1061. フォーン・ブース
《ネタバレ》 冒頭、スカした主人公。あったま良くって、二枚目で。舌先三寸、向かうところオレにかなうモノなしって感じ、っすか?真実を叫ぶシーンすら、薄っぺらい。これだけ、同情できない被害者もない。もっと酷い目にあえば良かったのに、と思っているオレは、いま、あんまり良くないかもしれない。 [DVD(字幕)] 6点(2010-04-25 13:29:30)(良:1票) |
1062. ブリキの太鼓
いやー、もうただ単に、悪趣味。 [DVD(字幕)] 2点(2010-04-19 23:08:26) |
1063. 渚にて
《ネタバレ》 核による放射能により、人類は「種」として「老境期」を迎える。人々は、パニックを起こすでもなく、自分の任務を淡々とこなしながら、しかし、それぞれの人生の後悔で身を焼きながら、その日がくるのをただ待つ。まるで、老人ホームの光景のようだ。静かな終末未来観。 [ビデオ(字幕)] 7点(2010-04-17 00:48:42) |
1064. [Focus]/フォーカス(1996)
《ネタバレ》 「クルマ」が引き金になるのですね。部屋は見せられないが、むしろ取材して欲しかったんでしょう、彼の自慢のシルビア。さんざん、いい調子のレポーターに火薬詰め込みまくられたところで、宝物、足蹴にされたら発砲しますね。その後の取り乱す姿にピークを迎える浅野忠信は、そこに至るまで蓄積されていた分が解き放たれ、確かにすごかった。それに加えて、荒削りでかつ繊細なこの話を紡ぎ出した、当時若い脚本家であった新和男氏に+2点献上したい。 [DVD(邦画)] 9点(2010-04-11 08:35:19)(良:1票) |
1065. 山形スクリーム
ワタシが山形県民なら、こんなことならヨソでやってくれ、って言うなぁ。 [DVD(邦画)] 1点(2010-04-04 21:08:02)(良:2票) |
1066. おばちゃんチップス
《ネタバレ》 最初の40分までは、大阪の血の濃さを感じましたね。しかし、船越栄一郎氏が、misonoの部屋に入っちゃった辺りから、いやな予感が漂いだし、あまりにご都合主義なハッピーエンドにガッカリ。この映画にバッドエンドは似合いませんが、憂歌団のブルース調というか、大阪浪花節的な終わり方にしたらよかったのになあ、と思いました。 [DVD(邦画)] 4点(2010-04-02 23:55:43) |
1067. 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿
《ネタバレ》 萩原聖人のムダに力の入った演技が、図らずも六角精児の魅力を引き立てています。ギターを弾く米沢守、米沢守のお宅拝見、別れた妻との再会を妄想する米沢守、など。米沢守全開。米沢好きには、たまらない作品ですね。なんか少なからずいると思うんですけどね。そういう人。いやいや、だからこそ作られた一作なのでしょう。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-28 21:43:42) |
1068. 刑務所の中
《ネタバレ》 原作既読。食べ物に対する飽くなき欲求。寝ようと思えば、いくらでも寝られる。草野球。なんちゅー、健康的なんだ。一歩踏み外した皆さんなのに。「外」では、なんかしら不健康なモノを抱えていた皆さんなのに。花輪和一役は他の人、と思って見始めたので、ビックリ。山崎努氏はいい役者です。ワタシは、彼の「手さばきの良さ」にいつも見とれてしまいます。声をあげて笑ってしまうシーンもしばしば。名作。 [DVD(邦画)] 9点(2010-03-27 08:42:03)(良:1票) |
1069. 南極料理人
《ネタバレ》 【たんぽぽ】さんと同じく、「かもめ食堂」入ってるな、と思いつつ鑑賞したモノです。もちろん、ごはんのシーン。おいしいそうな料理、それをていねいに作ってる様子、みんなで食べる食卓の風景は見る者を安らいだ気持ちにしてくれます。メインキャストは、基本的に同性だけってのも共通点。「かもめ食堂」は女の人ばっかり、本作は男ばっかり。色恋沙汰に、発展することはなさそうだな、と。これまた、安らいだ気持ちで見せてくれるポイント。あの隊員のなかに、男勝りでちょっと変りものだけど美人の生物学者なんてのがいた日には、なんかメンドくさいエピソードがついてきそうです。台無し、と言ってもいいくらい。汗くさそうだけど、居心地いい。ワタシ、椎名誠氏の「あやしい探検隊シリーズ」が大好きだったクチですんで。 [DVD(邦画)] 8点(2010-03-22 06:49:18)(良:1票) |
1070. グッバイ、レーニン!
