61. さくらん
《ネタバレ》 期待してなかっただけに面白かった。 まず色彩がとても綺麗で、吉原の風景・雰囲気が見事。 ちょっとスプラッターなシーンがあったので-0.5点。 アンナは話さなければ凄く綺麗な花魁ですね。 [DVD(邦画)] 7点(2008-04-09 20:51:39) |
62. スターダスト(2007)
《ネタバレ》 極上の映画と言って良いでしょう。 ネバーエンディングストーリー、ハリーポッター、ロードオブザリングなど色んなSFファンタジーがあるけれどこの映画はナンバー1! ストーリーは全て予想外の展開に進み、だからといって破綻せず、各キャラクターが素晴らしい個性を出している。 奇想天外でもあるから先読めないし、もちろん先を考えながら見るけど全部良い意味で裏切られ、きちんと説明もしてくれる。 どんでん返しもあり夢もある。 子供も大人も全員が楽しめる映画です。 細かい演出や細かい笑いもあって凄くまとまっていて最高のハッピーエンドといえる。 セットやライティングも特筆で、クレアが星ということで気分によってキラキラ輝いたり消えたりする演出には分かりやすいしそこにセリフでも説明も入れて先の展開のキーポイントになったり、たくさんいる王子兄弟が殺しあうっていう下手すると無駄なスプラッターシーンになる酷なシーンを逆手にとって、死んだら幽霊になり外野でワイワイ騒いだり突っ込みいれたりする演出なんて最高。 メンバーは超豪華で、クレア・デインズ、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、イアン・マッケラン(ナレーション)はあくまでも脇役に徹しながら存在感を出していて主人公が無名俳優(といっても調べれば色んな映画に出ている)なのを見事に引き出してて完全に計算勝ち。 クレアは超美人で金髪ロングのサラサラヘアっていう憧れる存在、デニーロは説明要らずの存在感と演技力かつ楽しみながら演技をしていて硬派なイメージを逆手に取った笑いを取る演出、ミシェルは彼女の美貌に沿った役で適役。 この豪華メンバー以外にも魅力的な脇役がたくさん出てきて、その扱い方も見事。 外見・キャラクターストーリーの流れ・CGなどなど全て完璧で惚れ惚れしました。 この内容で128分は贅沢の極み! 編集でなんやかんや100分くらいにまとめて失敗する作品が多い中、これは贅沢すぎる時間でした。 間延びしないし世界に引き込まれるしどうなるかわかんないし・・本当に楽しい時間だった。 言葉よりもこの面白さは見なきゃ分からない! やられた! [DVD(字幕)] 10点(2008-04-06 01:03:13)(良:2票) |
63. アビス/完全版
《ネタバレ》 約400m海底の採掘基地が舞台、ドライスーツで潜ったり時には何も着ないで「凍えるくらい寒い」と震えながら泳ぐのですが、まず圧死するし寒いだけでは済みません。 これは内容以前の問題なので0点。 肝心の中身もSF密室劇に見せかけた反戦映画、人間が狂って騒動を巻き起こしたりワガママな女が居たりと終始グダグダでした。 [DVD(字幕)] 0点(2008-04-05 18:39:05)(笑:2票) |
64. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 奥が非常に深く現実的で、ファンタジーの真髄・本質と言っても過言ではない。 ラストは見る人によってグッドエンディングなのかバッドエンディングに分かれると思う。 個人的には、現実から逃げるために空想の中で生きた少女が射殺されるも、自由と幸せを手に入れ解き放たれたというグッドエンディングだと思った。 グロいシーンが多かったけど、あくまでもリアルさの追求の為で無意味で入れる必要の無い無駄なスプラッターではなかったので許せた。 [DVD(字幕)] 9点(2008-04-02 18:49:28)(良:2票) |
65. ガタカ
《ネタバレ》 傑作というわけではないけどよく出来た作品だと思う。 設定も面白いし、ずば抜けて良いのはジュード・ロウでしょう。 彼がいなかったら凡作で終わっているとだと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2008-04-01 14:14:18) |
66. フリーダム・ライターズ
