61. 痴人の愛(1934)
今見ても十分通用する作品です。 DVDを購入しました。 冒頭で淀川長治が半分ネタバレの解説が流れます。 これは自動的に再生されてしまうので、早送りしたほうがいいです。 七変化の悪女を演じたベティ・デイビスの魅力が存分に味わえます。 [DVD(字幕)] 8点(2020-08-06 21:24:07) |
62. 妖婆の家
娘が誰のせいで死んでしまったのか、わからない展開で進んでいくので面白かったです。 ベティ・デイビス演じる主人公の名前が「ばあや」っていうのが笑えました。 全体的に、こじんまりしているせいか衝撃がなかったのが残念でした。 [DVD(字幕)] 7点(2020-07-29 19:14:06) |
63. ジョーカー
てっきり私の苦手なマーベルものかと思ったのですが違うんですね。 でも私にはどこが面白いのか全くわかりませんでした。 正直、ホアキン・フェニックの出ている映画って暗い話しばかりで全然面白いと思ったことがありません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-07-29 16:11:50) |
64. アンダーカヴァー(2007)
《ネタバレ》 見る前にウィキペディアで評価を調べるべきでした。 ここまでつまらない映画を見たのも久しぶりです。 20年前のVシネマだって、こんなにつまらないものはありません。 冒頭から突っ走っている演出だったので期待したのですが、展開は退屈極まりなく、キャラも冴えません。 バーの雇われマスターの主人公が警察官の兄を持ち、麻薬捜査の囮捜査に巻き込まれる。 父親が「私の息子が~私の息子が~」って、捕まった犯人を目の前にして親子関係をバラしてしまう。 もうツッコミどころ満載です。 その父親が殺されたことを理由に、雇われマスターだった主人公が特別捜査官になるって……。 ありえないでしょ?普通に考えて。 あっけなく脱獄する悪役。 麻薬取引に何故か自分の子供を連れてくるアホなボス。 ホント、途中で爆睡しそうになるくらい退屈な映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2020-07-25 18:34:15) |
65. シティ・オブ・ゴッド
サイトの評価も高いし、町山智浩さんが「見る前と見た後で人生観が変わる映画」と絶賛していたので、期待しすぎたせいか、あまり印象的ではなかった。 ハードル高く上げすぎたのがよくなかったと思う。 私の点数は7点ですが一見の価値はあると思います。 でも何度も繰り返し見たくなる作品ではない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-07-18 00:01:39) |
66. オールド・ボーイ(2013)
そんなに面白くなかったけど、何とか最後まで見られました。 ジョシュ・ブローリンの演技がよかったです。 主人公とヒロインのつながり方とか、腑に落ちない点が沢山ありました。 韓国版のほうが面白いです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-09 10:54:41) |
67. WASABI
最近知った20代のロシアンユーチューバーが、この映画を子供の頃に20回以上見て、日本に興味を持ったと言っていました。 ロシア人にとっては日本という国は衝撃的だったんでしょうね。 出来栄えは、Vシネレベルといったところです。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2020-07-05 11:21:02) |
68. スピーシーズ/種の起源
かなりハードル低くして見たせいか、それなりに楽しめました。 超B級作品ですね。 でも出演している俳優さんは知っている人ばかり。 冒頭の少女のエイリアン、可愛い子だと思ったら、なんとミシェル・ウィリアムズ。12歳の設定みたいですが実際は15歳。 その他、CSI科学捜査班のキャサリン役の女優さん、他にはフォレスト・ウィテカーなんかも登場していました。 お菓子食べながら何となく見ていたので、あまり深く考えなかったせいか、特につまらないと思うこともなく最後まで鑑賞。 お約束通りの展開。 でもCGがいかにも90年代っぽくってチープ。 正直5点でもよかったけど、何とか大甘に見て6点を献上。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-27 03:57:13) |
69. リード・マイ・リップス
