81. 新・刑事コロンボ/大当たりの死<TVM>
《ネタバレ》 いままでどれぐらい観ただろう、コロンボシリーズ。最近BSプレミアムでやってるのをみて『あーやっぱり面白いなぁ』と楽しみつつ、こちらのレビュー検索してみたら、あるじゃないですか、シリーズのレビューが。 うーん自分の投稿レビュー数を増やすにはいいシリーズを見つけたわいと思いつつも、結構忘れちゃってますね。 さて前置きが長くなりましたが、今作はちゃんと観たので(以前観たこともあってネタも覚えてました)バッチリ! お馴染みのカミさんネタやらしつこい来訪、存分に楽しめました。 犯人ってもんは自分が指紋を残さないよーにって気をつけますが、自分に指紋が残されちゃうってことは盲点になってますよね。そこをうまく活かした見事なトリック暴きでした。 これってドラマの古畑任三郎でも同じような解決法がありましたよね。 こーゆー『あっ!』と思わせてくれる仕掛け、素晴しいです。 それとピーター・フォークさんお亡くなりになったんですよね。 コロンボシリーズ好きだったので残念です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2013-04-30 20:59:09) |
82. 美味しんぼ
《ネタバレ》 三國連太郎さん追悼で放送されてるのを観ました。 原作の山岡士郎と海原雄山の親子確執をあてがったかたちで起用された三國連太郎さんと佐藤浩市さんのキャスティングは、当時結構話題になりましたね。 映画の内容としては、原作無視とはまでは言いませんが、キャスティングで終わってるような内容でとても褒められたものではありませんが、三國さん亡き今観てみると、よくぞ撮っといてくれたものだと思えますね。 実際、佐藤浩市さんはこの辺りからグングン素晴らしい役者さんになっていったと思います。 それにしても最後のお豆さんの炊いたん、超うまそーだったなぁ。 [地上波(邦画)] 5点(2013-04-24 18:49:54) |
83. ライフ・イズ・ビューティフル
《ネタバレ》 映画としてこーゆーお話ならわからんでもないって感じでしょうか。 前半ドーラとの出会いまでを丁寧に描くことでグイドのキャラを確立させて、いよいよ後半へ。 地団駄踏むのがかわいいジョズエに収容所の現実を悟らせまいとする嘘は、なかなかよくできたものでした(相手が子供なのでベタベタした感じは仕方がないですけど)。 歴史的な虐殺事件が題材になってることでシチュエーション的に受け付けがたいとする向きのレビューもいくつか拝見しましたが、わたし的にはそこまで深くは考えずに『こんな時こんな状況ならこーゆーのも映画としてアリかな?』程度に楽しめました。 映画も興行ですからね、『息子に悲しい嘘をつく』と言うテーマをしっかりと描けた点で、この作品は良かったんじゃないでしょうか。 あとはお好みで。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2013-04-15 17:08:32) |
84. 秘密(1999)
《ネタバレ》 入れ替わり系で言うと大林監督の『転校生』が有名ですが、あれよりよっぽど酷なシチュエーションですね。 片方死んじゃってますから。 まず肉体的に妻を失い、時間差で魂まで失ってしまう(妻の苦渋の決断ですが)主人公の悲しみはいかばかりか。 娘は肉体的には生きてますが、その魂はなく、妻と入れ替わりで帰ってはくるものの(これも前述通り妻の苦渋の決断)、それは主人公から旅立つ為であり、ある意味娘と妻の両方をいっぺんに失うような喪失感です。 ホントに残酷な映画ですね。 こう書くと救いのないハナシな気もしますが、夫婦生活のコミカルな部分やちょいと夜の部分(ここの広末さんはキレイでしたね)、なにより家族の再生に向けて泥臭くも真摯に歩んでいこうとする姿が潔くも切なかったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-10 08:58:18)(良:1票) |
85. ディアボロス/悪魔の扉
《ネタバレ》 法廷サスペンスかと思いきや、トンデモ展開のミステリーホラーでしたね。 かなりブッ飛んだ脚本ですが、キアヌ・リーブスとアル・パチーノのさすがの演技で見事に独特な世界観を創りあげていました。 ホント、人に説明するにしてもなんて言っていいかわからないへんてこりんなハナシですが、アル・パチーノの言い分は妙に説得力があって、これはわたしも悪魔にたらし込まれてるのかな?と錯覚するほど。 その斬新な展開にホホォってなりました。 こーゆーことならブッ飛び設定も活きるってもんです。 ラストもいろいろ仕掛けがあって非常に楽しませてもらいました。 さすがに最後の大オチは気がつきましたが。。。 虚栄かぁ、気をつけようっと。 [地上波(吹替)] 8点(2013-04-06 01:23:40) |
