1021. ベンジャミン・バトン/数奇な人生
《ネタバレ》 ○鑑賞中にも感じていたことだが、「フォレスト・ガンプ」と展開、登場人物、演出など酷似である。○今回のブラッド・ピット主役は正直いまいち。メイクのおかげで存在感こそあるが、魅力あるキャラではない。○メッセージ性があまりにも陳腐。長い割りに浅い。○肉体だけが若返っていく設定があまり活きていない。特殊メイクだけが目立ち、次のブラピがどんな様子かの方が気になった。 [映画館(字幕)] 4点(2009-05-10 21:16:27) |
1022. キートンの鍛冶屋
《ネタバレ》 おい、キートン。仕事出来なさ過ぎでしょ。馬は汚すし、車は木っ端微塵になってしまうし...経営者ならこんなやつ雇わないね(笑)今回はエンディングが珍しく一ひねりある。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 21:11:36) |
1023. バスター・キートンの華麗なる一族(キートン半殺し)
《ネタバレ》 今回は、知らず知らずのうちに見知らぬ女性と結婚してしまうという反則級のオープニングです。結婚して彼女の家に行ってからはタイトル通りキートンが半殺しの扱いを受けます。後半反撃に出るキートンの階段シーンは見ものです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-05-10 21:08:55) |
1024. キートンの警官騒動
《ネタバレ》 ○「セブン・チャンス」にも勝るとも劣らない数の警官。これほどの数に追われたら不通の人は降参します。しかし、キートンは逃げます。彼は追いかけられるのが好きですね。○エンディングは彼にしてはブラックでしたね。たまにはこんなのも良いかなって感じでした。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 21:05:29) |
1025. キートンの酋長
《ネタバレ》 キートンらしいアイデア、スタントが盛りだくさんの映画だが、少し単調だった。ラストはやはり「いつまでキスしてんねん」としっかり突っ込みいれときました。 [DVD(字幕)] 5点(2009-05-10 21:03:02) |
1026. エイリアン3
《ネタバレ》 前作のイメージ払拭に努め、原点回帰を意識し、フィンチャーらしい画作りは見られるが、失敗作だと思う。閉じ込められる系の映画でありながら、ストーリーもそこまで面白くなく、シガニー・ウィーバー以外にこれというキャラクターが居ないのは寂しい。見せ場であるはずの終盤のチェイスシーンも位置関係が分からず緊迫感半減。ラストシーンも「ターミネーター2」の使い回しにしか思えない。 [DVD(字幕)] 3点(2009-05-10 21:00:06) |
1027. パニック・ルーム
《ネタバレ》 ○結局何の映画って感じ。デヴィッド・フィンチャーが監督にしては内容が浅過ぎる。○ジョディ・フォスターの胸元が気になって仕方ない。それにフォレスト・ウィッテカーはやはり良い人です。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 20:55:19) |
1028. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 ○今作はボンドの復讐がメインで、ボンドガールの復讐はちょっと取って付けた感あり。そしてボンドガール自体の出番がどうも少ない。あまりに助けすぎるのもどうかだが。○アクションシーンも序盤・中盤と良かったが、終盤はロケーションの割にあっさり。○でもまぁテンポも良かったのでそこそこ楽しめた。 [映画館(字幕)] 7点(2009-05-10 20:50:29) |
1029. 評決
《ネタバレ》 法廷モノの醍醐味が詰まった映画。二転三転するストーリーが面白い。ポール・ニューマンも落ちぶれた弁護士を好演。ただ、なぜギャルヴィンがそこまでやろうと思ったかの心理描写が弱い。脇のジェームズ・メイソン、ジャック・ウォーデンがいい味出していますね。 [DVD(字幕)] 7点(2009-05-10 20:43:23) |
1030. チャーリー(1992)
《ネタバレ》 ○ファンであるチャップリンの伝記映画。監督もリチャード・アッテンボローということで期待したのだが、収穫はロバート・ダウニー・Jrぐらい。○そもそも映画化に無理があったとしかいえないような気がする。彼の波乱万丈の人生が2時間半で収まるわけもなく、中途半端な作品に出来上がった印象を受けた。伝記映画って難しいだろうな。 [DVD(字幕)] 4点(2009-05-10 20:38:30) |
1031. ローマの休日
《ネタバレ》 期待して観たからかそれほどでもなかった。オードリー・ヘプバーンの魅力は大したものだが、話自体がそれほど面白くない。ヒロインが王女様で、相手役が新聞記者という設定が活かせているのはほぼラストシーンのみ。ウィリアム・ワイラーならもっと面白い作品を作れたのではないかと思う。でもまあいわゆる名作として観る価値はあったかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2009-01-04 19:20:03) |
1032. 燃える戦場
