61. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
《ネタバレ》 前作からストーリーも続きもの。この時代の技術からしたら、近未来の世界構築と見せ方が素晴らしくよく出来ている。ゴミから燃料を取り出したり、記憶媒体がコンパクトになっていたりと、いま現実化されつつあるその先見性に驚かされる。マイケル・J・フォックスが未来の自分の子供を演じているところも見所。そしてストーリーは一段落するも、3へと続く。 [地上波(吹替)] 7点(2011-05-04 14:34:10) |
62. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 ゴールデン洋画劇場のCMでも、テーマ曲パワーオブラブとマイケル・J・フォックスがホンダ・インテグラとコラボしてました。内容は中だるみがなく、最後までノンストップの展開が見てる側を飽きさせない。また誰もが持つジェネレーションギャップを使ったコメディ要素も幅広い層を楽しませる。ストーリーは一段落するも完結せず、2へと続く終わり方も更なる期待感が持てた。 [地上波(吹替)] 7点(2011-05-04 14:17:50) |
63. ヴァン・ヘルシング
《ネタバレ》 中世の冒険ものを久々に見たから新鮮さがあったのと、アラン・シルヴェストリのBGMのおかげで酷評されているほど個人的には悪くないと思った。終盤に急激に展開が進むものの安易なハッピーエンドにせず、哀愁が漂うエンディングもさっぱとした後味だった。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 14:10:41) |
64. グラン・トリノ
《ネタバレ》 毒づいた演技のイーストウッドを不思議とわざとらしいと思わせない構成。差別発言をするも白人至上主義からくるものではないことも途中でわかったり、積極的になれないタオに対し人とどう関わっていいかわからない自分を重ねていたり、過去の罪悪感の罪滅ぼしをしようとしているようにも見えた。 戦争で相手の命を奪い勲章を授けられた男が、最後に自分の命を燃やして友人達を救う。また、希望もなくどう生きたらいいかわからない不器用な男が選んだ行動だったからこそ、その重みが伝わってきたのかもしれない。久々に余韻に浸りながらエンドロールの最後まで早送りせずに見終わった映画。 [DVD(字幕)] 9点(2011-05-02 18:40:13) |
65. 冷たい雨に撃て、約束の銃弾を
《ネタバレ》 硬派な世界一辺倒で軟派の入り込む余地が全くない。記憶を失っても記録を頼りに報復する男と、その男から敵の抹殺を依頼された男達の約束と絆の物語。撃ち合いのシーンも爆発物やワナを使ったりもないし、人質をとったり騙まし討ちさせるなどの小細工も一切ない。男達が正面から撃ち合う、ただそれのみ。月光と雲隠れを利用した明暗の演出、ひたすら脇役に徹するBGMも渋い。 撃ち合いのシーンでは満身創痍になりつつも微動だにしない描写や、コステロが終盤に目的を思い出すシーンは多少やりすぎ感があるも、細かいことを気にしたらいけない。目的も人物相関図も序盤に明確になり、どんでん返しなどはないため、ストーリーの意外性より4人の男達の生き様を味わう映画と言って良い。 個人的には終盤に仲間3人がやられてニュースになったシーンで記憶を失ったコステロが「彼らは私の知り合いなんだね?」と、子供に聞いたとき「they were your friemds, your best friends」と答えた台詞にグッときた。 [DVD(字幕)] 8点(2011-05-02 17:56:58)(良:1票) |
66. 第9地区
《ネタバレ》 エイリアン・ネイションなど非人類との反乱や共存をテーマにした映画はあったが、この映画の味付けはちょっと違う。差別問題への皮肉や投影が込められている。かつてアパルトヘイト制度があった南アフリカが舞台だったり、タイトルの第○地区という呼び名も南アフリカを調べてみると非常に意味深い。 主人公ヴィカスも当初は異星人達を差別する側だったが、クリストファーの痛みを知っていくことで情が湧き、最終的な目的が自己保身から自己犠牲に変わる。差別問題がテーマのひとつであり単純な勧善懲悪で語ることができないため、安易なハッピーエンドに持っていかず余韻を残したシナリオも優秀だった。そして要所で流れる哀愁の漂うBGMがさらに盛り上げる。ヴィカス役:シャールト・コプリーがほとんどアドリブで演じたという迫真の演技は見事、これはぜひ英語音声で一度は見るべき。とにかくSF / アクション / 社会風刺 / コメディ要素など色んなエッセンスを取り入れた欲張りな映画だと思った。 [DVD(字幕)] 10点(2011-05-02 13:54:04) |
