801. バニシングIN60”
《ネタバレ》 車好きによる、車好きのための作品という感じですね。 とにかくカーチェイスがやりたかったんだなという内容。話はないようなものです。 後半になると、ひたすら追いかけっこをしております。 今の映画だとカーチェイスがどんどん激しくなっていてやたら爆発したり車がグリングリン回ったりしますけど、 本作はひたすらリアルよね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-01 22:51:13) |
802. ミニー&モスコウィッツ
《ネタバレ》 タイプの違うおっさんとおばさんが知り合ってからわずか4日で結婚するという話なんですが、 あの二人じゃあ別れるのも早そうだなぁ(笑)。 だいぶ病んできてるインテリのおばちゃんに、強引で粗暴でだけど優しいおっさんがハマっちゃったんでしょうか。 でも、このおっさん行動が逐一アホすぎる。そういう意味では確かにコメディだったかも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-30 20:50:06) |
803. 大いなる男たち
《ネタバレ》 ロック・ハドソンみたいな男前好きですね〜。昔の男前俳優はやっぱり良い。 本作は、男の友情が主軸。人情の素晴らしさ。これぞ西部劇の魅力。心がほっこりするのであります。 コミカルさも加味しつつ、終盤の馬の大群など迫力満点。あれだけの数の馬が一つの画に収まってるのを見るのは初めてでした。 主題曲もまた良し。とても気持ちの良い作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-27 22:00:28) |
804. 超高層プロフェッショナル
《ネタバレ》 期日までに、ビルを完成させられるかっていうお話。 こんなお話の映画は今までにも、そして多分これからもないのではなかろうか。 高所恐怖症の人には震え上がりそうなシーンも多数。 酒好きで男臭い、ある意味ステレオタイプな土方の人たちがたくさん出てきますが、 高所作業をする人たちというのはまた別格なのだろうなと。 ラストなんて車に落下させて勝利の雄叫び。いやそれはやりすぎ(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-27 20:27:26) |
805. カサンドラ・クロス
《ネタバレ》 娯楽作品として、すっごく面白かったので高得点つけちゃいます。 細菌を浴びた過激派が列車に潜り込む。男を見つけ隔離する作戦、他の乗客への感染を防ごうとする作戦、 鉄橋の前で列車を止めようとする作戦、様々なミッションがどれも面白いのです。 ただ、伝染病の菌が「酸素」で消えるという超理論にはぶったまげました(笑)。 そしてもう一つぶったまげたのはラスト。まさか列車が堕ちるとは思ってなかったので、 あの悲惨でむごたらしいシーンには言葉を失いました。 ここら辺がアメリカ映画とヨーロッパ映画の違いなのでしょう。 本作は、エンターテインメントの皮を被ったメッセージ性の強い映画だったのですね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-25 21:23:53) |
806. ある日どこかで
《ネタバレ》 とてもファンタジー先行な作品で、理屈でどうこう考えるとダメだなと思うんですけど、 そういうツッコミも野暮だなって思うくらい突き抜けて描き切ってくれてるわけですね。 申し分ない美男美女、露出過多の幻想的画作り。 辻褄がどうこうなんて関係ない。とにかく愛の甘美さを見せたかったんだよ、みたいな。 個人的には、ジョン・バリーの音楽が本当に素晴らしいなと思いました。 この愛の地平線を、見事なまでに音楽で表現してくれてましたね。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-05-23 23:05:10)(良:1票) |
807. ナイト・アンド・ザ・シティ
《ネタバレ》 デ・ニーロがダメ人間を演じているわけですが、他の彼の作品と違い本作のデ・ニーロは実に弱っちいです。 殴られ役ですね。そんであっちこっちにいい顔しようとして嘯いて自滅していっちゃう。 終盤の、転がるように悪化していく状況は本当ブラックコメディです。目も当てられない。 ロクでもない人なんだけど、何かしらうまくいってくれよ〜って願っちゃう。 しかし、2発撃たれたのにめっちゃ喋るデ・ニーロには笑った。 あの女神も一緒になってくれて、結果オーライかな? [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-23 20:41:13) |
