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81.  タイタンの逆襲(2012) 《ネタバレ》 
前作よりも少しだけ面白かったような気がする(笑)終始いがみあっていたゼウスとハデスが共闘するところなんて、「よ!待ってました!」って感じで、分かっていても興奮する(もともとこいつらが仲良くやってればこんな大惨事にならなかったのに…)。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-06 07:41:08)(笑:1票)
82.  苦役列車 《ネタバレ》 
森山未來がやべぇ!!良くも悪くも、男の駄目な部分、馬鹿な部分を上手く描き出しており、これは森山の徹底した演技アプローチと、山下敦弘監督の確かな演出力の成せる業だろう。山下監督はシリアスに徹しすぎた前作『マイ・バック・ページ』よりも、本作の方が、より本来の持ち味を出せていると思う(『リアリズムの宿』を更に深化させた感じ)。貫太が康子と友達になれた時、また、初めてのボーリングでストライクを出した時の原初的な「やったぁ!」という悦び、そして「俺の友達だったよな?ありがとう」という別れの切なさに涙が出そうになった。康子役の前田敦子は意外なほど昭和の雰囲気にマッチしており、作品次第では「化ける」ことを証明してくれた。今年の邦画ナンバーワン候補。
[DVD(邦画)] 9点(2012-09-03 07:53:15)
83.  もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 《ネタバレ》 
序盤こそはドラッカーの「マネジメント」を高校野球に活かそうという試みがユニークだが、後半はただの青春映画になってしまい、ドラッカー関係ないやん!って思う。ただ、書店での石ちゃんと青木さやかの変なコントは不要だし、映画的には後半の熱血スポ根青春篇の方が断然面白いのだ。ここらへんのバランス感覚の悪さがこの作品をあまり評価できないポイント。この題材なら、もっと上手く料理すれば、ブラピの『マネーボール』に匹敵する野球映画になれたのに…。前田敦子と峯岸みなみはAKB48の中でもあまり可愛くない方だと思うんですが、ファンの方ごめんなさい。
[地上波(邦画)] 5点(2012-08-30 08:42:59)(良:1票)
84.  プロメテウス 《ネタバレ》 
確か企画段階では『エイリアン』のリメイクという話がでていたと思うが、蓋を開けてみれば、今流行りのエピソード0的な内容だった。しかし、『エイリアン』の焼き直しとしても観ることができ、79年当時では技術的に映像化不可能だった部分も改善されている。犠牲者の腹を突き破るチェストバスターのシーンは手術ロボットの帝王切開シーンに置換され、本作での最も「痛い」見せ場になっている(レーザーで腹を切り開いてエイリアンの幼虫を無理矢理取り出した挙句、ホッチキスでバスバス傷口を縫い止める。あんなことして内臓が傷つかないか?)。人類の起源という話から始まり、唐突にエイリアンが出てくるのだから、予告編を観て『2001年宇宙の旅』のような内容を期待していた観客はビックリしただろう。ヒロインのノアミ・ラパスはシガーニー・ウィーバーの再来を思わせる熱演、シャーリーズ・セロンの美しいビッチ振り(コントのような死に方が最高)、ガイ・ピアースは終始老人メイクで誰か分からんよ!(てっきりエンジニアに若返らせてもらってご尊顔が拝めるものかと思いきや、あっさり殺られてるし!)結局エンジニアの行動原理が分からないので、中途半端な感じで終わってしまうが、この後、貨物船ノストロモ号が信号を探知してLV426に来るのかと思えば感慨深いものがある(でもその場合、『エイリアンVSプレデター』はなかったことになる?)。
[映画館(字幕)] 7点(2012-08-25 10:50:12)
85.  アベンジャーズ(2012) 《ネタバレ》 
『キャプテン・アメリカ』だけ観ていないので多少の知識不足はあっただろうが、総じて楽しめる出来。だがやはり『アイアンマン』『マイティ・ソー』『インクレディブル・ハルク』といった作品を観ているかどうかで評価はかなり変わるだろう。前半はダラダラした会話と内輪揉めばかりが続きあまり面白くないのだが(ヒーロー同士の対決を見るのは結構楽しい)、後半、敵の軍勢が攻めてきてからは俄然興奮する。意外だったのが、神様(ソーやロキ)よりも緑の怪物が圧倒的に強くて誰からも恐れられている点。ハルクひとりで敵の巨大ムカデ?を倒せるのだからスゲエ!ロキに「下等動物め!」などと言われ目茶苦茶に叩きのめすところはスッキリ。最後は「社長死なないで~!」って思ったけど、エンドロール後に「『アイアンマン3』公開決定!」だって(笑)
[映画館(字幕)] 7点(2012-08-21 09:33:29)(良:1票)
