81. 素晴らしき哉、人生!(1946)
《ネタバレ》 確かにこの通りだ。 長年ビジネスをやってきて思うが、大切なのは信用であり、相手が求めることを重んじる姿勢、いっていれば「愛」だ。 顧客の満足に集中していれば儲けはあとからついてくる。 とはいえ、あとから返ってくることを期待した「投資」のような親切ではなく・・・ 寒い川に二度も飛び込んだような、とっさの行動というか、脊椎反射をしてしまうような、にじみ出る愛が本物だ。 ともあれ、どんなに落ちぶれたとしても自殺などは考えてはいけない。 人間は放っておけばいつかは死ぬのであるから、それまではどんな幸福が味わえるかわからない、自ら死期を早めてしまうのはもったいないことだ。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-03-12 15:02:50) |
82. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 序盤の武田鉄矢のチャラい行動に、男であれば一種の恥ずかしさを禁じえない。それは自分の中にもある本能がえぐり出され、あたかも自分の失態を見ているようだから。 そして高倉健にしっかりと説教してもらうことで、ある意味救われる。おなごは弱いのだから守ってやらねば九州男児ではない、と。 そんな健さんの優しさや常識も、おそらく妻への仕打ちを反省して獄中で身につけたのだろうか。 たこ八郎をタコ殴りにしたのは、暴力のクセがぬけていないのではなく、あくまで友人を守るために行ったのだと位置づけたい。 不器用ですから・・・ ところで昭和って、お店や旅館でも変に丁寧すぎなくて、あんな感じでゆるかったなぁ。 [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-12 02:15:17)(良:3票) |
83. ブラックホーク・ダウン
内容については秀逸なレビューが多いのでそちらに譲り、ヘリコプターそのものの写し方についてひとこと。 戦場の厳しさを表現するためか、全体的にコントラストが高めで、ブラックホークの機体をもう少しじっくり見たかったのだが正直真っ黒でよく見えなかった。 空を見上げると時々飛んでいるシーホークと、ブラックホークはどう違うのかをもう少しよく確かめたかったのだが・・・ [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-12 00:19:06) |
84. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 現代の秀逸な戦争映画に比べると見劣りするが、年代を考えればこれはこれで新しかったのでは。 ところで、サウスパークのカートマンは、この映画のベトナム娼婦のパロディをやったのだろうか。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-03-09 00:40:24) |
85. ホステル
《ネタバレ》 本来スプラッターはあまり見ないのだが、あえて視聴。ゆえに点数が低いのはご勘弁を。 残酷シーンを見せるためのアイデアはわかるが、ちょっと現実離れしすぎているか。ストーリーもなんだか軽い。 最後に娼婦や外科医なり損ないのオッサンを誅殺、日本人の女の子は自殺。なんだか「お片付け」のよう。 こういった映画でいつも思うことだが、主人公側の痛いシーンは自分も痛みを感じ、悪役側はいくら残酷な目にあっても「ああすっきり」と感じてしまう。人間本来の感情なのだろうが、そういった自分の心の奥底にも吐き気を感じる。 [インターネット(字幕)] 2点(2022-02-06 19:16:00) |
86. ミッドサマー
《ネタバレ》 グロとかエロとか色々あったが、最後の微笑で「浮気をしたら、女は怖いわよー!」というメッセージを全力で演出した作品かと思った。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-02-06 17:29:17) |
87. パンズ・ラビリンス
《ネタバレ》 拷問等、色々と「痛い」表現が多く、こういうの苦手な人は注意したほうがよいかも。 妖精の姿はちょっとグロい。少女の妄想であればもう少しかわいげに描かれてもよいが、あえてこの世界観なのだろう。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-02-05 17:31:58) |
88. 若い東京の屋根の下
ストーリー自体はありがちな家庭の問題や家族の愛についての話。 町並みや景色がきれいで、こんなに昔なのに今そこにあっても不思議ではない気もする。 時代は変わったと思っていたが、変わっていないものもあるのだなぁ。 [インターネット(邦画)] 5点(2022-01-20 23:36:46) |
89. ブラッド・ダイヤモンド
