81. 思い出のマーニー
《ネタバレ》 絵も綺麗、話も良い、主人公の成長も見て取れる、、及第点には達しているのだが映画として満足感があるかというとなんとなく物足りない。考えるに…サブキャラクターがいないんですね。物語を補完したり見ていて楽しいサブキャラクターがいると映画は断然生きてくるのかな。この映画は原作通りなんだろうけど、他の映画で原作にないキャラクターを追加している意味がわかりましたわ。ジブリの技術力や着眼点は曇っていないので、魅力的なキャラクターを登場させたエンターティメントな作品を期待したいところです。 [映画館(邦画)] 7点(2014-11-03 18:34:13) |
82. 渇き。(2014)
《ネタバレ》 出だしはおっときたけど、その後は延々と同じ感覚が繰り返されるので話が長~く感じ、その割には最後が唐突な終わり方でした。主人公がスーパーマンな一方であっさり死んじゃう人もいて、シリアスなんだかコメディなんだかわかりませんw。鑑賞後に原作を読みましたが、こちらも映画と同じで話が長い。 [映画館(邦画)] 5点(2014-11-03 18:27:39) |
83. オール・ユー・ニード・イズ・キル
《ネタバレ》 SFアクションとして見るとB級感が出てきますが、途中からゲーム感覚で見だしたらおもしろくなりました。でも車に乗ってから少し冗長気味になり、生き返れなくなったら今度は一本調子になってしまったのが少し残念。敵ボス基地周辺も特にトラップみたいなのはなかったし、主人公が経験積んで強くなるのはわかるけど、ゲームなら敵も本陣周辺は強いはずなんだけどな~。最後もありきたりなやっつけかたでしたね。ラストの締め方は、ゲームから映画に戻ってきたぞー的で良かったです。また、ヒロインとの恋愛は中途半端で、うさぎさんが言っているように「バタフライエフェクト」の方が直球です。 [映画館(字幕)] 7点(2014-07-13 23:22:27)(良:1票) |
84. マレフィセント
《ネタバレ》 眠れぬ森の美女はうろ覚えで鑑賞(ほとんど問題なし)。マレフィセントは心の揺れ動きや葛藤が良く表されていましたが、王様だって少しは心残りがあるんじゃないかなとずっと思っていましたが、最後があれじゃあ酷いですね。先代の王様も侵略しか考えなかったみたいだし、一方、白馬の王子は突然出てきて突然引っ張って行かれて結局頼りにならなくて・・・この映画の男は強欲か脇役しかいません。唯一ディアヴァルは名サポートですが、カラスです。話はおかしいところが結構ありましたが、アンジェリーナが存分に動き回って引っ張っていった感じで、+1点。 [映画館(吹替)] 7点(2014-07-13 23:17:11) |
85. her 世界でひとつの彼女
《ネタバレ》 人と人以外の対話(恋愛)というのは、日本ではアニメやドラマでありふれており、また映画でもHAL9000という名機がいるので、どのように展開するかがキモですが、前半は割と普通の展開に今一つのめり込めずにいましたが、S**シーンで引きつけられました。映画館で見る(聞く?)のは気恥ずかしいですね。後半も割と普通の展開ですが、それが「人と人が付き合うこととは?」というのをじっくり考えさせられました。全てが台詞で語られるので、字幕を直ぐに理解しないと話しについて行けなかったのがチトきつかったです。 [映画館(字幕)] 8点(2014-07-13 23:04:58) |
86. 青天の霹靂
《ネタバレ》 評価が分かれているようなので心して見に行きましたが、、ストーリーもテンポも自分は良かったと思いますよ。確かにアップや手持ち撮影が多くて画面が落ち着かないし、ほとんどわかる展開だったけど、伏線は上手く回収されているし、最終オーディションのペーパーローズが手元を離れてからは、意外にもグッときてしまいました。技術的なことはともかく、監督や役者さんのメッセージは伝わってきました。この映画は、タイムスリップものの矛盾探しや監督の芸風とかを考えずに、素直にファンタジーとして見るのが良です。 [映画館(邦画)] 7点(2014-07-13 22:54:42) |
87. X-MEN:フューチャー&パスト
《ネタバレ》 字幕3D鑑賞。過去作はSAMURAI以外は見ていますが、本作品は登場人物が多い上に、登場人物が2つの名前&2つの時代(俳優)を行きかうので、記憶力が悪い自分には「この人はどこの時に出ていたっけ?」「この人の若いときは?」「この名前とあの名前は同じ人?」…と考えているうちに話が進んでしまいました。物語は強引なところもありますが、まあまあ我慢できる範囲内ですが、飛行機で往復?しているあたりが少しだれたかな。最後は「ぎりぎり間に合って何事もなかったことになるんだろうな」とわかっているので盛り上がりはしませんでしたが、懐かしメンバーを出したのはにくい演出ですね。またウルヴァリンの活躍は少ないですが、最後のプロフェッサーとのやりとりを見て、彼はXMENのストーリーテラーなんだなと納得しました。シリーズ映画としては良いのですが、最初から見ていないと人に勧められないのが残念です。 [映画館(字幕)] 7点(2014-07-13 22:50:45) |
88. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~
《ネタバレ》 林業という素晴らしい素材と良い俳優陣なのに、話を詰め込みすぎて良さが伝わり切れていないのが残念でした。イベントやギャグを絞って(少なくとも祭りの時の実家からの電話は不要)、林業の大切さや厳しさ、主人公の心の成長、村人の生き方とかをもう少し丁寧に描けば見応えあるものになったと思います。子供がいなくなる(そして見つかる)のも、突然雨が降る(そして止む)のも、入れたい気持ちはわかりますが消化不良です。そして何より小さな木でも伐採場面を丁寧に描いて欲しかったけど、主人公が最初に切らせてもらえた木がちょっとぞんざいでしたね。またスローライフクラブ?の話はやり過ぎで、自分は気分悪くなりました。主人公は「1年間ならもっと成長しただろう」と考えるか「1年ではまだまだ変わらないよ」と考えるかは人それぞれですが、やはり背筋がもう少し伸びて欲しかったかな。伊藤英明のチェンソーさばきと子役に+1点。 [映画館(邦画)] 7点(2014-07-13 22:46:57) |
89. 白ゆき姫殺人事件
《ネタバレ》 城野さんに罪を被せようとしているのは見え見えなので、いかに周りの人が適当に推測して話しを作り上げていくのかを見る映画ですね。真犯人の動機にもう一ひねりが欲しかったところですが、城野さんも聖人じゃないところは良かったです。 [映画館(邦画)] 6点(2014-05-18 09:08:40) |
90. テルマエ・ロマエⅡ
深く考えずにコメディーと思って見れば、とても楽しかったです。Ⅰよりは少し肩の力が抜けてたかな。ルシウスが物わかり良すぎなんですが、時間の関係上仕方ないでしょう。日本の温泉&スパに行きたくなります。それと男優女優の裸演技を十分堪能できますYO。 [映画館(邦画)] 7点(2014-05-18 09:05:46) |
91. アナと雪の女王
《ネタバレ》 映像と音楽は素晴らしい。。 が、ストーリー展開が早くて、エルザの心の葛藤が消化不良のまま例の曲が早々登場して「もう心の解放~?」な感じでした。登場人物も都合良くどんどん出てきて強引に引っ張っていく感じで、続編やサイドストーリーはたまたキャラクター商品展開対策?と大人読みしてしまいましたw。 [映画館(字幕)] 7点(2014-05-18 09:02:12) |
92. 永遠の0
《ネタバレ》 原作既読。原作読んでウルウルだったので、映画でも終始ウルウルしていました。ストーリーは、ダイジェスト感や「あれっと」と思うところ(井崎さん回想)もあったのですが、映画ならではの「空母が煙を出しながら海上を進む」「零戦による戦闘」などの特撮は凄い!と思いました。但し原作ではあまり気にならなかった“なぜ戦闘を避けたのか”“なぜ特攻を志願したのか”が気になりましたね。この手の映画は、どんな風に作っても賛否になるとは思いますが、日本が過去に行った戦争というのを、より詳しく知るべき出発点として見ても良いと思います。最後の鑑賞者への迫り方も自分には堪えました。 [映画館(邦画)] 9点(2014-03-11 01:27:40) |
93. 小さいおうち
《ネタバレ》 原作未読。板倉さん登場でドロドロの三角関係~?と思い込んで見てしまったので、後半のドライな流れについて行けませんでした。…妻夫木君的発想で終わってはいけない!と2回目鑑賞。今度は平常心でじっくり見ました。(大東亜)戦前~戦中の話なんですが、妻夫木君や現代のタキの語りが入ることによって古くささを感じませんし、テンポも良いです。山場の、タキが時子さんの外出を止めたのが、世間体に止まるのかタキの板倉さんへの感情があったのかは、(映画では)タキの心の中だけに止まりましたね。時に人は取り返しのつかないことをしてしまい、なかなか時効になることはないんだなと思いました。黒木華の抑えた演技に+1点。~追記~その後原作を読みましたが、手紙を出さなかった理由により多くの推測が入っていましたし、小説ではフェイクが入っているので、できれば原作を先に読んだ方が良いですね。 [映画館(邦画)] 8点(2014-03-11 01:22:51) |
94. かぐや姫の物語
《ネタバレ》 映像は斬新でカットも良かったですが、見ていてすぐに慣れました。ストーリーは京に行ってからテンポが落ちた感じで、御門が出てきてからはアラを感じました。ラスト前の駆け落ちと空中飛行は??で、ここだけジブリ色(駿色?)なのが惜しかったです。お迎えの音楽は賛否ありそうですが、自分的にはOKでしたが、、お迎えの人々の顔立ちが…。レベルが高いと少しの違和感が大きく感じてしまいますね。 [映画館(邦画)] 7点(2014-01-29 01:34:16) |
