81. 死霊館
なんちゃってホラーの乱用が多いこの世の中で本物と出会えました。 実話の悪魔祓い。エクソシスト以来の衝撃です。 分かってるんだけど、だいぶ怖いです。自分は免疫ある方ですが久々に直視できない緊張感が何回かありました。 禍々しい呪われた家。腐敗臭、神への冒涜、悪魔の出演条件は整い雰囲気最高。癖になる刺激に監督もまた凄かったよ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-24 23:51:34) |
82. ライド・ライク・ア・ガール
《ネタバレ》 男女雇用にアドバンテージがある時代、ハンディを乗り越える女性騎手の物語。 逆境を力に、なにくそ根性、ハングリー精神、努力は裏切らないなどなど。そんな古臭い言葉がこれだけ似合う女性はいるだろうか。 よくある内容ではあるが爽快感がある。 全豪の名誉、メルボルンカップ。 そのタイトル(栄光)に相応しい努力と家族愛でした。 [試写会(字幕)] 6点(2022-04-21 15:27:27) |
83. Mr.&Mrs. スミス
夫婦喧嘩アクションとユーモアを詰め込んだが、笑えないコメディでくだらなかった。 ストーリーに奥行きがないというか…酷くつまらないわけではないのだが華ある二人の活かし方もっとあるでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-15 23:46:10) |
84. ブラック・スワン
《ネタバレ》 暗くて息苦しくて厳しい世界で重圧に藻掻くニナが精神崩壊していく… 重苦しさから、悲観気分を持ちそうになるがそれでもナタリー・ポートマンの演技で払拭できる。 特に黒鳥の力強い舞、作り上げたガリガリの繊細な体はもはや芸術である。 ホラー的要素と美術要素が見事融合した力強い作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-12 17:57:09) |
85. ドクター・スリープ
続編の立ち位置には疑問が残る。 シャイニング,キューブリックは好きで懐かしい演出に浸ったものの この作品はキングがキューブリックを否定したことからテイストがかなり異なっている。 あのホテルの雰囲気、ジャックニコルソンの怪演というキューブリック作品が好きな方は「続編」としては受け入れ難いものになっているでしょう。 40年という期間、時間を埋め合わせるほどの恐怖やインパクトは無かった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-07 16:35:13) |
86. ザ・ウォーカー
《ネタバレ》 文明と人々の秩序が失われた世紀末もの。 戦闘力に長けた旅人が世界を救うヒーローもので落ち着いてほしかったが、信仰だの聖書だの宗教色が強いものになってしまった。 カーネギーファミリーとの戦闘に関してはなかなかのスリリングでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-03 22:27:13) |
87. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
連続で3部作見ましたが、決して内容は劣っているわけではないのだが見慣れてくるのでグッとくるシーンも減少。 淳之介が天才過ぎる。医師菊地の無料診療はやや強引だろうか。ノンフィクションだが設定が段々と現実離れに。 リアルさを求めているわけではないので、昭和下町ノスタルジー、下町人情については十分というほどお腹いっぱい。 「感動もの」の見せつけは賛否あるかもしれないが、嫌みが無い作品だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-29 18:47:29) |
88. ALWAYS 続・三丁目の夕日
見所のひとつにVFX技術の完成度。 前作に引き続き、昭和34年をリアルに再現。東京タワーはもちろんこと、国鉄やら港区界隈やらは忠実。 あとは下町人情で前作を踏まえて続きを展開。王道ど真ん中ですが、たまにはこういうのもいい。 今作も夕日が映えました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-28 11:09:03) |
89. ALWAYS 三丁目の夕日
東京タワー建設を情景に高度成長が始まろうとする東京。 生きた時代ではないが、昭和の良さとデジタルにとらわれない人間同士の近所付き合いが温かい。 べたなドラマではあるが、昭和が薄れてきた今でこそ文化や人情に価値がある映画。こち亀と双璧していいと思います。 特に日本のお母さんを演じた薬師丸ひろ子と堀北真希の津軽弁はツボでした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-28 00:12:46) |
90. オーヴァーロード
《ネタバレ》 新しいタイプの戦争ゾンビ映画。 そんな言葉でまとめてしまうとB級臭がプンプンだが、この映画には勿体ない。 ノルマンディー上陸作戦から始まる緊迫した戦争と血しぶき満載のゾンビという見事な融合。 斬新さもそうですが、滅茶苦茶な要素を取り込んだにも拘らず大崩れ無し。 また、特殊メイクやリアルさなどの美術点も高い。ただのゾンビスリラーではない。 おもしろかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-03-22 00:27:29) |
91. 風をつかまえた少年
