81. 世界で一番パパが好き!
《ネタバレ》 楽しめましたよ!!特に映画ゴシップファン、純粋映画ファンにもいいかな....(^.^)まず、すごいキャスト!ベンアフレックの近しい人たちのオンパレード!ジェニファーロペス!?、リブ・タイラー、マット・デイモン、ヒース・レインジャー、そして、きわめつきがウイルスミス!!なんて豪華でしょう!感嘆符付け過ぎ!!肝心の内容書く前に三分の一つかっちゃいました。脚本はあたりまえ、結果はハッピーエンド、子役はママににて可愛く、おしゃま。全体にほんわかさせてくれますよ。 つくりはいまいち詰めの甘さを感じるけど、コネタで笑わせるとこは、しゃれてます。それにしてもジェニファーロペスとのやりとりはこの後の二人の顛末を考えると、ウーンですよね。後の方の最終面接を待つロビーで、座って一言かけるまで顔を映さないで、それがウイルスミスだと知ったときの(*_*)驚き!!やりますね!私し的にはGOODでした。 [DVD(字幕)] 8点(2005-12-26 18:15:39) |
82. キング・コング(2005)
《ネタバレ》 『妥協を知らない人』、この言葉がこんなにぴったりくる人はピータージャクソン監督を置いて他にはいないと思います。それが、良くも悪くも出てしまったのが今回のキングコングだと思います。『長いよ!』『キングコングの出来がいまいちだよ!』『CGもいまひとつだね。』そんな声がそこかしこから聞こえてくるようです。でも、私はリアリティーをコングに求めた意図もわかります。時代背景を反映したのも解ります。変に芝居じみたヒロインにしなかったのも解ります。見終わって長いのは感じました。たまに、見にいかれる方にとって3時間8分は苦痛かもしれません。だけど、切れなかったんですよ!!あれもこれも。最終的には見た方が楽しめたかと言うことだと思います。私は度肝を抜かれ、何度も口から声がもう少しで出そうでした。それほどリアリティーにとんだコングだったと言えると思います。土地柄アメリカ人の人が一杯見にきてましたが、ずーっと叫びどうしでした。(うるさい!といいたかったけど...)いまこのメディア技術の進歩した世界だから出来た新しいコング!今までのコマ送りのコング、着ぐるみのコング、みんな愛すべき我らがキングコングでした。それと同じように今回も新しい技術、解釈のコングが生まれたと言うことではないでしょうか。ロードオブザリングリングに続いて困難な大作を完成させた、ジャクソン監督にお疲れ様と言いたいです。 [映画館(字幕)] 10点(2005-12-19 13:00:37)(良:4票) |
83. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 想像はしてたけど、まさにブラピとアンジーにやられました!!!『なーんだ!!おのろけ映画じゃなーい!!』こんなに凛々しく、かっこよく、やさしい眼差しのブラピは見たこと有りません。こんなに妖艶で可愛いく、かっこいいアンジーも見たこと有りません。お互いの心情が良くも悪くも、でてますね。映画としてみればたいしたもんではありません。ありきたりのシーンの連続ですね。まさにプロ!?の殺し屋の夫婦喧嘩実況中継でんな。まー派手にバリバリ!!やりますよ。妻の殺しの数を(なんと、三桁312人)と聞いて、ギョッとするシーンあれは笑えますね。自分は二桁なんだもんね!一生頭が上がらない、うちと、一緒? [映画館(字幕)] 5点(2005-12-06 12:03:41) |
84. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 なかなかでしたね。原作を思い切り端折って全体の繋がりで見せる。やっぱりこんな風になるとは思っていましたが、かえって原作を未読の人たちにはすんなり受けいられるのではないでしょうか。始まりのハリーの夢の中に出てくるブォルデモートの感じなんか、原作にぴったりでした。でもなんていってもみんなの話題は3人の成長のことになるでしょうね。ロン、ハーマイオニー、ハリーみんな立派になって、おいちゃんは嬉しいよ!!ほんとうに彼らの成長日記のようなところが、この映画にはありますからね。