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81.  タイタニック(1997) 《ネタバレ》 
これは映画館で観ましたが、すごい迫力でした。事実にもとづいて描かれていますので、この悲惨な歴史を知る上では非常に貴重な映画だと思います。二人の人間ドラマはフィクションであるかもしれませんが、これが逆に良かったと思います。ローズの視点で映画が進んでいけば、傍観者という域で終わったかもしれません。また、ジャックの視点だと被害者という域だったかもしれません。
[映画館(字幕)] 10点(2014-12-29 22:42:43)
82.  ゾンゲリア 《ネタバレ》 
タイトルに騙されました。でもいい意味でです。当時は「ゾンビ」+「サンゲリア」という期待感100%の宣伝が印象的でしたが、いざ中身はというと、ミステリーサスペンス調の静かな映画でした。オチがすべてと言えばすべてですが、死んだはずの人がなぜ?という「ゾンビ」には無かった当たり前の疑問が、うまく話しを進めてくれます。少し残念なのが、残酷シーンが際立ちすぎて、全体の映画のトーンからは浮いてしまってることでしょうか。残酷シーンの演出をおさえてミステリー映画として出せばA級の評価がついたのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 8点(2014-12-29 22:13:20)
83.  ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生 《ネタバレ》 
これはホラー映画というより恐怖映画です。観たのは「ゾンビ」よりあとですが、派手さは無い分じわじわと襲ってくる恐怖がとても印象に残っています。あの小さな空間と少ない登場人物の中に大きな社会風刺が描かれているのがすごいです。家族・兄弟・人種・恋人同士の入り乱れたドラマもうまく生かした設定となっています。最後主人公が打たれましたが、間違えられたのか、それとも黒人だからなのか、という両方の解釈も時代背景をうまく取り込んだ投げかけだと思います。
[ビデオ(字幕)] 9点(2014-12-29 22:01:06)
84.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
これは面白い。シリーズすべて観たあとでも、やはり一番はこれです。序盤のシーンだけで一つの映画としてもいいくらいの完成度です。アークの神秘性、謎解きなどの説明からワクワク感が高ぶり、その謎を一つ一つエピソードを交えながらの展開など、無駄が一切ありません。「連続活劇」という言葉をこの映画で知りました。(もともとはもっと古い時代からあった言葉ですが)部類としては「アクション映画」となるのでしょうが、肉体アクションではなく、知性派アクションという感じが強いです。偶然性・以外性が主人公のキャラを際立たせているという形が私にとっては新鮮でした。
[地上波(吹替)] 10点(2014-12-28 08:43:28)(良:1票)
85.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 
当時は衝撃的でした。ベトナム戦争を描いた映画は後に「プラトーン」路線のリアルかつドキュメンタリータッチの戦場を描くものが流行りましたが、この映画は戦場というより戦争そのものを描いたという感じです。リアルさではプラトーン系のほうが上ですが、この映画には圧倒的なカタルシスがあります。これは俳優の力もあるでしょうが、戦争によって壊されてゆく人格というものが怖いくらいに伝わります。本当の意味の戦争ってこの映画が一番リアルに表現しているのかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 18:40:08)
86.  ブラック・レイン 《ネタバレ》 
追悼ではありません。当時から何十回も観ています。「ブレードランナー」の世界観で「エイリアン」をやった感じでしょうか。「エイリアン」は日本人からみたアメリカ人(異国の人)でしょうか。しかし戦後間もない頃は「エイリアン」だったかもしれませんが、この映画では友好・友情を描いています。ということは「ET」?。「ブラックレイン」という暗い歴史を感じさせるタイトルを使いながら友好関係を描くといういい意味の裏切りがニヤッとさせられます。リドリースコット(イギリス人)って日本が好きなんですね。イギリスの目線で日本とアメリカを描いているので、どちらに対しても偏見がなく好印象な映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2014-12-23 17:56:06)
87.  マッドマックス2 《ネタバレ》 
PART1に続いての投稿です。この世界観独特です。荒廃した砂漠に改造車が走っているだけで「マッドマックス」の世界になります。もう一つのジャンルですね。今回は登場人物のキャラクターが豊富で人物像も掘り下げてあります。PART1が「人間の弱さ」ならばPART2は「人間の強さ」でしょうか。2ではマシンは単なる足と化しています。オアシスをもとめて希望・明日に向かってひたすら走ります。マックスもこの行動に「明日」を見つけたのではないかと感じ取れます。真面目に書いてしまいましたが、とにかく面白いシリーズです。「サンダードーム」は、う~ん微妙。
