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コメント数 895
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自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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801.  21グラム
単純で辛気臭い話を無意味に時間軸シャッフルして高尚に見せても、ただただ分かりづらく下品にしているだけ。話が飛びに飛び、逆に俳優陣の熱演に集中できなかった。変に高尚にしようと意識しているのがイニャリトゥの悪いところ。
[DVD(字幕)] 4点(2015-04-09 19:49:13)
802.  エコール 《ネタバレ》 
棺で壁に囲まれた閉鎖的な女学院に拉致され、リボンの色で学年分けされた少女達が生活している。性を意識しない、幼くも妖艶な匂いを漂わせる肢体が背徳感を際立たせる。男に買われた少女や手紙を通じて脱走する少女のエピソードを見ても、明るい未来ではないのは確かで、変態男の性欲の捌け口として搾取される少女の儚さを表現したかったのだろう。おフランスらしい独創的でミステリアスな世界観だが、むしろ少女達の顔の濃さが気になって、エロスや性的興奮を一切感じないどころか、ギャラリーの前でバレエを披露する場面では「もう好き勝手にやってくれ」と思った。溢れ出る噴水は、初潮や性衝動の比喩くらい分かるし、それを描いたところで「だから何?」としか思えない。どうやら自分は真性のロリコンではないようだ。つまり惹き付けられる世界観としてはまだ足りないということ。外の世界は一切描かなかった方がスマートだった。マリオン・コティニャールが出演していたのはちょっと衝撃。
[DVD(字幕)] 4点(2015-02-18 21:26:32)
803.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
映像に奥行きがあって凄い凄いと言われても、ストーリーがどうしようもなければ、この3DCG映像なんて30分以内で飽きる。 極めつけは、主人公の失態で原住民の住処が破壊され、彼らから信用を失くしたのにも関わらず、 赤い巨大ドラゴンを操って畏敬されたり、人間の身体を捨ててアバターで生きるラストなんてあまりにも御都合主義過ぎて、 サルでも分かるくらい酷いレベル。 これでアカデミー賞の作品賞を獲っていたら、賞の権威は地に落ちていただろう。 良質だが地味で宣伝する力が弱く、メジャー大作に埋もれてしまう現状に警鐘を鳴らす意味では、会員の判断は正しいと言える。 前例を作ったら、『トランスフォーマー』シリーズにも作品賞をあげても良いことになってしまうので。
[3D(吹替)] 4点(2015-02-01 13:28:03)
804.  カラフル(2010) 《ネタバレ》 
一体誰に向けて作った映画なのか。 前作の『河童のクゥと夏休み』はアニメでしか出来ない表現があったが、本作は実写でやれば十分な内容と表現をそのままアニメにしても、ターゲットの中学生にはピンと来ないのではないか? 現に声優陣を俳優で固めるあたりからしてもそうだし、極めつけは鉄道に関するエピソードでまんま実写写真がバーンと映し出される。不倫した母との関係にまだ決着が付いてないのはリアルかもしれないが、アニメでしかできない表現を放棄した先にあるのは、表面を撫でただけの"リアル"と思われる事象の羅列とそれを履き違えている製作者の自己満足。だから伝えたいメッセージの説得力が乏しいし、ケータイ小説の薄っぺらさに通じるものがあった。型に嵌って息苦しく、広がりがないんだな。もっと非現実に描いてこそ、物語内の現実が際立ち、"カラフル"が実感できるのではないだろうか。2000年に既に実写映画化されているんだから、この地点で題材を間違えているとしか思えない。"クレしん監督"のイメージから完全に脱却するのはまだ先のようだ。
[DVD(邦画)] 4点(2015-01-31 01:40:01)
805.  シリアル・ママ 《ネタバレ》 
欧米のコメディは自分には合わないと思った。主人公の主婦が無礼な人間を殺しまくるが、何も殺さなくてもと思ってしまう(分からなくもないが)。では、主婦が殺人鬼になった背景を知りたくなるけど、これもあまり触れられず。何故か擁護する家族といい、メディアが騒ぎ出す風刺な展開までどこで笑えば良いのか分からない。裁判の結果、「おいおいこれで良いのか?」と終了。そういう映画なんだから、細かい部分や倫理的なところはナンセンスだけどね。観賞後、実話だと思って検索したら、作り話だったの? まあ実話だったら、アメリカの民度を疑うし内心背筋が凍る。いずれにしても、人間の潜在意識と良心を問う意味では、"ブラックコメディ"なのかもしれません。
[DVD(字幕)] 4点(2015-01-02 11:25:35)(良:1票)
806.  エスケイプ・フロム・トゥモロー