86. リバー・ランズ・スルー・イット
《ネタバレ》 時代背景、ロケーション、語り口のストーリー。雰囲気のイイ映画でしたね。 『美しい』弟を持つ兄目線の物語。 思い出と釣りのシンクロ加減が心地よく、ゆったり楽しめました。 川に入り糸を垂らして(クルクルと糸をスイングして)、黄昏時を過ごす。 これぐらい人生を俯瞰で眺めることができたら面白いですね。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-28 20:39:57)(良:1票) |
87. ラスト・アクション・ヒーロー
《ネタバレ》 アクション映画ファンとしては結構好きですねー、この映画。 ジャック・スレーターの活躍と映画少年の掛け合いがおもしろい。 映画としては反則技ともとれる設定ですが、たまにはこんなのがあってもいいでしょう。 そしてこの役柄にシュワちゃんがばっちりハマってました! 2,000円くらい(レンタルなら数百円!)で色々な世界を見せてくれる映画ってのは素晴らしいですね。 [地上波(吹替)] 7点(2013-01-22 11:14:00)(良:2票) |
88. 12人の優しい日本人
《ネタバレ》 日本人の気質をこれほどまでに見てとれる映画は他にないでしょう。 日本人はチョンマゲ、ハラキリ、ニンジャと思ってる外国人に、是非観てもらいたい。 アジアのなかでも異質の日本人っぷりがたっぷり描かれていましたね。 12人の陪審員たちの有罪・無罪はその時その時出てくる新説で大きく揺らぎます。 しかしその揺らぎは事件を客観的、論理的に判断した結果かと言えば、そうとは言い切れず、あくまで日本的なあいまいさ、事なかれ主義的な感情に起因していたように思います。それこそが映画としてのテーマですし、笑いどこなのですが。 感情が論理を超えないってのは、優しくはありますがちょっと怖いことでもあります。 結論を出すのがトコトン苦手なこの気質は時代の閉塞感になって顕れていると、そんな気にさえなったほどです。 初見のときはパロディでありコメディであり、よくできた脚本に手放しの絶賛でしたが、年を経るといろいろ考えることも出てくるものですね。 もちろん監督や脚本は創った時から、そんなこと折り込み済みだったんでしょうけど。 『優しい日本人』って言葉、刺さりますね。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2012-12-27 16:47:31) |
89. シザーハンズ
《ネタバレ》 改めて観てもいい映画ですね。美術的に申し分のない出来映えとお伽話的ストーリー、キャラクターも立ってますし! ただもう少し幸せな結末だとよかったかなぁ。 心の美しい人間(人造だけど)が追いやられていく様は観ててあまり気持ちのいいもんじゃないです。 ともすればただのキワモノになっちゃう設定でしたが、ここまでの作品に仕上げたティム・バートンとジョニー・デップは流石です! [地上波(吹替)] 8点(2012-12-20 17:38:25) |
90. ホーム・アローン2
《ネタバレ》 今日テレビでやってましたね。 ヘラヘラ観てたらフト自分も留守番でホームアローンな事に気が付きました。 オトナでも独りは心細いですね。 [地上波(吹替)] 6点(2012-12-20 00:13:51) |
91. ホーム・アローン
《ネタバレ》 孤軍奮闘カルキンくん頑張ってましたね。 売れすぎて人生メチャメチャみたいなニュースは物悲しいですね。 [地上波(吹替)] 7点(2012-12-20 00:06:14) |
92. MARCO 母をたずねて三千里
《ネタバレ》 頑張ったね、マルコ! [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-11 15:38:52) |
93. ナイト・オブ・ザ・リビングデッド 死霊創世紀
《ネタバレ》 クーパー、むかつくぅっ! [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-12-07 06:36:06) |
94. トゥルー・クライム(1999)
