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81.  ウェディング・バンケット 《ネタバレ》 
男同士の愛、つまりゲイの世界を描いている作品にありがちな嫌らしさ、偏見的な視線が無いのがまずは良い。息子が同性愛者であることを知っても、それでも以前と変わらずに息子に対しても同姓愛の相手にも偽装結婚の相手の女性に対しても全てを受け入れた上で優しく接する母と息子が同性愛者であることも知っても知らないふりして、何もかもを受け入れようとする父の偉大さ、登場人物全員が皆、一つの家族として繋がっているかのような温かさを感じるこの作品、アン・リー監督の持っている優しさが伝わる良い映画です。あのラスト、手を大きく広げる父親の後ろ姿に父としての偉大さを見ることが出来た。普通、こういうテーマを描こうとすると同性愛者に対しても相手に対してもどこか冷たい感じで描きがちな所をこの監督は優しく描いているのも好感が持てて良い。
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-25 17:41:04)
82.  あした
やはりと言うか予想通り何かと酷評されてはいるけど、私はこの作品も大林宣彦監督らしい優しさが画面全体通して伝わってきて好きです。どんな人にも心の中に大切な存在である人が一人や二人はいる筈です。そんな大切な人がもう、今はいない。けど、そんな人ともしも、また再会出来るとしたら?そういう人としての思いが描かれています。そして、この映画のタイトルにもなっている「あした」正しくこの映画のテーマは「あした」。この映画が言いたいこと、大林宣彦監督が言いたいことはあしたがあるということのありがたさ、大林監督の映画の多くに見られる「死」についての描き方もけして、後ろ向きなだけの捉え方をしてない。あしたを生きろ!命の大切さ、これぞこの映画の中で一番、言いたかったことだと思います。
[映画館(邦画)] 8点(2007-07-07 18:26:55)
83.  学校の怪談4 《ネタバレ》 
これは今の時期にピッタリの夏の風情、夏休みの体験、単なるホラーなんかじゃないきちんとした子供の気持ちというものを描いて見せていて感心させられた。兄が目の前から姿を消すことの妹にとっての哀しさ、恐怖、大人なら誰しも子供の頃に一度や二度は経験しているであろう、身近な存在が突然、居なくなる怖さ、そういうものをきちん描いているのと兄を思いやる優しい妹と妹思いの兄、人が人を思いやる姿を子供の視線で描いているところに単なるホラーではない、人間ドラマであり、また素敵なファンタジーとしても描いている平山秀幸監督の力量を感じさせられた。正に夏に見たい。夏にこそ見たい子供の為のそして大人も楽しめるファンタジーだ! 
[ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-11 19:11:18)(良:2票)
84.  お引越し
この作品、ここでの評価の高さに前から必ず観よう!と思っていたものの、相米慎ニという監督がどうも苦手でして、なかなか借りてこなかったけど、今回、借りて来て良かった。心から本当にそう思う。父と母の都合によって、ある意味、家庭崩壊状態にあるこの3人の家族、そんな状況の中で揺れ動く子供の気持ちを見事に描いていて感心させられた。これだけ子供の気持ちを痛烈に描いている作品はなかなかないと思う。レンコが父親の会社の近くで電話してくるシーンでの祭の音、父親(中井貴一)とレンコ(田畑智子)のやりとり、その後も何度も繰り返し出てくる祭のシーン、夜の花火、それを見つめる娘と母(桜田淳子)、夏休みの宿題テーマにしながら家族とは何かということが上手く描き出されている。最後の方の海でのシーンが特に好きです。それにしてもこの作品のレンコ役の子の演技は凄い!としか言えない。これからも素晴らしい監督と出会えれば、日本を代表する名女優になること間違いないでしょう!また一つ、いかにも日本的な作品に出会えて良かった。そして、今までは苦手だった相米慎二監督の他の作品についてももう一度、じっくりと見直したいと思う。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-10-01 22:06:08)(良:3票)
85.  秋菊の物語 《ネタバレ》 
チャン・イーモウ監督、最近じゃアクションものを撮ったりしてるけどやはりこの監督はこういう作品の方が絶対に良い。まずは何と言ってもこの作品に出てくる人達がみんな、人間的で良い。夫が村長に大事な所を蹴飛ばされたことを知って、乗り込むコン・リーの一人の女としてのあり方、夫の為にと村長に対して、一人、訴える姿はかっこ良い。そんなコン・リーの着ている服の色がこれまた赤をモチーフとして常に描き続けている監督ならではのものを感じる。私が考えるにこの監督が常に強調している赤という色は人間の血の色だと思うわけです。だからこそ赤を大切に描き続ける監督の人間的な情熱と温かさのようなものをユーモアを感じながら楽しむことが出来たこの作品、私は嫌いにはなれないし、それに作品全体を包み込む映像の美しさ、中国の大自然、これまた中国映画ならではの物を感じられずにはいられなかった。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-16 20:45:17)
