1041. グラディエーター
迫力がある大作だが、心に残る場面は少ない。だが、光の使い方は上手い。 7点(2003-12-04 14:25:25) |
1042. 男はつらいよ 寅次郎心の旅路
海外のロケという異色の作品。可もなく不可もない。 5点(2003-12-04 14:21:44) |
1043. 銀河鉄道の夜(1985)
落ち着いていて良い。子供の頃に見て深く印象に残っている作品。今見てみると暗すぎる気がしないでもないが、秋の夜長にピッタリの映画でしょう。 8点(2003-12-04 14:18:20) |
1044. ぼくのバラ色の人生
途中から大人の干渉が強くなって、あくどさが出るのが惜しい。ヨーロッパでは同性愛に対する考え方も日本より厳格なのだろう。最後に救いがあってほしかった。 7点(2003-12-04 14:13:40) |
1045. 流転の王妃・最後の皇弟<TVM>
スケールの大きい名画「ラストエンペラー」と較べるとパワー不足は否めないが、これだけの豪華キャストと派手なアクションも盛り沢山で、長い割にはなかなか良かったのではないかと思う。「ラストエンペラー」との違いを意識して作ったと思われる箇所が多かった。っていうかこれ、映画じゃなくてドラマではないのかい? 6点(2003-12-04 10:12:01) |
1046. 天国にいちばん近い島
何を言われようとこの作品が自分のお気に入りのひとつ。 「一少女の自分探しの旅」として原作の小説を意識しているものの、大林監督の手によって単なる旅物語ではなく、ファンタスティックな夢物語として生まれ変わった「天国にいちばん近い島」。 なぜこれほどこの映画に惹かれるのかよく分からない…観終わったあとに優しい気持ちになれるからか、心が一番弱っていた時に見て癒された作品だからか…。 演技が下手とか、無駄なシーンが多いとかいった欠点を補って余りあるユートピアの世界。 台詞も登場人物もニューカレドニアの自然もみな素晴らしい。「天国にいちばん近い」場所はどこなのか。主人公の成長はどれほどのものだったのか。見るたびに違う発見ができるのも楽しい。 [DVD(字幕)] 9点(2003-12-03 18:38:36)(良:1票) |
1047. ラストエンペラー
《ネタバレ》 高校で世界史をやっていて良かったと思わせる作品。あまり長さを感じることなく最初からストーリーにぐいぐい引き込まれていきます。マイナス要因としては、中盤から終盤にかけて暗い場面が多いことぐらいでしょうが、史実なのだから仕方なしかと。印象に残っている場面としては、宦官が墨汁を一気に飲み干すところと婦人が半狂乱になるところ。ラストシーンも普通はありえないと思いますが、自分も昔皇帝だったらどんな気分で皇帝の椅子に座るだろうかと、嫌が応にもイマジネーションを掻き立てられます。 (2020年1月再見。映像美や音楽、構成といいパーフェクトに近い作品だと改めて感じた。皇帝から戦犯へと、歴史に運命を翻弄された人生がドラマチックに、しかも抑えた演出で描かれているのが素晴らしい。紫禁城のスケールも壮大。長尺だが一気に見ることができる構成も見事。とはいえ、全体的に悲劇なので見ていて元気の出る映画でないのは確か。忘れたころにゆっくり観るのが合っているのかも。) [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-03 18:33:12) |