61. ペリカン文書
《ネタバレ》 FBI、殺し屋辺りの人物像がわかりづらく、ご都合主義なところもありましたが私としては結構好きな作品です。楽しめました。 誰が敵で誰が味方なのか疑心暗鬼にさせる所は良かったですな。スリルがあって。 あ、だからわざと分かりづらくさせるためのキャスティングだったのか。CIAやFBI、殺し屋辺りの。皆平凡な顔立ちでしたから。 最後に、前半部分でのジュリアロバーツとサムシェパードとのベタベタシーンは多すぎ。 Jin [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-02-11 12:56:20) |
62. マラヴィータ
《ネタバレ》 つまらなくはないけどはっきり言って中途半端な作品でした。コメディーの部分は特にそう。ラストの殺し屋がきたときの緊張感はまあまあかな。しかし、その殺し屋が見た目に反して結構弱くあっけない印象でした。「グッドフェローズ」はいいアイデアでした。ミッシェルファイファーは年をとっても綺麗なのはさすが。 Jin [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-02-05 23:53:02) |
63. シシリアン(1969)
《ネタバレ》 アランドロンと言えば陰のある男と言うイメージで、実際そう云う役が多いと思います。 しかし今回は警官を二人も射殺している極悪非道の犯罪者の役でした。はっきり言って格好良すぎでそのようには見えないところが残念かな。 釣ったウツボを岩に叩きつけるシーンがあっても似合わない。 この役にはジャンマリアヴォロンテがピッタリだと思いながら鑑賞した次第です。 ところでストーリーは中々でした。作戦決行までの間が若干長い気もしましたが、アランドロンとリノバンチュラとの追いかけっこや、ジャンギャバンファミリーとの確執や関係も上手くまとめてあり良かったです。 皆様の言われる様にここぞというシーンでビョヨヨヨヨ〜ンという音は何かの意味があるのでしょうか。あれはきっと深い意味があるのでしょう。我々凡人にはわからない何かが。そう思いたいです。 Jin [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-02-04 09:36:22) |
64. いつかギラギラする日
一般的な評価は低い様ですが私は好きな作品です。 銃撃戦やカーチェイスにはこの日本ではリアリティーはありませんが、そこは娯楽映画ですので良いんじゃないでしょうか。 とにかくショーケンが格好良いし多岐川裕美は色っぽいしちょっと抜けてる親分役の八名信夫も好きですな。 ぶっ飛びまくっている荻野目も腹が立つけど悪くない。しかし、キレまくっていて怒鳴ってるだけの木村一八の演技は学芸会レベルで他にだれか役者はいなかったのかと思いました。 ストーリー展開のテンポが軽快でロックしてたし、ダレることなしに楽しめました。 Jin [CS・衛星(邦画)] 7点(2016-01-12 23:33:03) |
65. マッドマックス 怒りのデス・ロード
《ネタバレ》 久々に二度も劇場に足を運んでしまいました。更にDVDまで購入し、早速三度目の視聴。文句無しに楽しめるアクション映画でした。 この手の映画に難しいテーマやストーリーは必要なし。全編の80%は占めていると思われるカーアクションはほぼ実写と言うこと。ここまでやってくれるアクション映画となるともはや芸術の域に達したか。これが安っぽいCGだったなら評価は半分以下だったろう。 [映画館(字幕)] 8点(2015-12-04 23:16:25) |
66. 戦う幌馬車
《ネタバレ》 単純に面白い作品でした。ジョンウェイン、カークダグラス共に格好いい。トゥジャクソンがどうやって騙されたのか、どのように乗っ取られたのか一切省いていますが、この際ストーリーがややこしくならない、このままが良かったのでしょうな。単純明快、アクション西部劇として十分楽しめました。ただ終盤でピアースが同士討ちで死んでしまったのはあまりにあっけなく、トゥに撃たれたほうがスッキリしたんじゃないかな。 男同士の友情を感じさせるラストシーンは特に良かったですな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-03-13 23:06:25) |
67. 北国の帝王
