821. ディア・ドクター
《ネタバレ》 西川監督さすが。 とっても楽しめた。 人を肩書きや資格で区分けする事の意味を、世間に問う内容。 人を助ける非医師とろくに助けない医師と、どっちが患者にとって助けとなるのか。 ただし途中、デコルテの露出はげしい井川遥に目を奪われ、若干、内容への集中力が落ちたことを白状しておきます。 [インターネット(邦画)] 8点(2021-02-21 19:24:48)(笑:1票) |
822. 旅情(1955)
《ネタバレ》 ベネチアにおける男女の出会い。 美しいベネチアの街並みと共に、とても切なく描かれている。 旅先での運命的な出会いであり、限られた時間の中で互いに愛し合うからこそ盛り上がる。 この男女にとって、この出会いは一生の思い出となることでしょう。 子供からの万年筆のプレゼント、これもとても良かった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-20 19:14:52) |
823. ゲッタウェイ(1972)
《ネタバレ》 スティーヴ・マックィーンかっこいい! この一言に尽きますね。 ルディの悪キャラも作品のスパイスとして機能しています。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-19 21:26:05) |
824. バッファロー'66
《ネタバレ》 ヴィンセント・ギャロのたわ言をずっと聞かされてる感覚。 彼の風貌でピュアな役は似合わないし、違和感しかない。 殺すシーンが嘘なのは卑怯に感ずるも、終わり方は悪くない。 いずれにせよ、ヴィンセント・ギャロの一人舞台だ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-17 22:06:07) |
825. 夢売るふたり
《ネタバレ》 これ、この監督一番の凡作ではないかな。 中盤までのストーリー展開はとても楽しめたが、終盤にかけて尻すぼみ。 あと、松たか子の自慰シーンとか、トイレシーンとか、生理用ナプキンを貼り付けるシーンとか、見たくなかったなぁ… [インターネット(邦画)] 6点(2021-02-16 16:21:48) |
826. 恋の渦
《ネタバレ》 男と女、それぞれの性質を的確に描いているところ、そこに脱帽。 いるよね、こういう男と女って感じ。 いろんなパターンの男女の形が描かれているのも面白い。 決して愉快な気持ちになれる映画ではないけれど、どこか納得させられてしまう内容の数々。 男は立場が変わると急に弱くなったり、逆に女は立場が変わるとしたたかだったり。 でもね、こんな男と女ばかりではないですよ! こんな男や女にひっかからないようにしましょう的な意味では、教則本みたいな側面もあったりする。 [インターネット(邦画)] 7点(2021-02-14 03:00:45)(良:1票) |
827. ジャッカルの日
《ネタバレ》 硬派なクライムサスペンス。 暗殺道具の銃、これが最高に魅力的! ジャッカルをここまで駆り立てるもの、それはもはやお金ではない気がした。 やり甲斐というか、スリルというか。 人生を賭けた暗殺。 暗殺の虜になる男。 なんとも切ない話でもあった。 [DVD(字幕)] 8点(2021-02-14 00:08:29) |
828. 大いなる西部
《ネタバレ》 話が大して面白くない上に長いから、最後まで見るのがしんどかった。 ご都合主義的なところも散見された。 グレゴリー・ペックがろくでもないこだわり見せ、正義な男を演じているが、見ている私はあくびか止まらなかった。 おまけで、やはりこの時代のアメリカ女優には魅力を感じなかった。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-02-11 17:16:43) |
829. パターソン
《ネタバレ》 ジム・ジャームッシュは相変わらず一期一会の描き方が魅力的だ。 永瀬正敏との公園でのやり取り、これが特にいい。 見知らぬ人間とのほんの少しのやり取り、しかも最後はノートまでプレゼントしてあげて、でもアッサリさようなら。 見知らぬ人間同士の、ほんの短い時間のやり取りなのに、お互いの人間性、そして生きてきた歴史まで垣間見た気がするのは、やはりジム・ジャームッシュならではの魅力なんだろう。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-02-09 11:37:53)(良:1票) |
830. 男はつらいよ お帰り 寅さん
《ネタバレ》 過去の映像が出てくる度に、涙が止まんない。 なんでここまで涙が出てくるのか、自分でもよく分かんない。 シリーズ全体の思い出か、寅さんが懐かしすぎたからか… 言葉では言い現せない、涙腺を直接刺激される感覚。 おそらく他のどんなに感動する映画を見たとしても、この感覚の涙は出てこない。 とにかく、訳も分からず涙が出てきた。 こまった。 でも、まだ涙がひかないうちに、今度は寅さんの面白いシーンが出てきて、笑ったり。 やっぱり、渥美清さんの演技は絶妙に面白くて、何度同じシーンを見たか分かんないけど、何度見ても笑ってしまう! [インターネット(邦画)] 9点(2021-01-31 10:33:23)(良:1票) |
