1061. 東京物語
原節子さんをしのんで観賞。 映画として、かなりの出来だと感じる。この世界観は普遍的なものだろう。それでも、作品の出来が良いとしても観る時の心理状態と合うかどうかが評価のポイントになってしまう。 泣けそうで泣けなかった、それが気になる。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-11-28 19:38:09) |
1062. ウォールフラワー
ちょっと複雑な映画。単純な青春もののようでありながら複線化していて、それでいて個々のエピソードはあまり掘り下げられていない。 それでも、雰囲気が伝わってきて最後は自分の中にある種の感動感が生まれる。前半は退屈な印象だったが、全体的には納得する不思議な作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-28 12:55:55) |
1063. スターシップ・トゥルーパーズ
ずいぶん前に観た時に、凄いなこの映画、と思った記憶はあるがストーリーはかなり忘れていた。 今回あらためて観て、やはり凄いな、と思う。 SF的な要素は強いが、グロいシーンも多くてヒドイもので、見応えあるような見たくないようなそんな作品。人にはよると思うが、面白いのは間違いない。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-23 20:50:34) |
1064. クローバーフィールド/HAKAISHA
この手法は「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同じようだ、と思いながら観た。 チラ見せの怪物も迫力あるし、なかなかの出来ではあるが結果的に冗長感もある。最後はどうなる、という期待から最後までみせる映画になっている。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-23 17:47:11) |
1065. ブレードランナー/ファイナル・カット
近未来の世界観を表現、というところは素晴らしい。 ただし、物語が面白いかというとそうでもなく、むしろ分かりにくい。評価されるべき映画かもしれないが、何度も観たいかというとかなり微妙だ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-11-23 13:21:09) |
1066. 鍵(1959)
雰囲気がある映画だが、やはり古さを感じる。展開もスローだし、自分はこういう作品は好きではないのだろうと感じた。 主人の性欲に対する静かな(?)情熱は上手く表現されているし、登場人物のそれぞれの個性も分かりやすい。それでもちょっとまどろっこしい。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2015-11-22 18:59:32) |
1067. 男はつらいよ 寅次郎の縁談
島での生活がいい感じで、雰囲気も良い作品になっている。 満男の恋と寅さんの恋と、どちらもそれなりに見応えがあって、純粋に映画としても悪くない。 途中で、釣りバカ日誌の西田敏行が出てきたのは意外。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-21 23:09:17) |
1068. 月のひつじ
とても暖かい感じがする作品。 ちょっとしたドラマはあるものの、若干の間延び感もあるのは惜しい。もう少し個々人の様々なエピソードを交えると良かったのかもしれない。まあ、悪くはない映画。 [地上波(字幕)] 6点(2015-11-21 20:52:54) |
1069. ウォーク・トゥ・リメンバー
分かりやすく、どこかで観たストーリーだが、とてもいい映画だと思う。 嫌な感じになる場面がほとんど無くて、分かっているが結構泣ける。こういう作品は常に作られ続けて欲しいと感じる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-21 14:40:50) |
1070. ダーク・スター
始まりからしばらくはあまりに面白くなくて観るのやめたくなったが、それほど長い作品でもないので最後まで観た。 コメディとして考えればいいんだろうけど、単純に映画として楽しめたかというと終盤以外は全然ダメ。観方を変えればいいのだろうけど、自分にはその感覚は無かったのかも。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-11-21 12:42:37) |
1071. ローン・サバイバー
《ネタバレ》 アフガニスタンでの戦闘状況の一端が分かる映画。 実話でもあり、リアルな印象も強い。こちらまで痛みが伝わってくるようなシーンもある。 現地で米軍を助けてくれる人々がいるのは意外だったが、それは最後の最後に説明がなされる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-15 23:59:49) |
1072. ポテチ
いい話、という映画。 不思議な流れ、でも物語は理解できる、という展開が続いていて、最後にはまとまる感じか。観て損はないが、もの凄く感動するわけでもない。これで終わりか、という短編作品。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-15 19:04:06) |
1073. ザ・タウン
《ネタバレ》 最初はありきたりの作品かと思ったが、最後は哀愁感がある。 自分の人生を変えることが出来るのか、そういった重いテーマのようでもあるが実は単純に思ったように生きていく、そんなちょっとした美学を感じさせる。 終わり方とエンディングソングの渋さで加点。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-15 16:49:30) |
1074. 男はつらいよ 寅次郎の青春
《ネタバレ》 物語の多くはこれまでの流れを踏襲しているが、泉が東京を離れるシーンが切なくて、寅さんシリーズとちょっと違う色合いかと思う。 寅さんが久し振りに頑張っている感じは強く、もうすぐ終了を迎えることを考えると寂しい。御前様の笠智衆もこれが最後の出演だったかも。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-11-14 21:49:31) |
1075. バーバー
殺人事件を中心にちょっと意外な展開が淡々と進んでいく。 落ち着いていて渋い映画だが、あれっという感じで終わってしまう。この映画が好きかどうかは好みの問題だがもう一度観たいとは思えない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-14 14:26:56) |
1076. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
タイムトラベルものをこういった形で扱うのはなかなかセンスが良い。 最終的にどう解決するか、に興味があったが意外な方法で納得のいくものとなった。ちょっと悲しいものの、面白い作品だと思う。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-14 11:49:51) |
1077. あなたを抱きしめる日まで
ドキュメンタリータッチで、興味深い映画。 カトリックへの意識も多少込められている。ただし、淡々と進む物語なので、印象に残るかは疑問。ちょっと哀しい作品だが何故か最後にはちょっとホッとする。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-13 23:40:31) |
1078. 黄色い星の子供たち
いつも思うのは、過去に大量虐殺を実行したのも我々と同じ「人間」だということ。 現代の人々も状況によっては同じことを起さないと言えるのだろうか。組織の中で人はその組織に染まらずに「人間」の尊厳を保ち続けることが出来るのだろうか。 これまでの時代に無かったような新たな価値観を見いだしているのか、それが疑問だ。 映画は、哀しいが心が静まっていくような、そんな印象の作品。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-09 00:01:51) |
1079. カサンドラ・クロス
この時代においては衝撃的な作品だったかもしれないが、思ったよりも普通の映画。 途中でちょっとつまらない雰囲気が漂うが終盤は思いきっている。 [地上波(吹替)] 5点(2015-11-08 19:10:36) |
1080. アニー・ホール
そもそもこれが原点なんだろうけど、ウッディ・アレンの他の作品にも似たようなのあったな〜、とか思いながら観賞。 途中ダレてくるし、好き嫌いが分かれる作品だが、エンディングは素晴らしいと思う。でも、この神経質な雰囲気から他人には勧めにくい映画かも。 20年程前に「ウッディ・アレンの映画が好き」という女性に合ったことがあるが、その理由が今回分かった気がする。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-08 12:33:43) |