[地上波(吹替)] 9点(2014-12-23 17:38:31)
88.  マッドマックス 《ネタバレ》 
もう何度も観てます。シュールですねこの世界。強いものは生き残り、弱いものは消えてゆく。ある意味リアルです。この映画「人間の弱さ」を描きたかったのではないでしょうか。車・バイクがあればマックスも警察も暴走族も無敵です。しかしそのマシンを失うと無力になってしまう。マシンの性能が強くなればなるほど人間は弱くなっていく、そんな感じがします。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 17:25:34)
89.  ランボー 《ネタバレ》 
何度も観ました。しかも「ランボー2」の方を先に観てしまったのですが、かえってその方が正解だったかもしれません。2は戦争アクションでしたが、これは社会派ドラマです。何となくアメリカン・ニューシネマを感じたのですが、最後のランボーは負けたから降伏したのではなく、勝ったかもしれないのにあえて自分の怒り・悲しみに終止符を打ったとも感じ取れました。2を先に観たからこそ、この1の偉大さを余計に感じたのかもしれません。また、原作も映画のあと読みました。ラストシーンが大きく違いますが、私はこの映画の結末で正解だと思います。脚本・製作にも携わったスタローンはやはり偉大だと思います。
[地上波(字幕)] 10点(2014-12-23 17:09:48)(良:2票)
90.  007は二度死ぬ 《ネタバレ》 
いいなあ、この映画。番外編のような感じですが、「ゴジラ」「ウルトラマン」のようなワクワク感が満ちています。子供のころに戻れるような感じです。なんと言ってもあの実物大のセットはすごいです。雰囲気は「サンダーバード」のようですが、デザインがなんともモダンでシャープです。また最後の団体戦の銃撃戦がさらに子供心をくすぐります。ブロフェルドも貫禄があります。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 16:50:13)
91.  007/ドクター・ノオ 《ネタバレ》 
シリーズNo.1は「私を愛したスパイ」ですが、No.2は?と聞かれると、この映画です。私の世代から見てもこの映画はかなり古い映画ですが、シリーズ全部観終わって思い出すと気になってまた観てしまいます。基本設定がこの映画で完成されているからでしょうか。荒削りですが、その分味がよく出てます。この映画で不思議なのは前半と後半で別の映画を観ているような感覚になることです。観終わったあと、2本の映画を観たような満足感に浸れます。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 16:32:17)
92.  007/私を愛したスパイ 《ネタバレ》 
このシリーズ大好きで、何度も何度も観ています。シリーズ中どれが一番好きかと聞かれても、迷わずこれと言いきります。私は世代的にロジャームーアなので、あのゆるさ、キザな台詞、漫画チックな仕掛けが当たり前です。大人になって、ショーンコネリーの007を観て、その他いろんな映画を観てもNo.1はこの映画には変わりありません。この映画は過去のシリーズの集大成のような形ですが、無理なつながりは一切無く、非常にうまく消化して一つの別の世界を造っています。この映画は「どうだ、面白いだろ!」と問いかけてきます。「はい、面白いです」と答えるしかない、そんな映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2014-12-23 16:19:59)(良:1票)
93.  二百三高地 《ネタバレ》 
これは文句なしの10点です。戦争映画というジャンルで見ればNo1だと思います。この映画、結果的には日本の勝利ですが、そこに喜び、達成感、ヒーロー性などは全く感じません。残るのは悲しみ、死んでいった仲間への思い、残された人の悲しみです。私がこの映画で一番いいと思ったシーンはエンドロールの戦争後のシーンです。夏目雅子の笑顔、親を失った子供がけなげに前を向いて歩いているところ、一人前の豆腐屋になって客に笑顔を見せる新沼健治など。先程残された人の悲しみと言いましたが、その悲しみを乗り越えて生きる人々の希望の光というものを感じ取れる素晴らしいラストシーンではないでしょうか。
[DVD(邦画)] 10点(2014-12-23 16:00:36)
94.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 
これは若山富三郎さんと金田一との友情?が非常に印象的です。お互いのやさしさと思いやりが邪魔せず、うまく融合しています。ただ一つ気になったのは、犯人の謝るシーンはいらないのではと思ったことです。このシリーズは犯人の堂々とした佇まい、事件の救いようの無さ、どうしようも無さがあるからこそTVドラマとは違った「映画」としての風格が際立つのではないでしょうか。そこが「犬神家の一族」「古谷一行の6話連続のTVドラマの悪魔の手毬歌」に一歩及ばずな印象を持ってしまいます。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-23 15:41:06)
