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81.  ミシシッピー・バーニング
ずいぶん前に一度観たきりだったので、先日再見した時は新鮮でした。いわれのない差別偏見と暴力。これは人間の本能なのか?なんて思ってしまう時があります。作品としては、ジーン・ハックマンとウィレム・デフォー演じる二人の性格の違いがくっきりしていて面白い。二人ともノーマルな正義派とはいいがたいクセのあるキャラでした。カラダで覚えた知恵と勘で動く一匹狼と、まずはマニュアルを手本にしながら動くエリート。でもデフォーのエリートは行き詰るとキレちゃいそうな危うさを感じるのね。ジトっとした暑さがなくてよかった。蒸し暑いの嫌いです。
7点(2004-03-17 09:22:09)
82.  ハンナとその姉妹
いやはやマイケル・ケインのダメ男ぶりがあっぱれです。三人姉妹の両親、特にお母さんのやんちゃぶりも可愛らしい。ハンナの4人の子どもたちとか妹と自分の元亭主とのデートをお膳立てしたりするのを見ると、彼女は進歩的でグローバルな人なのね。エリオットはハンナの博愛的なところが物足りなかったのかしら、などと思ったりしました。ウディ・アレンの独特の世界は楽しめました。ダイアン・ウィーストがいちばん身近に感じた。
6点(2004-03-14 14:18:14)
83.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
海が大の苦手な私もこれを観るとムショウに海に行きたくなってしまいます。はなしの内容を楽しむのではなく、映像と音楽に酔いしれるタイプの作品かな。環境ビデオとしても使えそうです。モデルとなったジャック・マイヨールは自殺してしまったけど、なぜ?映画のジャックもそうだったけど、繊細な人だったんでしょうね。
6点(2004-03-14 13:54:58)
84.  アパートメント・ゼロ
コリン・ファースファンとしてはうれしい一本です。WOWOWで放送された時に録画したので思い出しては観ています。マザコンで神経質、人間嫌いだけどひとりが怖い、映画オタクのちょっとアブナイ男エイドリアン。自分とは正反対のジャックというルームメイトを失いたくがない故に自己破壊していく様がホモっぽい雰囲気を漂わせながら描かれています。繊細で危ういエイドリアンを熱演しているコリン、ハマり役です。堪能しました。
8点(2004-02-28 00:40:26)
85.  殺しのドレス
このタイトルがいいわ。マイケル・ケインをしっかりと認識した作品でもあります。初見は20年くらい前になりますが、観た当時はこんなサスペンスは初めて!と感動したものです。たしかにこの監督の作品はヒッチコックを引用することで有名ですが”パクリ”の枠にひとくくりにはできないように感じる。ヒッチコックを持ち込みながら、この監督ならではの独特の映像、雰囲気がキチンとあるのね。私がブライアン・デ・パルマ監督に注目するようになった作品です。
9点(2004-02-27 00:12:59)
86.  いまを生きる 《ネタバレ》 
何年も前に観たので細かいことは覚えてないので恐縮です・・・なので今日WOWOWで放送してたのを何年ぶりかで観ました。先生と生徒。やはり人間同士だし、合う合わないというのがあるのですね。パブリックスクールという厳格で閉ざされた場所では多感な男の子たちにとってキーティング先生は新鮮で刺激的であったと思う。慕う生徒が大勢でてきても不思議ではないね。あの学校の生徒たちは既成のレールの上で自由な選択というものは殆どなく、自分を強く主張することがない。みんなと同じであることが良いという考えが刷り込まれているように感じた。「なんでそんな簡単に死なせるんだよっ!」と初見の時に憤慨したニールなんですが、この物語にはやっぱり必要だったのでしょうね。キーティング先生は完璧で優秀な教師とはいえないし、生徒のほうも「もう迷いません!僕たちは決めた!ニールの死を無駄にはしないっ!」なんて悟ったようになっても嘘寒い。友人の死に直面し、何が正しくてどうすることがいいのかまだわからない。けれどまわりを気にすることなく机の上に立ち、自分の意思を伝えることができるようになったことは彼らの成長と認めたい。無力な彼らなりの精一杯の意思表示なんだと思った。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2004-02-26 14:13:56)
87.  さよなら子供たち
ナチスに関する作品はやはりヨーロッパ映画がいいです。ナチスに限らず戦争の残虐性、非道を訴えるのに、派手な戦闘シーンやスプラッター並みのリアリティは必要ないです。娯楽性にこだわるなら別ですけれど。この時代に一番自由で無邪気でいられる子供時代を過ごさなければいけなかったことが不憫でならない。人種、民族、宗教間の差別、偏見が子供だったルイ・マル自身の体験によって語られているので、日常生活においてのフランス人によるユダヤ人への差別というものも描かれている。密告した使用人もまた、自分の足が不自由だということで差別されていることを感じ、憎しみを持っているのね。ところでこの作品の原題は「Au Revoir Les Enfants」です。どう発音するのかはわかりませんけど・・・
