81. アンブレイカブル
すっかり忘れてたなあ。昨日TVで放送予告を見て思い出した!当時交際中のダンナと観たんでした。何故にわざわざ映画館でコレを観たのか、どんな結末かもさっぱり忘れてしまった。何か時間の無駄になる予感がしたので結末だけが知りたかったがダンナも「中身は覚えてないな」の一言。気になったので仕方なくTVで再び拝見・・・。ああ、やっと思い出したわ、このしょうもない結末。だから結末だけ知りかったのにぃぃ! [映画館(字幕)] 2点(2005-11-11 16:04:51) |
82. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
映画好きになるきっかけとなった作品。初見はかなり昔、10代後半だったかな?当時は完全版でなく「グレート・ブルー」でしたが。何度も何度もレンタルし、場面によってはセリフを耳で記憶するほど。その後、大ヒットした完全版が公開となり当然期待を胸に愛する人と観にいきましたが、違和感があり拍子抜け(当然フランス語ですし!)・・・色々詰め込みすぎて焦点が定まらない感じがしました。私はやはり短いヴァージョンが好きです。エンゾのかっこよさ。島特有の開放感。映像の美しさ。そして、なんてことない日々の光景がこんなにもキラキラしているなんて。私はこの映画を観るまで知らなかった!海の幸スパゲティの美味しそうなこと!!心に残るシーンがこんなに沢山ある映画は珍しいです。私にとっては文句無しの満点。 [映画館(字幕)] 10点(2005-11-07 16:45:52) |
83. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
けっこう期待値は高かったのですが・・・。音のタイプが自分の好みにマッチしないと、入り込みにくいのかも知れません。それでも「愛の起源」のアニメーションは胸があつくなりました。画も可愛かったです。人はひとりで、でも愛が必要で、それでもやっぱり自分で歩いていくしかないよねとしんみりしてしまいました。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-07 16:39:30) |
84. ベルリン・天使の詩
セピア色のベルリンの街、そこに生きる普通の人々の日常・・・色がない部分、光と影がとても印象的でした。身体を傾け、人々の声を聴く天使の姿が好きです。まさしく詩であり、大人のためのお伽話。久しぶりに観ましたが、十数年前はじめて観た時とは随分印象が違い驚きました。またもっと先、歳をうんと重ねたら再び観てみたい映画です。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 16:09:50) |
85. ポゼッション(1981)
とにかくアジャーニを堪能する映画。彼女なしには絶対に成立しない作品です。こんなもの前衛でも芸術でもありません。何だか知らないけど、とち狂ったアジャーニの美しさがたまらーーーーん!!!という映画です。しかし、この映画を楽しめてしまう私は恐らく変態なのでしょう。ええ、ええ変態よろしく一人で観ますよ、こっそりと。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-04 19:16:05) |
86. 宇宙戦争(2005)
日本有数の雷の多い町に住む私。あの宇宙人の登場部分はかなり!恐ろしかったです。劇場内に響きわたる大音量での圧倒的破壊は‘恐怖’のひとこと。しかし宇宙人の全貌があきらかになると、恐怖が消えると共にテンションも下がりました。個人的には最初の恐怖のまま、最後まで突き進んで欲しかった!もし家族愛を1番に描きたかったのであれば、もっと脚本に厚みを持たせても良かったのでは。何でこうもチープにとってつけたようになっちゃうんでしょうか?一気にシラケます。 [映画館(字幕)] 5点(2005-11-04 14:46:01) |
87. セックスと嘘とビデオテープ
多かれ少なかれ、大人は皆どこか病んでいるもの(まあこの映画はちと極端ですが)。健全な青少年の方、どうかお許し下さい。でも、だからこそのラストシーン、たまらなく好きです。このラストを味わいたいがためについ何度も観てしまいます。ジェームズ・スペイダーがまさにハマリ役!この人、いったいカッコいいんだか冴えないんだか・・・不思議な俳優です。あの三白眼、好きだなぁ。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-03 15:49:08) |
88. コンスタンティン
旦那に便乗してDVDで拝見。が・・・退屈のあまりお菓子に手が伸びること伸びることもう止まらない!ワイン片手にポテチ二袋完食。ああ、やってしまった・・・自己嫌悪。印象としては何だかアニメを見てるような感じでしたが、これはひょっとしてアメコミ原作なのでしょうか??(無知ですいません)鑑賞後、「旦那、禁煙してくれたりして♪」と淡い期待を持ちましたがそれも叶わず。色んな意味で残念な映画でした。 [DVD(字幕)] 3点(2005-11-03 15:45:46) |
89. IP5/愛を探す旅人たち
