61. 13時間 ベンガジの秘密の兵士
《ネタバレ》 世界で最も危険な場所・ベンガジ。 外交官が実際に殺された領事館襲撃事件。 緊張感も走る中、秘密裏GRSの立ち位置と人間臭い正義感の駆引き、ドラマ性よりも事実に忠実、銃撃の派手さがゲリラ戦の壮絶さを物語る。 全体通してクオリティ高かったです。 終始引っかかるのは領事館が攻められた反米の理由。 事の発端を描いていればより響きやすかったかも。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-24 19:37:12) |
62. 21ブリッジ
《ネタバレ》 マンハッタン摩天楼を舞台にしたクライムアクション。 いや、21本のブリッジ封鎖と名乗るほどワイドではない。というか橋一本すら出てこない。 そこは重要ではないだろう。 至って王道な展開で四方八方汚職だらけ、敵を見失うほどだが、デイビス孤軍奮闘。 あっと驚くようなスリリングさはやや欠けるもののそれが分かり易く良かったりする。 J・K・シモンズの汚職警官ははまり役ですが、 チャドウィック・ボーズマン力強い演技でしたが、がんで亡くなったんですね… 相棒シエナ・ミラーとの絡みも要注目で、キャストも見どころです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-23 16:44:23) |
63. モンタナの目撃者
《ネタバレ》 昨年の山火事で仲間や男の子たちを救えずトラウマを払拭しようと奮闘。 男勝りでタフな役柄もアンジェリーナジョリーが美しく演じる。 退屈はしないので面白かったが、以下の点があと一歩だった。 ・山火事と殺し屋は少々ネタを詰め込みすぎ ・オンリーザブレイブのようなリアルな山火事では無いのでヒリヒリ感はない ・握った情報が何かは明かされず ・殺し屋兄弟は不意打ちくらったり殺されたり詰めが甘かったりとショボさが目立つ [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-12 23:58:28) |
64. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 特捜刑事マイアミバイスはよく知らんです。 映画の感想だけ述べれば… さすがのマイケル・マン監督。雰囲気や臨場感づくりは長けているが 話の展開は在り来たりでこの手のアクションが好きな人は見慣れてるはずです。 マイアミのビーチや商工業の夜景の美しさが印象的だがカッコよさばかり先行して仕事より女とボート遊びって感じ。 潜入捜査も駆引きの緊張感やスリリングさが足りない。 また、チームで動いている分、相関が広く浅くなったので個性あるコリンとフォックスを活かすのならば最初から最後まで二人にスポットあてたほうが躍動があった気がする。 2人は華やかだが、コリンは黒髪短髪派だな、私は。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-10 13:43:06) |
65. クワイエット・プレイス 破られた沈黙
《ネタバレ》 これで終わり?って終わり方でした。 確かにアボット姉弟は親父がいなくなって勇敢で逞しくなった。 消化不良な感じはあるが、無音の恐怖の世界観は十分で続編があれば架橋作品としてより評価できそう。 あと、クリーチャーに進化なかったですね。 てっきり親ボスとか出てくるとか期待しちゃいましたが変化なく。 前作でも述べましたが、聴覚が異様に発達しているだけで、知性は皆無。 捕食はしていない。音が鳴る場所で闇雲に狩るだけ。このクリーチャーが侵略者なのか、宇宙人が離した猟犬なのか、目的は何か… 謎は深まるばかりだが、ネタバレしてしまうとこのシリーズの魅力を大きく削ぎ落すことになりそう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-09 09:06:49) |
66. スパイラル:ソウ オールリセット
《ネタバレ》 SAWシリーズに似てるようで全く別物。 細かいところで鋸などのオマージュもありつつ、テープと究極の痛みの選択を強いる演出は不変。 殺戮のレパートリーは毎度よくアイデアが尽きないと感心。 警察署内の過去の不祥事の復讐… ここまではいいが狭い相関図で犯人の目星がわかりやす過ぎる。 全体的にマンネリ打破したとは言い難いし、内容は薄っぺらい。 衝撃のラストってものを期待したがB級の枠は超えられず。 退屈はしないけどね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-06-01 23:26:27) |
67. 誰よりも狙われた男
《ネタバレ》 ベテラン捜査官の経験と勘で重厚感あるシリアスな展開で進む。 本格スパイだがド派手な演出はなし。緊張感が高まるリアルな諜報戦。 おもしろかったですわ。 そして怒りと無念の咆哮。 FUCKで締めくくったラスト。遺作になったことが残念でなりません。 味がある実力派ホフマンは後からジワリときます。 また映画の中で会いましょう。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-30 23:13:55) |
68. アオラレ
《ネタバレ》 日本だけでは無いアメリカも同様の社会問題。 「激突」のようなカーチェイスばかりでなく、それなりに狭い相関図をフルに使い心理的恐怖を煽ってきます。 日常的に運転してる人ならわかると思うけど、これって本当他人事じゃないんですよね~。 だから冷や汗ものの恐怖が伝わってきますわ。 ラッセルさんの超肥満体系は役作りじゃないよね…オスカー俳優とは思えませんが… それを除けばキッチリ90分でおすすめできます。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-29 23:16:24) |
69. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 リンダハミルトンのカムバックには驚きと興奮。キャメロン制作復帰が大きな後押しになったとはいえ唯一無二のレジェンド。 それだけで本作の価値は高い。 また、ターミネーターブランドは全シリーズ、アクションに限っては毎回楽しませてくれる。 近未来バトルに新しいテクノロジーやアイデアが加わることは飽きないところですね。 基本は満足でした。 ただ、「正統な続編」として前置きがあっても私としては ターミネーター2で終わったものとしてスピンオフとして見てます。 そうすれば、2を活かしつつ新たな世界観で良さも見えてくるでしょう。 スカイネットからリージョンだけは納得してませんが… 世間的な反応は冷嘲も多い。今後、新シリーズを出すのであれば脱・シュワに舵を取るのが前提で全く新しいブランディングが必要でしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 13:41:37)(笑:1票) |