特にハーマイオニーはいい娘さんになりましたね。それと、今回のVFXは質が上がったような感じがします。クイデッチ、ワールドカップの競技場のシーン3校対抗の魔法コンテストのシーン、素晴らしくてうっとり眺めてしまいました。まー全体によくまとまっていました。ほんとうの英語(キングスイングリッシュ)って、なんか大げさに聞こえませんか?わたしだけかな?ゲイリーオールドマンとレイフファインズは、ばば引いてますね。オールドマンは暖炉の火の中、ファインズは鼻が欠けているし、笑ったらいけないと思いつつ笑っていましたヨ。途中だれることなく3時間弱を見切れました。テンポの良さだと思います面白かったですよ!!! [映画館(字幕)] 9点(2005-11-21 12:33:46) |
85. シャーク・テイル
広く賛同を得るのは、ニモでしょう。けどこれは映画おたく向け。登場人物、オットいけない!登場魚達でした。(^_^メ)良くも悪くも吹き替えの俳優達に似せてあるのは楽しめました。デニーロとスコセッシはいいできですね。CGも水の中と言う設定をいつも感じられるように泡や光の屈折に苦労の跡が見られます。ストーリーやなんかは、あたりまえのことをあたりまえにやっている。それだけですけどなんか楽しめました。カーウオシュに鯨が御客でくるの、笑えるし、解りますね。長旅ですからね。子供は楽しめないかな。.... [映画館(字幕)] 5点(2005-09-13 12:33:44) |
86. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 期待して?行ったかな。まずまず面白かったです。ティムバートンの信仰者にとっては、最高の組み合わせになったと思います。ストーリーにはもっとひねりがあるかと思っていましたが、すんなりでした。しかし、冒頭からディズニー批判?かな。燃える人形のグロテスクな顔には、ドッキリさせられますね。さー、始まったぞと思ったら単なるイッツ.ア.スモールワールド嫌いだそうです。見ていくうちにチャーリー以外の少年、少女がごく普通でチャーリーは嘘っぽく見えてきたのは私も相当ひねくれものでしょうか。子供はこどもらしいもんですよね。チャーリーは人間できすぎ。分かってはいるけどなんか変。全体にミュージカル仕立てにしたり、配色を凝ってみたり、ビジュアル的にはここかしこに独自性が良く出ていて楽しみました。うちの奥さん(そうとうなディップフアン)いわく、ディップのメイクが気持ち悪いと、言ってましたが私は、なんか気に入りました。親に認めてもらえなかった過去を引きずる悲しみと孤独感が良く出てました。最後に!拾ったお金は警察に届けましょう!!(大笑い(^○^)) [映画館(字幕)] 8点(2005-09-12 12:33:08) |
87. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 ロードオブザリングでも書いたのですが、シリーズものはいつか終わりがくると分かっていても、もう、見れないのかと思うと寂しいものですね。1977年渋谷でエピソード4をはじめてみた時は映画界の革命でした。ストーリーの壮大さ!特撮の手法の奇抜さ!映像の独自性!なにをとっても全てが新鮮でした。エピソード5、エピソード6と続けて見に行くうちに、どんどんスターウォーズの世界にのめりこんでいく自分が有りました。そして1999年エピソード1には、息子と共に見に行く自分が有りました。こんなに自分の生活と共にある映画は有りませんよ。 ジョージルーカス監督が近い未来に自分の理想とする映像が実現出来ると信じて、エピソード4から物語を進めてきた、その先見性には、全く頭が下がります。またその偉大な構想を理解できず、莫大な利益をぼうにふったユニバーサル映画は今でも語り草ですね。 今回のエピソード3は物語の根幹をなす、ダースベーダーの誕生と言う悲しい物語になっています。新しい愛に目覚め、無くした家族を新たに得て、幸せな生活が送れるはずだったアナキンが、なぜ暗黒面に引き込まれてしまうのか?人間の内なる弱さ、自己の抑制力と感情のほとばしりを巧みに操り、仕込んだわなで自分の手の内に誘い込んでしまうダースシディアス、つまりパルパティーンには、見事としかいいようが有りません。