《ネタバレ》 非常に単純で、金八先生のような熱血先生の話。 ヒラリースワンクの熱血先生役にちょっと違和感があった。 実話だし、脚本もしっかりしているのではずれではなかったけど特筆すべきものはないかな。 [DVD(字幕)] 8点(2008-04-01 14:13:19) |
67. ドリームガールズ(2006)
《ネタバレ》 出てくる人出てくる人全員が性格悪い。 ビヨンセとエディー・マーフィーが救いでした。 ジェニファー・ハドソンは太っていることもあり歌唱力はあるけどビヨンセのようなカリスマ性が無いので長時間聞いていて不快。 アメリカンアイドルに落ちたのも納得。 演技が上手いわけでもなくなぜにアカデミー賞受賞なのか・・・。 ミュージカルということで肝心の音楽に期待したが特筆すべき曲もなく、序盤は勢いで楽しめたが後半はグダグダでした。 [DVD(字幕)] 2点(2008-03-24 15:20:21) |
68. THE 有頂天ホテル
豪華出演陣だけどとても面白くない。 [DVD(邦画)] 3点(2008-03-24 15:12:56) |
69. バイオハザードIII
《ネタバレ》 2>1>3の順で面白いと思った。 1、2で大事にしてきたゲームの雰囲気を一掃したアクションホラー映画になっている。 ゲームの出演陣は出てくるが名前だけで性格は正反対、オリジナルの敵も出てきたりと、もはや2の最後からゲームを題材にしたオリジナル作品になっています。 ジルとアンジェラが出てこなかったこと自体はマイナス要素ではないが(シエンナはエラゴンの撮影があったので無理だったよう)、2の後どうなったかというのが無視されているので興奮した2でのラストシーン(アリスを助けるシーン)が水の泡になっている。 アリスがなぜ孤独に耐えながら過ごしているのか、カルロスがなぜ新しい仲間と居るのか、ジルとアンジェラはどうなったのかという部分が映画では全く描かれていないので補足します。 ノベライズに書かれている2の続きなのだが、これを知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。 <ジル> 2の後で捕まりそうになったアリス達をかばってFBIに捕まる→真実を話す→信じてもらう→T-ウィルスの感染が拡大して助けを要請される→手伝う→世界が砂漠化した後一旦カルロス達と合流後また離脱→一人で生存者を助け生存者のリーダーになる。 <アリス&アンジェラ> 2の後ジルの助けでカルロス達と逃げ切る→チームを作って感染を止めようとするが失敗に終わる→アンブレラの衛星に見つかってしまい、操られて仲間を倒してタイラントの所へアンジェラと一緒に向かう→操られたアリスはアンジェラを撃ち殺す→映画。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-18 20:33:20)(良:1票) |
70. キサラギ
《ネタバレ》 話をかき回すのは素晴らしいが展開になるキッカケであったり内容が弱い。 死因が、家元のファンレター200通が入ったダンボールを押入れから持ち出そうとした為に逃げられず焼死という事故、如月ミキは人格的に永遠のアイドルだったということ自体は良しとしてもそれに向かう展開が非常に無理矢理感ある。 どうせなら上手くまとめずにグチャグチャにしてほしかった。 いちご娘が父親、オダ・ユージがマネージャー、スネークが友達、安男が幼なじみという展開は良かった。 [DVD(邦画)] 7点(2008-03-13 21:36:57) |
71. 予言
「意外と面白くない」この言葉がピッタリ [DVD(邦画)] 4点(2008-03-09 12:27:59) |
72. 感染
《ネタバレ》 豪華出演陣もさることながら、病院内という密室劇というのが面白い。 ホラーではあるがサスペンス要素が強く怖いシーンはないに等しい。 [DVD(邦画)] 8点(2008-03-09 12:26:57) |
73. 海辺の家
《ネタバレ》 亡くなったことを伝えるのに母親が息子を無言で抱きしめるシーンに涙。 隣人の奥さんの不倫・同じく隣人の奥さんの娘と息子の恋は物語に関係ないのでどうかと思った。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-13 02:26:00) |
74. 火山高
