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81.  青くて痛くて脆い 《ネタバレ》 
究極の「お前だー!」シリーズ。 炎上させてやろうと、やっきになっていたのは自身の嫉妬の炎だったのね。 あけすけないことこの上なし。 恐ろしい作品だ。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-12-22 04:45:06)
82.  予兆 散歩する侵略者 劇場版 《ネタバレ》 
そうか、こちらも劇場版が存在したのですね。 ドラマのほうでも観ていましたが、なんとなくこのシリーズにハマったんですよね。 現代版の「怪談」みたいな雰囲気が好きで。 あっちのキャスティングよりも地味なようでいて、必要十分。 素人目的にも、予算や士気に余裕がある気がします。 コンプラ的にも。 地上波のような世界では仕事をしづらくなった、製作者や演者の受け皿になって面白い物語を観られれば、私たちも幸せです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-12-19 02:33:16)
83.  私をくいとめて 《ネタバレ》 
期待してみても、超えてきた。 いや、おもしろかった。 のんさんのたどたどしいような魅力と脳内を中村倫也さん。 水曜日が消えたのときみたいな感じで、声質がいいのかな。すごく耳馴染みがいい。 そして臼田あさ美さん、カーター、なにあのキョーレツな箸休めw 爆笑こきましたわ。 そして大事な役、林遣都さん。 のんさんを引き立てる上でかなり大事な役どころ。 どんな人なのかわからない。 これ重要。 おひとりさまのルーティンに不確定要素はなかなかキツイ。 若いときなら突っ走れることも、なんだかブレーキかかっちゃうのとか、痛いほどわかるし。 そつなく生活をこなしてるようで、突然の闇落ちがきたり、不安定は否めない。が、そこからの物語だし、無理させてない目線が時代にも合ってるのでは? 橋本愛さんとの共演というか、おりひめとひこぼしの再会というかも、決してあざとくはなく。 とにかく脚本からキャスティング、演出まで隙がない。 少々長いとも思ったけど、これなら、まー。 Aの擬人化、前野朋哉さんは完璧。 映画コンスタンティンのピーター・ストーメアばりのハマリ役でした、自分的には。 あー、この映画の話を誰かとしたいと思うと、おひとりさまってツマンナイね。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-12-12 22:54:07)(良:1票)
84.  砕け散るところを見せてあげる 《ネタバレ》 
なんといっても、そのタイトル。 キャスティングだけ見てると、なんだかよくある学生恋愛ものなのかなとも思いましたが、内容を殆んど知らずにジャケ買いならぬタイトル買い(買ってはないけど)鑑賞w いじめを解決していくあたりの交流は、微笑ましく観れたのですが、ヒロインの父親登場あたりから一気に雲行きが怪しくなりましたね。 さてさて『砕け散る』のはなんなのか。 UFO?ヒーロー?ヒロイン? わりとショッキングな描写もありながら『あーコレがPG12たる所以ね』とも思いつつ、一気にエンディングへ。 少々思考停止で最後までいってしまったので、自分のなかでの答えがみつからないですが、演者・演出ともに良かったかなと。 WOWOWの案内付き放送で観ましたが、やはり見解はそれぞれ。 そんな映画が、やっぱり観てておもろいんだよね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-12-07 05:56:52)
85.  残穢 -住んではいけない部屋- 《ネタバレ》 
竹内結子さんのルポタージュ形式で紐解く、ミステリーホラーとでもいいましょうか? 橋本愛さんが住むマンションにまつわる異変から、まー繋がるわ繋がるわ覚えてるわ覚えてるわ。 別物の猟奇、怪奇、なんかと手繰れば手繰るほどコンボ。 穢れという表現、よくわかりませんが心が弱ればそんなものもみえるのかな? 深淵というか、なんというか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-05 04:56:06)
86.  鬼談百景 《ネタバレ》 
夜中に放送されていたのに出くわしたら、なんか引き込まれて最後まで。 このパターンは面白い映画のことが多いですね。 面白いから観るわけだし。 なんと10本ものオムニバス。 贅沢ですね。 これだけの数がありながら、どれもそこそこ楽しめた。しかしこの数でこられると、のちのちどれがどれだか記憶もあいまいになってひとつひとつが深層心理に染み込んでしまいそうな怖さがありますね(笑) ともあれ全編を通しての『こんな手紙が届いた』の竹内結子さんのナレーションは秀逸。 さすが伝説のリングの被害者。 つくづく彼女の最期が惜しまれてならない。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-12-05 03:00:26)
87.  グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版 《ネタバレ》 
リュック・ベッソン、ですわねー。 ジャックとエンゾとジョアンナの友情と恋と海の物語。 独特のユーモアも散りばめながら、でも最後は悲しい結末でした。 ほぼ憑りつかれた男たちの物語とでもいいましょうか。 なんだったら、語り部がイルカの。。。 いろいろと素敵なシーンや印象的なセリフなど、良い作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-29 03:42:13)
88.  ジェシー・ジェームズの暗殺 《ネタバレ》 
いつブッ放してもおかしくない緊張感をまとったブラピが良かったです。 美しい映像とはりつめた緊張感で、長い映画ということもあってへとへとになりました。 まぁ暗殺されたものとしたものの数奇な運命とでもいいましょうか、さらに暗殺されちゃうやるせなさ。 なかなか2時間半はつらい。 お昼寝いっぱいした夜に観たせいか、最後まで集中してみられました。 コンディションも大事よね、映画鑑賞!
