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コメント数 148

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61.  レオン(1994)
非常によく出来た作品。適材適所のキャスティング、これがすべてを決めたといっても過言ではないでしょう。ダニー・アイエロの演じたトニーなんて、実際にリトル・イタリーのリストランテから攫ってきたかのような(笑)普通さ。オールドマンも一歩間違えばお笑いになりそうなところを、ギリギリ踏み止まって狂気を見せてくれるし。ラストが所謂ハリウッド的なハッピー・エンディングでないところにも好感を覚えました。エンドロールのスティングの曲も、余韻に浸れてGood!
8点(2002-11-18 01:24:24)
62.  ワイルド・マン・ブルース
"ミュージシャン"ウディ・アレンを追ったドキュメンタリー。随所にみられるアレンのシニカルで神経質な発言には、「これホントにドキュメントかよ?」と突っ込みたくなるくらい、「ウディ・アレン」してて笑えます。ちずぺさんご指摘のマリエル・ヘミングウェイ云々にも深く共感を覚えました。読んではじめて気づいたのですが(笑)。ともあれこれはドキュメンタリーとして出色の出来なので、アレン・ファンならずとも一見の価値があると思います。同時に公開された監督作「地球は女で回ってる」より面白いのが、ファンとしては複雑だったので、10点あげたいところを、マイナス2点。
8点(2002-11-18 00:48:46)
63.  ボーン・コレクター
あの原作を映画化するのは難しいのでは、と危惧していたのですが、案の定、中途半端にまとめてしまったなぁとの印象をぬぐえず。私は原作を読んでいたので(つまり犯人を知っていたので)まだしも、未読の人にしたら「お前かよ!!」とさま~ず三村ばりに突っ込みたくなるのも無理からぬところでしょう。にも拘らずこの作品をそこそこ観られるレベルに引き上げているのは、皆さんご指摘のように主演のふたり、とくにデンゼル・ワシントンの熱演でしょう。まあ、ほかのキャラがあまりにも薄っぺらということもいえますが…。そもそもあの原作を2時間弱でまとめようということが致命的なミスである、これに尽きるのではないでしょうか。今回辛い点をつけた方で、原作未読の方は、ぜひ、一読をお勧めします。
6点(2002-11-18 00:10:35)
64.  ガントレット
いくらイーストウッドといえども、あれだけ撃たれりゃ死ぬってば(笑)。映画だからって、これはやりすぎ。何事も過剰は禁物。
4点(2002-11-16 05:55:44)
65.  オースティン・パワーズ:デラックス
前作は好きだったので期待したんだけど…続編のご多分に漏れず、スケールアップした分トーンダウンした感じ。ギャグのベタ度が増して、より大味、よりアメリカ向けになったというか。「バナナラマ」とか「アラン・パーソンズ・プロジェクト」とか、局地的な笑いはあるものの、やはり全体的に幼児化が進んだように思う。タイトルも007のパロディなんだから、邦題ももっと遊んで欲しかった。
5点(2002-11-16 05:24:53)
66.  おかしなおかしな訪問者
高評価の嵐の中恐縮だけど、まったく楽しめなかった。それどころか観ているうちにだんだん腹が立ってきた。笑えないコメディほど罪なものはないわけで…「エレベーターを降りて左」で感じたフレンチ・コメディとの相性の悪さを、改めて確認させられた次第。「タイタニック」に抜かれるまで本作がフランスの歴代興行収入第一位だったそうだけど、俄かには信じがたい。でも続編が出来たほどだから本当なんだろう…1点は最後まで観た自分の忍耐に対するごほうび。自分を褒めてあげたい(笑)。
1点(2002-11-16 05:09:18)
67.  ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ
ジェーン・バーキンが異常にかわいい。セルジュはこの瞬間の彼女を永遠に封じ込めたい一心で、これを撮ったのかもしれない。とにもかくにもこれは、ひたすらジェーン・バーキンを観るための映画。といいつつ、ジェラール・ドパルデューが少ない出番で強烈なインパクトを放っているけど。
7点(2002-11-16 04:39:33)
68.  マトリックス