831. 永い言い訳
《ネタバレ》 人生の古傷をえぐられる様な映画。 本木雅弘は魂のこもった演技をする凄い役者だ。 黒木華の悪女っぷりが記憶に残るレベル! [インターネット(邦画)] 7点(2021-01-31 01:42:09) |
832. ボーダーライン(2015)
《ネタバレ》 序盤に5台の車が隊列を成してメキシコに乗り込むシーンが一番好き。 見知らぬ怖い街に侵入していく緊張感がたまらない。 そして、それを盛り立てる音楽も素晴らしい。 家族を殺された事による復讐心ってのは、やはり人間が持ち得る復讐心の中でも最強か。 それを思い知らされる作品。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-01-30 22:36:04) |
833. 台北セブンラブ
《ネタバレ》 映像センスは良いが、内容が極めて物質的で拝金主義。 内容が薄っぺらいので、7つの挿話を集めてきたのでは?と勘ぐりたくなる。 なんというか、内輪ネタ大好きな芸能集団が自己満足で好き放題作ったような作品で、とても評価する気にはなれない。 [インターネット(字幕)] 2点(2021-01-27 18:41:34) |
834. 緑色の髪の少年
《ネタバレ》 髪が緑色という事で、カラー初期の映画としては、とても適している。 オープニングタイトルも緑文字で、なかなか良い。 反戦映画としての色合いが強い、非常に真面目な映画。 が、真面目すぎて物足りない。 もし自分がある日、急に髪が緑色になったら… たぶん坊主にはしないだろう。 普通に染めるはず。 その点、若干無理がある内容。 [インターネット(字幕)] 4点(2021-01-26 19:10:13) |
835. 悲しみは空の彼方に
《ネタバレ》 後半になるにつれ面白くなった。 子供を思う親の気持ち、それはどの国、どの時代も変わらない。 子供の幸せをただ願っている。 ただこの作品には、そこに人種差別の問題も絡んでいる。 この時代にこういった人種差別を訴えた作品があったにも関わらず、いまだに人種差別は無くならない。 とても根深い問題だと、つくづく感じた。 [DVD(字幕)] 5点(2021-01-24 20:45:57) |
836. 翼よ!あれが巴里の灯だ
《ネタバレ》 飛行士は眠たいだの、ガソリンタンクを切り替え間違えただの、とにかくダメ。 それより、この偉大な単葉機を造ったエンジニアが凄い! [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-23 12:15:40) |
837. オペラハット
《ネタバレ》 話はテンポが良くて楽しいんだけど、どうにも都合が良過ぎる展開。 特に最後の法廷シーン。 あれは主人公の勝ちありきで進行していく。 都合が良過ぎず、もう少し展開にリアリティがあれば満足できたのだが… [インターネット(字幕)] 5点(2021-01-21 20:34:34) |
838. アラスカ物語
《ネタバレ》 かなり壮大なスケールだが、内容はショボい。 奥さんはどう見ても日本人にしか見えず。 原住民を日本人が演じているので興ざめ。 どうにかして原住民を配役すべきだったのでは? スケールの大きい現地ロケが台無しだ。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2021-01-17 23:37:48) |
839. 影裏
《ネタバレ》 またもや前知識なしで見た弊害が発生。 冒頭から妙に綾野剛のモッコリ姿が出てくると思ったら… これは私の苦手ジャンルだった。 しかも間の長さが自分の好みではなかったかな。 ただ単にテンポが遅い映画としか感じられなかった。 あと不謹慎かもしれないが、震災モノが苦手なのも致命傷。 キャスティングで見る映画を選ぶと失敗する、典型的なパターンになってしまった。 綾野剛と松田龍平は好きなだけに、残念な結果になってしまった。 [インターネット(邦画)] 3点(2021-01-16 21:31:02) |
840. 女の暦
《ネタバレ》 杉葉子、香川京子の両美人が出ているので見ることに。 二人は期待通りとても綺麗だった。 特に杉葉子のスタイル! スカート、そしてくびれた腰回りに悶々。 小豆島を舞台にした女の物語。 この当時の女性たち、そして恋愛に関する事、その根本は今とさほど変わらない事に驚いた。 ところで、香川京子が恋人に甘えるシーン。 甘い声を出して、とにかく甘えまくる。 これ意外とレアかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-16 11:32:51) |