86.  ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 
完結篇として申し分ない出来だろう。3時間弱の長尺なので、途中で少し眠気が差したが、クライマックスのあまりのハイテンションぶりに目を見張った。核爆弾というのが今の日本人にとっては他人事ではなく、実際に福島の原発で作業にあたっていたり、放射能汚染から逃れて疎開してきた住民たちのことを思うと、本作での外界から隔絶されたゴッサムシティと、そこで勇敢に戦う人々を見るにつれ胸が熱くなる。前作に比べ悪役に華がないのが難点だが、アン・ハサウェイのセクシーなキャットウーマンと、「三作連続出場おめでとう!」のキリアン・マーフィ(スケアクロウ)に思わず頬が緩んでしまう。
[映画館(字幕)] 8点(2012-08-04 07:16:46)
87.  ハウスメイド 《ネタバレ》 
自業自得とまでは言わないが、ウニにも責任の一端はあると思う(男に対してガードが甘すぎ)。奥さんの立場からすれば、自分が妊娠中に信頼していた家政婦に夫を寝取られたわけだから、怒って当たり前。むしろ、そんな関係になりながらも飄々と家事をこなしているウニの方が大丈夫?と思ってしまう。しかも、散々な目に遭い「復讐してやる」と息巻いていたわりには、最も安易な決着のつけ方をしたものだ。『八日目の蝉』の永作さんくらいのことはやってもらわないとね。ナミちゃんがまともな大人に育ってくれることを祈ります。オリジナルの『下女』はカルト作として一部で絶大な人気があるようなので、一度観てみたいものだ。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-27 09:52:32)(良:1票)
88.  インモータルズ/神々の戦い 《ネタバレ》 
内容的に『タイタンの戦い』と被りまくっている上、ストーリー性のなさはどっこいどっこい、要は「怪獣映画」か「戦争映画」かの違いかね。しかし、本作ではターセム監督特有の美意識が炸裂しており、戦闘シーンも非常に美しい。神々が人間界に降りて来る時の格好良さったらない。しかし、役者さんはミッキー・ローク以外ほとんど知らない人たちなので、主人公の影も薄く、神様たちも「誰それ?」って感じ(神様としての威厳が感じられないんだよね。すぐ死ぬし)。さすがにリーアム・ニーソンとかレイフ・ファインズ級の役者は起用できなかったか。アテナとか有名な神々がいとも呆気なく死んじゃうのにはビックリした。
[DVD(字幕)] 6点(2012-07-26 22:35:17)(良:1票)
89.  ヘルタースケルター(2012) 《ネタバレ》 
岡崎京子の漫画が好きなので、どのような映画になるかと期待半分不安半分だったが、概ね原作には忠実に作られていたと思う。特にリリコ役の沢尻エリカは、彼女以外には考えられないほどの絶妙のキャスティング。予想以上の脱ぎっぷりの良さとセックスシーンの多さには驚いた(しかし、岡崎作品でセックスは重要なモチーフなので、これは外せないところ)。吉川こずえ役の水原希子も、沢尻との対比という意味では非常に効果的だった。ところが、男優陣が揃いも揃ってひどすぎる。窪塚と大森の気の抜けた演技は一体何だ?特に大森の役はかなり重要で、原作では「ツイン・ピークス」のクーパー捜査官のような役回りなのに、神秘的な雰囲気がすっかり抜け落ちている。彼とリリコは精神的に感応し、夢の中で共鳴し合うのに、そのシーンを省いたのも疑問が残る。だが、原作でも衝撃的だったラストショットがきちんと撮られていたのは良かった。タイガーリリー(=沢尻エリカ)の冒険はまだまだ終わらないのだ。
[映画館(邦画)] 6点(2012-07-20 21:39:50)
90.  リアル・スティール 《ネタバレ》 
おおまかなストーリーラインは『オーバー・ザ・トップ』&『ロッキー』のロボット・バージョンといったところで、予告編で観た通りの内容。しかし、このベタに徹した作りが、大人も子供も楽しめるエンターテインメント作としては大正解。CG技術の飛躍的な進歩により、「ロボット・ボクシング」なるSF的設定を何の違和感もなく映像に溶け込ませている。ヒュー・ジャックマン扮する父親は、お金で親権を売るような最低野郎だが、子供も負けてはなく、かなりのマセガキで父親と対等に渡り合う。最初は全く反りの合わなかった二人が、「ATOM」という名のスクラップ同然のロボットと出会い、ロボット・ボクシングの試合を通じて絆を深めていく(製作者はかなりの日本のロボットアニメのファンなのだろう)。ひとつ気になったのは、亡くなった母親のことがほとんどスルーされている点。「いいママだった」などと台詞では言っているが、もうちょっとストーリーに絡めても良かったのではないか?また、今後の父子の暮らしがどうなったかが気になる。