その影であまりの失意の中、二人の子供を涙の中で出産するアミダラ。生まれ出た二人に、ルーク!レイア!と叫ぶ声の中に平和への希望が混じっているように聞こへ、感動と共に涙してしまいました。数々の戦闘シーンが出てきますが、この物語の重要な主眼はこのシーンに集約されていると思います。 さて、いろいろ書きたいことは有るのですが、長くなるので最後に、この素晴らしいスペクタクル巨編を全てリアルタイムで見れたことは、この時代に生きていてほんとうに良かったと思います。親から子へ、子から孫へ、孫からひ孫へ、そんな語り継がれる最高傑作だと思います。改めて、ジョージルーカス監督、他スタッフの皆さんに感謝と尊敬の念を捧げたいと思います。映画は止まる事を知らないものです。いつの日かこの作品を超える大作が出てきてくれることを、皆で願おうではありませんか。 アカデミーが楽しみ!!! [映画館(字幕)] 10点(2005-06-27 20:00:44) |
88. ミリオンダラー・ベイビー
《ネタバレ》 終始一貫して社会性の強い作品をてがけ、演じてきたイーストウッドの最新作であること。そして、アカデミー賞4部門に輝く作品であるので期待と前評判をある程度持って見に行きました。早い時間だったこともあって人はまばら、年齢層の高いのには少し驚きました。ダーティーハリーの昔から後味の悪い、見た後、「うーん!」とうなってしまう作品が多いので、あまり私としても人に薦めにくいですね。今回も、見終わって口から出たのは「うーん!」ストーリーは、一人の貧しいウエイトレスが老トレーナーと出会ってボクシングという方法で頂点をめざし、駆け上がっていくサクセスストーリーと思いきやさにあらず。愛と人生をいかにまっとうしてより意味あるものとして終えるか、そんなところに主題が置かれているように感じました。主な登場人物は3人。それぞれに歩んできた半生はわけ有りのいろいろの問題ある人生であるわけで、その辺をふまえたやりとりは、さすがアカデミーと唸らせる物が有りますよ。そして、思いもよらぬ 後半あのような形で終わるとは‥あまりにも重い頚椎骨折、ただ生きている物体とかしたマギー。そして片足も失うことになるなんて、その彼女をやさしく見守るフランキーは最後の決断をします。生きることをやめ、燃焼した人生を一緒に歩んだ唯一心開ける人の手によって終える。 どうなんでしょうね?本来映画には生きていく人々へのエールや愛するものを守り抜く為に心の糧になって欲しいと思いますが、こんなケースもありですかね。ラストにフランキーの娘ケイティーに宛ててエディーが書いている手紙がこの物語になっているところが粋なやり方ですね。 この作品は「すばらしいですか?」と聞かれたら「素晴らしー!」と答えます。この作品は「好きですか?」と聞かれたら 「いや、好きではないです。」と即答するでしょう。 [映画館(字幕)] 6点(2005-06-21 08:17:38) |
89. ふたりにクギづけ
《ネタバレ》 日本では絶対に作られない映画ですよ!!この兄弟の手法は毎回、アッ!と驚くばかり!ハンデキャッパーを題材にしてしまうなんて!だけど、根底に流れているのはそれらの人たちへの、暖かい眼差しと愛。心の広さ、その存在を忘れがちになる我々に、再度、こんなに楽しく頑張っている人たちがいるんだぞと、教えてくれます。物語は、結合双生児が幾多の障害もものともせず楽しく相手を思いやり強く生きているが、ふとしたことから(弟の恋愛)分離手術をしたがやはりしっくりいかず兄が現在の地位を捨てて弟に会いに行く。言つたら簡単なのですがそこにはファレリー兄弟の特異の手法が。兄弟愛、隣人愛、社会愛、全ての愛について、良い逆手にとって楽しませてくれます。何より幾多のスーパースター達が、楽しんで彼らの作品に出ていることがその良い証明でしょう。より近くにいる人を改めて考えその人に何ができるか。できるだけやってあげればいい。いつも思ってあげればいい。そんなことを考えさせられました。多くの人に見てもらいたい(ちょっと、無理かな!?)でも、まったく・・・・あー面白かった!! [DVD(字幕)] 9点(2005-05-31 07:50:22)(良:1票) |