あの某有名テーマパークの無許可撮影を通して、炙り出される夢の国の本質。幻想的なモノクロ映像と音楽がさらに非現実さを際立たせている。発想の勝利と言えなくもないが、ただそれだけ。設定を上手く活かせないまま、魅力のないダメ親父の妄想を延々と見続けられるのは退屈です。ジャンルが不明瞭で不条理ホラーとして振り切れていなかったのも大きい。言わば企画倒れ、勿体ない。
[DVD(字幕)] 4点(2015-01-02 11:16:48)(良:1票)
807.  HK/変態仮面
リアルタイムで読んだクチで、そのフォルムと立ち回りが強烈な印象を残す怪作漫画だった。まさかの実写版の再現度は文句なしで、良い意味で下らなさ全開だけど、これほどワンパターンだと正直退屈さが勝る。この手の内容なら80分弱に縮めた方が気楽に見れそう。
[DVD(邦画)] 4点(2014-12-28 13:52:51)
808.  レ・ミゼラブル(2012)
ミュージカルが原作だから仕方ないけど、まともな台詞がなく、9割以上歌ってばかりの2時間半には流石にウンザリしてくる。無音で落ち着いたシーンが冒頭以外ないので、延々と爆撃シーンばかり見せられているようで余計疲れます。如何に俳優陣の歌唱力と崇高なメッセージが素晴らしくても、ミュージカルをそのまま映画にしたような工夫のない構成の前には敵わない。
[映画館(字幕)] 4点(2014-12-28 13:15:30)
809.  マジェスティック(2001)
『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』が良かった分、凄い肩すかしを喰らってしまった。ダラボン初のオリジナル脚本がイマイチなのか、キャプラ的な人間賛歌が現代では時代遅れだったのか、自分が赤狩りの背景をよく勉強していなかったのか分からないけど、ただただ冗長で捻りもない映画で終わってしまった印象。ジム・キャリーがミスキャストであることも大きいだろう。映画館とDVDで見たのに記憶があまりありませぬ。
[映画館(字幕)] 4点(2014-12-20 22:42:35)
810.  ハンニバル・ライジング
ハリウッドはネタ切れなのか、何でもかんでも前日談がお好きなようで。結局、レクター博士のエピソード0も作られることになり、原作者が脚本を担当するも、信者が描いたような盲信ぶりに若きレクター博士に奥行きが感じられない。人食いになった理由が殺された妹の復讐という、映画史に残る悪役の割にはあまりにもショボすぎて。何故、怪物になったかは触れずに見る人の想像の余地を残すからこそ、そのキャラクターは永遠に輝くと思います。どちらかといえば、ギャスパー・ウリエルの熱演を堪能するアイドル映画として見れば楽しめるかも。これが成長するとアンソニー・ホプキンスになるのか……どう転んでもイメージが結び付きませぬ。
[DVD(字幕)] 4点(2014-12-20 22:07:24)
811.  真夜中の弥次さん喜多さん
原作漫画がかなりぶっ飛んでいるので、未読の人間にはキツい内容。 メタ要素を用いた、ドラッギーでシュールな展開が続くも記憶に残らない。 リアルがどうとか、「あとは勝手にやってください」としか言いようがなく、 原作漫画や脚本家のファンでなければ無理に見なくても良いと感じます。
[DVD(邦画)] 3点(2023-07-29 11:38:18)
812.  バルド、偽りの記録と一握りの真実
バルドとはチベット仏教用語で"中陰"。 「死から転生までの間の魂の浮遊期間」のことを指すという。  アメリカで成功したジャーナリスト兼映像作家のメキシコ人監督が、 祖国に戻っても居場所のない疎外感、メキシコ人としての帰属意識とアイデンティティの揺らぎ、 家族とのわだかまりを描いている辺り、イニャリトゥの半自伝的作品であることは確か。 問題はそのシンプルなストーリーを物凄く難解に(いやストーリーの繋がりすら放棄している)、 現実と空想とメタ演出が曖昧のまま、何の方向性も決まらずに単調でダラダラ描いているだけだった。 これがテレビ司会者の主人公の作品に対する批評と重なる。 要は中身がない。  拝金主義のアメリカに対する風刺やメキシコの抑圧された歴史を盛り込んでも、 知ったところで何の感慨もなかった。 オスカーを4個も取って、「本当の俺はこうではない」とモヤモヤした部分はあったのだろう。 ネットフリックスだからこそ好きなように撮られたそうだが、受け入れられるかは別の話。 (事実、ヴェネチア映画祭で初公開時不評だったようで、劇場公開時に結構削ったらしい)。 金をかけた同人映画の域でしかなく、イニャリトゥのワースト。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-01-02 23:49:43)
813.  ホワット・ライズ・ビニース 《ネタバレ》 
もしヒッチコックが生きていたら、コンピューターグラフィックスという道具を如何に駆使しただろうか。 そのコンセプトは上手く活かされず、無暗に複雑で、余計な贅肉が多く、 最後は非現実なオカルトホラーというお粗末なものに。 この杜撰な脚本では彼に撮ってもらうことも叶わぬだろう。 ハリソン・フォードが悪役というのは珍しいが、収穫らしい収穫はほとんどないと言っても良い。
[DVD(字幕)] 3点(2022-10-30 22:34:53)
