1101. 未知との遭遇
《ネタバレ》 スターウォーズとともにひとつの時代を作った映画。 今思えば、この時代は「本格的大作SF映画」がいくつも製作されていたように思います。 (それから40年、本格大作SF映画はついに「インターステラー」として見事に花開きました) この映画、一見、壮大かつ奥の深そうな映画のように見えるわけですが、良く考えると実はたいした内容ではないんですよね。 「なんかありそうな雰囲気→結局UFOが出てくる」というただそれだけの映画で、日常生活の中の違和感を描くことに重点を置かれる話作りは、スティーブンキングの作風を思い起こさせます。(キングはこの映画の頃はまだド新人だったわけですが) そんな(地味で面白味のないストーリーにも拘わらず)、あのマザーシップの出現シーンには息を飲んだ事を覚えています。 この映画は、内容から点数をつけるとあまり高得点にならないかもしれない非常にむつかしい映画なのですが、映画史の中でこの映画が存在する事自体に意味があるというその事実が、この映画が名作であることを証明してくれている映画だと思います。 そういえば、昔はポテトサラダを見ると山を作る遊びをしたものですが、もうこの映画の記憶が薄れた今はそんな事をすることもなくなりました。時代の移り変わりってやつですね(ちがうよ) [映画館(字幕)] 7点(2003-12-06 00:09:41) |
1102. スター・ウォーズ/帝国の逆襲
こういうシリーズの中継ぎものというと面白くないのが相場なのだが(このときの)3作中では一番面白い..気がする。 相変わらず単純明快な御伽噺。 7点(2003-12-06 00:05:26) |
1103. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐
3作をしめくくる大事な話..のはずだけど、宇宙の存亡をかけた大戦争の最後が森の木陰でドンジャラホイというのはどういうことなんだ.. 6点(2003-12-06 00:02:58) |
1104. スター・ウォーズ
私が中学生のときです。あのスターウォーズの大ブーム。 当然私も友達と劇場に見に行きました。なんですが、「う..」ぶっちゃけそんなに面白く感じなかったのです。中学生の頃はちょうどヤマトブームもあってヤマトに夢中の私(ってうぅ、今考えると恥ずかしい)。 大仰なヤマトを見慣れた私には、実は底の浅い単純な勧善懲悪物にすぎないスターウォーズはものたりなかったのです。(ある意味、化学調味料シンドロームみたいなもんか) で、そのときの感想を素直につけて6点。大人になってから見ると、結構面白いですが、それでもやっぱり7点どまりかなぁ。 音楽にはやはりトキメキますけどね。 7点(2003-12-06 00:00:49) |
1105. ペーパー・ムーン
「パパなの?」「だってあごが似てるわ」って確かに似てるけど。 父親が、新右衛門さんやアゴイサムだったらほとんど確定的だったんだろうが、その場合娘のヒロインとしての価値に疑問が。 8点(2003-12-05 18:25:35)(笑:1票) |
1106. ブレードランナー
「トゥートゥーフォー」「2つで十分ですよ」のシーンが一番印象に残るのだが、結局2つで十分だったのか、やっぱり足りなかったのか。 そもそもあの食べ物はなんだ? 7点(2003-12-05 15:22:17) |
1107. ボルサリーノ
めっちゃ有名な映画だと思ってたけど、コメント1ですか... 実は無名なのか、この映画? 小学生の頃、ロッコとフランソワを子供心に妙にかっこいいと思ってちょい憧れていたのです。特にロッコ。っていうかこんな映画が好きな子供って変だったのか、ひょっとして? 小悪党を描いた映画は基本的に嫌いなのに、この映画は好きだったというのは..観た時の年齢の問題なんでしょうかねぇ.. 7点(2003-12-05 15:18:29) |
1108. 007は二度死ぬ
単にヅラをかぶっただけでだれが見ても一目で外人だとわかる自称日本人への変装、しかもさらに入念にカムフラージュするためにとった手段が「海女と結婚するのだ」ってわけわからん。丹波哲郎のタイガー含め突っ込みどころ満載で大好きです。阿蘇山ってラドンは生まれるわ丹波哲郎は暴れるわで怖いところなんですね。 7点(2003-12-05 15:03:16)(良:1票) |
1109. メガフォース
これ公開時に劇場で見ちゃったよ。たしかアニメのCOBRAと併映だったかと。あまりのチャチさに、めちゃくちゃな兵器に、その他もろもろつっこみどころ満載でめっちゃ笑えるC級アクション映画。バイクで飛ぶな。消音装置ってなんだ。 6点(2003-12-05 14:55:02) |
1110. トータル・リコール(1990)
あまりに有名な割れるおばさんのシーンのみでずっと記憶に残る映画。 大作のはずなんですが、記憶にある映画の思い出をたどってみると単なるB級SFだとしか。うーん.. 6点(2003-12-05 14:51:24) |
1111. 雨に唄えば