《ネタバレ》 骨太で男臭い映画でした。 まるで生き物の様な機関車の上で、男の意地と意地のぶつかり合いは岩と鉄が喧嘩している様な迫力。それでいてどこか晴れ晴れとした爽やかさを残す作品でした。音楽も如何にも70年代の作品らしくて良かったです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-27 00:50:51) |
68. 八月の狂詩曲
《ネタバレ》 「となりのトトロ」を思い出させる導入部分から引き込まれました。子供の頃に母親の田舎に行った時を思い出し、郷愁の想いに浸れただけでも私にとってこの作品のポイントは高いです。 他のレビューにもある様に確かに説明が多いですが、テーマを考えるとそれも仕方ないかなと思います。村瀬幸子演じるおばあちゃんはこの夏の間に子供や孫を又ひと回り大きく成長させると土砂降りの雨の中、おじいちゃんに会いに行ってしまいました。息子、娘、孫たちがおばあちゃんをびしょ濡れになって追いかけるラストのシーン。その時傘が「ポン」と音を立てて傘がお猪口になる所は「さすが黒沢監督」と思いました。 このテーマの作品にアメリカ人であるリチャードギアを出演させることができるのも黒澤明をおいて他にはいないでしょうな。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-27 00:39:18) |
69. キャットウーマン
ひとことで言えば少女漫画。ただ、ハルベリーが、一番可愛いと思った作品なのでこの評価です。 なんでシャロンストーンともあろう方がこんな映画に出たのでしょう。それにしてもハルベリーが可愛い。それだけ。 [DVD(字幕)] 4点(2014-10-06 10:47:19) |
70. 第三の男
《ネタバレ》 すでに数回鑑賞してのレビューです。 男も女も実に粋で格好いいハードボイルド作品でした。あまりにも有名な作品なので今更かと言われる様なレビューになりますが、光と影の芸術と言われる意味がはっきり解りますな。特にハリーの登場シーンはドッキリしたほどです。しかし細かいことを言えばアパートの窓を開けただけであんなに光を浴びるとはちょっと不自然でしたが。そこかしこに貼られた付箋とその回収は見事に決まり、ラストのシカトする女とされる男の長回しシーンは頭にこびりついて離れません。 [DVD(字幕)] 9点(2014-10-06 10:36:21) |
71. パーフェクト・ストレンジャー(2007)
《ネタバレ》 ストーリーは悪くないし、ハルベリーもブルースウィリスも大好きな役者なのですが、あのラストはダメでしょう。本当の意味で騙されました。他の方のレビューにもすでに有りましたが反則ですな。語り部が「実は僕でした」と言う様なもの。と言うわけで最後はがっかりでしたが上記の両役者の演技にプラス一点でこの評価になりました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-10-06 10:13:11) |
72. 終身犯
《ネタバレ》 予備知識なく始めての鑑賞でした。 先ず、バートランカスターとカールマルデンの演技に脱帽ですな。 全編、その殆どが刑務所内のシーンでしたが全く飽きることなく見られました。 理由はあるにしても2人を殺害した罪はゆるされませんが、その後の鳥への愛情を注ぐ主人公に罪の償いを感じることができ後味の良い作品でした。 しかし半世紀に渡る獄中生活を描くので仕方が無いかもそれませんが、時間の経過が解りづらい所が減点でした。ラストでアルカトラズから移送される時、内地に上陸しますが、その広々とした港のシーンは印象的ですな。 実話をテーマにした作品は私の好きなジャンルですが、この作品は私の中で上位に位置するものでした。 [地上波(字幕)] 7点(2014-10-06 09:20:26) |
73. パンチドランク・ラブ
《ネタバレ》 よくわからない映画だけど何故か8点献上作品です。 冒頭のでんぐり返った車はその後どうなったのか。 置き去りにされたピアノの意味は。 それらはピリッと研ぎ澄まされた緊張感を生み出しているのは間違いなさそうですな。 常に何かが起きそうな感じを与えつつ、所々に用意した笑いで緊張感をほぐす。 それらがリズムになって少しづつ理解出来る様な演出が素晴らしいのと、清々しい空気を感じさせてくれる美しい映像も良かったです。 説明がないから映画の奥行きを感じられるシャレた作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-07-23 23:53:51) |