《ネタバレ》 難聴というハンディを持ったオールドミスの女性が、ムショ帰りのどうしようもない男に出会って、犯罪に巻き込まれていくという、ちょっと変わったサスペンスです。 女性の読心術を上手く利用した展開で退屈することなく見ることが出来るのですが、結末がいかにも女性が喜ぶような出来栄えで、いかにもフランス映画って感じなのが残念でした。 サブストーリーの妻が行方不明になったおじさんの話もよくわからないし。 でも、まあまあ面白かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-24 23:58:27) |
70. 血を吸うカメラ
《ネタバレ》 映画評論家の町山智浩さんの番組で鑑賞。 タイトルのようなホラーではなく、主人公が女性が恐怖におののく表情をカメラに収めたいという、変な欲望を満たしたいがため、殺しを行っていくというサスペンスです。 最後は自分が恐怖に怯える表情を撮りたいと、自ら命を絶つのですが、60年前の作品とはいえ、退屈せずに見ることが出来ました。 当時は試写会の段階で悪評がついたらしく、評判が悪かったそうです。 ですが、監督のマイケル・パルマンの教え子だったマーティン・スコセッシによって1979年にリバイバル上映され高評価を得たらしいです。 日本でも、日活ロマンポルノで「切り裂き暴行ジャック」という、殺人に欲望を抱く主人公を描いた作品がありました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-24 00:13:39) |
71. ジョン・ウィック
深く考えちゃいけないんだろうけど、久々にチャッちい映画を見たな。 ひたすら銃をぶっぱなして人を殺しても、それに慣れちゃうと、もっと刺激が欲しくなる。 その欲求を、この映画は与えてくれないんだよね。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-21 02:56:43)(良:1票) |
72. ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場
最近「運び屋」「ミリオンダラーベイビー」「許されざる者」を見ていたせいか、冒頭から筋肉隆々のイーストウッドを見て「若いな~(笑)」って思いました。 もうそれだけで十分です。 現在90歳。 いつまでも元気でいてもらいたいです。 公開時、劇場で見たのを思い出しました。 今回、テレビ放送されたものを見て、改めて、コメディ要素がいっぱいだということが分かりました。 子供の頃見たときは、そのユーモアがわからなかったです。 お約束の展開で、アクションシーンも地味ですが、最後まで安心してみることが出来ました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-16 22:24:16) |
73. サテリコン
初めて見たのは小学校低学年。 テレビの深夜放送。 眠い目こすって見たとき、冒頭の手が切断されるシーンに絶句して、大人になるまでトラウマが続きました。 この度、40年ぶりに見て思ったのは、当時と同じく全く理解不能という感想でした。 だってこの映画、ストーリーが全くないんだもん。 子供の時見たときは、男が男を好きになるなんて全然自分の知ってる世界にはなかったし、今見ると、字幕ででた「剣」の意味も理解できる。 でも、やっぱり私は万人に理解できる映画を求めます。 これを見て、フェリーニ=理解不能な映画監督、というイメージがついてしまって、あの名作「道」を見るまでの道のりが遠のいたことを悔やみきれてなりません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-06-16 16:51:03) |
74. トーク・トゥ・ハー
《ネタバレ》 女性から見た感想と、男性から見た感想の違いがはっきり分かれる映画だと思います。 女性に言わせれば、植物人間になった彼女たちは、まるでモノ扱い。 それだけで気分が悪くなるのではないでしょうか。 でも男性である私から見ると、この変態野郎の介護士は、メチャクチャ面白い。 モチロン、全く共感はできないですよ。(笑) でも、こんなクズ野郎が母親の介護に青春時代を奪われ、隣のバレエ教室に通う女性に恋をする。 その女性が植物人間になったら、今度は介護士になって、毎日体を触りまくる。 女性の太ももを撫で回す介護士の男を不安げな表情で見ている父親の表情には、正直笑ってしまいました。 4年間介護して、それで植物人間になった女性を妊娠させてしまうというオチ。 途中のサイレント映画、縮んでいく男の本末が立派な伏線になっている本作の工夫はなかなか上質な映画見たなって思いました。 私の点数の付け方で、8点以上はダビングするかソフト購入をするようにしていますが、この映画、とても面白かったのですが、変態介護士の顔が気持ち悪すぎて、ソフト購入まではたどり着けませんでした。 だから7点。 一応オススメの作品です。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-16 16:43:39) |