90. ヴィレッジ(2004)
見終わって、やられたと思いました。前回が、来るぞ来るぞと引っ張るだけ引っ張って、なーんも無しだったもんだから、正直期待薄で見たわけです。予告や、紹介雑誌で思い切り怖いのかな?驚くのかな?どんなしかけなのと、あれこれ考えて思い切り想像しながら見に行きましょう。完全に頭を後ろから一発いかれますよ。シャマラン監督の永遠のテーマ「愛するものをあらゆる危険やその他から守り抜く」このテーマが貫かれた優秀作だと思います。主演のホアキン・フエニックスも「サイン」に続いての登場です。静かな口数が少ない真面目な演技がよりいっそう前編のどろどろした緊迫感に拍車をかけています。あーそれと、ブロディー、シガニーウイーバー、出てますが、話の面白さに隠れてます。後半解決するために向かわせるのが目が見えない女性であるところがまた感動しますよ。本当なら弱いはずの者が、愛する者の為に未知の魔物が出るかもしれない森に向かわせる。そして、結末は、そーか!!と、思うと共に広いアメリカの中ならあるかも!と....日本に住んでいたら考えられないけどね。あえて、結末を言いません。思い切りいろんな前知識を頭に入れていろいろ想像しながら見ましょう!その結末に口が開きますよ。 [DVD(字幕)] 8点(2005-05-04 15:11:51) |
91. アビエイター
《ネタバレ》 みなさんは、この映画どんな風に捉えますか?ヒューズの伝記だから、デカプリオが主演しているから。、スコセッシ監督作品だから、ケイトブランシェットが、アカデミー助演女優賞をとったから、なんとなく、どの理由でもいいです。見てください!1940年代、こんなに熱く男のロマン、夢を現実の物にした存在があったことを知って欲しいです。また、それを見事に演じきったデカプリオに、アカデミー以上のものをあげたいと思います。時代の背景も見事に描きだされ、出てくる実在の人物にも大変興味引かれる映画だと思います。MGM,FOX,パンナム,のお歴々。キャサリンヘップバーン、エバガードナー、エロールフリン、数々の実在人物が登場します。キャサリンヘップバーンの愛称は、ケイト。出てる女優さんに二人のケイトを使ったのは偶然なんでしょうかね。ケイトブランシェットは、大げさにもとれるほどヘップバーンの特長を良くつかんでましたね。ただ、ヘップバーンの方がもうちょっと可愛かったけどね。(ケイトフアンとしては)エバ役のベッキンセールは、クールな中に最後に見せるハワードへの母性のようなものが良かったですね。全てを失いかけたハワードに救いの手を差し伸べるシーン、愛を信じず、一番クールだったエバが「いい男にしてあげる。」と彼をクリーンにして送り出す。母以上のものを彼は感じたのでしょう。くしくもデカプリオがラストシーンで口にする「未来への道」それは、デカプリオ自身にも言える言葉ではないでしょうか。これから、もっともっと良い俳優さんになっていくことでしょう。 [映画館(字幕)] 8点(2005-03-28 08:10:38) |
92. ナショナル・トレジャー
《ネタバレ》 非常に残念です。この、スタッフ、このキャストでなんでこんなものが?!解りません!!グーニーズの大人版みたいに思っていましたので、消化不良です。もともと、インディーにはならないんだから、その分見て心から笑えるか思いっきり脅かしてくれたほうがいいと思います。ダイアンクルーガーはやはりいいですね!トロイの時からフアンになりました。最後に謎解きが大詰にきても、誰が見てもそこにパイプをはめる事ぐらい解ってしまって、ほんとに拍子抜けですよ。宝を追い求める家族の情熱は痛いくらい解ったけど、だったらもっと緊迫感や謎解きのプロセスにもう一工夫欲しいですね。そこそこ笑い、そこそこハラハラするそこが問題だと思います。どっちつかずではなく、どっちかに思い切り振って欲しかったですね。惜しい!! [映画館(字幕)] 5点(2005-03-14 18:44:05) |
93. ヴァン・ヘルシング