名画中の名画。午前1時半を回ってから気のあう仲間同士で「グッドモーニング!」と踊りだせば、そりゃテンションもあがります。恋をすれば土砂降りの中でも踊りだしてしまいます。有名なシーンの数々は本当に素敵な映画だと思います。個人的に大好きな映画です。しかし分析的にみれば(特に本編と関係のない)各種踊りのシーンはさすがに長すぎるし、話自体もシンプルでありがちです。それでもこれだけ魅せてしまう、そこにこの映画の格があります。映画には格というものがあり、まさにこの映画はその格で予定調和のハッピーエンドまで魅せきってみた人を幸せにしてくれる。そんな映画です。ちなみに子供の頃この映画をみて、その衣装や素敵なダンスに心の底からあこがれました。僕のファッションの基本はこの映画にあります。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2003-12-04 23:04:06)(笑:2票) (良:1票) |
1112. チキ・チキ・バン・バン
素直に楽しい子供向けミュージカル。でもまぁ大人が真顔でどうこういう映画ではないと思うが..昔テレビなどでやってた日本語吹き替え版はディックヴァンダイクの声を広川太一郎がやってたのも楽しさアップに貢献してたかも.. 6点(2003-12-04 01:06:13) |
1113. メン・イン・ブラック
そもそもUFO とかネッシーならともかく、M.I.B なんて日本人は知らないちゅーの。それでも映画が面白ければいいんだけど.. 5点(2003-12-04 01:03:10) |
1114. セブン
うーん、当時話題だったんで見たんだけど、たしかにそこそこ面白いけど、最後に殺される人も割と最初からネタ割れしていて、 うーん..そんなに面白いかなぁ.. 6点(2003-12-03 00:17:25) |
1115. サウンド・オブ・ミュージック
傑作です。エーデルワイスのシーンはやはり.. それにしてもドレミの歌、ペギー葉山の訳は名訳だよなぁ.. 「La a note to follow sew(ラはソの次よ~)」と歌うオリジナル、あれはネタなのか? 9点(2003-12-03 00:12:27) |
1116. プレデター
他愛もないB級映画なのに、けっこう面白い。 これぞただしきB級娯楽映画。 7点(2003-12-03 00:02:46) |
1117. となりのトトロ
ジブリといえばトトロ。というイメージがあります。 独特の雰囲気はいいのですが、面白いかというと、まぁボチボチかと。 6点(2003-12-02 23:52:46) |
1118. 蒲田行進曲
今でも年に一回くらいは「銀ちゃん!」「あがってこい!」と蒲田行進曲ゴッコをしてしまう。 最後の「これは映画だ!」的大団円シーン、大好きです。 8点(2003-12-02 22:34:01) |
1119. ブラック・レイン
ちょうどこの公開当時大阪に住んでおりました。たしかに客観的には見知った(普段そこを歩くこともある)街並みなのですが、この映画で見るとなんだかブレードランナー。「大阪がいつのまにこんなにサイバーパンクで怖い町になったのか?」映画ってすごい.. 6点(2003-12-02 16:05:38) |
1120. マイ・フェア・レディ
《ネタバレ》 すっごく好きな映画です。言うまでも無く名画中の名画。 久しぶりに通して観たので更新。改めて観なおすと、これっていつまでも男友達と遊んでばかりの駄々っ子エンリーイギンズの成長物語なんですね。成長と言ってもほとんど成長してませんけどwそれでも多少は後半で自分の感情を自分で(渋々)認める…くらいには成長してます。(まぁあいかわらず女心は全くわかってないようですが)。そして最後に帰ってきてくれて嬉しいのにそれでも最後に見栄を張るのは彼がどうしようもないくらい男の子だからです。 その駄々っ子で見栄っ張りで負けず嫌いのどうしようもない男の子を周りの女性が生暖かく見守るのがこの映画の本質なんだなぁ、と。 「男友達と遊んでばかりでいつまでも子供なんだから!」と彼氏に放置プレーをかまされている女性にはぜひ彼氏と一緒に見ていただきたい一本です。(気軽に観るにはしょうしょう長い映画ですが) この映画の最大の欠点は歌が代役である事。聞いて明らかにわかるほど別人の歌声ってのはどうなんでしょうか… 以下は過去のレビュー:: 当然ながら映画中の歌が素敵。「踊り明かそう ( I Could Have Danced All Night )」や、なぜか個人的に好きな「今に見ろ (Just You Wait )」、それにオヤジが歌う「運がよけりゃ( With a Little Bit of Luck )」など 素敵な曲のオンパレード。 ちなみに昔、 日本語吹き替えでこの映画を見たときに「スペインの雨 (The Rain in Spain)」の「スペインの雨はおもにひろのにふる」(声:池田昌子)ってのが、何故語学の練習になるのかイマイチピンときませんでした。 「The rain in Spain falls mainly on the plain」で、in で韻を踏んでる(←ここも韻を踏んでみました^^)からなんだな..ってのは歌を聴けばわかるわけなんですが。 このあたりは翻訳(日本語吹き替え)の限界で、原作を意識して日本語で韻を踏んだ意訳をしても逆に違和感がでてしまうしアスコット競馬場の会話にもつながらないのでやはり(不自然でも)オリジナルのまま、というこの映画の訳が正しいんだと思います。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2003-12-02 15:54:41) |