95.  本陣殺人事件
この映画なぜか好きです。時代設定も現代に変更されてるし、金田一の服装、中尾彬さんの金田一という違和感だらけの映画ですが、好きです。映画そのものが丁寧につくってあることと、言い方が変ですが謙虚なところでしょうか。金田一のキャラクターに頼らず、大げさなスプラッターシーンも入れず、地道にストーリーが進んでゆきます。あと、石坂金田一が世に出る前の作品なので、自由なアプローチかつ独自の表現が魅力的で、日本の風情の美しさが非常によく出ています。これはおすすめの映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-23 15:24:16)
96.  犬神家の一族(1976)
TVで放映されるたびに何度も観ています。何度観ても、犯人が分かっていても繰り返し面白く観れます。やっぱりストーリーの組み立てが極めて優れているからだと思います。推理ものって最初から順番に観ていくのが常識ですが、これは終わりから観ても面白いです。ここが他の映画とは違うところでしょう。金田一は石坂さんですが、知的な雰囲気と数々のナレーター経験を生かした柔らかい口調が相まって非常に安心して観れます。リメイクやドラマなども全部観ましたが、やはりこれを超えることは無理でしょう。それだけ完成度が高いです。
[DVD(邦画)] 10点(2014-12-23 15:05:06)
97.  プラトーン
文句なしの10点。ベトナム戦争映画はかなりマイナーな作品までいろいろ観てきましたが、この映画を超えるものはありません。初見のときは、まるでドキュメンタリーのような印象でした。それまでの戦争映画って主役(スター)をいかにかっこよく、派手にドンパチやるかという印象だったのに対し、最後まであくまで冷静にシュールに「死」というのはどんなものかを描いていました。この映画を観てベトナム戦争というものをいろいろ勉強して調べるきっかけになりました。戦争映画というジャンルの中に新しい方向性を示した歴史的価値のある映画だと思います。
[DVD(字幕)] 10点(2014-11-16 17:52:53)(良:1票)
98.  スパイダーマン(1978) 《ネタバレ》 
誰も投稿していないのでレビューします。まず第一声はなつかしい、です。本作品のTVシリーズは記憶は微妙ですがリアルタイムで見てました。映画としては、30分のTV編をそのまま映画館で上映しただけという感じです。このTV番組を含めての感想になりますが、今見ても結構すごいアクションです。当然CGなど無い時代ですが、アイデアと工夫と動きによって「どうやって撮影してるんだろ」というシーンがたびたび出てきます。またこの作品の企画のアイデアはかなり貴重だと思いました。コンセプトとしては「仮面ライダー+大鉄人17」のイメージです。敵が最終巨大化→等身大ヒーローがロボットを操縦して倒すという今の戦隊シリーズの基礎をつくっています。これが大好評で、じゃあ次は「ゴレンジャー+大鉄人17」をつくろうという流れになって、戦隊シリーズが生まれたそうです。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-11-09 21:14:13)
99.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 
いかにも70年代の映画という感じの大好きな映画です。これは幼少のころ偶然TVで観ました。こんなショッキングな映画を当時は普通に放映していたんですね。登場人物の怪しさ、不気味さが画面全体からにじみ出ています。スプラッター描写が話題ですが、私はむしろこの不気味さが一番の魅力だと思います。それは、赤や緑の照明、カーテンごしに聞こえるイビキ、こちらを黙って見つめる使用人等。魔女という話は日本にはなじみがありませんが、何となく新興宗教の怖さというものに似た感じがするのは私だけでしょうか。知らない間に仲間になってしまっていたというように。
[地上波(吹替)] 9点(2014-11-09 14:43:52)
100.  バタリアン 《ネタバレ》 
これ映画館で「コマンドー」と同時上映で観ました。予備知識なしで観ましたが、これは正直怖かったです。もちろんゾンビもののコメディであることは観てすぐ分かり、笑う場面もたくさんありましたが、かなりシュールです。火葬炉に自ら入る、小人のようなゾンビ、最後の核ミサイルなど、何か私だけかもしれませんが、生理的にぞっとします。また、しゃべる・走るのはゾンビとしてどうかという話もいろいろ聞きますが、これはこれで絶望感をさらに掻き立ててくれて大成功だと思います。パート2で意外な弱点が見つかりますが。
[映画館(字幕)] 9点(2014-11-09 14:25:24)
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