[DVD(吹替)] 7点(2012-07-19 14:08:11)
91.  ゾンビ大陸 アフリカン 《ネタバレ》 
誤解を恐れずに言えば、これは『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』以来の傑作ゾンビ映画だ。ゾンビと言えば今流行のアスリート系よりも、オールドスクールなノロノロ系が好みだが、ロメロの諸作を除けば、『ショーン・オブ・ザ・デッド』や『ゾンビーノ』のようなパロディ路線か、『ゾンビ3』『ヘル・オブ・ザ・リビング・デッド』のようなマカロニ・トンデモ路線がほとんどであり、ここまで真面目にオールド・ゾンビをフィーチャーした作品は滅多にない。『ナイト~』や『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』のようなゾンビハザード発生時、世界中で同じことが起こっているはずだが、そういったところに焦点を当てた作品と言えば、小説「ワールド・ウォー・Z」くらいしかなく、映画では初めての試みではないだろうか(本作はそのアフリカ編)。邦題は『ゾンビ大陸アフリカン』なんてトンデモ系を匂わせているが(「『ホテル・ルワンダ』に続くアフリカ大陸シリーズ最新作!」などという日本版予告も最悪)、原題はシンプルに『THE DEAD』。笑いもお色気もなしの大真面目なゾンビ映画なのだ(グロはきちんとある)。
[DVD(字幕)] 8点(2012-07-15 08:06:53)(良:2票)
92.  ヒミズ 《ネタバレ》 
『冷たい熱帯魚』もそうだったが、園監督の膨大な熱量には驚嘆させられる。前半は物凄い傑作になりそうな予感がしたが、父親殺しから急に展開が尻つぼみに…。こんな親おるかい!と思える(現実にはいるかもしれないが)過剰に〈悪〉な父親を、いとも安直に殺害してしまう軽薄さ。そこから『タクシードライバー』のトラビス・ビックルよろしく〈世直し殺人〉を決意した途端、都合よく主人公の周りで起こる通り魔事件。ヒロインの家庭環境も中途半端に放置。〈自首か自殺か〉なんて、スパイク・リーの『25時』かよ!って、中学生にそんな酷な決断をさせるなよ(震災を絡めているのも無意味)。結局のところ、二階堂ふみのパンチラを拝見できたことが一番良かった。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-15 07:19:37)
93.  50/50 フィフティ・フィフティ(2011) 《ネタバレ》 
27歳の若さで癌を宣告された青年と周囲の人々の狂騒を描いたヒューマン・コメディ。難病ものって、最後に主人公が死んで感動を押し付けるってパターンが多いけれど、本作はそんな難病映画へのアンチテーゼとして、病気を明るく笑い飛ばす。コメディと言っても下品になりすぎることなく、真摯に癌患者を描いているのだが、必要以上に深刻になったり、「生きてるって素晴らしい!」などと当たり前のメッセージを発したりはしない。現代的なリアリティをもって、癌との〈お付き合い〉を等身大に描いているのだ。人が死ねば泣けると思っているバカな日本映画にも見習って欲しいものだ。キャストは全員素晴らしいが、新米セラピスト役のアナ・ケンドリックが、『マイレージ・マイライフ』に続き好演している。
[DVD(吹替)] 7点(2012-07-15 06:59:30)(良:2票)
94.  ヤング≒アダルト 《ネタバレ》 
シャーリーズ・セロンってほんとにキレイな女優さんなのだが、本作では性格の歪みがその顔に滲み出ている。彼女の演技力の賜物か、メイキャップのなせる業か、とにかく「この人は相当病んでるな…」と一目で分かる彼女の顔。しかし彼女は暴走を止めない。妻子ある元カレをゲットしようと毎日エステに通い、ブティックを巡る。しかし、冒頭で繰り返し聴いていた彼との思い出の曲が、いつの間にか彼とその妻のラブソングになってしまっている切なさ。彼女は孤独のあまり、バカな片思いに走ってしまったのか。彼女を見ていると、『キング・オブ・コメディ』のロバート・デ・ニーロを思い出す。思い込みが激しすぎて周りが全く見えていない。しかし、この映画の凄いところは、最終的に彼女を〈悪者〉として裁くことを断固として拒否している点だ。自分を殺してまで周りに合わせる必要なんてない。そこには常に孤独が付きまとうが、もっとハードボイルドにタフであれ!という力強いメッセージを感じる。
[DVD(吹替)] 7点(2012-07-14 19:50:50)
95.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
