1161. ゆすり(1929)
見始めて、あれこれもしかしてサイレント?と意表をつかれた。 もうヒッチコックのサイレントは大体は見たはずなのに、あれ? だけど、途中から音声が入り二度目のびっくり。 内容としてはなかなか入り組んでいて面白いが、展開の遅さで少しイライラしてしまった。 しかし終わり方は完全に予想を外された。 [DVD(字幕)] 4点(2020-09-20 19:42:46) |
1162. 暗黒街の弾痕(1937)
《ネタバレ》 恋の逃避行の末に撃たれて男女共に死ぬ。 それの原型かな? 愛する相手と一緒に死ぬ。 理想の死に方なのかもしれないが、虚しさは残る。 しかし冤罪のせいで神父を殺す羽目になったというのに、この扱いは酷すぎる。 あとは前科者に対する世間の風当たりの強さ。 これらをラングは見る者に訴えたかったのだろう。 [DVD(字幕)] 5点(2020-09-20 17:14:41) |
1163. ルート225
私が子供の心を忘れたのか、それともこの作品が幼稚過ぎるのか、どちらが正しいのか分からない。 とにかく別の世界に迷い込むという設定に最後まで馴染めず。 まあでも、多部ちゃんを見られたから良かったかな。 [DVD(邦画)] 4点(2020-09-20 01:18:09) |
1164. すべての些細な事柄
《ネタバレ》 精神病院を舞台にしたドキュメンタリー。 想田監督の『精神』は面白かったが、本作は楽しめなかった。 本作は精神病院の日常を描いておらず、イベントに向けた精神病院の非日常を描いたせいだろう。 [DVD(字幕)] 3点(2020-09-19 21:33:56) |
1165. 幌馬車(1950)
《ネタバレ》 旅の途中にあんなデブ野郎が同行してきたらウザいのは分かる。 だが悪者がはっきりし過ぎている映画は苦手だ。 勧善懲悪、悪者は最後に殺してハッピーエンド。 これはつまらん。 幌馬車によるつまらないロードムービー。 [インターネット(字幕)] 3点(2020-09-18 21:49:02) |
1166. 最低(2009)
今泉監督の初期作品を集めたDVDとの事でレンタルしてきました。 今泉監督の作品は、後年のものから見てしまったので、本作の映像面については不満が残ります。 やはり映像の美しさは大事ですね。 内容としては後年の作品の原型とも言え、この頃から会話の掛け合いが面白いです。 そして男優陣が垢抜けていないのも共通しています。 今泉監督は、今もっとも注目している監督なので、その監督の初期作品を見られたのは意義がありました。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-18 00:51:36) |
1167. 水の声を聞く
《ネタバレ》 山本政志監督作品との事で鑑賞。 在日韓国人が新興宗教を立ち上げるという非常に難しいテーマを扱った作品。 話はかなり面白いのだが、ヤクザとレイプシーンが余計かな。 今となっては鑑賞する事自体が難しい作品となってしまった。 ここでもレビュー1人目だし、とても残念です。 [DVD(邦画)] 7点(2020-09-17 14:26:06) |
1168. オーケストラの少女
とにかくご都合が良すぎる。 しかも主人公の少女がモンスターすぎる。 タクシー代を踏み倒し、嘘をつきまくり、人の迷惑を考えない。 そして歌も心地良くはない。 私にはとことん合わない映画でした。 [インターネット(字幕)] 2点(2020-09-16 20:54:49) |
1169. ヘンリィ五世(1944)
これがまた長くてつまらない。 能書きが、とにかく多い。 平和を祈念しているという点では良い映画だが、面白いとは言えない。 [DVD(字幕)] 3点(2020-09-15 21:23:51) |
1170. しのび逢い(1954)
《ネタバレ》 ジェラール・フィリップが女を口説きまくる! だがとても軽薄な人間だ。 そんな軽薄で、時に冷酷な男が最後は車椅子生活に、 エネルギッシュに女を口説きまくっていたからこその大転落。 そこでフランス映画お得意の「FIN」の文字! 結構インパクトのあるラストだった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-15 15:33:19) |
1171. オズの魔法使
《ネタバレ》 見ていたら寒気がして体調が悪くなった! オズの国は主人公以外の登場人物が全て気色悪い! オェ〜となったところで、やっとたどり着いたラストは夢オチと、救われない終わり方。 寒気と吐き気に襲われ続けました! [インターネット(字幕)] 0点(2020-09-14 21:35:49) |
1172. 君と、徒然
三話から成るオムニバス。 出てくるのは全員可愛らしい女の子たち。 たわいもない内容なので、出てくる女の子たちを鑑賞するだけの映画かな。 [インターネット(邦画)] 5点(2020-09-14 06:26:42) |
1173. 逢びき
《ネタバレ》 これはある意味、理想形の終わらせ方。 お互いの気持ちを伝え合い、二人の時間を楽しみ、深い関係になる前にさようなら。 お互いの家庭は崩壊する事なく、元の生活に戻る事が出来る。 でも心には思い出が残り、余韻を残す。 もちろん、その思い出は辛さも併せもってはいるが、お互い破滅の道を進むよりは良いだろう。 実際、ここまで二人きりで過ごし、お互いの愛する気持ちを伝え合っていたら、深い関係になる事の方が多いのではないか。 そう考えると、理想的な別れ方だと感じる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-09-13 10:51:10)(良:1票) |
1174. 阿弥陀堂だより
