1001. 情婦
ラストの畳掛けの見事さは、他の例を見ない。薄っぺらくなっちゃいそうな展開なのにね。そして主役の太った老弁護士の悪態ぶりは、なんと言うか格好良い。ビバ頑固者。 9点(2003-11-20 01:19:38) |
1002. A2
《ネタバレ》 軽いマスコミ不信に陥りそうになる作品。ドキュメンタリー性にエンターテイメント性を加味されたこの作品(マイケル・ムーア流?)は、テレビのワイドショーなんかじゃ到底お目にかかれない。傑作。見所(嘘)は携帯の着メロに「君が代」を使ってる右翼の人(結構紳士的。笑)かな? 8点(2003-11-20 01:10:55) |
1003. BLUE ブルー(1993)
《ネタバレ》 全編「青」のみと言う実験的(?)映像も「英語圏」の国民ではない人は、音声を所謂「字幕」に頼らざるを得ない。すると、折角の「青」の映像も「字幕」と言う異色が混ざってしまう。ってことはこの手の映画は「英語」が解らないとコレッポチも「真価」が伝わらないって事。個人的には結構嫌いじゃないんだけど、何て言うか「重過ぎる青」でした。 3点(2003-11-20 00:52:56) |
1004. 英国式庭園殺人事件
この手の映画にしては無駄なまでの「映像美」があるように見えたが、そんなもんいらねぇ!悪趣味過ぎ。 2点(2003-11-14 01:12:02) |
1005. カンパニー・マン
V・ナタリのセンスは、「くらっ」とくるほどに、スキ。前作を越えきれないにしろ、この監督の才能は素晴らしい。次回作もこのクオリティーを維持して欲しい。 8点(2003-11-14 01:04:46) |
1006. オーメン2/ダミアン
音楽は相変わらず、良い。それ以外は、意外と平凡。個人的には「エレベーター落下」かな?好きなシーン。 5点(2003-11-14 00:36:43) |
1007. サスペリア(1977)
「ゾンビ」の時の音楽は最高にマッチしていたが、この作品ではなんか浮いてた気が。って言うか、邪魔な音楽だな~とさえ思えた。色彩の美しさは凄く良いが・・・。音楽だけが減点対象。-点。と、個人的にもう一点減点・・・。 4点(2003-11-14 00:32:02) |
1008. 遊星からの物体X
「タローかジローか知らんけど、ヘリから撃たれてるぞ?」と某漫画家が言っていたが、この作品がテレビ放映(物語の冒頭シーン)してた当時(十二、三歳)、「あ?南極物語やってんの?」と、似たような事言ってました。笑。お気に入りシーンは「血と焼けたニクロム線」かな。 8点(2003-10-26 19:51:49) |
1009. the EYE 【アイ】
まずベースとなった実話、「二十年間盲目だった少女が視力を取り戻した一週間後、自殺を遂げる」というコピー(?)に鳥肌。こ、怖えぇぇ…。と、思ったら、ソノ手の「ホラー性」も前半7割目程度で、後半はドラマ性重視。最後は少し切なくもある。う~ん。こういう展開ってゴチャゴチャして安っぽくナリガチなのだが、何と苦も無く観れたのは、恐らくこの作品の力量でしょう。オープニングの秀逸さも、パン兄弟監督の前作「レイン」でもそうだったが、お見事。しかしこの兄弟の目の付け所、凄いなぁ。 8点(2003-10-26 19:41:04) |
1010. ダウン
「悪魔の密室」を現代の映像技術でリメイクしたかったという、妙な熱意や意気込みは解るが、前作の生体チップというアホ臭い設定をそのまま使うとは。改めて芸の無い映画である。 [DVD(字幕)] 3点(2003-10-26 19:20:09) |
1011. ジェイソンX 13日の金曜日