最初は礼儀正しく温厚に振る舞っていたが、些細なことからメッキが剥がれるように本音がポロポロとこぼれていき、お酒が入ったことで更に事態は収拾がつかないほど混沌を極める…。子供の喧嘩に端を発した、和解を目的とした「おとなのけんか」。ハムスターや携帯電話など、本筋とあまり関係のないところから夫婦間の溝まで明らかになり、敵味方入り乱れての〈言葉のボクシング〉状態。〇〇しちゃうケイト・ウィンスレットに、血管がぶち切れそうなジョディ・フォスター。オスカー女優の熱演に大爆笑!ポランスキーの悪趣味振りが存分に発揮された傑作コメディ。
[DVD(字幕)] 7点(2012-07-14 19:31:27)(良:1票)
96.  シャーロック・ホームズ/シャドウ ゲーム 《ネタバレ》 
モリアーティ教授との戦いということで、原作の「最後の事件」にあたる内容だとすぐに思い至らなかったのは不覚の極みで、ラストのライヘンバッハの滝でのシーンは涙が出た(最初の方でマイクロフトがライヘンバッハのことを話していたが、二度観るまで全然気付かなかった)。迷彩服や酸素吸入器などが伏線になっているのも嬉しい。モリアーティ教授はいまいち迫力不足だが、相変わらずホームズとワトソンのコンビは(BLっぽい感じも含めて)最高。スローモーションを多用したアクションシーンは確かにスタイリッシュで格好良いが、何度もやられると流石に飽きる。モラン大佐も生きているようだし、次回は「空き家の怪事件」か?アイリーン・アドラーは復活するのか?
[映画館(字幕)] 7点(2012-07-12 22:31:04)
97.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
サム・ライミ監督の旧3部作からあまり間を置かずに新シリーズが製作されたことに違和感を感じずにはいられないが、期待していた以上の出来である。まずスパイダーマンのCGアクションはサム・ライミ版よりもかなりスムーズになっており、<アトラクション映画>としての側面が増している(3Dで観たら車酔いしそう)。ストーリーやキャラクター設定はより現代的に変更されており、特に主人公のピーターが親譲りの才能と今風の感性を併せ持った若者像として、ライミ版のピーター(80年代っぽいキャラ)とは随分印象が変わっている。ベン叔父さんは本作でも早々に退場してしまうが、ヒロインの父親までも死んでしまうのは少し乱暴な気がする。シリーズ化するつもりなら、今後もいろいろな形で絡めるキャラクターだっただけに、残念。
[映画館(字幕)] 7点(2012-06-30 19:16:11)(良:2票)
98.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 
大して期待はしていなかったが、大爆笑!『悪魔のいけにえ』や『死霊のはらわた』と言った過去の名作ホラーを逆手にとったスプラッター・コメディの快作。念願の別荘を手に入れたホワイトトラッシュのおっさん二人が、金持ち学生たちに人食い殺人鬼と間違われ、命懸けの攻防が始まる。おっさんの一人が丸太切りをしていて誤って蜂の巣を破壊してしまい、〈テキサス・チェーンソー・マサカー〉になっちゃうところなんて最高(←文章にしてもあまり面白くないナ)。惜しむらくは、DVDに日本語吹き替えが収録されていない点。この手のコメディは煩わしい字幕を見ないで済ませたいものだ。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-04 15:44:11)
99.  わが母の記 《ネタバレ》 
もっとシリアスで暗い作品を想像していたが、意外と笑えるシーンもあり、いい意味で観やすい映画だった。とにかく樹木希林の演技を見るだけでも価値がある。ここまで役者の演技に引き込まれたのは久し振りだ(これで日本アカデミー賞を取れなかったら、もう授賞式を見るのやめる)。ところで、主人公一家が裕福な家庭であることに違和感を感じる観客もいるようだが、本作のテーマはそんなところにはないでしょ?それはただの設定であって、じゃあ登場人物が貧乏だったら「良い映画」になるのか?って話。彼らはお金持ちだったから、家族で認知症のおばあちゃんを看ていられたのかもしれない。でも子が親を看るのは当たり前の話で、これが理想の家族の姿だよね。母親は幼い子供の幻影を追い、息子はそんな母親を背におぶる。息子にとって、母親というのはやはり特別な存在なのだ。
[映画館(邦画)] 8点(2012-05-21 07:29:08)
100.  ハラがコレなんで
『川の底からこんにちは』が面白かったので、石井監督×仲里依紗の化学反応に期待していたのだが、思ったほどではなかった。全体的に暗くてテンションが下がるんだよね。仲さんの妙な演技は面白いのだが、キャラクター自体がうざいのであまり感情移入できず。
[DVD(邦画)] 4点(2012-05-21 07:09:48)
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