《ネタバレ》 韓国版と日本版は大きく違います。 日本版はDAITAが音楽を担当していますが韓国版はSIAM SHADEのインストが入る程度で格好良くありません。音楽が物凄く格好良いのは日本版です。 編集が荒く醜い作品と評価が低いのは日本版が韓国版に比べ約20分もカットしているからなので内容重視の方は是非韓国版を鑑賞していただきたい。 これを踏まえた上でレビューに移ります。 コメディ要素と専門用語が多いので字幕ではなく日本語吹き替えで見ることをオススメ。 声優が林原めぐみ、宮村優子、山口勝平、大塚芳忠、子安武人と超豪華メンバーなのも薦める理由の一つ。 肝心のストーリーも確実に先が読める単純なものですが独特の世界観とCGの見せ方も上手くて面白かったです。 [DVD(吹替)] 9点(2008-02-12 05:11:40)(良:1票) |
75. ポストマン(1997)
《ネタバレ》 中盤の小屋で怪我を治すシーンが主人公のグダグダもあって思い切り中だるみした。 中身の有無が非常に紙一重だと思うが、良いテーマで斬新さもあるので面白かった。 手紙を通じて希望を取り戻すという流れに感動。 [DVD(字幕)] 8点(2008-02-11 20:28:36) |
76. ラッシュアワー3
《ネタバレ》 まず、ジャッキーアクションは無いに近いです。 ラストシーンは剣の殺陣とCGで、唯一生身でしていることとすれば犯人を追う時の見慣れた光景のみ。年齢のせいなのか、ジャッキーアクションに期待していた私にとっては非常にガッカリしました。 良かった点といえば真田広之のみで、ストーリー・妹・敵など全体的に弱くB級レベルといっていいでしょう。 [DVD(字幕)] 3点(2008-02-07 14:51:11) |
77. 約三十の嘘
《ネタバレ》 盗んだ現金7000万円を喜び合う仲間達。 しかし密室の列車で現金が入ったカバンが突然消えてしまう。 途中に止まる駅で降りれば追う術なし。 その瞬間から緊迫した駆け引きが始まる・・・。 という映画ではありません。 過去の裏切り行為によって一流の詐欺師が二流以下になりさがり、そのチームワークの無さを中谷美紀が元に戻そうと孤軍奮闘する話です。 クレイジーケンバンドのまったりとしたファンキーなサウンドをBGMに淡々と展開されていきます。 これはこれで良い話なのかもしれませんが、客が期待しているのは「豪華メンバーによる騙しあいバトルで最後にどんでん返し」と、いたって王道な密室劇だと思う。 本作品では最終的に中谷美紀がチームを立て直すことに成功して終わるので、劇中では語られていないその先の話が本編なのかもしれません。 [DVD(邦画)] 4点(2008-01-25 17:09:23)(良:1票) |
78. バトル・ロワイアル 特別編
《ネタバレ》 中学生が殺しあう設定上、好き嫌い極端なレビューに別れ高得点は出ない典型例な作品でしょう。 この作品は点数をつけるという概念を越えて「どう感じるか」という域に達していると言える。 友情・命・大人・国・人生などのメッセージ性が非常に強いので考えさせられる作品だが、客観的にエンターテイメントとして見ても独特の世界観が合って面白い。 出演者に関してもビートたけしを始め、藤原竜也・前田亜季・塚本高史・栗山千明・安藤政信・柴咲コウといった人気俳優が多数出演し足場を固めているにもかかわらず、通常より圧倒的に多い主要キャラクターの個性がしっかりと立っていて埋もれていない強さであり技術は圧巻。 ただ、最後に3人が首輪をはずせた理由が原作を読んでいないとわからないという物語のキモとも言えるシーンに致命的な説明不足があったので1点減点。 [DVD(邦画)] 9点(2008-01-23 14:13:07) |
79. 世界最速のインディアン
《ネタバレ》 宣伝ではなかなか面白そうでしたが意外に中身は凡作でした。 主人公が常に前向きで世間知らずの田舎者、周りの人がその信念に負けて優しくしてくれるっていう話で、都会と田舎の違いは良かったけど調子の良いお年寄りでイラっと来るところが多々あった。 [DVD(字幕)] 4点(2008-01-23 13:50:19)(良:1票) |
80. GO(2001・行定勲監督作品)
《ネタバレ》 セリフがとにかく洗練されていて格好良く他の作品と一線を越えている。 桜井の不思議ちゃんは魅力に溢れていて新しく、窪塚は見事にハマり役で違和感なし。 私は「ヒトの生き方」という見方をしたので、在日についての描写は何の感情も浮かばなかったです。 [DVD(邦画)] 9点(2008-01-20 13:17:01) |