してますね。
5点(2004-11-05 09:10:34)
76.  DENGEKI/電撃
普通にしているのに笑いがとれるセガールは素晴らしいエンターティナーだ。 日本ではガッツ石松が第一人者である。
2点(2004-11-05 09:02:29)
77.  クローン 《ネタバレ》 
ひたすら主人公が追われるという「逃亡者」的な単純な展開。物語も複雑に絡んでこないので何も考えずに見れますが、逆に工夫無く淡々と進んでいく脚本には何の妙味も感じなかった。この手のサスペンス風味の有る原作なのだから、もう少しシュールでミステリアスな構成はできなかったのだろうか? この作品は最後のオチ(妻→自分のダブルどんでん返し)で勝負しています。ラストで実は“妻がクローン”というのには確かに驚いたのですが、その後の“実は自分が!”は正直不必要だったかも(妻でドッカーンの方が衝撃的だったのでは?)。 あと、これ“クローン”というより“人造人間”では? さらに、序盤での処刑シーンですが、処刑前に心臓のレントゲンぐらい撮ってやれよ~。特殊な爆弾でレントゲンには映らないのでしょうか?
4点(2004-11-05 08:36:32)
78.  奇跡のランナー ロレッタ・クレイボーン
これは、なかなか素晴らしい作品です。 人間の本質をまざまざと見せつけられます。ロレッタは知的障害の黒人少女なのですが、そんな彼女に人間の偏見が襲いかかる。小学校での不当なイジメ・他人の冷たい視線・低脳と見込んで利用する悪人・妬みを持った姉・障害者の気持ちを全く分かっていない役人・・・と、様々な人間の嫌な部分をロレッタは我が身に浴びます。「小さいときから臆病で、雷が怖かった。でも一番怖かったのは人の心」とロレッタは語ります。本当に人の偏見というのは恐ろしいものである。 しかし、彼女は母親や理解のある善良な人々により逆境に耐え忍び、自分の好きなモノ“走ること”を見つけだします。努力と精神力で一心不乱に頑張って、いつも他人から希望を貰っていた彼女は、いつしか逆に他人に希望を与える存在になっていきます。 人間には打ち込める物が必要なのですね。それが目標となり、強さとなり、生きる糧となります。“優しさ”“強さ”“希望”という、人として生きていく為の大切な要素が、ストレートなメッセージとして伝わってきます。学ぶべき事の多き作品である。
7点(2004-10-12 07:20:34)
79.  メラニーは行く!
とっても嫌な女(顔もネ)。身勝手で自己中心的。ラストなんて、クチでなじられたのに腹を立ててパンチお見舞い。それを見てる人達が「南部の勝利だ!」だって。確かに彼女なら奴隷を喜んでこき使うだろうね。
2点(2004-10-11 18:26:50)
80.  HERO(2002)
ほとんどのシーンが回想録という設定。たまに有るタイプの映画です。ワイヤー吊りまくりの人間離れしたアクションは、回想(想像)ということで今回は許しましょう(グリーン・ディステニーでは完全に呆れたモノでしたが)。この“空飛ぶ表現”は中国人からして見れば、最上のファンタジーなのでしょう。これはDNAの問題なので私(日本人)には到底理解できない。 ただ、単調なアクションながらも、赤・青・黄・白という色味をそれぞれのエピソードで区分けしているので飽きずに見れる。映像に美しさも加味されるので、効果的な手法と言えるのではないでしょうか。 徐々に真相が明かされていく展開は興味をそそられるし、役者にしても締まった演技をする人が多く出ているので最後まで気持ちよく楽しめます。が、その役者陣のなかではジェット・リーが唯一薄っぺらかった(顔にも締まりがない)。あと、この作品に限らず、チャン・ツィイーに対して相当過大なものを望んでいる人が多いようだが(「初恋のきた道」の印象が強烈過ぎたのかな?)、今回の作品でもかなり頑張っていると思います。映りも十分良かったと思いますよ。 それと、矢が大量に飛んでくる演出(CGかな?)はとても胡散臭い。台無しにしている。
5点(2004-10-11 18:10:21)
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