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841.  闇金ウシジマくん Part2
この映画の登場人物に似た人は、少なくとも私の周囲にはいません。かなり劇画タッチで、リアリティはいま一つ。しかし、後先考えずに闇金から借りてしまうチンピラとかホストとか、ホストに貢ぎまくる女とか、思い込みだけで突っ走るストーカーとか実在しそう。そういう人物像をデフォルメした作品なのかなと。 何より気に入ったのは、昨今の日本映画らしからぬところ。クスリとも笑えないコメディ映画でもなく、クサいセリフと安い涙を敷き詰めた〝感動映画〟でもなく、すべて丸く収まるハッピーエンドでもない。こういう一連の「有名監督(脚本家)による話題作」に比べれば、ずっとリアルでした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-10-01 01:49:39)
842.  スペシャリスト(1994)
齢40前のシャロン・ストーン、顔のアップでは少々シワが目立ちますが、体型は10~20歳代のまま(暗い照明で演出したのかもしれないが)。鍛錬と精進を重ねた結果でしょう。「さすが」の一語に尽きます。加えて中年女性ならではの妖艶さもある。もう無敵じゃないでしょうか。ひとたび睨まれたカエルは、餌食になるしかありません。などと思いつつ、おおいに堪能させてもらいました。 そういえばチョイ役でスタローンとJ・ウッズも出てました。そんな映画です。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-09-29 23:43:20)(笑:1票)
843.  乱気流/タービュランス
序盤はレイ・リオッタの豹変ぶりに驚き。物語は彼の狂気をメインに進行するのかと思いきや、ヒロインのほうがもっと驚くべきボスキャラでした。最初はふつうに見える客室乗務員だったのに、いつの間にか口を半開きにしたバカ面に変化。グズグズに崩れたメイクと相まって、正視するのも辛かった。 そして何より、バカ面よろしく行動もいちいち変。「今、そこでそんなことをしている場合か?」と万人がツッコミを入れたくなるはずです。「パニック映画」と「ホラー映画」の要素を混ぜ合わせた結果、「イライラ映画」になっちゃったという感じ。 パニック映画花盛りだった1970年代ならいざ知らず、90年台後半になお、こういう低レベルな映画が作られていたことにも驚き。まぁB級はこんなものですかね。
[CS・衛星(字幕)] 1点(2016-09-25 23:03:02)
844.  カンバセーション・・・盗聴・・・
静かな緊張感が続く良作でした。日本の梅雨時を思わせるジメジメ感、ジョークの1つも出てこない暗さ、ハリソン・フォードの不気味さもいい。しかし最大の謎は、ロバート・デュバルがなぜノンクレジットなのかということ。たしかに出番は少ないが、「カメオ」と呼ぶにしては、終盤のおいしところをごっそり持っていったように思うのですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-09-24 01:50:39)(良:1票)
845.  駅 STATION
3度にわたって流れる「舟歌」がいい。高倉健と倍賞千恵子がだいたい同じシチュエーションで聞いているわけですが、2人の心象風景は3度ともまるで違う。1度目はほっこり、2度目はメラメラ、そして3度目は冷え冷え。それを、セリフで多くを語らず、2人の表情だけで見せる演出にグッと来てしまいました。 ただし、倍賞千恵子といえばやはり「さくら」のイメージが強くあります。今でさえそうなのですから、「寅さん」がバリバリ現役だった封切り当時、観客に違和感はなかったのでしょうか。この作品をもっと楽しむためには、「寅さん」をいっさい見ず、ついでに「ハンカチ」とか「遙かなる」とかもスルーしておくのが一番かもしれません。そう思わせるほど、ザ・日本的情感たっぷりの良作でした。 それにしても、宇崎竜童って稀有な存在ですね。稀代のチンピラ顔にして、稀代のヒットメーカーでもある。「舟歌」もいいけど、続けてラストに流れる曲もさすがという感じです。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-09-15 00:35:18)
846.  アイガー・サンクション
大学教授にして有名な登山家、希少な絵画のコレクターであり、ちょっと前まで秘密組織の有能な殺し屋。こんな天下無双キャラを創作した時点ですごい。天は彼に何物を与えたのか。きっと人生楽しくて仕方がないだろうなぁ…。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-14 23:54:04)
847.  ミッション・トゥ・マーズ
多くの方が指摘されているとおり、「ありきたり」の一語に尽きますね。デ・パルマ監督ならもっとグロく描くかと思いきや、これまでどこかで見たSF映画を寄せ集めて焼き直して一丁上がリ、という感じ。人類が初めて出会ったはずの火星人に、デジャヴを感じる哀しさよ。とはいえ、これはこれで「水戸黄門」的に面白かったけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2016-09-11 22:19:59)
848.  ポセイドン・アドベンチャー2