一個の石ころをめぐって多くの血が流れるというストーリー。 人類の歴史は、富を求めて愚かで血なまぐさい争いを繰り返してきたことに思いを馳せた。 ところで、ダイヤモンドってああやって転がっているものなのだろうか。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-12-29 22:41:46) |
90. レオン/完全版
《ネタバレ》 蓋し名作。 期せずして現れたマチルダは、レオンにとっては娘のような存在。 マチルダの悲願である敵討ちを命に替えても成し遂げる執念は、一人の父親として必見であると感じる。 96時間も好きだが、これも、自分の中の「パパがんばるシリーズ」に加えたい。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-29 21:18:15) |
91. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 レクター博士の強さが半端ない。 尾行するスリを瞬殺。 気配を消して殺し屋を瞬殺。 豚小屋で後ろ上方にいる敵の配置を察知。 そしていかなる時も落ち着き払っている。殺されそうになった時でさえ慌てる様子もなく、その強さがクラリスの助けというツキを生んだのか。 最後は自分を傷つけて脱出。 全てにおいて超人的。 でも友達にはなりたくない。 [地上波(字幕)] 6点(2021-10-12 01:18:36) |
92. 運び屋
《ネタバレ》 じいさんのハチャメチャぶりは、実はダーティハリーからあまり変わっていない。 であれば悪い麻薬組織もついでにぶっつぶしてくれるとよかったのだが・・・ [インターネット(吹替)] 7点(2021-08-07 23:12:46) |
93. 1917 命をかけた伝令
《ネタバレ》 塹壕戦というのはこういうものだったのか。きっと本当はもっと汚くもっと悲惨だったのだろうが・・・ 武器や戦車等も当時のものをリアルに描き出している。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-08-07 23:08:57) |
94. カツベン!
《ネタバレ》 セット等のつくりがよくできている。 大正時代に生きていたわけではないが、とても懐かしい気持ちになった。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-07-31 16:05:54) |
95. ジョン・ウィック:パラベラム
《ネタバレ》 アクションは楽しませてもらったが、ストーリーが薄い割には長めだった。 「パラベラム」には戦争の準備という意味があった、というのは勉強になった。 次回作につなげるエンディングはどうもいただけない… [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-31 15:58:06) |
96. バッド・ジーニアス 危険な天才たち
《ネタバレ》 誰も死なないが、十分スリリング。 ただ、リンがどうしてあんなに天才なのか、といった部分にももう少し光を当ててほしかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-07-10 00:30:44) |
97. リップヴァンウィンクルの花嫁
《ネタバレ》 安室の予想では、七海は心中の相手として死んでいたはず。 最初から殺されると知ってあてがっていたのだから恐ろしいプロだ。 ところで、ガンダムでは、ランバラルは最後は自決する。そこまでオマージュしていれば面白いのだが。 [インターネット(邦画)] 5点(2021-06-27 02:02:30) |
98. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 三部作視聴完了。 回想シーンの多くは伏線回収できたが、水責めにあうようなところが最後までよくわからなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-26 21:12:39) |
99. ボーン・スプレマシー
ロシアのパスポートが、一作目ではロシア語の綴りが適当だったのに二作目でちゃんとしたスペルに直っている。 家の玄関等、ちょっとロシアらしくない部分もあり、いろんな国で苦労してロケを行ったのだろう。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-26 21:08:29) |
100. ボーン・アイデンティティー
カーチェイスがちょっとしつこかったが、ヨーロッパの街並みがよい。 最初の船から陸に上がるシーンで、ボーンが歩いていくときに二人の男がカメラの前を横切ったときにはもう消えていたが、あれも能力のうちだったのだろうか。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-06-26 21:05:49) |