《ネタバレ》 北林谷栄を使い過ぎだろ! この年齢で、ここまで出演シーンが多かったら、さぞかし疲れたでしょう。 にしても流石!凄い!年季が違う! この映画は、人それぞれの生きてきた歴史を感じさせる。 まさにそれを体現してみせたのが他でもない北林谷栄であった。 田村高廣が演じた爺さんは威張り過ぎだな。 これもまた、この人の人生の歴史を物語っているのだろう。 さぞかし偉そうに生きてきたに違いない。 香川京子の使い方がもったいない。 もっと香川京子を見たかった。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-13 01:46:43) |
1175. おんなのこきらい
森川葵より劇中歌を歌っているおんなのこの方がかわいいな! こじまんりとしていて、なかなかの佳作。 映像も音楽も良い。 話としては、女性監督が扱う事が多い気がする摂食障害を題材にしている。 いかにもタチの悪そうなバーテンに惚れてしまうのは世の常。 少しくらい悪そうな男がモテるってのがリアル。 そして、そのバーテンにフラれて傷心中のところに優しい声をかけてきた男に惚れてしまう。これもまたリアル。 容赦のないリアルさは女性監督が女性を描いているからだろう。 この様な話は男にはなかなか書けない。 そこがまたこの映画の良さでもある。 それにしても音楽良かったなぁ〜 歌ってる女の子かわいいなぁ〜 少し脚は太いけど。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-12 17:21:41) |
1176. エンドレス・ポエトリー
《ネタバレ》 見ていく内に、その奇妙な世界に慣れてしまい、後半は消化試合の様になってしまった。 つまりは長くて飽きてしまった。 一番インパクトがあったシーンは、生理中の小人女性との性行為。 これは流石にビビった! [インターネット(字幕)] 4点(2020-09-11 22:29:42) |
1177. mellow メロウ
《ネタバレ》 「好きです」と伝える事の大切さ。 だけどそれは、とても勇気がいる行動。 フラれたら怖いし、とっても勇気がいるけど「好きです」って伝えようよ! そんなメッセージが強く、そしてシンプルに伝わってくる映画です。 好きな相手に「好きです」と言う勇気がなくて悩んでいる人、この映画を見ている人たちの中にもきっといるはずです。 そんな人たちを応援してくれる映画、とっても勇気をもらえる映画です。 勇気をもらえる映画って、そうはないです。 そういう意味で、この映画はとても貴重であり、とっても魅力的な映画ですね。 あれこれ理由をつけて悩んでないで「好きです」って言っちゃいなよ! まるでそんな監督の声が聞こえてくるかのようです。 街中華屋を一人で切り盛りしている女の子を岡崎紗絵が演じています。 この映画で初めて知った女優さんですが、とにかくかわいいです、好きになってしまいました。 岡崎紗絵に実際に会って「好きです」と伝えたくなりました、、いや、それはさすが無理だしアブナイ人になっちゃうか。 この中華屋さんは繁盛していないのですが、そんなバカな事があるもんかい! こんなかわいい子が一人で中華屋をやっていたら、野郎どもがわんさか押し寄せて繁盛するに決まっているじゃないか! もちろんラーメン目当てではなく彼女目当てで。 田中圭が岡崎紗絵からラブレターをもらい告白されるが、これにはとにかく嫉妬した。 映画の中での話と分かっているのに本気で嫉妬した。 そんな私は頭がおかしいのかもしれないけど、この映画で岡崎紗絵を好きになってしまったのだから仕方ない。 そんだけこの今泉ワールドに引き込まれ、感情移入した証です。 今泉監督が岡崎紗絵をヒロインに抜擢したのが素晴らしい。 本作の内容もさることながら、今泉監督のキャスティングセンスに脱帽です。 [インターネット(邦画)] 9点(2020-09-11 01:08:26)(良:2票) |
1178. マタンゴ
《ネタバレ》 「あいつら半分キノコだ!」 これに爆笑。 でもこれって笑っていいとこなのか? 見るべきスタンスが最後まで分からず。 都会の暮らしに対する風刺も効いていたし。 愉快に見られたので、小難しく見ていて苦痛な映画よりだいぶマシだった。 人間は窮地に陥ってこそ理性を保ち、利己的にならずべしと勉強になった作品でした(これはマジ)。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-10 20:26:06) |
1179. 愛がなんだ
《ネタバレ》 正直、こんな女の子は苦手だし、絶対無理だ。 ここまで好き好きアピールされたら疲れてしまう。 だけど好きなんだから仕方ないし、ここまで執念で追い続けるなら勝手にしたら良い。 自分が好きなように生きれば良いのだ。 好きとか愛とかを超越した何かなのかな。 いや、単純に手に入らないものへの執着心かも。 人物同士の会話の掛け合いが実に面白く、味わい深い。 ますますこの監督が好きになりました。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-09-10 01:26:27) |
1180. シチリアの恋
《ネタバレ》 冒頭からイライラする悪い意味でしびれる展開。 ヒリヒリする。 後半、若干盛り返すも、あざとく感動を狙った展開に嫌気がさした。 ベタな恋愛映画は好きだが、これはベタというより下手な展開の恋愛映画。 ぬいぐるみに扮して彼女と触れ合うアイデアは悪くないが、果たしてあの状況でぬいぐるみに抱きつくかなぁ。 どこか不自然だな。 あと邦題が圧倒的におかしい。 ほとんどシチリアなんて出てこない。 これは悪いモノを観てしまった感。 期待して観ただけに残念! [インターネット(字幕)] 2点(2020-09-09 20:54:16) |