67. プレデターズ(2010)
《ネタバレ》 とにかく主人公がジローラモ、日本のヤクザがへルシア緑茶CMの香川照之に見えて仕方がなかった。 次回作を想定しての終わり方なのか、何シーズンも生き延びた生存者が示唆した通りなのか、オチが完全に消化不良。音楽を旧作のものから使用したり、ミニガンを持ったブレイン担当や、白兵戦で迎え撃つビリー担当など旧作を彷彿とさせる場面もある。だが演出としてはインパクトがあるものの、プレデターとのチャンバラはやりすぎ感があった。今回のプレデター達はUAVを飛ばしたり足跡なども分析などの新能力を披露。さらには「プレデターに仲間割れはないのだろうか?」という疑問について回答の一部が見られる。だが、何故にプレデター同士が対立したのかまで描いてくれれば良かった。 「最低の駄作だから見るな」とまではいかないが、プレデターが三度のメシより好きな人や旧作未見の人じゃないと凡作評価で終わりそうな作品。 [DVD(字幕)] 6点(2011-05-01 15:18:45) |
68. バイオハザードIV アフターライフ
《ネタバレ》 前作からもそうだったけど、もうオリジナルのバイオハザードはほとんど関係ない。キャラと設定の一部だけバイオから持ってきたマトリックス。場所が少し変わるだけでやることも前作と余り変わってない。 レンタルやテレビで、他に見るもんがなければ選択肢に入れといてもいいかもねくらいの印象。ここまで原作の世界観を壊したなら、オリジナルに忠実なシナリオで行く予定だったロメロ監督のバイオハザードの方がむしろ見たい。 [DVD(字幕)] 3点(2011-05-01 15:12:46) |
69. サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009)
《ネタバレ》 ロメロ監督の映画のテーマはやはり「人間の敵は人間」。リメイクドーンとか28日後シリーズみたいに派手さはないものの、人間の社会を皮肉った描写や台詞はロメロ監督の世界観ならでは。今作の皮肉は現実の世界に置き換えるなら国vs国民・企業vs社員(特に非正規雇用)なんかが、人間に斬り捨てられるゾンビの描写に似てるなと感じた。また当初の目的を他所に泥沼化していく云々の台詞は、民主主義vs共産主義・宗教戦争・部族間紛争なども投影させてるのかとも思った。 走ったりするモダンゾンビ(感染者)は、もはや暴徒みたいにしか見えないため、オリジナルゾンビの観点からでは盛り上がりに欠ける。その点ではロメロゾンビは一貫しているため、安定性がある。ロメロ監督の映画はホラーとしては万人受けするような映画ではないだろうが、監督の哲学を具現化したものと言っても過言ではない。自分はそんなロメロテイストの映画にこれからも期待したい。 [DVD(字幕)] 7点(2011-05-01 15:07:16) |
70. マルコムX
《ネタバレ》 デンゼル・ワシントンが持つオーラと演技力は文句なし。 自分自身もハムラビ法典的な考えに共感できるも 「白人全て = 悪」な短絡的思考はかなり興醒めした。 幼少期に酷い仕打ち受けたりして精神を患ったり、 利益を求めるイライジャ派の手駒として利用されたマルコムだが、 彼自身は揺ぎ無いポリシーを持ち続けた勇気ある人かもしれない。 ただマルコムにしろキング牧師にしろ、暗殺という手段を使い 彼らを排除したことは卑怯という他はない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-08-13 15:08:25) |
71. バタリアン リターンズ