《ネタバレ》 宇宙コロニー(っぽい所)フッ飛ばした時点でシリーズ最高死者数?SF考証の妙も(アルマゲドンに比べりゃ)優しさで見守れる程度ってことで。女性アンドロイド(っぽい彼女)との対決も、笑えて良い。しかし治療システム(っぽいヤツ)で復活を遂げたジェイソンは良くないなぁ。「ガンダムは格好良いが、Z・ガンダムってどうよ?」みたいな?ってことで、ホラーから娯楽映画にまで昇華した「13金」に拍手~…え?違う? 4点(2003-10-19 12:59:30) |
1012. エルム街の悪夢(1984)
コレ観た後、すぐに寝ちゃった!エヘ!でも結構悪くない。W・クレイブンのアイデアは面白いし。飽きねぇ~よぉ~!ラストも何かシュールで良いな。 5点(2003-10-19 12:48:53) |
1013. アナライズ・ミー
《ネタバレ》 マフィアと精神科医の話は、米国テレビシリーズ「ソプラノズ」のほうがスキ。どっちがパクリかは、知りませんが。しかしこちらもそんなに悪くはなかったなぁ。「メリル・リンチ社」のテレビコマーシャル見て泣くデ・ニーロなんかは結構可笑しかった。コレ、笑いの経絡でした。 6点(2003-10-19 12:41:11) |
1014. 私がウォシャウスキー
原作ファンの悲鳴が当時凄かったので、敬遠してたこの作品。封印を解いて観てみましたが、ウォシャウスキーの人柄が好印象だったので、原作を読んでみたくなりました。。あ、レビュー?皆さんと同じく、湯で薄めたアメリカンコーヒーみたいな感じ?体調良くない時には気休めになるかもね、な作品でした。 4点(2003-10-19 12:33:47) |
1015. ブレイド(1998)
《ネタバレ》 ガソリン給油しながらタバコ吸うんじゃねぇ~!こえ~な~…。笑。内容はB級ながらも殺陣が格好良い。痛快度も、及第。しかし、このレビューでも誰かが書いていたが、W・スナイブスは鈴木雅之に似てるなぁ。 6点(2003-10-19 12:26:31) |
1016. フィラデルフィア
全体的に散漫?な作品ではあるが、トム・ハンクスの演技と、演じる主人公のドラマ性、人間性、人生。それらが素晴らしい、かと。オペラの使い方も巧い。てか、格好良過ぎて「くあ~!」と、きたね。「くあ~!」と。社会派っていうか人間ドラマとして観ていました。 7点(2003-10-19 12:19:40) |
1017. コンタクト
トンネル(?)を抜けていくJ・フォスターの台詞(すんごい名台詞・シーン)を聞いて、「宇宙飛行士は、詩を学ぶべきかもなぁ」と、同感した。詩人を連れて行く訳にはいかないしね。日本の描写の可笑しさはは、もう慣れた。突っ込む所とも思えないので減点対象とはしません~。傑作。 9点(2003-10-19 12:12:02) |
1018. 恋愛小説家
捻くれた神経質主人公を見て、「違うだろぉ~そうじゃねえよぉ~」とかツッコミながら観てました。笑。でも実際俺もあんな感じだなぁ。肝心な事が照れて何も言えず、言わんでいい事ばっかいって、まどろっこしい。その上犬嫌いだし。故に勝手に共感バリバリ。ま、J・ニコルソンのように格好良いオッサンじゃないけどね。しかし可愛い作品だなぁ。しみじみ。 9点(2003-10-19 12:00:21) |
1019. シャイニング(1980)
RED RUMか~・・・。しばらく意味不明のまま流していたが数瞬たって「お!おぉぉ~。そっか~!」となる。ミステリ好きなのになぁ。俺。悔しい。怖さは俺的にイマイチでしたが、主人公が狂気していく様は、見事。スキ。ジャック・ニコルソンの怪演技も凄い。限りなく満点に近い「9点」かも。 9点(2003-10-03 14:02:14) |
1020. 8 Mile
エミネムの演技力が一番不安だったが、意外に巧かったなぁ。驚き。で、物語は!というと期待してたほどじゃなかった。が、大きく裏切られたという程酷くも無くソコソコでした。まぁ及第の青春群像映画?じゃないかなぁ。しかしエミネム(ラビット)の母役にキム・ベイシンガーとは。老けたなぁ。 6点(2003-10-03 13:51:43) |