[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-14 09:26:44)
88.  眠れぬ夜のために
今ではなくなりましたが、私の住む地方では映画は二本立てが普通でした。もちろんこの作品も二本立てで上映されてました。こっちはメインの作品ではなかったのですが、こっちのほうが数倍おもしろかった。小悪魔的でちょっとはすっぱな感じのミシェル・ファイファーが魅力的です。不眠症のビジネスマンに扮するジェフ・ゴールドブラムがウドの大木みたいで、ちゃきちゃきと都会で要領よく生きているミシェルに連れまわされてるような感じ。多彩なキャストも楽しい。軽快でユーモアありの追っかけごっこね。
7点(2004-01-13 20:07:11)
89.  イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
ミッキー・ロークは苦手。とにかくジョン・ローンというその人の存在がうれしかったです。チャイニーズ・マフィアの出てくる作品を観るといつも思うのですけどね、ボスや幹部たちはパリっとしてるのだけど、鉄砲玉クラスの子たちの髪型とか服装とかが、ひと昔前のヤンキーみたいなのが貧相なのよ。実際もああいうものなのかしら。モヤシを見ると思い出す作品ですね。
6点(2004-01-09 23:31:46)
90.  恋のゆくえ/ファビュラス・ベイカー・ボーイズ
好き好き好き。下積みの人間のギリギリ、スレスレのプライド。そしてちょっと辛めのラブ・ストーリー。ミシェル・ファイファーの作品の中では私にとってベストです。ミシェルの普段着のファッションもチープでおしゃれ。ブリッジス兄弟も大人の男を感じさせてくれました。願わくば邦題は「恋のゆくえ」なんてつけないで「ファビュラス・ベーカー・ボーイズ」だけでよかったです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-09 00:19:00)
91.  月の輝く夜に
こういうのを上質のコメディというのかなと感じました。まず、キャスティングがいいですね、そしてシェールのキャラがいいのよ。しかし濃い一家ですな。特にあのおじいちゃん。味わい深いお顔です。イタリア人一家にまた新たな歴史が刻まれたわけですね。こうやって家族の歴史ができていくのね、なんて思いました。
9点(2004-01-06 08:56:45)(良:1票)
92.  トップガン
トム・クルーズの名を世に知らしめた作品ですね。一番印象に残ってるのはオープニング。だんだん夜が明けていくなかで母艦から飛び立っていく戦闘機。あの映像は絶対劇場で観なければ味わえない美しさです。兄リドリーと同じくトニーもスモークと逆光が好きなのかしらん。恋愛も絡んでるけどそっちはたいしたことないので、ひたすら戦闘機の映像と音楽、そして今なら、物凄いインパクトのアイスマン=ヴァル・キルマーとERのグリーン先生=アンソニー・エドワーズとその妻役で無名時代のメグ・ライアンのそれぞれの若き日を楽しみましょう。 おっとティム・ロビンスもトップ・ガンを目指すひとりだったかな?ティムがねえ、今じゃ考えられないですね。みんな出世しました。
7点(2004-01-05 01:17:47)
93.  恋におちて
初見当時は20代前半?中頃だったかな?落ち着いた大人の恋愛モノって印象ですごく憧れました。あーでもその頃はこの二人が既婚者であるっていうことはあんまり意識なかったです。自分が既婚者となってから再見した時にはやっぱり感じるものが違ってましたW少しは成長したのかな?いちばんグサっときたのはアレですね「僕たちは何もなかった」「そのほうが罪よ」このセリフね、ごもっともです。 別に賛成するわけではないけど、人を好きになるのに年齢も独身も既婚も関係ないし、既婚だから配偶者以外の異性を好きになっちゃいけないなんてことは理不尽と思う私なので、これも運命なんだなぁと。人間、死ぬその日まで何がどうなるかわかりませんからね。特に女は「この人とはもうやっていけない」と思ったら絶対に修復は不可能ですしね。 デ・ニーロとストリープの演技、とにかくこれがいちばんの見所だし素晴らしいです。 それに二人とも正統派美形でセクシーといったタイプではないでしょ、ここがまたポイントといいますか、リアルなんですね。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-01-05 00:47:14)
94.  汚れた血