808. チザム
《ネタバレ》 実在の人物をモデルにしてるみたいですが、どの程度まで史実に忠実かはわかりません。 西部劇は、やはり「法に正しく」ではダメですね。荒くれなきゃ活劇にならない。 ジョン・ウェインも終盤になってようやく活躍してくれました。よく見るとショットによっては代役の人っぽかったりもしますが。 他に書く立てこもりでの銃撃戦、そしてあぶり出しのシーンは見応えあります。 みんなを助けようと思って表に出て殺されちゃうご主人は不憫だった。 あと、西部劇に必要だと思うのが「主題歌」。本作の主題歌も耳に残る名曲でよかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-21 23:48:38) |
809. ときめきサイエンス
《ネタバレ》 どういうメカニズムであの美女が出来上がったのか全く理解不能なんですけど(笑)、 色々ツッコミを入れながらも楽しんで見ちゃってる自分がおりました。 なんというか厨二病丸出しという感じで、思春期の男の子が頭の中で妄想全開で作ったようなお話なんですよね。 祖父母が停止されるとか兄ちゃんがモンスター化するとかミサイルが地中から出てくるとか女の子が下着が脱げて暖炉に吸い込まれるとか 変なマッドマックス風のやつらが出てくるとか、はっきり言って全部意味不明なんですけど、 頭で思いついたアイデアをたいした理由付けもせずに映像化しちゃうという、そのゆるい感じが憎めないんです。 それに服装、車、音楽、ノリなど80年代の良さが前面に出ててこれまた懐かしい。 愛すべきアホ映画とでも言いましょうか。こういう映画もまたあっていいものです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-21 21:27:58)(良:1票) |
810. アフリカの女王
《ネタバレ》 序盤だけ見てると、わりとシリアスめのお話なのかなと思ってんだけど、実際は大人のラブストーリーでしたね。 貰い手のないおばちゃんとか言う悪口をかまされた後、無言で黙々とジンを川に捨てていくシーンが笑った。 キャサリン・ヘプバーンはほんと素晴らしい女優。怒ってる時の表情、女になる時の表情、とても鮮烈。 葦をかき分け、ヒルに身体中吸われ心身ともに疲弊していくシーンは地味に凄まじい。 二人で知恵を出し合って、船直したり急流くだったり敵から目を隠したり。 これだけ乗り越えていけるのなら夫婦になっても問題なくやっていけそう。 至極大変な「婚前旅行」となりましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-16 22:07:08) |
811. マイ・ガール
《ネタバレ》 幼少の頃のマコーレー君は本当に可愛らしかったですねぇ。懐かしいわぁ。 主役の女の子も細やかに演技しててよかったですね。 ジェームズ・ニュートン・ハワードの音楽が、ファンタジックな響きでほんと素晴らしい。 ああいう結末になっていくとは予想していなかったけど、重たくなりそうな展開を音楽で軽くしてました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-05-16 21:12:30) |
812. ワイルドバンチ
《ネタバレ》 序盤の終盤の銃撃戦はほんと素晴らしいですねぇ。 爆発のような銃撃音の連続と、短く刺激的なショットの連続。迫力ありますよね。 中盤はちょっとかったるいかなとも思ったけど、仲間を救うため戦いにいく4人のおっちゃんの勇姿にはしびれました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-02 23:40:11) |
813. わが青春に悔なし
《ネタバレ》 言論弾圧からの解放、自由への希求、そういったテーマですけど、なんだかこの作品そのものがのびのびしてないんですよね。 やっぱり1946年だから、占領下にあった映画づくりというのはこういうテーマで作るようにとの要求下にあったのでしょう。 時折はっとさせるショットはあるものの、残念ながら堅苦しいだけで黒澤さんの良さは出ておりません。 ブルじゃあ時代のお嬢さん時の顔と、農民になった時の顔の変化などは素晴らしかったです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2017-05-02 20:27:13) |
814. 山の音