86.  陽だまりの庭で 《ネタバレ》 
うん、これはなかなかどうして、良いんじゃないのかな!「ライフ・イズ・ビューティフル」と似てる。待てよ!作られたのはこの方が先みたいなので、あっちが真似たのか?それはそうと本当に似てるけど、個人的にこの方が私は良いし、好感が持てる。戦争を題材にしてはいるものの、中途半端な笑いを入れることで感情移入出来ずにいた「ライフ・イズ・ビューティフル」よりも断然、良いです。それと出ている俳優にしてもやたら騒がしくないし、好感が持てます。そんなこの作品、戦争という重たいテーマを扱いながらもそこにある(見える)のは家族の絆と愛情に満ち溢れた家族のドラマであって、中途半端な喜劇として描くことはせず、しっかりと戦争というものに対して、見詰め合う姿勢というものが描かれていて見応え十分!フランスの美しい街並みと美しい音楽も心に残る。それにしてもこの映画の女の子の可愛さは抜群!自分の父親が殺されたとも知らずにおじいちゃんと遊ぶシーンの楽しさ、暗くなりがちな中にも見える温かさが心地の良い作品だというのが観ての感想です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-12 22:05:12)
87.  ザッツ・エンタテインメントPART3 《ネタバレ》 
昨日に続いての観賞!前作に増して、これまた物凄い豪華な顔ぶれと、華麗なる本物の映画スター達の姿を観ることが出来て良かった。ミュージカル映画史に残る名作・傑作の名場面がいっぱい出てきて、感動しました。「雨に唄えば」のカットされたシーンやジュディー・ガーランドのオーディション風景など、なかなか観ることの出来ない場面も観れて、またジーン・ケリーの開設による多くの作品の名シーンを紹介するなど、とにかくまた一つミュージカル映画というものに興味を沸いたし、ハリウッド映画の歴史において絶対に欠かすことの出来ない「ミュージカル映画」というジャンルの歴史についても勉強になったような気がした。まだ観てない作品が山ほどある筈なので、これからも積極的に「ミュージカル映画」についても観ようと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-28 22:31:53)
88.  浮き雲(1996)
正しく、小津監督の世界だ!その人間の描き方、一つ一つのシーンの描き方から音楽まで何もかも小津監督を思わせる世界です。暗くなりがちな中にも時々、見えるユーモアと優しさとのバランスがほど良くて、観ていて気持ちが良い。ラストがこれまた良いんだなあ!正にタイトル通りに相応しいあのラストシーン!空を見上げる二人の表情がこの映画を物語っている。やたらめったらうるさい音楽を流し、CGばかりのめまぐるしい映像ばかりの今のハリウッド映画とは違って、人間味溢れる世界、じわりじわりと来る温かさ、こういう映画があるから私はミニシアター系の映画が好きです。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-02-10 21:55:02)(良:1票)
89.  ギャラクシー・クエスト
この作品、観るまではよくある最近のハリウッド映画の単なるB級もののおふざけ映画かと思ってました。しかし、観て納得!ここの平均点の高さも納得の面白い映画でした。B級映画を名乗ってはいても内容は完全なるA級クラスです。スタートレックのパロディということですが、私自身、スタートレックは観てないし、何の予備知識もなく観たのが正解だったと素直に心から楽しめました。脚本もよく出来ていて最後まで飽きずに楽しめました。出ている俳優達の演技もそれぞれ良かったと思うし、ここ何年かのアメリカ映画の中では拾い物の1本です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-25 16:50:04)
90.  デーヴ
古き良きアメリカ映画の雰囲気たっぷりの良質なコメディて感じの作品です。近年のアメリカのコメディは下品なものが多くて好きになれないけど、この映画はちっとも下品でないし、観終わった後の何とも言えない気持ちの良さはアメリカ映画が良かった頃の何だかビリー・ワイルダーやフランク・キャップラといった監督の作品の雰囲気に似た後味の良さを体験出来る作品として好きな映画のひとつでもあります。主演の2人、ケビン・クラインとシガニー・ウィーバーの息の合った演技も良かった。近頃はこういう良質なコメディ映画をほとんど観ることが出来ないのが残念でならない。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 22:32:01)
91.  マーズ・アタック!