75. ぼくのエリ 200歳の少女
主人公の金髪の少年オスカーと、ヒロインのエリ。 どちらも美男美少女で、それだけで映画が成り立っている部分もあるかと思います。 エリの声が低いので少年にも思えましたが、調べてみると監督が両性的に描きたかったため吹き替えにしたとのことです。 ヴァンパイアものだとは知らずに見ていたので、ちょっとあっけに捉えてしまいました。 どんどん前に突き進んでいくストーリーなので退屈はしませんでしたが、なんだか消化不良ですね。 ここのシーンは何を言っているんだろうと思う箇所が多かったです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-06-10 23:12:21) |
76. シャイニング(1980)
上映時間が長いし、長回しが多様だけど、テレビで放送されるたびに見てしまう作品です。 この映画に影響を受けて「ヘレディタリー/継承」は作られたんじゃないかと個人的に思いました。 万人におすすめはできませんが、思い入れのある作品です。 三輪車を漕ぐ男の子が可愛いです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-06-10 00:07:06) |
77. スクリーム(1996)
なんかね~…。 冒頭のドリュー・バリモアの出演シーンはよかったです。 「13日の金曜日」の殺人鬼の名は?で笑ってしまいました。 でも、続く物語があまりにチープ。 この映画作った人は確かにホラー映画相当見てるって感じました。 でも、あまりにアホすぎる登場人物たちの行動についていけず。 伏線のない犯人登場に何も語ることが出来ず、正直見ていて疲れました。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-07 21:02:38) |
78. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 欧米では一大ニュースだったんでしょうね。 目玉は本人たちによる5分間の再現ビデオ。 それ以外は…う~ん。 90分で終わってくれたのが救いです。 ところでクリント・イーストウッドが監督とのことですが、彼はどういう仕事をしたのでしょうね。 ローマでのロケや列車内の撮影に本当に携わっていたのでしょうか? 90歳のご老体で、あの現場に立っていたとは私には思えません。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-06-06 04:10:20) |
79. フォックスキャッチャー
《ネタバレ》 恐ろしい映画を見てしまいました。 オリンピック金メダルを目指すために悪魔に身を捧げてしまったレスリング選手の話しです。 フォックスキャッチャーと呼ばれる養成所にいるのは、終始冷酷な表情のジョン・デュポンという資産家。 その資産家の母親に対するコンプレックス。 欲望に対する完璧主義。 レスリング選手たちをまるで愛犬のように扱う態度。 全てが得られる瞬間を味わった時の絶望感。 登場人物の全てに見事感情移入できました。 これほど素晴らしい映画に出会ったのは久々です。 今はあの世にいるデュポンにとって、この映画は「事実とは違う」と言われるかもしれませんが、人間のエゴを描ききった傑作だと思います。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2020-06-06 04:04:25) |
80. ロケットマン
《ネタバレ》 全く予備知識なしで見ましたが、冒頭のミュージカルで「ああ、ララランドやマンマ・ミーアがやりたいのね」って印象がしました。 全体的に暗い内容ですが、父親にハグされたい気持ちやゲイである苦悩があまり伝わってきませんでした。 それより一番ムカついたのは、エルトンが死んでも収入が入ると言ったジョンリードではないでしょうか? エンディングのテロップで、その語のエルトンについて語られますが、ジョンリードとの関係がどうなったのかは説明がなく、なんだか、こんな終わり方でいいのかなって思いました。 ジョンリードとの関係がどうやって終演したのか、ネットではなく映画で知りたかったですね。 個人的には私はエルトンジョンのファンなので点数は甘めです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-06-03 16:40:44)(良:1票) |