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-11-21 23:53:16)
89.  騙し絵の牙 《ネタバレ》 
別に出版に限った話じゃなく、この閉塞を抜け出すには、面白くなきゃ、ですかね。 面白がって、面白く。 この映画はテンポもよく、音楽も軽妙で、サクサク楽しそうだけど、やはり面白いことをするには地味な努力も必要ということは、嫌でも感じましたけど。 不安や既成概念をぶっ壊していかないとね。 同じような業界を生業としていると、先行き不透明は否めません。 かといって大手IT関連に迎合するのも、面白味がない。となると町の本屋さんで出版もってのは、映画の結末としては面白味がありましたね。 ともあれ、気概や柔軟さは見習いたいなと思える作品でした。 キャスト、脚本など、文学的とはいわないけど、ライトノベルみたいには楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-11-17 05:14:33)
90.  フューリー(2014) 《ネタバレ》 
あまり背景を知らずに鑑賞。 正直戦争映画は得意ではないけど、ブラピのでてるヤツならって感じで観ました。 まぁ、軸となる人がいればこそ観られるってな感じで、その点楽しめました。 たしかに最後の戦闘はやりすぎだなとは思いつつ。 こういった史実があって、つくられた映画なのか、なんなのか。 その辺からしてさっぱりわからなかったので、まぁそこはともかくですが。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-14 00:18:06)
91.  SUNNY 強い気持ち・強い愛 《ネタバレ》 
ことのほか良かったなぁー。 青春パート、大人パート、どちらも良かったです。 そこに音楽。 モテキの手法ママともいえるけど、ま、いいじゃん。  韓国版は未見ですが、これ単体で十分満足できました。 篠原涼子さんが広瀬すずさんを抱きしめるところなんかはベタだけど、欲しい感じでさーね。 なんだか元気が出だし、しんみりしたし、女性のパワーをたくさんもらいました。 当時コギャルだった方々は、より楽しめたんじゃないかな? この女性の強者たちのなか、たちうちできる野郎といったらリリーさんぐらいなもんですかね。 安定の捌きで安心して楽しめました。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-11-13 22:23:35)
92.  学校Ⅱ 《ネタバレ》 
神戸さん、なかなかに強力でしたね。 でも全然大袈裟じゃないですよね。 うちの中学には養護学級のクラスがありましたが、思春期の自分たちは、なんだか無関心でした。 いま思えば、もっといろんな価値観に触れるチャンスだったと思うのですが。 まぁなかなかそんな甘っちょろいもんじゃないですね。 ただ身近に存在を感じられたのは、すごく良かったと思う。 この映画を観た人なら、今後実際に彼らに会ったときに寛容というか、多少慣れとくことができると思います。 それだけで、無用なトラブルを起こさなくて済むでしょう。 勃起した!で泣き笑いするとは思わなかったけど(笑)
[CS・衛星(邦画)] 7点(2021-11-13 00:13:52)
93.  学校 《ネタバレ》 
夜間中学に通う各生徒のエピソード、イノさんのエピソード、幸福とはなにかを考える授業。  『学ぼうとするものと、よし教えてやろうじゃないかという教師がいるのが学校』とありましたが、原則ですわね。 学び舎ですよ。 生徒たちが大人だからこそ、沁みるってのはあるかもだけど、奇をてらわない作品作りとあいまって授業に出席したような満足感でした。 小綺麗じゃない汗ばんだ画づくり、いいわー。 なんか、スッと入れる。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-11-12 00:37:13)
94.  クレイマー、クレイマー 《ネタバレ》 
まだ『離婚』ってもんが日本ではそんなになかった(身の回りでは)頃にこの映画に出会って、離婚はともかく親権を争う内容に、ものすごい違和感を覚えた記憶が。 なんとなく訴訟社会のアメリカで、ホットコーヒーで火傷しただけで何億円も賠償命令がでるような、そんな荒唐無稽なお伽噺のように思ってました。 当時は映画の主人公が正義だと思ってたので、父親と息子の絆を、出ていった母親が引き裂くかのように思ってましたが、そうではなかったですね。 どうも記憶違いで裁判で父親が負けたところで、なんなんだこの理不尽な結末は!って思っちゃってたけど、メリル・ストリープの子供を思う気持ちで、また単純ではない結末でした。 この作品から得られるものってたくさんあると思う。 社会の有り様ってのは少しずつではあるけど変わっていくし、婚姻関係ってのもそれにとも伴って変化していくんですよね。 この時代にその当時の感覚をフィルムに焼き付けたこの作品は、とても素晴らしいと思いました。 また見直したときに、なにか感じることに変化があるかもしれません。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2021-11-10 04:39:44)