アフリカの最貧国のひとつマラウイ。 ん?マラウイってどこ? ありました。広大なアフリカ大陸で日本より国土が小さい国。 大干ばつで飢饉が襲う。飢えにより、心も貧しくなっていく村人たち。やがて家族も引き裂かれていく。 少年は貧困で学費を払えず通学を断念するが、独学で風力発電をおもいつく。 前半はどっしりと貧しさの過酷さをクローズアップし、いつになったら風をつかまえるんだ?ともおもったが 逆境の中、家族を助けたいという少年の思いはたくましく最後は爽快であった。 派手さは無いが、教育の大切さを実感した映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-22 00:06:23) |
92. ラスト・オブ・モヒカン
《ネタバレ》 あまり納得いっていないことがマグアを殺したのがチンガのおっさんだったこと。 最後のモヒカン族が仇討ち。そこはわかるけど、ホークアイがボス倒さなきゃ主役としてどうだろう。ヘイワードに身代わり処刑させるし、ただの命中色男じゃん。 あと滝のダイブって意味あったんですかね。 ブレイブハートなど類似と比較するとパワー不足は否めません。 マデリーン・ストーはあまりお目にかかる機会が無かったけど美人でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-20 23:48:12) |
93. パッセンジャーズ
《ネタバレ》 前半はラブストーリー、後半はサスペンス。 いろいろと振り回されましたけど、チープなオチでした。 アン・ハサウェイで持ってます。 アメリカの飛行機事故の映画は実に多いけど、死者側の視点もありかなって思えました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-03-19 23:37:50) |
94. 天空の城ラピュタ
名作にはイメージソングあり! 『君をのせて』は小学生時代何度歌ったことか。 哀愁あって思い出深く、素晴らしい曲です。 また、空から降ってきた少女シータとパズーとの冒険活劇も楽しませてくれるが、ストーリーのディテール設定やラピュタの歴史的奥深さもまた魅力的要素である。 金ローで何十回ループしても飽きないわけだ。 アニメーション大国が誇る名作なんで若い人には特に観て欲しいですね。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-03-14 10:59:25)(良:1票) |
95. アフターマス
《ネタバレ》 故意でないにしろ直接的原因をつくった者も被害者もどん底に苦しんだ。 法で問うことができなければ、精神的な解放は無く保険屋からの金銭示談のみ。いたたまれない苦痛である。 本作では描かれていないがテッサの法的責任を問いたい。彼女は結局どうなったんだろう…? ところでメルニックはシュワちゃんでなくてはならなかったのか?アクションを期待してしまう。 別の配役であればよりシリアスになると思います。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-13 23:26:10) |
96. クワイエット・プレイス
《ネタバレ》 音を出せない世界ってどんなの。声が出せない、笑えない、日常生活に気を遣う。ストレスの極みだろう。 想像力を働かせた未知の世界観と舞台が農場ってのは嫌いじゃない。 ただこの怪物、聴覚がいかに優れようと知能低そうだし、盲目では地球が支配されるイメージが無いんだけど。 細かいところは削ぎ落せば十分、娯楽の楽しめる域。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-03-06 23:52:27) |
97. ベートーベン2
セント・バーナードが嫌というほど登場する。 テーマはずばり「愛」。 前半のベートーベンの愛の放浪記は正直あまり興味なかった。犬と家族の絆を描いた前作には劣ります。 引き延ばすならこれしかないんだろうけど。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-24 00:08:44) |
98. ベートーベン
懐かしい!幼少の頃ホームビデオ見て以来の再見。 年は取っても、サクッと観れて、セント・バーナードが愛くるしくて、悪も手頃にいて退屈しない。 犬嫌いのパパが本作の芯であり絶妙な演出である。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-23 23:57:27) |
99. ミッドサマー
《ネタバレ》 変態アリ・アスター監督。 怖くないし、露骨なスプラッターでない。人間の嫌気、嫉妬、不愉快の引き出しが売りで多彩。 ヘレディタリーに続きこれだけ胸糞悪い宗教映画を作れるのは才能です。降参です。 ちょっと草原で花冠つけて手をつないで踊ってみたい?この映画見ちまったら正気でいられないさ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-02-22 00:01:42) |
100. ランボー/ラスト・ブラッド
ランボーファンです。 ランボーが無かったら趣味は映画鑑賞なんて書かなかった。ロードショーのエース。 年齢的にも限界の挑戦であったと思うが、ついに見納めか。 前作の最後の戦場は作風をガラリと変えて血なまぐさい真のランボーを見せてくれました。 賛否あると思うが今作もメキシコ国境でヒリヒリの暴力シーン連発で楽しませてくれる。 そしてシリーズ通してハッピーエンドは無い。ランボーのメッセージ性が色濃く悲しく救えないストーリー。 最後に作品に携わった監督,スタッフ,スタローンとリチャードを筆頭に役者の皆様お疲れ様でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-21 23:45:34) |