大好きな映画。もう何度観たことやら・・・ベネックス作品の中でもこれが1番好きです。老人、青年、少年、一見何の共通点もない3人の交流がそれぞれの愛を切なく映し出します。形はどうあれ、誰しもそれぞれ自分が求める愛を探して彷徨っているのかもしれません。心の奥がしん、とするような大人のファンタジー。幻想的な森の映像だけでも一見の価値あり。ラストも胸に残ります。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-03 14:54:32) |
90. イル・ポスティーノ
画もいい、全編に流れる空気も、設定もいい。決して悪くはないし、むしろ好きなタイプの映画なのですが・・・期待値が大きかっただけに残念!何やら物語が‘ぶつぎり’に感じられ、うまく流れに乗れませんでした。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-02 12:53:31) |
91. ダンサー・イン・ザ・ダーク
テーマ:自己満足、自己陶酔。それにつきます。意味不明な不幸の羅列で感動もなにもないでしょう。ただ、ここまでいくとインパクトは絶大。しかも主演:ビュークですから!レビューの多さも理解できます。いやあ、しかしこの監督、実に罪なことをなさいます。貴重な0点とさせて頂くとしましょう。以下余談ですが、デビュー当時から好きだったビューク、この映画観てから全く聴けなくなりました。トラウマです。 [映画館(字幕)] 0点(2005-10-31 18:37:21)(良:1票) |
92. シュリ
なにげなく一人ふらりと入った劇場で鑑賞。エンドロール後、席を立てなくなりました。少々無理のある設定、STORYにはこの際フタをしちゃいます。とにかくただただ、誰がなんと言おうとぐわーっと感情を揺さぶられたわけです!映画館を出た後友人と会い「何してたの?」と聞かれたものの、「映画を・・」の先が全く言葉にならず。ワナワナ震える唇、こみ上げる涙。とてもいい歳した大人とは思えぬありさまでした。何か心に秘密を抱えた女性の苦しみ・・・というのにめっぽう弱い私。キム・ユンジンが可愛かった!数日後トレンチコートを買いに走ったのですが、試着室の鏡に映る自分の姿にうなだれて帰りました。 [映画館(字幕)] 9点(2005-10-31 18:17:59) |
93. さらば、わが愛/覇王別姫
レスリー・チャンが女ですね、どこまでも哀しいほどに。通常あまり‘女の部分’を押し付けられるとうえ~っとなってしまうのですが、こういう映画を観ると純粋に悪くないなあと思います。やっぱり蝶衣が男だからでしょうか・・・。声にならない心の叫びを聞くような蝶衣の表情が胸を突きます。ただの恋愛ものにとどまらず、歴史も絡んでいるので見ごたえあり。これはやはり中国ものならではでしょう。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-30 18:20:53) |
94. ローズマリーの赤ちゃん
ミア・ファローが可憐。妖精のよう。可憐な女性がどんどん追い詰められ変貌していく様が 痛々しい。個人的には悪夢の映像が、私の見る悪夢の雰囲気に非常に近く、何だかとてもいや~な気持ちになりました。薄気味の悪さと、ミア・ファローの可愛さの対比が面白いです。洋服もとてもかわいかった。 [ビデオ(字幕)] 7点(2005-10-29 12:29:44) |
95. 処刑人
《ネタバレ》 前半の便器のシーンで「これは!!」とかなり期待して観ていたのですが、そこがピークでした。 残念。これといった盛り上がりもなく、後半は特に退屈でした。これ、ブラックユーモアなのでしょうか?それとも真剣な問題提起?いずれにせよ中途半端で私はダメでした。ポスターがやたらカッコ良かっただけにこのギャップは痛い。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-29 12:25:01) |
96. エンゼル・ハート
全編に漂うジトジトと肌にまとわりつく陰鬱な空気・・・後戻りできない不穏な世界に引きずり込まれてゆく感じがたまりません。14の時劇場で初めて観ましたが、何度観ても面白いです。そして枯れた大人の男のカッコ良さ、ミッキーロークが見せてくれます!ああ叶わぬ恋でいい。こんな大人の男と1度でいいから出会ってみたかった・・・叶わぬ夢でした。かつてはこんなにもいい俳優だったのに。時は残酷なものです。 [映画館(字幕)] 8点(2005-10-28 14:41:40) |
97. バグダッド・カフェ
さりげなく、包み込むような優しい映画です。独特の映像も印象的。砂漠の乾いた黄色い空気、響く「コーリング・ユー」、小さなエピソードのひとつひとつが心に染みます。あまりに浸りすぎてしまう為、鑑賞後は現実との折り合いをつけるのが大変。疲れてしまった時、時間を見つけてゆっくり観ます。オアシスのような映画。名作。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-10-28 14:27:32) |
98. グリーンマイル
無駄に長い。大儀そうにしていますが、中身はからっぽ。空虚かつ不愉快極まりない映画です。最後まで席をたたず耐え忍び、完全鑑賞した自分をほめてあげたい。にしても映画館から出た後、私を見る怯えた彼(今の旦那)の目が忘れられません・・・3時間もの間怒りに震えていた私、いったいどんな形相だったのでしょう??おぞましい限りです。0点としたいところですが、役者の演技が救いということで1点です。 [映画館(字幕)] 1点(2005-10-28 14:17:43) |