95.  新聞記者 《ネタバレ》 
あまりエンターテイメントに政治色がでるのは良くない気はするけど、もし本当にこういったことが事実なのだとしたら、そこらへんのホラー映画なんかよりよっぽど怖い。 ま、事実かそうでないかを除いても、このような作品の主演女優にいつもの面々が立てないという事実は間違いない様なので、それ自体気持ち悪い。 それにしても松坂桃李さんの最近の役柄がダークサイド気味過ぎて、なんだか心配してたけど、ご結婚もされたみたいだしよかったです。 って、なんのこっちゃ。 政権の持続がこの国の平和を保っているなんてことで、情報操作をしてるけど、マスコミがそれやっちゃ終わりでしょ。 テロ行為とみられてもおかしくないんじゃないかな。 マスコミが政権の番犬にならないせいで、我々がマスコミの番犬をやらなきゃいけないとは、面倒臭い世の中ですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-31 06:18:04)
96.  約束のネバーランド 《ネタバレ》 
孤児院が農園だった。 そこから何かが始まることはなかった。 鬼が人を食う割りにはレイティングもかかってないし、まぁそーゆー狙いではないのでしょう。 でもその割りにはお粗末な演技や脚本がいただけなかった。 一歩を踏み出す覚悟の表現が全然足りない。 結局は15秒のCMで見たものを全然超えてこなかった。 ま、宣伝がうまいっちゃあ、うまい。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-10-25 00:38:45)
97.  新解釈・三國志 《ネタバレ》 
いわゆる福田ワールドしてたけど、そんなんでいいの?ってゆー感じかな。 だってずーっとさざなみ程度の失笑続きで、最後まで終わっちゃったもんなー。 飛行機だったら離陸しないレベル。 いや、この空気感は嫌いじゃないんだけど、笑わせられなきゃダメですよね? 単純な話だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2021-10-18 00:44:01)
98.  樹海村 《ネタバレ》 
こわい。話の内容はどうでもいいが、こわいところはこわい。 箱の感じもよかった。 ただ、そのどーでもいいストーリーが、もっと身につまされる内容だと爆発的にこわくなったと思う。 それにしても山田杏奈さんは存在感あるねー。 かわいいし。 キャピキャピしてないかわいさ、いいわぁ。 塚地さんの遺言的なのが、妙に印象に残った。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-10-10 09:26:03)
99.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 
アニメの丁寧な仕事が、口コミで広がって社会現象にまでなって、ついには劇場版で興行収入歴代ナンバーワンとは! このコロナ禍で、しかも。 作品の内容については、そこまでではないにせよ、このムーブメントでは仕方ないですね。 こーゆー盛り上がりかたでないと興行記録なんて塗り替えられないんじゃないかな。 とにもかくにもレンゴクさん。 彼のキャラクターに尽きます。 アニメでのレギュラーメンバーのお戯れなどありつつ、先輩としての矜持をみせつけられる内容にカタルシスだくだくで目一杯泣けます。 柱なら誰でもしたことをしたまでだ。と言いきるかっこよさ。 心を燃やせ!はしばらく頭から離れなそう。
[地上波(邦画)] 7点(2021-09-28 12:52:50)
100.  コンフィデンスマンJP プリンセス編 《ネタバレ》 
不都合な真実がまかり通る世の中だと真実の重みが薄らいでいくせいか、このテイストの作品が盛り上がるのでしょうね。 伏線回収の巧みさというか、後づけの強引さともとられかねないところをいかに巧みに観るものの違和感をかわすのか? ってのがコンフィデンスマンの醍醐味なのかな。 ときに豪快なときに繊細なダー子の仕掛けで楽しませてくれるシリーズですが、裏の現実の方が醜聞に溢れてて、ちょっとね。。。 ※そこはダー子のではないですが。 執拗な芸能ニュースなんか観るより、その人の仕事を観る方がよっぽど、そのひととなりにそえるんじゃないかと思うけどな。 まぁ作品に罪はないとはいえ、テレビ主導の製作体制の影響はなきにしもあらずか。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-09-25 02:18:58)
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