95. キャプテン・フィリップス
《ネタバレ》 実は、某海賊シリーズの類似かしら?程度に考えていたのですが(ご免なさい)、、とんでもない代物で、最初から最後までまったく気を抜かせない展開でした。船長や米海軍のみならず海賊もガチの突っ張りで、見終わっても心に重く残りました。救命艇内に移ってからは少し冗長気味になりますが、船長の顔アップだけのカットは何を思っているのか分からなくてこちらが不安になりました。救出後の医者とのやりとりもリアルでしたね。米海軍がちょっと格好良すぎですが、やはり武力というのは必要なのかと思うと複雑な思いです。 [映画館(字幕)] 9点(2014-01-29 01:32:28) |
96. ゼロ・グラビティ
《ネタバレ》 IMAX・字幕鑑賞。宇宙映像やカット割りは確かに凄いが、ストーリーはイベントが次々に起こって次々に解決していくので、「宇宙活動シュミレーション訓練」を見ているようでした。さらに後半は偶然の連続で解決していくので気持ちが遠のきました。重低音も自分には過剰演出で、「2001年~」のように宇宙服装着時は呼吸音・通信音か無音で通した方が良かったのでは。亡霊が出てくるところだけはあっとしましたが、同じ時期に見たキャプテンフィリップスが、見終わってから重く心に残ったのに対して、こちらはなぜか残るものがありませんでした。それもこれも、当初は「宇宙空間(無重力)」を期待して見に行ったのですが、実は「大地(重力)」がテーマだったのですね。レビューを見て納得しましたw。 [映画館(字幕)] 7点(2014-01-29 01:29:44) |
97. キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-
《ネタバレ》 原作に囚われずに見れば予想より良かったです。ハーロックが一人で助けに行くところ、ヤマが起こした謎の事件と兄弟げんか、連合艦隊の数多すぎ感、次々出てくる巨大兵器…等々が鼻につきましたが、CGは違和感がなく、声優も普通に聞けました。アルカディア号の造形もかっこよかったです。(前作にガッチャマンを見ていたからなおさら)最後も上手くまとめており、粗は目立つけど筋は悪くないなと思いました。 [映画館(邦画)] 5点(2013-10-16 23:57:49) |
98. ガッチャマン
《ネタバレ》 低評価の噂先行で、ここのレビューを見てから行きましたが…、その通りでした。改めてここのサイトの投稿は適切だなあ~と感心。これから見る人は、ここのレビューを事前に読んで、上映中に確認し、且つ新たなアラを探しながら鑑賞することをお勧めします。で、私なりのこの映画が悪くなってしまった原因分析ですが、、①敵であるギャラクターの規模や狙いや目的が全く分からない。途中で「ギャラクターになると虐げられて…」な会話が出てくるんですが、それにしては地球の半分を征服するほどの規模や組織力や武力があるんだし、冒頭から一貫して人類側は負け続けているし、ここに来てギャラクターが新たに戦う必要なんかないんです。一方、意味不明の戦いに5人組が気づいているのは実は凄いことなんですが、このアンバランスさが見ていてとってもきついんです。戦隊ヒーローのようにどちらも疑問を持たずに戦うか、ダークナイトのように戦う意義をもっと追求して欲しいです。②数々の問題点は途中までは我慢して見ていましたが、ゴッドフェニックスのコクピットが出るや、ついに吹き出してしまいました。あれは完全にコントです(ああいう席のクイズ番組もあったような…)。真面目ぶって5人座っているのが日曜朝の戦隊ヒーロー以下です。そして最後に「科学忍法火だるま~!?」ですか。③主題である「規則か仲間か」「人類か仲間か」ですが、実は最後に「○○だ~!」と言い切るんです。最初は台詞間違いかと耳を疑いましたが、間違いでないのなら、これこそがこの映画の命題で、全てが「○○感覚」だったんですね。 [映画館(邦画)] 1点(2013-10-16 23:55:40) |
99. パシフィック・リム
上映中は「スゲ-!」と思って見てたけど、終わってみるとやはりB級感が残りましたね。でも搭乗型特撮ロボットの設定自体は良いので、シリーズ化して作り続けていけばGOODな回も出てくるんじゃないかな。今後のシリーズ展開に期待して+1点。 [映画館(字幕)] 7点(2013-10-16 23:43:59) |
100. モンスターズ・ユニバーシティ
見るまでは前作へのつなぎ方ばかり考えていたけど、見ているときはそれを忘れるほどよく考えられた話でした。つなぎは最後に駆け足でしたが、この程度でOK。前作に出てくる人たちの若い頃の振る舞いが上手く描けていましたね。 [映画館(吹替)] 7点(2013-10-16 23:40:45) |