61. ドラえもん アニバーサリー25
《ネタバレ》 確かにおっしゃる通りYouTubeで見ることができた。 今までのドラえもん映画総集編的な内容で、一時代の終わりを感じる内容。 小さい頃親に連れられて、今は亡き新宿歌舞伎町コマ劇広場の一角にある映画館で、『のび太の恐竜』とか『のび太の海底鬼岩城』とか見たなあ。 あの頃の記憶がよみがえる。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-10-14 09:01:41) |
62. 雨粒の小さな歴史
《ネタバレ》 主演の女性、目元が開き過ぎていて気持ちが悪く、よく分からないストーリーも手伝って、あまりのめり込むことは出来なかった。 この方、目元が気持ち悪いだけでなく、とにかく爽やかさがない、若さも足りない気がした。 かたや、ラストの盛り上げ方はなかなかに良い。 自己紹介の文言を主演の女性が繰り返ししゃべり、音楽がそれを盛り上げる。 このラストシーン、主演の女性の熱演が印象深い。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-10-13 21:03:48) |
63. かたつむり
《ネタバレ》 次々と巻き起こる騒動の発想がぶっ飛んでいる。 どうやっても元気にならない野菜に、涙をかけたら元気になったので、たまねぎや謎のドクロを使って涙を誘発し、野菜を育てまくる。 この時点でアングリと口が開いてもうた! まさに驚愕の展開の数々。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-13 09:11:50) |
64. ペン偽らず 暴力の街
《ネタバレ》 地方議員が警察や暴力団と手を組み私腹を肥やす。 こんな時代があったのか。 いや、このような市民運動があり、このような映画があったからこそ、それらは昔に比べて少なくとも目には見えなくなったんだろう。 その意味でこの作品は社会的意義がある。 一方で三島雅夫の熟練された悪役の演技、これも特筆すべきだろう。 権力と金にまみれた汚い男を実に痛快に演じている。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-10-12 20:30:48) |
65. 忘れられた人々
《ネタバレ》 ハイボよりも共犯のペドロの方がよっぽど酷い目に遭っている。 ハイボは最後撃たれて終わりで済んだが、ペドロは散々ハイボに苦しまされた上に殺された。 なんだかバランスが悪い。 最初は被害者だと思われた盲目の大道芸人が実はかなりイヤらしい人間だったりとか、最初は子どもが悪いように描いておいて実はその子どもたちに愛情を与えなかった親も悪いとか、そもそも貧困が元凶だとか、何かを一方的に悪とはせず物事を多面的に描き出しているのが興味深い。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-10-11 20:53:34) |
66. 内回りの二人
《ネタバレ》 東京都心の夜を散歩する話で、題材的には超好みなんだけど、男女二人の出会いに全くリアリティがないのが残念。 映像は凡庸だが、音楽はなかなかに良い。 それと、変わりゆく渋谷の街風景をおさめたのは価値がある。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-10-09 20:13:12) |
67. Bico
《ネタバレ》 こんな村には行きたくないなと感じてしまった。 出てきた婆ちゃんたちが、素朴すぎて人間味の薄そうな、中身の無さそうな人物に見えてしまった。 寒そうだし、なんか嫌なんだよな… [インターネット(字幕)] 3点(2024-10-08 21:57:25) |
68. メランコリア
《ネタバレ》 とても楽しめた。 この世の終わりに際し、日頃のリア充は大パニック、逆に世を憂うキルスティン・ダンストは至極冷静。 この対比と皮肉が面白い。 日頃は不調でも、いざという時は強いんだ。 そう、人生は何事もトレードオフの関係にある。 今ある自分を何ら嘆くことはない。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-10-08 20:04:40) |
69. 女優ナナ(1926)
《ネタバレ》 3時間近いサイレント映画とあって、見るのにえらい気合いと体力を使った。 少しずつ見進めて、見終えるのに3日を要した。 話はかなり分かりやすくて、演出に対しての抵抗感はなかった。 抵抗を感じたのはナナの外見に対してだった。 目の色が薄くてそれがモノクロ映像で浮き上がり、まるで白目を剥いているように見える。 つまり気持ちが悪い。 サイレント映画の演出とはいえ、立ち振る舞いも大げさで、こちらのテンションは落ちる。 時代とはいえ、脇毛ボーボーも見ていて気持ちの良いものではない。 ナナに人生を狂わされた男たちの話だけに、このナナの外見の気持ち悪さは重大な問題だ。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-10-06 14:07:20) |
70. イメージの本
《ネタバレ》 この作品に限らず、ゴダールの作品を沢山見てきて感じることは、ゴダールは戦争が大好きだということ。 戦争や革命や暴力や拷問、そういったことが大好きなんだろう、本作に限らずしつこく描き出してくる。 理解しにくい言葉の洪水で、何度巻き戻してゴダールの言葉に耳を傾けても、その言葉の数々は理解に至らない。 そもそもゴダールは、見ている人が理解できるように作っていないのではないか。 ゴダールは映画に対する常識を覆すことに力を注いできた。 映画とはこうあるべきという常識に囚われることなく、独自の映画表現を貫いてきた。 理解することは難しくても、それを見て感じることに意義と価値がある。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-10-04 09:46:06) |
