81. チップス先生さようなら(1939)
一人の老教師の愛に満ちた波乱万丈の人生を描いた名作ファミリー・ヒューマンドラマ。とにかく言いたいことは"素晴らしい"の一言なのだが、それだけでは物足りないのでもう少し書きます。「チップス先生さようなら」はジェームズ・ヒルトン原作で、1969年にもリメイクされているが(ドラマもあわせれば3回。しかしドラマは未見)、どちらかを選べと言われたら個人的にはこちらを選ぶ。それはなぜかと言うと、まず、こちらのほうが原作に近いということがある。キャサリンとの出会いからの恋愛部分をあまり濃くしないことによって、原作で伝えたかったことが焦点がぶれることなくダイレクトに伝わってくる。それともう一つは、ロバート・ドーナットの味のある素晴らしい演技。1939年といえば、「風と共に去りぬ」を始め、多くの良作に恵まれた年、そんな年に全ての作品を抑えて「チップス先生さようなら」のロバート・ドーナットが主演男優賞を受賞したのだ。とにかくチップス先生役はこの人しかいない(と、個人的には思っている)。時代の波に押し流されそうになっても、頑固者と言われたとしても自分の信念を貫き通し、伝統と美しいものを見て素直に感動する豊かな心"情操"を教え続けたチップス先生。今の時代にもこういう先生が必要だと思う。 8点(2005-02-04 20:57:38) |
82. タップス
無理やりな設定だし、おいおいそこまでやるか~、と思ったけど何も考えずに見てたらコレがなかなか面白い。サバゲー見てる感覚。 6点(2005-02-04 20:57:11) |
83. アイス・ストーム
冷たくて疎遠な雰囲気はよく出てたし結構好きだったりするけど、なんか全体的にチグハグしてるように感じる。それと、扱ってる時代が古いからかもしれないが、14でやっちゃいけないって押し付ける父親はちょっとねぇ・・ 4点(2005-02-04 20:56:42) |
84. スフィア
思考を現実化してしまう球体という題材が面白い。派手な映画ではないが、心理的にくる映画でした。 6点(2005-02-04 20:56:11) |
85. 駅馬車(1939)
アメリカのトントからニューズバーグまで向かう馬車の中で、一緒に乗り合わせた9人の人間模様とアパッチ族の襲撃を描いた名作と名高いこの映画。やはり見せ所はアパッチの襲撃でしょうね。でも、もともと西部劇はよく分からない俺なのに名作だから一度見ておこうという気持ちで見てみたが、あまり面白いとは思わなかった。たしかに登場人物が全て立っていて非常に印象が濃いのだが、見終わった後にう~ん・・と唸って微妙な感覚に襲われた。また見てみます。 4点(2005-02-04 20:55:35) |
86. ファイティングラブ
当て逃げした女と当て逃げされて相手の車を蹴った男のラブコメです(変な表現・・・)。でも内容的には普通です。少々強引な展開なのはコメディだから仕方ないとしておきましょう。 4点(2005-02-04 20:55:01) |
87. 荒野の用心棒
西部劇ってどれも同じような雰囲気のような感じがして、見ても特に面白いとも面白くないとも思わなかったけど、、これはちょっと違う感じで楽しめた。とにかくイーストウッドが渋くてカッコイイ。音楽もGood! 6点(2005-02-04 20:54:31) |
88. ジャッカル
けっこう楽しめます。でも、ブルース・ウィリスはキャスティングミスかな~。。渋くてかっこいいけど、最強の暗殺屋って感じがしない(ダイ・ハードのマクレーン刑事の印象が強すぎるから??)。それと、マチルダ・メイが出てるのにびっくりした。スペース・バンパイアの時と比べてかなり老けたな~。 6点(2005-02-04 20:53:59) |
89. ダイ・ハード2
シリーズで一番マクレーン刑事が不死身でむちゃくちゃやってます。それにしてもダイ・ハードシリーズは面白いな~って感じです。 7点(2005-01-31 12:52:14) |
90. やさしく愛して