昨日、あれから色々考えたけど、やっぱり9点から8点へと変更します。しかし、だからといってこの映画の持っているパワーは大好きですし、やっぱりティム・バートン監督のこういうった大馬鹿ぶり、大好きです。とにかくここまで徹底的に笑わせてくれたら例えどんなB級な映画だろうが、低い点数だけは付けられません。
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-30 22:30:43)
92.  エド・ウッド
エド・ウッドはどんなに駄目な監督でも一人の人間として考えると物凄く愛しくてたまらない人物に見えてしまう。そんなエド・ウッドを演じたジョニー・デップともう一人、ベラ・ルゴシを演じたマーティン・ランドーの2人の演技が素晴らしい!勿論、監督のティム・バートンの演出も素晴らしい!映画が本当に大好きなんだという気持ちが映像と共によく伝わってきました。モノクロの映像、これがまた何とも良い。こういう映画を撮ってくれるからこそ私は時には「猿の惑星」のリメイクのような失敗作を撮ってしまうティム・バートン監督、大好きです。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-30 22:22:24)
93.  ユージュアル・サスペクツ
大してお金のかかってなさそうなこの映画ですけど、アイデアと脚本、それと俳優の演技次第で面白い映画が撮れるということを証明した作品!個人的には8点の評価ではあるけど、限りなく9点に近い8点です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-27 23:53:48)
94.  ダンス・ウィズ・ウルブズ
ケビン・コスナーが初監督にして、堂々たる作品を撮った。そんな作品です。それまであった西部劇とは一味も二味も違った新たなる西部劇の超大作!三時間以上もの長さを感じさせない作品に仕上げたケビン・コスナーの手腕を評価したいと思います。この作品の一番良い所は、CGなどの特撮に頼ることなく正攻法で描いている所で、今のアメリカ映画には見習って欲しい。確かにやや白人贔屓な感じがするもののそれを差し引いても完成度はかなりの物だと思います。限りなく9点に近い8点!
[映画館(字幕)] 8点(2005-08-16 08:20:46)
95.  恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアものの映画って、何だかあまりにも堅苦しいイメージが自分の中にあって、本来ならこの手の作品は観ないものが、何故か観てしまいました。で、もって観て良かった。そう思える不思議な映画です。前評判の高さに釣られた観たのだろうが、これはアカデミー賞受賞も納得です。けして、芸術だけの作品ではない、娯楽映画としても十分楽しめるし、それに何と言ってもグウィネス・パルトロウの魅力に尽きると思います。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-04 22:27:12)
96.  顔(1999)
これ、良いです。役者が何と言っても良いです。特に藤山直美、凄い。さすがは名優、藤山寛美の娘だけのことはあると思える。本当に素晴らしい演技しています。そんな藤山直美という女優の魅力を十分に引き出した阪本順治監督の手腕もお見事です。個人的には「どついたるねん」と同じぐらい好きな作品です。この年のキネマ旬報での日本映画部門第1位も納得の出来栄え、単なるサスペンスとしてでなく、社会派の映画としても見応え十分の力作だと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2005-08-03 22:32:14)(良:1票)
97.  のど自慢 《ネタバレ》 
井筒和幸監督の作品では「パッチギ」は別格として、この作品も私は好きです。とにかく音楽の使い方が上手い。いや、上手いと言うよりも上手すぎます。中でも高校生の里香が姉の為に歌う「花」という曲には思わず観ていて涙が出そうになりました。妻子ある男性との間に子供を身ごもってしまった姉への妹からの励まし(応援)のメッセージととれる「花」、本当に良い曲です。その他にも竹中直人や大友康平が歌う「また逢う日まで」も良い。音楽って素晴らしい。のど自慢という一つのイベントから見られるそんな人情味溢れる人達ばかりのこの映画、傑作とは言えなくても何だか観ていて楽しい気持ちになるそんな作品として評価したいと思います。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-24 22:30:48)(良:2票)
98.  風の歌が聴きたい
例えば同じ障害者を扱った映画でも「半落ち」のように障害者に対して馬鹿にしたかの様に撮らないこの作品、やはり大林宣彦監督は素晴らしい監督だ!視覚障害者の夫婦の愛の物語りを大林宣彦監督らしい優しい眼で見つめながら描いています。2人の主人公の美しい物語に感動しました。ただ、どうしても気になるのが天宮 良の中学生役は違和感がありすぎますので減点材料としますが、それでも良い映画なので一人でも多くの方に観て欲しい作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 12:38:09)
99.  ピアノ・レッスン
マイケル・ナイマンの美しく、力強い音楽がいつまでも耳に残る。そして何と言ってもホリー・ハンター演じるエイダという女性象を女性監督ならではの感性で描いた監督の手腕を評価したい。ホリー・ハンターはそんな監督の期待に見事に応えて見せてます。アカデミー賞主演女優賞にふさわしい良い演技してます。そして、もう一人忘れてならないのが、アンナ・パキン!この子の演技は本物でした。
[映画館(字幕)] 8点(2005-07-23 20:46:36)
100.  クライング・ゲーム
オープニングからして何とも不思議な雰囲気をかもし出すこの作品のそんな雰囲気が好きです。この映画、脚本が良い。この先、どんな展開になるのだろう?ちょっと怪しげな登場人物達によるストーリー、面白かったです。アカデミー賞脚本賞受賞も納得です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-23 20:38:41)
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