《ネタバレ》 終始「本当のことを告げるべき」と主張し続け、また、アレックスの留守のときにそれをやってしまうララの心の中にあるものが、あそこまで彼から守られ続けるお母さんに対する「嫉妬」と考える。すると、ララがますます可愛くなります。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-21 06:21:16) |
1071. 腑抜けども、悲しみの愛を見せろ
《ネタバレ》 並々ならぬ状況のなかで、最後まで変わらなかった永作博美が、実は最初から壊れていた、というのが恐ろしい。ワタシには、ホラーです。 [DVD(邦画)] 5点(2010-03-15 20:09:46) |
1072. PVC-1 余命85分
《ネタバレ》 強力接着剤ではめられる、小汚い便座のような時限爆弾。ほぼ丸ゴシの国家警察の爆弾処理班が、家族連れでやってくる。それだけは言っちゃいけないと思う「奥さん、私に何かして欲しいことはありますか?」。処理班(一人だけど)の上司である大佐の行動と言動のすべて。ワンカット撮影で繰り広げられる緊張感。いくらなんでも、それはないだろうというくらいかわいそうなこの状況。笑っていいのか、天を仰げばいいのか。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-13 21:17:29) |
1073. 大災難P.T.A.
《ネタバレ》 このあと、感謝祭の夕食会を台無しにされるばかりか、下手すると家も焼け出されて、地団駄を踏むスティーヴ・マーティンの姿が目に浮かぶようです。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-12 23:11:43)(良:1票) |
1074. 刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM>
《ネタバレ》 あっさりと認めたのは、往生際がいいということにしよう、基本、女性に取り入ってだましているのだが、命がけだったんだし、素直に謝っているから許すことにしよう。しかし、犯人とコロンボのジリジリするような攻防戦が全くないのですね。さすが将軍、紳士的な犯人だったよなあ、ってラストシーンになるには、なんか食い足りなかったですね。 [ビデオ(吹替)] 5点(2010-03-11 23:03:42) |
1075. 恋愛小説家
《ネタバレ》 これって、もっとキャロルに力点を置いて書かれたお話だったんじゃないですか。であれば、皆さんに教えていただいた「As good as It Gets」と言うタイトルの意味も納得がいきます。ところが、あのジャック・ニコルソンを恋愛小説家なんてもんで登場させるもんだから。それで、観客は、彼を中心に話をくみ取ろうちゃうわけだし(ワタシだけ?)、日本の配給会社は、こんな変な邦題を付けたりしちゃったんじゃないでしょうか。コレ書きながら、ホントはもっと面白く見ることができた作品だったかもしれん、と思ってます。 [DVD(字幕)] 5点(2010-03-07 23:23:38) |
1076. ターミネーター2/特別編
本作で「ターミネート」してたらよかったのに、とやっぱり思う。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-27 21:48:14) |
1077. エリン・ブロコビッチ
《ネタバレ》 和解金が「500万ドル」であることを告げられたときに、ワタシだったら、あんなに無邪気に笑えないし、そのことを「娘さんの娘さんまで不自由なく暮らせる金額」という風には伝えられないよなぁ。そこまでの、かっこいいジュリア・ロバーツのイキのいいさわやかっぷりから急転。あのシーンでいきなり、頭の中は「わからん?」でいっぱいでした。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-27 16:40:57) |
1078. ロッキー
《ネタバレ》 今、見返してみると、「最後のゴングが鳴ってもまだ立っていられたら、俺がゴロツキじゃないことを、初めて証明できるんだ。」って、このセリフに違和感がある。ゴロツキでないこと、「証明」とかしたかったのかなあ。そういうこと、考えないシンプルなキャラクターだから、愛されているのだと思います。それよりも、その前に言った「俺は挑戦者の器ではない」と正直に吐露しているセリフの方が、しっくり来ます。とはいえ、見るたび必ず泣かされる映画。9点。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-25 22:47:01) |
1079. WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
《ネタバレ》 内田監督ファンとしては、一応押さえておこう、きっと自主製作のデビュー作だから、荒削りで青臭い作品だろうけどね、なんて軽い気持ちで見始めましたが、これはもう、すでに「内田監督」ブランドの作品ですね。上手すぎる。この監督、古いタイプの人間なのでしょうか、どの作品でも、腐れ縁の男同士の友情がきっちり守られるところも、ワタシ好みです。 [DVD(邦画)] 8点(2010-02-24 23:34:22) |
1080. ビッグ・フィッシュ
見終わった後、「もとの話は面白かったんだろうになあ」と、読んでもいない原作に同情してしまいました。 [DVD(字幕)] 3点(2010-02-21 02:25:37) |