781. 未完の対局
日中国交正常化10周年記念映画だったかな?日本と中国の2人の棋士の間に隔てられる壁のなんと大きな事か。三國連太郎と孫道臨の演技力のすさまじさに圧倒されまくりでしたね。テーマがちょっと重かった上にエンディングで流れる「愛は夢のように(抱きしめて)」(わかる人しかわからんなぁ・・・笑)、佐藤純彌の得意路線なんだけど、2国の名優が絡むとあそこまで凄い映画になるとは思わなかったですね。 9点(2001-07-16 19:46:12) |
782. サボテン・ブラザース
いいよね。典型的なバカ映画。SNLで名を馳せたチェビー・チェイス、スティーブ・マーチンそれと落ち役のマーチン・ショート。あれだけアクの強い役者が3人もいて、出来上がりはランディスの望みの通りのB級映画に仕上がっているのはすごいね。オープニングの3人の歌(テーマソング)がまたイイ!!さびの所なんか、忘れたくても忘れられないです。エンドクレジットも良くみると面白いよ。 9点(2001-07-16 19:19:07) |
783. ブルース・ブラザース2000
前作を踏襲している点で前作を見てないと、当時の彼らが18年でどうなったとかいう部分のネタがわからないんだけど、そう言う事を差し引いて見ても面白い。ネタとしてはかなりSFファンタジー的な要素が入って困った部分もあるけど、ブルースブラザースだからOK(笑)。基本的には18年経っているけど、同じ事を繰り返しているっていうのがミソなんだろうね。ジョン・グッドマンやジョー・モートンも見事にベルーシの代役を果たしたね。ブルース・モービルも念願の「潜水」やったし、エイクロイドも満足したんじゃなかろうか。 8点(2001-07-16 19:06:20)(良:1票) |
784. プラトーン
ベトナム戦争をここまで醜悪に撮ったオリバ・ストーンはやはり評価しないといけないんじゃないだろうか。また、軍事コーディネーターのデイル・A・ダイが相当派手にしごいた賜物なのか、トム・ベレンジャーとウイレム・デフォーの「目」の演技にはちょっとびっくりしたなぁ。今までかなり戦争映画見たけど、始めて見た時の衝撃はこれ以外には少ないなぁ。 9点(2001-07-16 18:52:21) |
785. フック
アタシは個人的には評価しますよ。本来スピルバーグってこういうバカさ加減の良い映画をもっと作っても不思議の無い人なんだけど、1941の影響かこういうのを自分では作らなくなってたからね。子供の夢を壊すとか言う人もいるけど、じゃあ現実にピーターパンを読んだ人って今となってはどれくらいいるのだろうね。凄い単純なシナリオだけど、あたしには前述した事のアンチテーゼが見えて考えさせられましたね。またこういう子供の夢物語みたいな話にロビン・ウィリアムスが良く合うんだ(笑)、ダスティン・ホフマンのキャプテン・フックも彼があれだけ真剣に取り組んだから、余計にファンタジーとしての良さが出てたように思いますね。 8点(2001-07-16 18:38:29) |
786. フィフス・エレメント
ベッソンの映画と言う事で期待してたんだけどね。良かったのはベッソンの持つ未来の都市のイメージとゲイリー・オールドマンとクリス・タッカーのキレ具合とテンションの高さ、それとあの宇宙人の歌かなぁ。あの歌はとにかく凄かった。映画であそこまで音楽性を前面に出されると、他が何も見えてこないね。 3点(2001-07-16 18:20:27) |
787. アポロ13
これ、実話だけに結末は判っているんだけど、最後に通信が回復した瞬間、感動的でした。実話がネタにされてるといやがうえにも感動させられますね。この手の映画が出来ると押し付けがましくなるもんだけど、それも少なかったかな。時代背景がもうちょっと判るように撮られてたら良かった様にも思うけど、多分その辺を取ると無用な尺が出来て、間延びするんだろうなぁ。そういう意味で、後にトム・ハンクスが監修したTVシリーズでアポロ計画を補完した格好になったようで、物足りないと思った部分が多少解消されたカナ。 8点(2001-07-16 18:11:59) |
788. ダーティハリー
44マグナムという銃(正確にはS&W29なんだが)を日本に広く有名にした映画じゃなかろうか?クリント・イーストウッドがマカロニ・ウェスタンで培った格好良さを全面的に前に出した映画だったというのが正直な印象です。内容的には今ほど派手なシナリオでは無いけど、それが淡々と進行する感じがこの映画に続編が作られる結果になったのかなぁ。 8点(2001-07-16 17:46:29) |
789. ブルース・ブラザース