74. ヴェラクルス
《ネタバレ》 なかなか良く出来た映画でした。物語の進行が幾つもの枝分かれを行く様に二転三転し、先を読ませない創りになっています。バートランカスターを始め埃まみれの悪党たちはその後のマカロニウェスタンを予感させます。対照的なゲーリークーパーは紳士然としながらも善人か悪党か微妙な立ち位置が面白いですな。ラストで見せるゲーリークーパーの涙は男同志の友情の証と言うことか。 端役のチャールズブロンソンも僅かにその存在感を見せていましたね。 [地上波(字幕)] 7点(2014-05-09 00:55:35) |
75. バグダッド・カフェ
久々にいい映画を見たなと思いました。砂漠の中の渇いた人たちの集まる渇いたカフェ。そこへやってきたドイツ人女性のジャスミンはまさにオアシスのように店や人々に潤いを与えます。 「シェーン」では、ウィルソン役で悪のオーラを放っていたジャックパランスは流石に存在感がありましたね。ここでは良い人でですが。映画の余韻に浸りながらこのレビューを書いています。 [地上波(字幕)] 9点(2014-03-21 00:47:14) |
76. レマゲン鉄橋
《ネタバレ》 オープニングからグイグイと引っ張って行ってもらえそう、と思ったらすぐにトーンダウン。中盤から後半、特に橋の攻防は見事でした。双方の視点から描いておりそれぞれの「都合」がうまく表現されていたのが評価できる点でした。街を一つぶっ壊す程の迫力ある映像は圧巻でした。皆様も言ってるようにドイツ人までが英語というのは如何なものか。 [地上波(字幕)] 6点(2014-02-15 00:24:40) |
77. トラ・トラ・トラ!
《ネタバレ》 中学生の頃友人達と当時大変話題になった映画だったので劇場に見に行ったのですが当時の私には内容がよく理解できず最後の戦闘シーンだけが記憶に残っていました。 そして今から十年ほど前に久し振りに見る機会があり鑑賞しました。 日本側の戦争へ突入するまでの緊張感とアメリカ側のそれへの楽観的な見方がうまく描かれており史実を確認する上でも興味いものでした。双方の立場や目線からどちらかへの偏りも無く淡々と、しかもスピード感のある表現が素晴らしく、ラストの真珠湾奇襲攻撃まで徐々に盛り上げて行く手法は見事と言わせていただきます。 実際に戦闘機を飛ばして撮った最後の真珠湾攻撃のシーンはもう二度と撮れないでしょうな。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-11-27 23:08:33) |
78. デジャヴ(2006)
《ネタバレ》 この映画はSF映画のようなサスペンスでしょうか。タイムマシーンが出てくるシリアスなサスペンス映画って初めてでした。単純に結構楽しめました。難しいことやツッコミどころは会えて無視してみればなかなか良くできた娯楽作品ですな。主人公は以前にもタイムスリップして二度目ってことなのでしょうか。一つ分からないことがあるのですが、もしラストで主人公が助かっていたらダグという捜査官は二人になってしまうのでしょうか。ウーン、ややこしい。でも面白かったです。さすが主人公を演じたデンゼルワシントンは存在感があり、見事に難しい役をこなしていました。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2013-10-01 23:59:43) |
79. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
《ネタバレ》 第一作と比べても全く遜色ありませんな。別の時間軸ができてしまったなんて発想が素晴らしくまさに夢のあるストーリーでした。この映画で難しいことを考える必要はないので純粋に映画を楽しめました。 [DVD(字幕)] 9点(2013-05-29 23:27:26) |
80. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 これほど純粋に楽しい映画は少ないですね。難しい所はないけど複雑に絡まる時間の旅が面白い。 悪党だけれども憎みきれないビフもこの映画でワサビ的なキャラで魅力的。 逆に言えばこれをつまらないという人いるんですか?いないでしょ。 十数回この映画を見ている私は今日また見てしまい、今そのレビューを書いてる次第です。 [DVD(字幕)] 9点(2013-05-29 23:17:26) |