《ネタバレ》 黒人の死刑囚の冤罪を暴く記者役にイーストウッド。そこそこ社会的ながらもやっぱりアウトロー。デカイ銃じゃなくて裸の銃(ガン)を撃ちまくりです…がコメディではありません。ちゃんとサスペンス仕立てにはなってます。 でも焦点がどーにもボケちゃってるような気がしてなりません。陰謀ってわけでもないし、アクションがあるわけでもない、堕ちていく主人公は事件とは無関係に自業自得なわけで…。なんだかなぁって感じです。刑が執行されるまでのドキドキ感はよく描けていたと思いますが、そこだけが見所だったような…。でもそれってわたしたちの良心に頼ったような盛り上がりで、映画としてはどーかなぁ。 [地上波(吹替)] 4点(2012-12-06 23:06:42)(良:1票) |
95. マトリックス
《ネタバレ》 上映後、館内が明るくなってフッと横の友達を見てみると彼の鼻から血が…そうです彼は仮想現実で戦っていたんです。 [映画館(字幕)] 8点(2012-11-18 06:16:19) |
96. 花嫁のパパ2
《ネタバレ》 『花嫁のパパ』なんて映画に2などあるものなのか?と思って観てみたら、なるほどそういうことなのね。 結婚して幸せに暮らす娘、そしたら当然次のおめでたいことと言えば…赤ちゃんですよね。そこで『おじいちゃん』になることにせめてもの抵抗として若造りをするスティーブ・マーティンが妻ダイアン・キートンと…若造りの勢いで子造りへ。 そして母娘Wご懐妊!なんて素敵な脚本なんでしょう!コメディの続編としては実にウマいシチュエーション作りですね。映画ゴッドファーザーでは『あなたの子供なんて欲しくない』と言い放ったダイアン・キートンでしたが、この作品では老いてなお旦那の子供を産みたい的なセリフに…全然別の映画の話ですが、なんだかホッとした思いになったのはここだけのヒミツです。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2012-11-18 06:03:36) |
97. 花嫁のパパ(1991)
《ネタバレ》 流し見できるほどの内容ですね。 22の娘が突然の結婚宣言。挨拶に来た彼氏とベタベタ。結婚費用は親持ち。彼氏からのプレゼントが気に食わないと婚約破棄騒ぎ。そんなわがまま娘もアメリカンスタンダードなのか?花嫁の父親の悲哀をコメディタッチで見せようとスッタモンダしますが、娘をもう少し魅力的にしてくれればはいりこみやすかったのになぁ(見た目はプリティなのは認めますが)。 まぁ最後の電話で帳消しなのでしょう。 それにしてもアメリカはクルマ社会のようですが映画だとよく酒飲んでますよね。 アレっていいの? [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-11-17 09:54:50) |
98. スリー・リバーズ
《ネタバレ》 警察の第一線から退いた3人(ブルースといとこ兄弟)を巡るドタバタサスペンス。 ふたりのオヤジもそれぞれ警察官で、この映画の登場人物もほぼ警官。 でもって、真犯人は誰なんだろう?ってのがベタだけどわからないようにつくられています。どいつもこいつもヒト癖あるんですが、連続殺人の犯行部分が雑すぎて、謎の深さが足りないですねぇ。単に誰なんだ?みたいなとこにのみスポットが当てられてました。ま、わたしも最後まで誰が犯人かわからなかったのでいいんですけど。 いろんなヤツに疑いの演出を加えてるので、どーしても本筋はぺらっぺら。 最後の格闘なんかはホントにどーでもよくて、なんだかんぁって感じです。 [地上波(吹替)] 4点(2012-11-15 01:12:52) |
99. サイコ(1998)
《ネタバレ》 38年後のリメイク、自動車の4万ドルが不動産の40万ドルに変わったぐらいでしょうか? すっかり『サイコ野郎』なんて言葉が定着した現代では、なにをいまさら的な感じでしょうか。 観客の感受性はともかく、時代が変わっちゃったんでしょうね。 あと視覚的にもモノクロとカラーの違いは大きかったかなぁ。 日本の『犬神家~』のリメイクよりはまだマシだったかもしれませんが。 [DVD(字幕)] 4点(2012-11-12 12:06:04) |
100. ブレア・ウィッチ・プロジェクト
《ネタバレ》 いい企画モノでしたね。超低予算、口コミ戦略などなど映画を創る人達に希望を持たせた功績は評価できると思います。 ただ超大作のアクション映画とかでコケるほうがよっぽど”怖い”映画だと思います。 [DVD(字幕)] 3点(2012-11-12 08:36:09) |