941. リトル・ブッダ
死というものへの概念を変化させる。 映像はとても綺麗。 それ以外の所感なし。 [DVD(字幕)] 5点(2020-10-13 19:54:59) |
942. 魚影の群れ
《ネタバレ》 緒形拳の熱演が凄し。 対する佐藤浩市も若々しく尖っていてこれはこれでいい味。 男女の織りなす漁り火。 だが十朱幸代のラブシーンは不要。 演歌が流れる屋台。 焼酎を一気飲み。 大間の風情を伝える演出が出色の出来栄え。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-12 19:40:39) |
943. 静かなる決闘
医者としての使命、一人の男としての欲求。 その葛藤が克明に伝わってくる。 一方で黒澤は男女の恋愛を描くのは苦手とみえる。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-11 20:22:37) |
944. 天使のはらわた 赤い淫画
《ネタバレ》 意外と面白いが、さすがに自慰シーンが多すぎ。 あそこまでやらなアカンものか。 80年代のダサさ満載で、当時の新宿が舞台なのが印象的。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-11 08:36:10) |
945. 夜明け前(1953)
《ネタバレ》 これはとても点数を付け難い。 間違いなく名作であり力作だ。 だがしかし映画としてみてみると、面白いとは言い難い。 正直、長く感じてしまったし。 時代の大きな波に飲み込まれながらも、あくまでその波に抗い、病んでしまった男の一生。 しかと、この眼に焼き付けた! [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-11 00:00:54) |
946. 勝手にふるえてろ
コメディな味付けがもし無ければ、もっと好きになれただろう作品。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-10-10 02:06:24) |
947. わが青春に悔なし
この映画の良さが分からない。 原節子の魅力が分からない。 黒澤明の作品が苦手。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2020-10-10 02:03:28) |
948. his
女性の社会進出やLGBT問題などを盛り込んでおり、リアルな社会問題を扱っている。 その為か少々、真面目すぎる内容。 脚本を今泉監督が担当していない影響がありそうだ。 余談ですが、個人的に藤原季節という役者の外見はいけ好かない、生理的に受け付けない何かを感じます。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-09 11:59:19) |
949. 一番美しく
終戦の一年前に撮られた貴重な作品。 入江たか子が異様に美しい! [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-08 19:45:24) |
950. 真昼の決闘
《ネタバレ》 町から出てけと言われても出ていかず、味方なしで1人で4人に挑む。 非常に馬鹿げた行為だ。 度胸は認めるが、町の皆さんの気持ちを無視するのは独善的で好ましくない。 [インターネット(字幕)] 4点(2020-10-07 19:32:54) |
951. 打撃王
《ネタバレ》 主人公の死(あるいはその予兆)によって感傷を得ようとする映画は大嫌いです。 いくら本物のベーブ・ルースが出ていようが、断じてこの作品を評価したくないです。 あと夫婦であるならば、余命が短い事実は打ち明け合うべきだと私は考えます。 お互い隠し合う事を美談にすべきではありません。 [インターネット(字幕)] 2点(2020-10-06 19:42:09) |
952. 偽れる盛装
大好きな大映の、大好きな雰囲気の作品。 冒頭で大映のロゴが出てくるだけでワクワクします。 京都の重厚でいて封建的な街風情を、余すところなく描いている。 京マチ子が苦手なのが唯一の難点なだけで、それ以外は存分に堪能できました。 ますますこの時代の大映作品を好きになりました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-05 00:20:54)(良:1票) |
953. 素晴らしき日曜日
《ネタバレ》 前向きに生きよう! 恋人同士連れ添って! 今は貧しけれど、未来に希望を持って前向きにいこう!というメッセージを感じたが、そうした結末に転ずるまでがダラダラと長い。 特に男の方がだらしない。 最愛の女性を幸せにしたる!という気骨が感じられないし、ラストシーンまではずっとネガティブモード。 もっとがむしゃらに働くとか、なんだって出来るだろ!もっと早く前向けよ!と言いたい。 この女も、こんなダラダラとした男には愛想を尽かすべきだ。 もっと決断が早く、気骨あふれる別の男を探した方が良い。 これは名作だとは思わない。 結末ありきで、そこまでが冗長が過ぎるからだ。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2020-10-04 17:48:41) |
954. いびつ
《ネタバレ》 生身の女の子と触れ合う事が苦手な主人公。 そこに現れた性悪女子高生。 奇妙な共同生活が始まるが、特に面白いエピソードはなくエンド。 女子高生役の女の子が、あまり魅力的ではないのが痛手か。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-10-03 21:26:34) |
955. ニッポン無責任時代
テンポが良くて上映時間も短いから、ものすごく気楽に見られる。 由利徹のスケベオヤジぶりが一番ツボだった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-03 17:43:15) |
956. 日日是好日
《ネタバレ》 あざとさと押し付けがましさが目につく。 多部未華子を目当てに見た場合、出番が少なく、完全に騙される。 見る前は茶道に興味が無かったが、見た後は嫌いになった。 同じように感じる毎日を、一期一会の気持ちで過ごしましょう。 そんなメッセージを受け止めた。 黒木華は日本映画界には欠くことのできない女優さんだ。 内面や佇まいから発せられるオーラがとても個性的かつ魅力的だ。 ちなみにフェリーニなら『道』より『崖』の方が断然おすすめ。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-10-03 00:51:55) |
957. 異母兄弟
《ネタバレ》 人格破綻者の軍人鬼頭を三國連太郎が魂を込めた迫真の演技で演じている。 それに負けていないのが、女中から妻となった田中絹代で、穏やかながら鬼気迫るものを感じた。 内容としては淡々と進み、静かに終わりを告げるが、それはまるで軍人鬼頭の人生にかぶる。 鬼頭の生き様が、この映画に投影されている。 日本映画史に名を残す作品とあって、とても見応えがありました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-10-02 16:43:37) |
958. インセプション
《ネタバレ》 夢の中に入るという設定はともかく、最後は子供に会えてハッピーエンドというのは悪くない。 やはり世の中で一番大切なものは自分の子供だ。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-10-01 23:57:46) |
959. アニーよ銃をとれ
ミュージカルにしては苦痛少な目に見ることができたが、やはりミュージカルは肌に合わないようだ。 アニーも魅力的ではないし。 [インターネット(字幕)] 3点(2020-09-30 21:20:50) |
960. 三たびの海峡
《ネタバレ》 三國連太郎自身が推す作品であり、三國が後世に伝えたかった事実が詰まった作品。 事実を確定するのは困難だが、この作品を作り上げた神山監督、そして身体を張って演じた三國は確かな仕事をしたと感じる。 この作品が一人でも多くの人に影響を与える事を祈ると共に、偉大な俳優である三國連太郎に敬意を表したい。 三國連太郎は実に偉大な人間であり、俳優であった。 この作品を見て、ほんとそう感じた。 しみじみと心に残る作品である。 最後に、この作品の初レビューが私であり、他にレビューされていない事が残念で仕方ありません。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-09-29 23:42:15) |