この映画は、良くも悪くもストーリーなんか無視して、いくつかの有名なシーンだけ「ほぉ~」って見てればいいのかな、なんて思った。実際、今思い出そうとしても、予告編で見たシーンしか思い出せないし。作る側も、単にここを撮りたかっただけなのでは?というのは穿った見方だろうか。ワイヤーアクションにもいいかげん食傷気味。キアヌにしても、「ワケワカラン」という点で、以前の「JM」を思い出したりして。まあ、周りが騒げば騒ぐほど醒める、ひねくれ者の私としては、特に期待もしていなかったので、この点を。
5点(2002-11-16 04:02:35)
69.  シャイニング(1980)
キングの純ホラー作品を映画化したものは多いが、その中ではトップクラスの出来だと思う。確かに原作とは違うし、キングが怒るのも分からなくはないけれど、これはこれで(原作とは別に)面白いし、端からキングを満足させることなど毛ほども考えていないであろうキューブリックだからこそ、生まれ得た作品だと思う。難を言うなら、キャスティング。もともと人相の悪い(失礼)ニコルソンにこの役を振るのはいかがなものか。徐々に狂気に駆られていくはずなのに、最初の時点で既にあまりまともには見えない。彼を名優と呼ぶことに異論はないが…。それに、怖さという点でも、シェリー・デュヴァルに一歩も二歩も譲っているような。この人の顔のほうがトラウマになりそう(笑)。
8点(2002-11-16 03:33:25)
70.  ファミリービジネス
豪華キャストが泣いてます。ルメットさんはこれでよかったのだろうか・・・
3点(2002-11-10 02:11:11)
71.  ブレーキ・ダウン
殆ど期待していなかった分、楽しめた。J・T・ウォルシュがいつにも増して楽しそうに悪役してるのが、なんというか微笑ましい。こういう人がいなくなってしまうのは、寂しい限り。
7点(2002-11-10 00:11:30)
72.  クリムゾン・リバー
なんでカソヴィッツがこれをやる必要があったのか?ヤン・クーネンにでもやらしときゃいいのに。
5点(2002-11-07 02:29:23)
73.  フリーマネー
濃ゆい役者を揃えた珍作。どんなんだったか忘れたけど、とにかく珍作。それにしてもシーン父子(および兄弟)、やたら共演するなぁ。
4点(2002-11-07 02:03:37)
74.  マグノリア
アルトマンを敬愛するPTAの群像劇ということで、いやが上にも期待が高まるわけですが……うーん、肩透かし。なんか皆いろいろ引きずってて暗いしなぁ。そこにきて”あれ”じゃあ、素直にカタルシス、ってわけにはいきません。新作に期待。
6点(2002-11-07 01:54:51)
75.  スリーピー・ホロウ
どこを切ってもバートン印、の金太郎飴のような作品。やっぱりデップと組むと最高っすね。大好き!
9点(2002-11-07 01:38:22)
76.  クッキー・フォーチュン
アルトマンのこれまでの名作群と較べると、少し弱いと思う。それでもそこらへんの凡百よりは面白いところは、さすが。ジュリアン・ムーアがとてもキュート。ライル・ラヴェットは、相変わらずの不気味さ満開。
7点(2002-11-07 01:34:08)
77.  ギター弾きの恋
前二作のアレン作品に消化不良気味だったのですが、これはイイ!ショーン・ペンは相変わらず素晴らしい。好き嫌いの分かれる役者だと思いますが、嫌いな人でも彼の演技力は認めざるを得ないのでは? そしてサマンサ・モートン。うまいなぁ。彼女の他の出演作、ご存知の方、教えていただけるとこれ幸い。
10点(2002-11-07 01:25:27)
78.  39 刑法第三十九条
誰も彼もひたすら暗い。セリフもボソボソで殆ど聞き取れない。演出なんでしょうが。共感できるキャラが一人もいないのもつらいです。疲れました。
3点(2002-11-07 01:14:01)(良:1票)
79.  セレブリティ
アレン作品になるとどうしても期待が巨大化してしまう。前作(地球は女でまわってる)に続いて、些か物足りず。当時の雑誌とか読むと、ブラナーの結構好意的に評されてたけど、私は彼がダメだった。「ブロードウェイと銃弾」のキューザックのほうが合ってる気がする。ブラナーはシェイクスピアに専念してほしい。「リチャード三世」と「マクベス」やって欲しい…ってアレンの話でしたな。
7点(2002-11-07 01:07:28)
80.  永遠と一日
最強の睡眠薬、アンゲロプロス。シャンテまで観にいって、熟睡。その後BSで観て、爆睡。未だ通しで観ていないので、点数はつけにくいが、(仮)でこんな感じ。今後変わる可能性あり。いつになるやら。
5点(2002-11-06 22:47:40)
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