いや、久々にDVDで見たのだけど、これ正統派のミュージカルだね。第一に役者がちゃんと歌手になっていると言う点は凄い。また、映画で使われる歌が今聞いてもそれほど古臭くなってない(さすがにローハイドとか古いのもあるけど)この映画はジェイクが中心の様にとられがちだけど、実はエルウッドがいないと成立しない様にシナリオが書かれてるし、そういったアイデアを持ち込んだエイクロイドの才能は凄いと思う。だから「ブルースブラザース2000」がジェイク無しでも当ったんだと思う。まぁ、ベルーシファンにはつまらなかっただろうけど。 10点(2001-07-08 03:51:38) |
790. 大脱走
最近は見てないのですが、初めて見たときの感想は、戦争映画の筈なのに、戦車でてこない、戦闘機でてこない、でも面白い、でしたね。(笑) 戦争の中で捕虜というのを取り上げた映画は少ないですが、この映画はその中でも一番さっぱりしていて、それでいて後から何かが残る映画だったです。脱走をスポーツの様に考えさせるシナリオ作りとあの軽快な音楽と個性あふれる往年の名優たちのキャラクターがあったからこそ、長い映画だけど飽きさせないし、重い筈の戦争映画がここまで明るく出来たのだと思います。残念なのは、マックイーンが逃走に使うドイツ兵から強奪したバイクがドイツ製じゃないんですよ。戦争映画マニアにはちょっと頂けなかった。 7点(2001-07-08 03:15:16) |
791. 007は二度死ぬ
日本がロケ地という事で、個人的には好きな方だけど、日本の特殊部隊=ニンジャみたいなコテコテな先入観が多分にあって、思わず「プッ」っと吹いちゃいそうな場面もあるのだけど、まぁ、よく出来てるんじゃないですか?しかし浜美枝さんてきれいな方ですよね。 6点(2001-07-03 01:11:34) |
792. グローリー
何がすごいってやっぱり、黒人の表現力って言うのは、白人のそれと比べても多彩だって事だと思ったのがこの映画でした。デンゼル・ワシントンって、決してタフなイメージの無い役者だと私は思ってますけど、黒人の根底に持つ迫害感情って言うのは線の細さを忘れさせるぐらい迫力がありますね。映画的には、ラストがちょっと説教くさくなっちゃた感じがありますが、全体的にはわかりやすい映画で良かったと思います。 9点(2001-07-03 00:40:13) |
793. シザーハンズ
おとぎ話としては良い出来ではないだろうか。但し、必然ではあったにせよ、殺人を犯してしまう場面が一瞬にして現実に引き戻されてしまう感じがあってもうちょっと他の表現方法は無かったかと考えてしまいます。でもグリムに比べりゃ可愛いか! 8点(2001-07-03 00:20:49) |
794. 史上最大の作戦
戦争映画を評価するのは難しいが、当時としてはアメリカ・イギリス・フランス・ドイツとちゃんと各国軍の動きを追っていて、それぞれのエピソードを巧みに織り成しているのが良かったと思う。キャストについては今となっては豪華キャストでなくても良いのかもしれないが、当時配収を得ようと考えての事なので仕方ないのかなと思います。ちょっとジョン・ウェインは戴けなかったですが。邦題が気に入らないという事ですが、これはこういう邦題つけたからこそ日本でもあたったんだと思いますよ。 8点(2001-06-27 20:22:12) |
795. 眼下の敵
クルトユンゲルスが格好いいんだけど、Uボートの艦長というよりは、ポケット戦艦の艦長ってな風格がありすぎるんだよね。全体的には非常に良く出来た映画だし、原作の様な結末にしなかったのも、映画としては成功だったと思います。 8点(2001-06-27 20:04:02) |
796. ハリーの災難
良く訳がわからない、それで良いんです。あの映画は。ちょっと、とぼけた巧妙さといいましょうか、不思議な感覚のあの映画こそ、ヒッチコックの作風と言うか、味わいなんです。 7点(2001-06-27 19:59:40)(良:1票) |
797. 七人の侍
東野英治郎がいい!、あの方の悪役人生の中でも最上では無かったろうか。この映画にはいたる所に生活感がある。だからこそ、この映画の迫力は出たように思う。 10点(2001-06-27 19:15:36) |
798. 雨に唄えば
ミュージカルが嫌いだったあたしを素直に引き込ませた映画です。今、こういった映画を作れと言っても難しいんですよ正味の話、 8点(2001-06-27 19:10:37) |
799. 七人のおたく cult seven
ウッチャンの演技には正直、関心。益岡徹が7人の中では抜きん出て上手かったけど、それに武田とかついていけないのがはっきり見えてしまって、まとまりの無い印象が強かったです。でも、こういう映画企画を出してくるホイチョイの上手さはありますね。 5点(2001-06-27 18:56:18) |
800. シコふんじゃった。
こういう映画がもっと評価されないから、日本映画の人気がなくなるんだよなぁ。ある意味、黒澤映画の対極に居ながら、同じ道を進んでいる映画かもしれない。 10点(2001-06-27 18:47:44) |