1061. 俺たちに明日はない
月並みですが、ラストのガガガガシーンの印象がすべてです。 あれ、撃たれる前に一瞬二人が眼と眼で通じ合うーかすかにUm-色っぽい、芝居をしますが、あの一瞬の静とそのあとの豪快なシーンとの対比がね。でも「明日に向かって撃て」などと同様、こういう無軌道な小悪党主人公物映画は、好きな映画じゃない。 5点(2003-12-12 14:59:57) |
1062. さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち
純真な(いや今でも純真ですが)中学生のころ劇場で観て号泣しました。 そのときのキモチでは文句なく10点の映画です。今考えるに、この映画に10点というのはなんというか「アルマゲドンに10点」みたいな感じだったのかなと。 今の気持ちでは正直..「人間は好きだったものに裏切られたときにもっともそいつを嫌いになる」という人間の特性通り、おもいっきり0点のキモチなのです。 なので中をとって5点。 5点(2003-12-12 14:55:11) |
1063. 戦国自衛隊
公開当時、ファイナルカウントダウンと「軍隊タイムスリップ 対決」だったわけですが、 やはり邦画と洋画、片や戦車とヘリが一台、片や原子力空母なんだからスケールの差は歴然。 しかし、スケールでかければいいかというとそういうわけでは なく、 結局やらずぼったくりだったファイナルカウントダウンと違っ て、 こっちは積極的に戦争に関与。過去の歴史の中で哀愁とともに 幕を引きます。 なんとなく現代兵器をもって過去に行けば連戦連勝だろうって 気がしますが、 実際には運用環境も整ってない、補給もないでは結局負けちゃ いますよね。 主題歌もよくマッチしていてまぁまぁ面白い映画でした。 6点(2003-12-12 14:42:41) |
1064. ファイナル・カウントダウン
《ネタバレ》 話を長いことひっぱったあげく「どんな時代にいても我々はアメリカ海軍だ!」と決断したとたんに何もないという拍子抜け映画ですが、そんな事より、今見返すと当時大問題になった「聖母たちのララバイ」の盗作問題。たしかに劇中のBGMがまんま「聖母たちのララバイ」でびっくりします。そのまんますぎるだろ!。1980年というとちょうど日本も「これから世界の一流国に」という時期だっただけに盗作とかへの意識が薄かったんでしょうね。映画のBGMをそのままパクっちゃうとか今の日本では考えられません。リアルタイムで当時の日本を知ってる世代からすると今の中国とか韓国とかの民度の低さはかつて日本が通ってきた道なので(韓国の僻みはさすがに違いますが)あまりとやかく言えないのかなぁ、なんて思っちゃいます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2003-12-12 14:39:49) |
1065. ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀
リー・トンプソン目当てで見る以外になんのとりえもない。そんな映画。 ま、映画に対していつでも真摯に対峙するってのも結構つかれ るので、 たまにはこういう片手間で見れば十分という映画もいいかも。 5点(2003-12-12 14:36:45) |
1066. トッツィー
ダスティンホフマンの女装映画として当時話題の映画ですが、 今振り返るとわりとオーソドックスなシチュエーションコメディ。 つまんなくはないけど、めっちゃ面白いというほどでもない、 映画の歴史の中で いつしか忘れられていくような映画かと。..ってそういうまとめ 方するとほとんどの映画ってそうなんだけどね。 6点(2003-12-12 14:34:58) |
1067. 時をかける少女(1983)
原田知世萌え映画として当時話題に。 原田知世に価値を見出せない場合には所謂尾道三部作の中では もっとも映画として見るべきところがないかなぁ、と... .この映画の価値はひとえに原田知世をどう評価するかにつきます。。 「もう、いじわるあばれちゃん」 6点(2003-12-12 14:32:47) |
1068. 12モンキーズ
さすがテリー・ギリアム、金をかけても、カルトな映画作家は 金がかかったカルトな映画をとるだけなんだなぁ,,と思いまし た。 予算半分でも同じくらいの映画とれるだろうと考えると無駄な 投資だよな..。 映画自体はなんともスッキリしない僕にはよくわからない内容 でした。「それで?」って感じ。 たしかにブラピのキレた芝居はよかったですけどね。 5点(2003-12-12 14:30:47) |
1069. 幸福の黄色いハンカチ
すみません、こんなベタな映画なのに結構好きです。 見せ場はやはりあの黄色いハンカチのシーンなわけですが、これ以上ないほどベタなシーンだし観ていてもちろんそうなるだろうと予想はついてるんだけど、やっぱりあのシーンには猛烈なカタルシスがあります。 黄色という色と枚数と音楽の相乗効果で「やったぜ健さん..」とつぶやいてしまうのです。 8点(2003-12-12 14:24:47) |
1070. 銀河英雄伝説 わが征くは星の大海
アマプラで配信されていたので久しぶりに観ました。 記念すべき銀英伝映像化第1作です。 当時、多くの人(オタク)がはまった銀河英雄伝説ですが、私はこのOVA版を観るまで原作未読。 「あぁこんな感じなのか、とりあえず原作読んでみるか…」で原作を読んで一気にその時刊行されていた版までは読み切ってしまいました。 沼にはまったわけですね笑 原作もこのOVA版も、ツッコミ始めたら切りがないくらいツッコミポイントがありますが、いかにもわかりやすいステレオタイプな舞台設定、ステレオタイプな(しかし魅力的な)キャラクター達。 いかにもな「お約束」をひたすら描いた事が人心をつかんでいたんだと思います。 このOVA版に関しては映像化第一作という点で、いろいろ難しいポイントもあったと思いますが、クラシック音楽を上手につかい、いい感じで原作の雰囲気を再現していたと思います。 特にクライマックスでボレロが使われている選曲は非常に秀逸で、私、このアニメでボレロという曲が好きになりました。 いろいろ今の基準でこいつを叩くのは簡単なわけですが、当時の雰囲気等含めて知ってる身としては「後出しジャンケンかっこ悪い」と思う次第です。 まぁ今の基準で言えば(トップをねらえなんかもそうですが)若本が2枚目役というところが一番ツッコミどころかもしれません。確かにあの頃はロイエンタールが若本で何の違和感もなかったんです、そんな時代もあったんです笑 [ビデオ(邦画)] 7点(2003-12-12 14:19:31) |