まず、ドニ・ラヴァンにびっくりしました。アレックス三部作のアレックスは当然、カラックス自身なのでしょうね。この時のビノシュはかわいかったです。もっとかわいかったのがジュリー・デルピー。かっちりとした色彩設計に、ここまでするかと面食らった。なにか全体にビシビシ、ピシピシとした神経質なものを感じる作品でした。でも話の内容、もっていきかたはけっこう好きです。 デヴィッド・ボウイの「モダンラブ」でドニが疾走するシーンはいいわ。あそこだけ観てもいいかな。新種のウィルスに感染した血、金庫やぶりの父から受け継がれた血、アレックスが流す血、アンナが昔つきあっていた男と飲んだという、混ぜ合わせたふたりの血(げっ!)いろんな血が出てきました。しかし愛のないセックスをすると感染するとは思い切った設定にしたもんですねえ、目には見えず人によって、受け取り方与え方、感じ方次第でどうにでもなることだし。レオス・カラックスという人はかなり難しいお人柄のように感じます。 ダイブのシーンはひとりもスタントを使わず、俳優自身が飛んだということです。
[映画館(字幕)] 7点(2003-12-28 01:28:50)
95.  ブラック・レイン
あの松田優作の登場シーンに尽きる。ランチタイムで賑わうレストランのシーンね。あとはねえ、なんか訳わかんないニッポンが出てきて笑っちゃいました。イギリス人リドリー・スコットから見たニッポンなのでしょう。どこの国かわかんない田園風景と突然ペラペラと英語を話すヤクザの親分と健さんの息子がナゾです。健さんの住む団地の風景だけ妙にリアルでした。そこだけ昭和40年代のニッポンみたいだった。神山繁が出てくると「ザ・ガードマン」が浮かんだのでした。でも撮影のために7ヶ月ニッポンに滞在したリドリー・スコットはすっかりニッポン人の仕事の早さ、正確さに感激したそうです。松田優作の遺作ということでプラス1です。
7点(2003-12-25 00:31:48)
96.  プラトーン
「これこそベトナムの真実」という批評と不思議なことだが、ジョニー・デップが出ているというのに惹かれて観ました。戦争ものですから戦闘シーンは圧倒されるものがありましたけど、冷静になってみるとジョニーよりチャーリー・シーンの存在が不思議になった。オリバー・ストーンは自分の分身といっていいチャーリーに演説させているわけね。 ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーの存在感は圧巻だけれど、ベトナムのひとつの小隊にこんな悪いヤツと信頼できるイイ人がいました、ということだけのような気がした。だいたいチャーリー・シーンを起用すること自体がまちがっているのだ。だからこの監督は信用できない。どうせなら兄のエミリオのほうがよかったんじゃない?父、マーティンにソックリのエミリオでは都合が悪かったのかしら?「地獄の黙示録」があるし・・・ この作品はオリバー・ストーンが自分の知っているベトナムをみんなに見せただけと感じる。以来ジョニーはこのテの作品には出ていない。後悔したのかもね。
[ビデオ(字幕)] 5点(2003-12-24 00:51:26)
97.  告発の行方
アバズレと言われてもおかしくないジョディのキャラがポイントなのでしょうね。男だから女だからじゃないの、人としてのレベルの問題です。そしてこの作品はレイプに限らず、犯罪を目の当たりにしながら何もしない、傍観の罪ということを訴えた点で評価できると思う。 映画としてのデキといったらたいしたことはないです。これのずっと前「リップスティック」ていうのがあってこっちは裁判もへったくれもなし、「目には目を」って感じでした。
[ビデオ(字幕)] 7点(2003-12-24 00:19:37)
98.  メジャーリーグ
これ好きだわ~一応主演はトム・ベレンジャーなのだけど、チャーリー・シーンの”ワイルド・シング”が最高です。チャーリーはずぇったいコメディで魅力を最大に発揮する人だと確信してます。あのひと昔前の劇画のヒーローのようなルックスでシリアスな役を演じてもシブさがないからダメなのよ。ボケるからこそいいの。黒ぶちメガネがいい味だしてました。チャーリーは学生時代、投手としてかなり注目されたらしく、実際メジャーから誘いがあったそうね。
9点(2003-12-21 01:08:48)
99.  スリーメン&ベビー
先にオリジナルの「赤ちゃんに乾杯!」を観ているのでどうしても比べてしまうのね。こっちはアメリカらしいドタバタコメディタイプ、むこうはふんわり砂糖菓子のように甘ったるくフランスらしいコメディ。話題になった、カーテンのところにいるあの少年のことが気になるわ。
6点(2003-12-20 15:15:56)
100.  赤ちゃんに乾杯!
「スリーメン&ベビー」でリメイクされたけど、私はオリジナルのこっちを断然支持します。とてもソフトで甘ったるいフランスらしいコメディですね。最初は突然現れた赤ちゃんに振り回され、厄介もの扱いしていたのが、だんだん愛しくなっていくのだけれど、それをお互いに悟られまいとするところが笑ってしまいます。これといった音効果を使わず、無表情に淡々と黙々と哺乳瓶の消毒、洗濯を繰り返し、ミルクをあげながら居眠りしてしまう彼らの姿が非常にリアルなの。自分の子ではないにも関わらず, しかも男性があそこまでしてあげられるというのは素晴らしいことです。全体にほのぼのとしてましたけど、フランスってやっぱり個人主義、おとな天国なんだなあと感じるところもありました。
8点(2003-12-20 15:02:33)
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