《ネタバレ》 これ悲劇のラブストーリーって感じですね。 内容もコメディ一切なしで、ゾンビ版ロミオとジュリエット風な感じ。 ホラー嫌いじゃなければカップルで見るのも良いかもしれない。 ただジュリーの死因、あれは自滅に近いのでそれだけが興醒め。 [ビデオ(字幕)] 6点(2010-07-31 19:37:29) |
72. バタリアン
《ネタバレ》 これは小学生当時に見たときは怖かったなぁ~。 頭を銃で撃っても死なず、ノロノロ動くんじゃなくて 暴徒みたいに全力疾走するんだもの、このゾンビに死角なし。 1作目がインパクト大で、2作目は見ても印象に残らなかった。 [地上波(吹替)] 5点(2010-07-31 19:34:16) |
73. デューン/砂の惑星(1984)
《ネタバレ》 小学生のころに見たんですが、ちょっとストーリーが複雑だったかな。 でもスケールが壮大で世界観は独特のもんがあります。 音声銃とか黒いサバイバルスーツみたいなのが印象的でした。 [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 19:30:10) |
74. PLANET OF THE APES/猿の惑星
《ネタバレ》 最新技術を駆使しており、旧作の雰囲気は崩れてないはず。 オチはハッピーエンドではないものの、 少しパロディ要素が入って思わず笑ってしまった。 余談ですがゴリラの最近の研究では、凶暴ではなくてむしろ 繊細で臆病な性質であるという結果が出たみたいですね。 [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 19:27:22) |
75. 猿の惑星
《ネタバレ》 今考えたら、地球を自分達の物扱いしてる人間を風刺した作品なのかも。 古い映画ですが世界観は良くできており、バッドエンドながらも 最後の救いようのない結末も、この印象の持ち味。 [地上波(吹替)] 6点(2010-07-31 19:21:59) |
76. パラサイト
《ネタバレ》 ローラ・ハリスかわええ~。ファムケ・ヤンセンと校長先生から色気が~。 エロガッパは映画の印象よりも、美女に目が釘付けだったわけですよ。 内容はティーンエージャーがキャーキャー逃げ回る、よくあるB級SFもの。 [地上波(吹替)] 5点(2010-07-31 19:16:37) |
77. テキサス・チェーンソー ビギニング
《ネタバレ》 レザーフェイスと狂気一家がおくる、前作以前の話。 この作品でレザーフェイスが死んでしまったら 前作と辻褄が合わなくなるため、彼は死にません。 生存者側より、レザーフェイス側が主役と言える映画。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 19:12:28) |
78. テキサス・チェーンソー
《ネタバレ》 この残酷描写は、あの梅干しを見たときの感覚に似てるかもしれない。 それくらいスゴイ描写が90年代のスプラッタ映画みたいに続く。 コメディ要素一切なしでレザーフェイスが、13金ジェイソンや ハロウィンのブギーマンのように終始大暴れ。 だけど生存者達の頭が悪いというか、もうちょっと気の利いた 反撃があっても良かったんじゃないかなぁと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2010-07-31 19:06:12) |
79. ドーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 内容としてはロメロ監督の原作を崩壊させていませんが、ゾンビが全力疾走しちゃう。ダメでしょ「ヴァーーーヴァーーー」言いながら、少しずつ追い詰めていくのがゾンビの持ち味なんですよ。走るゾンビってバタリアン以来だなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-24 11:29:19) |
80. ヴァイラス(1999)
《ネタバレ》 だからダメだってば。ドナちゃんが出ちゃうと映画の持ち味よりも、ドナちゃん自身の演技の方に目がいっちゃう。作品自体はね、ん~・・・見ても見なくても違いはないって程度。だが名優ドナちゃんをあんなチープな中途半端メカにしたスタッフの勇気に驚嘆。 [地上波(吹替)] 4点(2010-07-24 11:26:08) |