1071. 機動戦士ガンダム
結局はテレビのフアンのための補完。映画ではないよね。 何も知らない人がこれ単品で見て面白いか?映画でないものに点数つけずらいので中とって5点。 5点(2003-12-12 14:16:05) |
1072. クラッシャージョウ
これはコメントが簡単だ。つまんなかった。以上。 4点(2003-12-12 14:12:12) |
1073. フィールド・オブ・ドリームス
当時、なんせ話題だったので期待して見に行ったのですが「それで?」って感じでした。僕にはこの主人公に共感できる要素がなかったようです。好きな人には申し訳ない。 5点(2003-12-12 14:02:49) |
1074. さよならジュピター
とても不思議なんですが撮影中にダメだとか気づかないんでしょうか? 芸術映画なら「芸術映画だから」とか逃げ口上はあるでしょうが、こういう単なる娯楽映画の場合、一目瞭然だと思うのですが.. 1点(2003-12-12 12:52:21)(笑:1票) |
1075. 激突!<TVM>
シンプルな一発ネタを、シンプルに描ききった映画。 スティーヴンキングあたりの短編にいかにもありそう..と思ったら、 そうかマシスンだったのか。めっちゃ納得。 最近の世の中を考えると、今作るといかにも現実味のある社会派映画になったかも..って、こんなのが現実にありそうな社会に生きてるのってやだなぁ.. 7点(2003-12-12 11:35:14) |
1076. 続・夜の大捜査線
「続」とか言われてもなぁ.. 「夜の大捜査線」が名作だけにかなりのがっくり感。 5点(2003-12-12 11:25:00) |
1077. 夜の大捜査線
名作です。 1980年代だったと思うのですが、ソニーが(ビデオの販促番組として) 1社提供で世界の名画をノーカットで放送するテレビの特別企画があって そこでの放送を見たのが最初でした。 (今のようにBSもCSもない時代にはそういう番組貴重だったんです) 「北部の優秀なエリート刑事(でも黒人)」に対し 「ガチガチ南部人の田舎物白人署長」が人種差別的思いで反発しつつ 予定調和的にこっそりちょっとずつ認めていくお約束な展開の映画ですが、 途中お約束をしっかり描ききる事で、ラストの別れのシーンは まさに名シーン足りえたんだと思います。 まぁ生粋日本人たる自分にはアメリカのこの南部人種差別の感覚は 本当に理解はしていないはずで、アメリカで見る人が見たらどういう感想なんだか わからないのですが。 ちなみに「続」のほうは深みもなんもないしょーもない映画でした。ウーム。 8点(2003-12-12 11:16:30) |
1078. 黄色いリボン
黄色いといえば、1にリボンで2にハンカチ、というのが正しい映画フアンかと思います。これって、どっちが1でもいいようでいて、健さんとジョン、同じ「漢(漢と書いて男と読む)の中の漢」をアピールする男優さんなのですが、ジョンは歩くとき実はちょっと内股気味なのがミソ。内股というハンデがありつつなお健さんに負けずに漢をアピールするところでジョンが一歩リードかなと。 なにより、やっぱりこの映画は、あの唄につきます。 ちなみに邦訳された歌詞だと「あーのこーの黄色いリーボン..」だったかと。 6点(2003-12-11 15:33:12) |
1079. 新幹線大爆破(1975)
日本サスペンス映画の傑作。邦画が海外でも金を稼げることを証明した最初の映画(だよね?) 「時間切れまで後何分」系の映画は、そのタイムアップまでを観客に知らせるにあたり、 単なる数字でしか表現できていない(典型的なのが時限爆弾のタイマー表示)ものが多いのですが、この映画では 新幹線の路線図という、日本地理という基本的な知識として観客の頭にはいっている上に、その途中途中に「何々駅」というわかりやすいマイルストーンがあるものを舞台にする事で、 観客にとってはタイムアップまでの進捗状況をわかりやすいグラフでしめされているような感じになっており、 非常にうまく緊迫感を盛り上げることができています。(「あ、岡山だ」「もう広島だ!」みたいな。) もともと、当時開業したばかりの山陽新幹線をネタに映画を一本作ろう..くらいの 安直な企画だったと思うのですが、その設定を最大限に生かした 「新幹線をネタにつかうことに最大限の必然性をもたせた映画」に仕上げたスタッフに拍手。 8点(2003-12-11 12:53:43)(良:3票) |
1080. ワン・フロム・ザ・ハート
昔、どこぞの名画座で「ナスターシャキンスキー特集」をやっ てたので(別にナタキン好きじゃなかったけど)行きました。 上映されたのは「キャットピープル」「ワンフロムザハート」 「レッスンC」。 その中ではこの映画が断然面白かった気がします。 断然面白いといってもこのサイトの点数で言うと5点と6点の戦 い..くらいのもんですが.. 冒頭のワンカットで街中に入っていくカットとか最初から「おぉ、無駄に金かかってる」と思わせてくれるのですが、内容が普通のラブロマンス。普通の恋愛物なのに無駄にSFX満載ってのは天皇の田植えみたいなもんでそれはそれでいいと思いますが.. 6点(2003-12-10 21:36:27) |