71. 火の接吻
《ネタバレ》 優れた脚本、完璧なまでの悲劇。 アヌーク・エーメも完璧なまでの美しさ。 嫉妬に狂う中年男を熱演したピエール・ブラッスールにも拍手を送りたい。 没落貴族の個性際立つ面々とその薄気味悪さ、これもまた凄い。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-10-02 22:46:18) |
72. 暁闇
《ネタバレ》 行き場のない若者の孤独と苦悩を描いている。 女2人と男1人の話だが、この中で男は大して苦悩しているように思えない。 リスカをしている女が一番深刻だ。 3人集まってはいれど、3人それぞれの深刻度に差がありすぎて運命共同体的な一体感を感じない。 そこの辺りの作り込みが甘いし、だからこそ深みを感じない。 作りの甘さを、アートな廃ビルと音楽でごまかしている。 [インターネット(邦画)] 3点(2024-09-30 21:28:19) |
73. 縞の背広の親分衆
《ネタバレ》 無茶苦茶な内容で頻繁に興醒めするも、単なる駄作とは言いたくない魅力が間違いなくある。 つまらないかも…と思った矢先に、小技の効いたギャグでクスりと笑わせてくれるから評価が難しい。 はちゃめちゃぶりで疲れつつも、魅力を感じるギャグなシーンもあったりで、終始微妙な感じで見てたら、ついには幕を閉じたって感じで何だが振り回されっぱなしの一時間半だった。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-29 22:46:50) |
74. レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
《ネタバレ》 いかにもアメリカって趣きの廃れた地方都市を巡る内容で、ロードムービーとして純粋に面白い。 最高なのはストーリーを変にひねったりこねくりまわしたりせず、ストレートに表現しているので、疲れている時でもリラックスして楽しめるところ。 音楽も自然と耳に入ってくる。 肩の凝らない身軽な演出こそ、アキ・カウリスマキの魅力。 それをふんだんに味わえる。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-09-29 11:53:08) |
75. ふまじめ通信
《ネタバレ》 とても優しい話で頭を使わずに脱力して楽しめるのが魅力。 ふまじめとか題名に付いてるけど、内容はいたって真面目。 どこか荻上直子監督の作品に似てる風がある。 女性中心に話が広がるところとか、根底が真面目というか。 結構な数の登場人物だけど、どれもこれも魅力を感じない。 なんだか個性が無いし、定型的な人物ばかりでまるで面白くないんだよな。 根が真面目な人向きの作品だろね。 [インターネット(邦画)] 5点(2024-09-27 22:12:12) |
76. メリー
《ネタバレ》 『 殺人!』のセルフリメイクらしい。 謎解きモノが苦手なので楽しめなかった。 (途中で他のサイトであらすじを確認しつつ鑑賞するハメに) 『殺人!』を見た時には、もう少し筋を理解できてたはず。 歳をとって謎解きモノを理解できなくなったのかもしれない。 今後、わたしにとってミステリー作品は鬼門になりそうだ。 それはそうと、ラストシーンはなかなかの緊迫感。 ショッキングなラストシーンは、リアルタイムで見た人にとっては、それなりの衝撃だったのではないだろうか。 [インターネット(字幕)] 2点(2024-09-26 19:49:20) |
77. カラオケ行こ!
《ネタバレ》 途中までは凡作かも、、 山下敦弘監督もさすがに今回はダメか、、 とか思って見てたけど、ラスト20分で強烈に引き込まれた。 紅を聴いてこんなに感動したことはない。 ヤクザと中学生の人情物語。 歌を通しての心温まる交流。 さすがは大好きな山下敦弘監督だった。 [インターネット(邦画)] 8点(2024-09-25 09:27:55) |
78. 暴力についての瞑想
《ネタバレ》 前半はこれ何だろう、太極拳なのかな?それにしては動作が速すぎる。わたしが知っている太極拳はもっと動きが遅いが、太極拳にも種類があるかもしれないし、不明。 中盤は少林寺拳法のシャドーみたいヤツ。言ってみればシャドー少林寺拳法? 後半は再び太極拳っぽいヤツ。 ん? おかしいな、何も感想が出てこない。 むしろ出なくて当然というか。 [インターネット(字幕)] 1点(2024-09-24 19:40:59) |
79. 待って居た男
《ネタバレ》 高峰秀子の父親が事件にどう絡んでいたのかがよく分からなかった。 画像が悪いせいなのか、私の頭がエノケン金太並みに悪いせいなのか分からないが、他にも理解できない事が多く、モヤモヤしたまま終わった。 ストーリーとは関係ないが、沢村貞子がおばちゃんっぽくなく、まだ若くて可愛らしいのが新鮮だった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-09-23 20:50:15) |
80. 迫り来る嵐
《ネタバレ》 正直、誰が犯人だったのかも理解できず、その他にも理解できないシーンがあった為、見終えた後スッキリしない気分だった。 とあるサイトで分かりやすいあらすじを読み、ようやく理解した。 他のレビューサイトでも、理解できないというレビューが散見され、わたし以外にもスッキリと理解できない人は居た模様で、少し安堵した。 理解のしずらい映画は好みでないのでこの点数だが、この作品の持つダークな雰囲気は魅力的ではある。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-22 20:39:53) |