《ネタバレ》 実はすごくセクシュアルなものを描いてるんだとか、いろんな暗喩があるとか色々言われるみたいですが、 私にはよくわかりませんでした、、。ものすごくおしとやかな恋愛映画だなぁという以外になく。 もうちょっと歳をとってからまた見返すことにしましょう。 [試写会(邦画)] 5点(2017-05-02 19:20:20) |
815. スパルタンX
《ネタバレ》 いや〜素晴らしい。エンターテインメントですねぇ。なぜスペイン人たちが中国語わかるのかという疑問はさておき、 コメディ喜劇としての出来栄えがほんと素晴らしい。逐一ケラケラ笑かしてもらいました。 え〜そして何と言ってもジャッキーとベニー・ユキーデの戦いです! 素晴らしい見応え。お腹いっぱいであります。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-01 19:27:21) |
816. プロジェクトA2/史上最大の標的
《ネタバレ》 全盛期のジャッキーはやっぱすごいね。 本作は、でっかい石臼機みたいなのや羽毛のぐるぐる回るやつ、倒れる巨大看板などギミックも面白い。 でも一番おもろいのは、やはり唐辛子の技だね。あれは敵にとっちゃ大変だね。自分も相当食らうけど(笑)。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-01 19:05:45) |
817. ロード・オブ・ドッグタウン
《ネタバレ》 意外と良かったですね。ザラついた画作りとか、昔の青春の風景といった雰囲気が出ていましたし。 日々スケボーをするうだつの上がらない若者たちですけど、そんな彼らが時代の波に乗ってあれよあれよとスターになっていく。 水不足の時に、ヒズが貼ってないプールがあちこちに貼って、そこでスケボーしてみたらすごく楽しくて、というところから あんな風にスターまでになっていく。面白いものですね。 もろちん、チヤホヤされたい奴もいれば、そういうのが嫌で一匹狼を貫くものもいる。 大人の思惑も絡まってチームが引き裂かれたり、また集まってスケボーしたり。 悲喜交交って感じで、とてもいい青春映画になってましたね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-05-01 17:34:41) |
818. ジャージの二人
《ネタバレ》 なんの予備知識も持たずに、衛星放送でやってたのを鑑賞いたしました。 あまり親子には見えませんが、このコンビなかなかいいですね。特に父親役の鮎川誠さんのキャラが好き。 話も世界観も登場人物も全てがユルイんですけど、この父ちゃんが特にこのユルイ世界の構築に一役買ってる。 さすがはロッカーなだけあって、ジャージ姿でもなぜか格好良いんです。 そんな父と息子のコンビが避暑地の山荘に向かうわけですが、私はわけあって嬬恋村に土地を持っているので、 一目で「あ、ここは嬬恋村だな」とわかりました。あの一面のキャベツ畑が素晴らしいのです(何故か劇中ではレタス畑と言われてましたが)。 東京の気温と比べて度々ガッツポーズしていましたが、実際にここは夏でも本当に涼しく、夜になると肌寒いぐらいです。 映画としては、ぶっちゃけ中身はあってないようなもんなんですが、その何も起こらなさ加減がいい、という不思議な映画です。 色々な困難に対して力強くエネルギッシュに抗って乗り越えていこうという映画もたくさんありますが、 こんなふうに飄々として困難は困難のままにすっと受け入れて乗り越えていく、そんなスタンスもあるんだなと思いました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-29 23:46:14) |
819. 男はつらいよ フーテンの寅
《ネタバレ》 嫁や子供がいる設定でテレビのインタビュー受けてる寅さんが切ねぇ、、、 [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-04-25 22:57:40) |
820. 砂漠の流れ者
《ネタバレ》 この映画すごく好きですねぇ。 なんだろう、人間味の塊のような作品といいますか、どの人も問題ありなんだけどみんな憎めないといいますかね。 主人公のロクデモナイおっさんと、キレたら手のつけられない娼婦のねぇちゃんと、インチキ牧師のにいちゃん、 映画見終わったら、この三人は自分にとって昔からの知り合いだったかのような、妙な親近感が湧いてきたんです。 あのまさかのラストもニューシネマの時代を感じさせますけど、その切なさも含めて好きです。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-04-25 15:15:05) |