激しく突っ込まれるためだけに生まれた作品というのがときどきありますが、これもその典型でしょう。サスペンス映画の体を装いながら、絶望的に緊張感がありません。唯一の興味といえば、誰が死んで誰が生き残るかだけ。しかしそれも、作り手のさじ加減一つでどうにでもなる話で、必然性はあまり感じられず。ひたすらチープな作品ということで。 とはいえ、ストーリーも人間関係も単純そのもの。思考力ゼロにして見流したいときには、ちょうどいいかも。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-09-03 19:51:21)
849.  コンドル(1975)
容赦ない惨劇からスタートして、なかなか期待させてくれました。しかし、その後の展開はグズグズ。チマチマしたやりとりや工作が続き、結局冒頭の惨劇の背景が何だったのかさえ、よくわからなくなります。いきなりアラブがどうの石油がこうのと言われても、取って付けた感が否めません。 だいたいこの時期に作られた作品で、似たようなものをいくつも見た気がします。流行っていたんでしょうか。 それよりも気になったことが2つ。その1、しばしば映しだされるWTCビルが、今から見ると痛々しい。その2、ストックホルム症候群にもほどがある。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-02 03:54:50)
850.  16ブロック 《ネタバレ》 
悪くはないけど、意外性や緊張感がいま一つ。なんだかんだで結局はハッピーエンドで終わらせるんだろうなあと予感させつつ、しかし囚人君が撃たれて死亡フラグが立ったかと思わせつつ、あっさり「傷は意外に浅い」で復活。やっぱりこれ以上ないハッピーエンドでした。ほのぼのサスペンスですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-23 03:17:04)
851.  ゲーム(1997) 《ネタバレ》 
まさに映画でしかあり得ない話。素直な私は何が真実なのか最後までわからず、おおいに楽しめました。要するにM・ダグラスは上島竜兵だったということで。 しかしもし私が主人公なら、最後にけっしてショーン・ペンと抱擁はしないし、微妙な容姿のヒロインを追いかけもしないでしょう。その前に、アメリカらしく銃を乱射したいところです。「DO YOU WANT TO KILL ME?(殺す気か~?)」と叫びながら。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-08-11 01:58:16)
852.  浪人街(1990)
杉田かおるが「掃き溜めの鶴」として登場するあたり、隔世の感があります。それを差し引いても、十分おもしろい。汗臭くて、貧乏たらしくて、悪役が極端なほど悪役で、いかにもひと昔前の時代劇の王道という感じ。 圧巻はやっぱりラストでしょう。奉行所どころか藩士総出かと思えるほどの大集団vs.浪士3人というわけのわからない構図。なかなか痛快でした。 ただし勝新の扱いは微妙。「必殺シリーズ」における中村主水の役回りで、最後に見せ場が待っているかと思いきや、ずいぶんあっさり(しかもびっくり)な描き方でした。そういえば長門裕之とのシーンも、存在理由がよくわかりません。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2016-08-07 23:56:54)
853.  ブレイクアウト(2011)
「殺す」だの「殺さない」だのギャーギャー騒がしいだけ。なんか頭の悪い人たちが集まって、大声で堂々巡りの議論をしているような印象です。しだいに双方の事情が明らかになっていくわけですが、スッキリ感もないし、ハラハラ感もない。その代わりテンポの悪さにイライラ感は募ります。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2016-08-06 21:26:25)
854.  トム・ホーン
往年の大スターが、こういう惨めでけっしてかっこ良くもない主人公を自ら演じようと思い立つ、その心意気がいい。しかしストーリーはひたすらネガティブで、気が滅入ります。アメリカ版「デルス・ウザーラ」といったところでしょうか。時代に乗り遅れた人間に、社会はどこまでも冷酷ですね。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-08-02 23:50:35)
855.  インビクタス/負けざる者たち
ラグビーチームがなぜ急に強くなったのか、いま一つよくわからず。白黒混合の警備員チームによる対立から融合への流れも、いま一つ中途半端。マンデラの倒れるほどの多忙ぶりも、黒人がラグビーに傾倒していく過程も、いま一つ伝わってきません。しかしM・フリーマンっていい役者だなと、あらためて感じます。 それに、ラグビーの試合の描き方が秀逸。M・デイモン以外、役者がラグビーの猛練習をしたのか、選手が役者として参加したのか、それとも何らかの合成なのかは知りませんが、すごく自然で迫力がありました。 そしてもう1つ、ラストの試合終了後からエンドロールにかけて流れる曲(ホルストの「ジュピター」をアレンジしたやつ)が実にいい。テーマにピッタリで、ちょっとアフリカ風で、けっして大げさではないところが素晴らしい。この曲を聞けただけで、すっかり満足してしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-21 22:53:17)
856.  居酒屋兆治