814.  CLIMAX クライマックス
ギャスパー・ノエにしては肩透かし。内容がないのは当然としてももっと工夫した作りにして欲しい。過激というよりはただ撮っている感が強い。麻薬や集団心理の恐ろしさに新しい切り口もなく、序盤のダンスシーンのワンカットが良かっただけに残念感が強かった。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-01-31 23:25:50)
815.  俺たちフィギュアスケーター
アメリカンバカコメディでよく見かける邦題の『俺たち~』は本作が発祥なのかなと思ったが、それがどうとでも良くなるほどちっとも笑えない。ベタな展開がダメなのではなく、単純に悪い意味で構成も小ネタもイマイチで、それが集まってできた品にしか見えなかった。男二人でフィギュアを組む設定は面白そうだったのに勿体ない。
[DVD(字幕)] 3点(2021-11-05 23:39:37)
816.  ターミネーター3 《ネタバレ》 
こんな続編は見たくなかった。無駄に派手なだけのアクションに、違和感ありまくりのコメディ描写と、素人目でも冒涜されたと思っても仕方ない。ダメ人間になったジョン・コナー役も完全にミスキャスト。ただ、時代に適合できなかった青年が救世主としての自覚と成長を感じさせる、バッドエンドすれすれのラストを評価する向きは分からなくはない。荒廃した未来から来たカイルの息子である以上はこうならざるを得ないわけで・・・。ターミネータの冠を使わず、完全なパロディとして製作されていたら違っていたと思う。
[地上波(吹替)] 3点(2021-08-06 22:34:23)
817.  ミッドナイト・スカイ
終始退屈で単調な映画。金が掛かっているだけあり、大作感も宇宙船のディテールも期待は裏切らない。内省的で余命わずかの科学者の心の旅を描いたのは分かるが、並行的に描かれる宇宙船のクルーのパートも十分に比重を占めており、どちらも均等に描こうとして却って中途半端になってしまった印象。映画としては分かりやすい部類だが、2時間で描くほどの濃密さがないので、世界の終末に想いに馳せることもままならない。少女の正体も何となく分かってしまうし、「言いたいことはそれだけか?」で終わってしまった。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-01-23 10:49:16)
818.  打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)
企画自体は『君の名は』以前からあったとは言え、セカイ系を言い訳にして全体的に描き込み不足で、タイムリープものとしても新機軸を打ち立てられないところが致命的。ヒロインの不必要な性的表現が世界観の密着をさらに遠ざける。『君の名は』好きのカップル層と萌えアニメ好きのオタク層の両方を取り入れようとした結果、どっちつかずのまま中途半端に終わった感じだった。明らかな宣伝ミスだとしてもまるで救えていない。
[地上波(邦画)] 3点(2020-08-14 21:13:47)
819.  インデペンデンス・デイ: リサージェンス
確かに前作も問題だったが、当時としては規格外のスケールで、特撮技術の限界に挑戦したという意味では価値はあった。だが、CG全盛の時代に何の捻りもなく同じ展開を繰り返すことに意味を見出せなかった。前作のキャストがほとんど続投する必然性もないくらい、目まぐるしく場面展開し、誰かに肩入れする気持ちも削がれて、勝手にやってくれと思ったくらいだ。また、中国市場に念頭を置いたキャスティングと宣伝が目立ち、日本がどれだけ国際社会から置いて行かれているか痛感させられる。今後も反トランプで、ますますハリウッドの中国依存は加速していくことだろう。時代の流れかな・・・
[地上波(吹替)] 3点(2020-03-26 23:44:29)
820.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
『マン・オブ・スティール』は観賞済。大スケールで何でもありのスーパーマンと、ダークでリアル路線のバットマンを融合して、『ダークナイト』的なことをやらせた結果、「一体何をしたかったの?」としか言いようがないあまりにミスマッチな映画になっていました。二次災害で犠牲者出しまくりのスーパーマンの物語が深く掘り下げられていないどころか、対立するバットマンも妄想逞しく、無理矢理バトルさせているようにしか見えない。悪役のレックスも影薄い。おまけにワンダーウーマンも加わって、もう何もかも中途半端。ただただ贅を凝らした特殊効果が前面に押し出されてうんざりする。スーパーマンの死で引っ張らせて、最後復活するんだろ? な展開も丸分かりで、DCコミックスは正義が悪がどうとか講釈を垂らすことが手段になってないか。『ダークナイト』が如何に不世出であることがよく分かる。味を占めすぎるのもよくないな。
[地上波(吹替)] 3点(2019-10-12 00:14:11)
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