7点の評価欄のコメントそのものでした。ソマーズ作品は単純に娯楽ものとして見ないと、評価が下がりますね。特撮はなかなかのレベルで、安っぽさも無く満足いくものでした。特に3人の花嫁達の豹変ぶりが良かったですね!素晴らしすぎるスピード感で帰る頃にはぐったり疲れたのが本音ですね。ベッキンセールは益々細くなって、パールハーバーやセレンディピティーの面影が無くなりすっかりバンパイヤ女優になってしまいましたね。とにもかくにも楽しめる点は、間違いないです。これからご覧になる方はあまり期待せず楽に見に行くとよいと思います。ここまで特撮も来たかというところも、興味深いと思います。関係ないけどヒュージャックマンのジームスボンドは有りですかね? [映画館(字幕)] 7点(2004-09-07 12:38:51) |
94. 旅情(1955)
もちろん、渋谷の名画座で見ましたケイト(キャサリンヘップバーンの愛称)の映画でもっとも好きな映画です。ベネチアでバケーションを楽しむアメリカから来たオールドミスが現地の男性と恋に落ちる。言ってしまえばそれだけですが、まだ海外旅行もままならない頃の人にとってこのまばゆいばかりの映像はイタリアへの好奇心をかきたてたことでしょう。夕暮れのベネチアの海岸で恋する二人は風景の中に溶け込んでいるようでした。恋などもう私には無いだろう。人を真剣に愛することなどもう出切る訳が無いと思っていたジエーン。しかしそれが現実になって今起ころうとしている。それでも別れは見えているこの恋に飛び込もうかやめようかと迷う女心をケイトが熱演しています。ロッサノブラッツィーもイタリア男のいい意味いやらしさを良く演じていると思います。あの、忘れられないラストシーン誰しもがきっと心に涙と共に焼き付けると思います。デビットリーン監督の不朽の名作としてみんなに薦めたいと思います。 [ビデオ(字幕)] 10点(2004-07-13 12:47:27)(良:3票) |
95. スパイダーマン2
《ネタバレ》 ラストでは、「GO!SPIDER MAN!!」と思わず口から出てしまった。それほど今回の作品はテンポといい、ストーリーの面白さといい抜群の出来だと思います。そこかしこに出てくるジョークも気が利いていて、心の底から笑えます。しかし、私はこの作品は悲恋の物語だと思います。M.Jを思って自分の気持ちを押し殺して別れを告げるピーター。研究の為に最愛の妻を死なせ、感情の強い動揺によって怪物と化してしまうドクターオクタビス。悲しい愛の物語が強く描かれていると思います。ハッピーエンドに思える最終章もこれからの彼らの愛の行方を考えるとよけい涙を誘いますね。地下鉄のシーンでヒーローが打ちのめされ、不特定多数の人々の信頼と、愛と励ましによってまた新たな決意で悪に立ち向かう姿、不覚にも泣けてしょうがありませんでした。単純なアメコミの映画化されたものを見に行って、心に強く響く悲しい物語を見たと強く思っています。ドクターオクタビスを演じたモリーナはレイダースでずるい遺跡への案内役でしたね。この作品では聡明な科学者が悪の怪物に変わっていくところの表情など見事でした。あっけなく、ハリーやM.Jに正体をばらしてしまうところは、少々拍子抜けでした。マスクを剥ぎ取るのに何かの邪魔が入りそう簡単に正体は明かさないだろうと思っていたのでネ。ベン叔父さんの無念の死の責任を感じて悪と戦ってきたスパイダーマンが改めて自分の意思と強い決意でほんとうのアメリカンヒーローになる今回、涙と愛と笑いの中に本当のエンターテイメントを楽しく見せたサムライミ監督に心から拍手を送りたいと思います。「面白かった!!!」 [映画館(字幕)] 10点(2004-07-11 09:43:03)(良:2票) |
96. ラブ・アクチュアリー
出てる人の顔ぶれで見たけど、やはりそれなりでした。多くのエピソードがぜんぜん違う立場、違う感性で進行していると思っていたら、なんらかのかかわり合いが有って最後にヒースロー空港で「全員集合!」となるあたり憎いですね。ストリーはありきたりのものですが、つなぎ合せに面白さが有ります。そんなことあるかよ!と言いたいとこ有りますが、流れで見る映画です。ヒュー、エマ、アラン、同窓会みたいですね。こんな軟派なとろい首相なんて、と思ったら大統領に一発かませるなんて!!人種を越へ、国を越へ、年齢を越へ、階層を越へ世界を回る愛!!全てはALL NEED IS LOVE! [映画館(字幕)] 8点(2004-07-06 08:12:12) |
97. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
《ネタバレ》 がまんできなくて、先行に行ってきました。だいぶ原作とは変わっているだろうとは思っていましたが、変わってるよ!ただ、私は良いほうに受け止めました。原作の特殊性、長さ、映像の具現化を考えるとしょうがないでしょう。登場人物のかかわり合いが、原作を未読の方にはちとつらいかな。もっともみんな読んでるとして描いているのだと思います。その点を考えたら評価低いかも。さて主人公3人もですが登場人物の、大きくなったこと。ハリーは大人びてきたし、ハーマイオニーは女らしくなったこと、ロンは青春期真っ只中と言う感じ。マルフォィも子供々したとこがとれていいですね。残念なのは学園生活やホグズミドーの場面は少なめです。むね躍る興味深々な事がいっぱい有るんだけどね!ゲイリーオールドマンやエマトンプソンなどそうそうたるメンバ-を迎えて映像、音楽、特殊効果と新たな物が一杯ですよ。エマはちょっとやりすぎかな?今回でほんとうの映画になった気がします。前2作品は原作の映像化というだけでほんとうに監督が納得していたのかなと思います。これから炎のゴブレット、不死鳥の騎士団、とつずけていかなければならないことを考えると必然的にこんな造りになるでしょう。でも、面白かった!! [映画館(字幕)] 8点(2004-06-21 07:51:05) |
98. フォー・ウェディング
《ネタバレ》 やっぱり、ヒューは優柔不断が似合いますね!!彼の最大の持ち味である2.5枚目が爆発!と言う感じです。最後には思いつずけたキャリーと結ばれるわけですが単なるハッピーエンドでないところがいかしてます。マクドーエルは雰囲気がいいですね。雨の中で心を打ち明けられるときの表情になんとも言えないものが有ります。最近イマイチですが、また、ヒットを飛ばして欲しいですね。 [DVD(字幕)] 7点(2004-06-16 12:26:17) |
99. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 みんな、辛口投稿が多いと思うけど当たり前を当たり前に作った手法の中にもう一度怖さ、愛、使命感、等々を考えさせられる良いできだと思います。最近は、ともすればまったく架空の話をもってきて、これでもかというCGと音で度肝をぬく手法が多かった中で身近に感じられる題材でより怖さを感じました。時間もちょうど良くすっきりした気分で帰れました。デニスクエードには、はまり役ですね。ロケットを飛ばしていた青年も大きくなりました。なかでも、イアンホルムは、最高でした。物静かなイギリスの潮流学者最後に、もう手遅れだと言うシーン涙が出てきました。名前忘れましたが、ミスティックリバーでショーンペンの娘役の子、目がくりくりして可愛いですね。あと、凍りついた自由の女神の横を息子を助ける為歩いていくシーン素晴らしい出来でした。超大作の割にこけおどしは無く一人一人の役者さんも見事にはまって安心して見られる演技でした。是非、お子さんのいる方は一緒に行かれると良いです。文明の愚かさ、素晴らしさも考えられる名作です。 [映画館(字幕)] 7点(2004-06-08 08:04:31) |
100. コール
《ネタバレ》 正直、期待を裏切られた! セロン、ベーコンが出てるので我慢して見ましたけど盛り上がりも無し!だらだらと流れていくだけでした。救いはケビンベーコンの気持ち悪い悪度、したたかな中になにか思いつめた感情を押し殺して淡々と悪事を進めていく犯人像をうまく演じてましたね。セロンは、もうなんでもいい!!出てるだけで嬉しくなります。ただ少し冷静すぎますね。子供を誘拐された母親があんなに強くはなれないでしょう。誘拐犯に対して毅然たる態度をとると言う世の中への警鐘でしょうがね。 ちょっと、はずれました。 [映画館(字幕)] 3点(2004-06-01 18:10:02) |