《ネタバレ》 設定や話としての面白さはあるが、総じてまあまあの作品。アメリカ映画でイギリス人を皮肉ると言うのが新鮮。後半のサスペンスはなかなかだが、全編通して位置関係がさっぱり分からない。ジャングルを舞台にした映画で位置関係をはっきりさせるのは難しいが、あまりにも分からないのはもったいない。もう少しきれいにまとめられたと思うと残念でならない。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-03 19:03:15) |
1033. 蜘蛛巣城
《ネタバレ》 メッセージ性は十分伝わるのだが、間延びした感は否めない。オカルトシーンもそこまで大したことはない。ただ、山田五十鈴の存在感は素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 09:50:01)(良:1票) |
1034. カリートの道
《ネタバレ》 ○前回タッグを組んだ「スカーフェイス」より遥かに良い。○前作と何が違うかと言えば、ストーリーもそうだが、アル・パチーノのカッコよさである。彼には孤高がよく似合う。○冒頭にラストを持ってくるのも成功している。ラストが冒頭にあったからこその緊張感があり、観客の心理に上手く畳み掛けている。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-29 09:19:23) |
1035. 張り込み(1987)
《ネタバレ》 気軽に観られるお気楽映画としての位置づけであればそこそこの作品。設定こそベタで、まとめ方も強引ではあるが、笑えるところはある。特に自宅に電話がかかってくるシーンは面白い。リチャード・ドレイファスのコメディは始めて観たが、なかなかのはまり役で新鮮だった。もちろん、マデリーン・ストーもこの上ない美人で、お色気シーンもあり、この手の作品で重要な役を映画初作品ながら見事に演じていたのではないか。 [DVD(字幕)] 8点(2008-12-26 23:50:28) |
1036. ザ・ビッグ・ワン
《ネタバレ》 多少は分からなくとも、笑える面白い作品。マイケル・ムーアの嫌がらせにたじたじの企業経営者たちはなかなかの見もの。構成としては、地方ツアーという区切りがあるから一見きれいだが、途中でえらくばっさり切ってるところは少し気になる。彼の個性がにじみ出た映画で、彼を愛する人がたくさんいるのが伝わってくる(もちろん嫌いな人もたくさんいるだろうが)。 [DVD(字幕)] 7点(2008-12-26 10:45:00) |
1037. マイアミ・バイス
《ネタバレ》 ○贔屓のマイケル・マンなのだが、全くの期待はずれ。最後の銃撃戦こそ多少の見所にはなっているが、マイケル・マンらしい極太のドラマはゼロ。○そもそも登場人物のキャラが立っていない。一応ダブル主演だが、どう見てもソニーの方が目立っている。その割りに、イザベラとの色恋は全く持って共感できない。二人ともただの遊び人で、真面目な話をされても説得力がない。一方のリコはソニーとイザベラが目立っているため、消えている時間が多く、それを払拭すべく奥さんが誘拐されたと見られても仕方のないほどだった。○余韻や映像美を象徴するシーンばかりに時間が割かれているため、男たちの極太ドラマはゼロだった。マイケル・マンは当たり外れの多い監督のようだ。 [DVD(字幕)] 2点(2008-12-20 17:00:26) |
1038. ニュースの天才
《ネタバレ》 確かに、大統領専用機に一つしかない高級雑誌が偽記事を載せていたというのは話としては非常に面白い。しかし、どうもこの映画からだけでは、若造がプレッシャーから面白い記事を捏造したと言うのが見えてこず、もはやスティーブンが駄々をこねているようにしか見えない。製作者の意図とは少し違った結果となったような気がしてならない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-16 10:56:15) |
1039. インサイダー
《ネタバレ》 ○贔屓のマイケル・マンの傑作。男たちの極太ドラマが堪能できる。男たちのドラマを軸に、社会派色がよい塩梅で、作品自体が非常に引き締まっている。2時間半と言う長尺もだれることがなかった。○アル・パチーノのかっこよさも忘れてはいけない。熱いキャラと、彼独特の孤高の似合う雰囲気が相まって、今作では異常なまでに大人の色気を放っている。可能ならばあんなおじさんになりたいものだ。○ちなみにブルース・マッギルの熱演シーンも好きだ。 [DVD(字幕)] 9点(2008-12-14 09:54:37) |
1040. めまい(1958)
《ネタバレ》 ○サスペンスもロマンスも中途半端の作品。サスペンスとしては先が読めてしまい、ジョンが自殺を目撃したシーンは明らかに怪しい。○てかあの尾行は元警官として駄目でしょ、バレバレやし。○高所恐怖症と言うのも都合よく使われているだけで、上手い演出だとは一切思わなかった。○ロマンスもお互い惹かれる理由が分からない。ジョンは頼まれて尾行していたのに、恋愛関係になってはいけないという葛藤もないのはおかしい。○一演出として、ジョンが夢を見るシーンはなかなか秀逸。ヒッチコックの才能を感じた。○そもそも、脚本段階で駄作が決まっていたような気がする。 [DVD(字幕)] 3点(2008-12-13 19:58:42) |