全体的に散漫でわざとらしい。だいたい「高校野球のエースが肩を壊す→貧乏になる→彼女と別れる」という経路がよくわからない。甲子園に行けなかった球児、行っても勝てなかった球児、勝ってもプロに行けなかった球児、プロに行っても早々に引退する球児は世の中にゴマンといるはずで、そのたびに貧乏になっていたとしたら、日本は貧乏人だらけになります。あまりにも短絡的ではないでしょうか。実際、その後に高倉健は大手風の造船会社に就職し、それなりの役職を得ていた様子。貧乏時代との関連がよくわかりません。 それに伊丹十三のキャラも変。やたら暴力的で理不尽で、単なるイヤなヤツでした。言い換えるなら人物造形が薄っぺらい。こんな役を演じることに懲りて、伊丹十三は自ら監督する道を選んだのではないかと推察したくなります。 ただしちあきなおみに驚き。歌だけじゃなく、演技もできる人だったんですね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2016-07-12 02:01:34)
857.  あるいは裏切りという名の犬
フランス映画など滅多に見ない上に、浅学のため役者もよく知らず、おかげで先行きがまったく読めずに楽しめました。米映画の単純なドンパチとは違い、また日本映画の薄っぺらな勧善懲悪とも違い、独特の湿気と緊張感がありますね。 しかし主人公の2人、過去に奥さんをめぐっていろいろ確執があったようですが、不自然なほど曖昧にしか描かれていません。そのうち「ディレクターズ・カット版」のようなものが出たら、付け加えられるのでしょうか。 それとこの邦題、どうなんでしょうねぇ。たしかに原題の直訳では「36分署」のような感じになって、インパクトに欠けます。しかしこれでは、ハードボイルド気取りの自己陶酔臭が漂ってくるばかりです。何に対しての「あるいは」なのか、どの行為を指して「裏切り」なのか、誰が「犬」なのか、明確にしていただきたいところです。 それとも「アート引越しセンター」のノリで、最初の1文字を「あ」にすることにこだわったのだとすれば、その不毛な努力を褒めてとらそう。
[DVD(字幕)] 7点(2016-07-08 03:59:55)
858.  第九軍団のワシ
「地獄の黙示録」を換骨奪胎して大幅劣化した感じ。ローマ軍の北進は米軍の北爆、蛮族はベトコン、ワシの像(酉の市の熊手かと)はカーツ大佐といったところでしょうか。タイトルは大仰ながら、結局はチンケな友情物語でした。しかしあの奴隷君がどうしてあそこまで忠誠を尽くすのか、いま一つわからず。ま、どうでもいいけど。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-07 02:47:08)
859.  エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事
およそ2時間半の作品ですが、1日におよそ30分弱ずつ見て、5日目にようやくエンドロールまでたどり着きました。理由は単純、退屈に堪えられなかったから。途中で放棄しようかとも思いましたが、一応巨匠の作品なので。ただし私の感性が鈍いだけで、作品の質は悪くないのかもしれません。 何より気に食わないのは、やたらと饒舌なナレーション。状況説明やら人物紹介やら心境の吐露まで、ベラベラ喋りまくり。それを映像や演技で表現してくれよと。ラジオドラマかよと。字幕を読むだけで疲れました。 それにこの手の話、古今東西にも、うちの近所にも、いくらでも転がっている気がします。一発やればドロドロの世界へようこそですが、やらないとなるとますます路傍の石レベルではないでしょうか。わざわざ映画で見せられなくても…。 それにしても、2大女優さんの腰の細さに驚き。それぞれ心を締め付けられる役柄でしたが、腰の締め付けのほうがよほど苦しかったのではないかと拝察いたします。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-07-02 00:00:30)
860.  人斬り
遠い昔に名画座で見て「これぞ傑作」と思った覚えはあるのですが、結末をすっかり忘れていました。印象に残っていたのは、巨大な瓦屋根の前の道を行き来する勝新太郎と、ゾッとするような悪役ぶりの仲代達矢のみ。 そこで過日、BSで再見したわけですが、やっぱり傑作でした。勝新と仲代もさることながら、三島由紀夫が意外にいい感じ。しかしあのいかにもインテリ風の新兵衛が、おそらく命の次に大事にしているであろう刀をあっさり盗まれるようなマヌケには、どうしても見えません。脚本では強引にボヤかしてしましたが、ここだけ残念な感じです。 石原ポッチャリ龍馬も、ポッチャリを除いてはいい感じ。作品における唯一の良心、という描き方でした。 肝心の結末ですが、けっこうあっさりだったんですね。すっかり忘れていた理由が、ようやくわかりました。 さて遠い昔の若かりし頃に見たとき、「以蔵のような人生は送りたくないな」とつくづく思ったものです。そして今、私は幸いにして以蔵にはなっていないと思いますが、半平太でもない。新兵衛でももちろん龍馬でもない。せいぜい、倍賞美津子に呼び止められつつ振り払って去る名もなき通行人といったところでしょうか。そう考えると、いささか寂しいものがあります。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-06-26 03:04:32)
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