戦争から帰ってきたら弟とかつて愛していた女が結婚していたというツカミはいいし、全体的なストーリーもなかなか面白かったけど、弟の性格が単純&鈍感すぎて全く共感できなかったのが最大の問題。 5点(2005-01-31 12:51:40) |
91. 七年目の浮気
題名はかなり有名です。でもコメディなのに全く笑えなかった。全体的に上品な感じの出来ですが、特に面白いとは思わなかったな~。それにしてもマリリン・モンローって変わったヒトですね。 4点(2005-01-31 12:51:03) |
92. ピッチブラック
なかなか面白い。よくあるテーマだし、内容も一見地味だが、未開の星に不時着し、サバイバルをしていく中での人間の苛立ちや、仲間割れなどがうまく描かれていたと思う。 6点(2005-01-31 12:50:22) |
93. 群衆(1941)
マスコミがでっち上げた偶像であり、人々の感動を誘った"一般市民ジョン・ドー"。その大衆の偶像である彼を演じるゲイリー・クーパーの素晴らしい名演技を堪能することが出来る一作。ただ、一番問題なのは当時の時代背景が理解できないせいか、今が平和すぎるせいかは分からないが、"ジョン・ドー"に共感と感銘を覚える一般市民の心情が理解できないことと、そのためかストーリーが強引に感じてしまうこと。 7点(2005-01-28 19:11:36) |
94. 踊る大紐育(ニューヨーク)
"ニューヨーク・ニューヨーク"などの曲で知られるジーン・ケリー、フランク・シナトラ共演で贈るラブ・コメディ・ミュージカル、"踊る大紐育(ニューヨーク)"。まず、題名を見たときに大紐育(だいひもいく)ってなんだ?って思いました。ニューヨークの当て字だったんですか。で、内容は、休暇で大都会NYを訪れた3人の海兵の1人が、地下鉄派に張られている"6月のミス地下鉄"に一目惚れしてしまう。彼女を探すことになった3人は、それぞれタクシーの運転手、博物館の教授に惚れられた。3人の恋の行方は!?と言う感じのドタバタミュージカルで、ミュージカル映画というより完全なミュージカルに近いドタバタ劇です。とにかく展開がスピーディーで飽きさせません。でも、個人的にはラブ・コメディ・ミュージカル映画と言えば"雨に唄えば"なので、それに比べればかなり存在感が薄い作品になってしまいます。しかし、55年以上前の作品なのにダンスなどに古臭さを感じないのはスゴイ。 6点(2005-01-28 19:11:03) |
95. ダイヤルM
なんかどうでもい映画の1つ。かなり違和感のある脚本、捻りのない結末。でも一応全部普通に見れたので4点。 4点(2005-01-28 19:10:19) |
96. グーニーズ
なぜか「インディシリーズ」や「グーニーズ」などこういったタグイの冒険モノって思ったほど楽しめない。つまらなくはないし、それなりには楽しめるんだけどワクワクしないなぁ~。リアルタイムで見れば良かったかな(って俺生まれてないから無理じゃん!)。 5点(2005-01-28 19:09:30) |
97. 冷たい月を抱く女
題名からは何の映画化分からなかったが、犯罪ものですか。なんか・・ふつぅ~です。マジでかなりふつーです。別に二コール・キッドマンすきでもないからどこを楽しめばいいのか。。 4点(2005-01-28 19:08:57) |
98. サムライ(1967)
これだけ冷たい映画は見たことがない。画面や演出、美術はもちろん、アラン・ドロンを始め、登場人物全てが冷たい。別の言い方をすればクール。だからかもしれないが、淡々と進む暇な展開が多く、眠気を誘ったのが点数が下がった理由。でも最後のオチに+1。 5点(2005-01-28 19:08:21) |
99. ブリット
やっぱりカーアクション。これは迫力あるんだけど、それ以外はちょっと地味すぎじゃないかな~。クールとも言えるかもしれないですけど。。。 5点(2005-01-28 19:07:42) |
100. 小さな泥棒
浮気して「よく分からないけど~」といいつつそっちにつく女、情熱的なフリして軽い女が一番嫌い。軽いなら徹底的に軽い方が共感できる。まぁそれを差し引いてもそこそこ楽しめたので5点。 5点(2005-01-23 11:10:27) |