70. リミットレス
《ネタバレ》 クーパーとデニーロの千両役者目当てで観ました。 意外にテンポが良くハイな視聴覚にただのドラッグムービーと違う設定も面白い。 薬で脳の100%状態を保ちインプット~アウトプットが超高速回転で可能。 ハイリスクスーパーハイリターンのNZT-48。 金の具現化は無限大。夢のような薬だ。当然、副作用があるから物語が面白くなる。 エンディングはどっちも描けたとおもうが、これで良かったんじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-23 18:32:39) |
71. アドリフト 41日間の漂流
《ネタバレ》 「エベレスト」の監督。 さすがの大自然描写のプロ。山も海も普段は美しいが時には容赦なく猛威を振るう。 それがまた実話ベースときたもんだ。 他の遭難映画に比べれば、痛々しさは控えめ。 まだクルーザーだった分、備品や最低限の水・食料は確保されていたようだ。 過酷なサバイバルと婚約者のとの幸せの時間が行ったり来たりな展開で飽きなかった。 短い時間で凝縮されたラブストーリー。 きっと彼が陸地まで風となって運んだのだろうと思えてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-22 23:01:11) |
72. ストックホルム・ケース
ストックホルム症候群がもとになったとか。 誘拐・監禁事件で、加害者と被害者が心理的なつながりを築くこと。 まあ…まれですよね。 状況が逼迫すると心理障害は起きそうだし。 他の立てこもり事件に比べると、淡々と進んで緊張感が無く、全体的にのんきだし、警察不信がやや強引な気が… スリル感を期待すると期待外れが大きい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-16 17:26:51) |
73. パンダ・コパンダ
知る人ぞ知るパンダコパンダ。 逆立ちのミミコとパンダ親子。宮崎駿原点、時系列は逆だがハイジとトトロのような仕草や愛苦しさ。 良い映画だが、子供向きまたはファミリーで見ることをおススメしたい。 ジブリの創設前とはいえ以外に知名度低いんですよね~ 今も昔もパンダブームは不変。変わらないんです、そこは。リメイクも有りかと。 [ビデオ(邦画)] 6点(2022-05-15 19:24:27) |
74. シンプル・フェイバー
作りこんでようにみえて、実際はお茶の間のサスペンスって感じでチープ。 旦那は頭悪いし、女のジェラシーまみれだし、保険金絡みとか何か安っぽいし。 ロスバケのブレイク・ライヴリーじゃん。 お久しぶり。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-14 23:35:50) |
75. ハッピー・デス・デイ 2U
前作でも述べましたが怖くないです。 パッケージとこれだけギャップあるのも珍しいでしょう。 コメディたっぷりであらゆる死方のレパートリーはなんとも笑えました。 一連のデジャヴはこういうカラクリがあったのね。 SISSYというSF要素も絡んできたアナザーストーリー。 ホラーにコメディに青春モノにSFとメリーゴーランドのようだが、全体的にユニークです。 前作で好評だった人は続編2Uもたまらんでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-13 13:11:19) |
76. ハッピー・デス・デイ
《ネタバレ》 ホラーじゃない。 コメディ要素強くて怖くないです。 楽しみ方はタイムループで繰り返して殺されることによって成長すること。 ちょっとね、ツリーの性格。今どきの女子大っぽいけど、人を見下すことから 人を見直すことができるようになった。 ちょっと単調で、ビックリするような結末は無いけど、2Uとセットで鑑賞を薦める。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-12 17:20:16) |
77. ロスト・ハイウェイ
リンチの自由ノートに殴り書き。官能の連発、入れ替わる主人公、ミステリーマンの伏線。 世界観は嫌いでないのだが、重苦しい序盤にテンポが悪い。 いろいろと謎すぎる。駄作か、芸術か。際どい作品。 一つ言えることは、そんな娼婦よりシーラを大事にしなさいということ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-30 15:45:40) |
78. アメリカン・グラフィティ
のーんびりした退屈な青春群像劇でした。 オールディーズとかアメ車とか好きな方は懐かしさで異様な高評だとおもいます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-29 23:23:19) |
79. リチャード・ジュエル
《ネタバレ》 報道の自由、人権、プライバシーの狭間で己の正義と戦う。 こういう容赦無い究極の理不尽は大好物です。 不器用なリチャードに苛立ちも覚えるが、スニッカーズ弁護士との微妙なタッグも何だかんだで味がありました。 ハイライトは最後のFBI尋問シーン。蠅のように付き纏うFBIを黙らせて爽快。 イーストウッド得意の伝記・実話。熟練ワーク、飽きないストーリー展開は流石というべきだろう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-26 17:20:24) |
80. 死霊館 エンフィールド事件
前作に引けを取らない演出と迫りくる恐怖は継続。 このドキドキウズウズ感は中毒性に近い?おもしろかった。 このシスター風悪魔ヴァラク。なかなかの個性溢れるヴィジュアルで。 エミリーローズの時もそうだったけど、悪魔ってたくさんいるんだな~w ウォーレン夫婦の活躍も際立ち、人気シリーズとして地位を確立。 悪魔のせい…次作も早く観てみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-25 00:09:23) |