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プロフィール
コメント数 407
性別 男性
ホームページ http://onomichi.exblog.jp/
年齢 55歳
自己紹介 作品を観ることは個人的な体験ですが、それをレビューし、文章にすることには普遍さを求めようと思っています。但し、作品を悪し様にすることはしません。作品に対しては、その恣意性の中から多様性を汲み取るようにし、常に中立であり、素直でありたいと思っています。

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101.  男はつらいよ 柴又より愛をこめて 《ネタバレ》 
マドンナは2回目の栗原小巻。  アパッチけんと光石研もよく出てくるなぁ。アパッチはOPドタバタがなくなったので本編に昇格って感じだろうか。今回は美保純演じるあけみが準主役。そのせいか少し話が拡散してしまったような気がする。あけみの家出と離島でのちょとしたアバンチュールはよかったけど。(相手役の田中隆三もいい!) 寅さんの方の恋愛色は薄いし、離島の暮らしぶりとか、その辺りもあまり紹介されず。最後の川谷拓三も彼らしい役ではあるけれど、あまりにもとってつけたような短い登場だった。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 23:33:07)
102.  男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 《ネタバレ》 
マドンナは樋口可南子。  第20作『頑張れ!』から続けて観ると、何やら似たような話である。今回も寅さんが恋愛指南役。寅さんが平田満に指南するデートの作法は、『頑張れ!』の時とほぼ同じ。笑ってしまうくらいに筋が通っている。フラれたと思い込んで、男の方が自殺しかけるところも同じ。だけど、最後はうまくいく。そこも同じ。樋口可南子はとても綺麗で、いい女です。そこが大きな見どころかな。  寅さんやタコ社長、そしておじちゃん、おばちゃんが急激に年をとった感じがする。対して、満男がだんだんと大人っぽくなってきた。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 23:33:04)
103.  男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 《ネタバレ》 
マドンナは中原理恵。  シリーズ屈指の不人気作といった感じだけど、そこはシリーズの安定感。それなりに面白く観れた。話にまとまりが乏しく、佐藤B作や渡瀬恒彦の役回りが少々投げっぱなしのような気がするし、そもそも中原理恵にあまりマドンナとしての魅力を感じなかったのだけれど、それでも面白い。それはもう寅さんの魅力。そしてさくらや博、満男、おいちゃん、おばちゃん、タコ社長などとらやの面々の魅力なのだ。  30作以降(正確に言えば26作以降かな)、寅さんは自ら恋愛に足を踏み入れることがなくなる。恋愛を超越したところでマドンナを見守る存在(とらやの面々含め)となる。そういった寅さんの眼差しは初期の頃とは明らかに違う。今回も中原理恵は最初から寅さんの恋愛対象外。彼女の幸せを望むおじさん的な眼差しであり、これ以降の寅さんのスタンスを決定づける作品となっている。あと、とらやで寅さんが引き起こすドタバタ騒動もなくなるのだが、それは、その後あけみや満男に引き継がれることになる。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 23:32:59)
104.  男はつらいよ 旅と女と寅次郎 《ネタバレ》 
マドンナは都はるみ。  というわけで少し異色作と言えるかも。但し、都はるみの演技に特に違和感はなかったし、ハスキーで甘えた感じの声と少しはすっぱな口調はよかったかな。寅さんが都はるみに抱いていた感情は恋心という感じではないし、都はるみの逃避行する相手が寅さんというのも恋愛ドラマとしては盛り上がりに欠けるだろう。でも仕方ない。それこそ30作目以降のシリーズの特徴である恋愛や世情といったようなものを既に超越した寅さんととらや一家の魅力はしみじみと伝わるのだ。
[DVD(邦画)] 7点(2012-04-29 23:26:11)
105.  ミッドナイト・ラン
僕の中では、デニーロの映画で12番目ぐらいかな。「ミッドナイトラン」以降の映画に限定すれば、ベスト3には入るだろう。確かに「デニーロの転機になった映画」というイメージはある。あまりにも普通の映画で普通のデニーロだったからね。当時、僕の中でこの作品は、流行りの刑事アクション&コメディ系映画のワンオブゼムとの印象しかなかった。<デニーロである必然を全く感じなかったのが最大の印象だったのだ。> まぁ今観ればまた違った印象を受けるとは思うが。。。個人的にデニーロの本質とは、自然に滲み出る孤独と狂気の表情、現実への「もどかしさ」を漂わせる語り口にあると感じている。そういったイメージによって支えられた彼の存在感を自ら吹っ切ったのがこの「ミッドナイトラン」だったのだろう。この作品によって、彼の役者としての可能性が広がったのは間違いないが、明らかにアプローチを変えた以降の作品群のあまりの「普通っぽさ」に一抹の寂しさを感じることもまた確かなのである。これは、あくまで個人的にではあるが。。。
7点(2004-10-10 19:45:37)(良:1票)
106.  楢山節考(1983)
深沢七郎の原作小説は、おりんという土俗的人生に絶対的従順さをもつ女性の原日本的な奥深さを描いており、その奥深さを信とすることによって現代的な自堕落さの象徴であるけさ吉が救われるという物語である。つまり、おりんがけさ吉という壊れを抱え込むという現代的な問題をテーマとした小説でもあるのだ。今村昌平の「楢山節考」は知られているように深沢七郎の同名小説と「東北の神武たち」をミックスした作品である。「東北の神武たち」とは、奴隷的な境遇である東北地方の農家の次男三男坊たちを総称したもので、この物語の主人公は利助である。利助をこの映画で辰平の弟として闖入させ、倍賞美津子演じるおえいや女性たちとのエピソード、あの残酷な村八分の場面などに「東北の神武たち」の物語を見え隠れさせている。その昔、ある評論家は「東北の神武たち」を「楢山節考」に比べて数段落ちる駄作と称し、「生死の問題と性欲の問題との人生に占める位置づけを計算まちがいした作品」と酷評した。確かにこの映画にみられるちぐはぐさはそういった2つの作品を一緒にしているところからくるのかもしれない。しかし、本当は、この2作品が同根の物語であり、利助こそが「楢山節考」のおりんであり、けさ吉でもある人物像なのである。その辺りで、利助の描き方は中途半端であり、せっかくシチュエーション的に融合可能な2つの物語を単なる日本的な土俗性に回収させて終わらせているのが残念だ。冒頭に記したテーマこそ、この小説を「美しい」ものとしているのにも関わらず、やはり土俗的エピソードの積み重ねがこの作品のもつ現代的意味合いを著しく損ねていると感じる。確かに映像的にはそれなりに人間の原初的な力強さを描いているが、その作品の本質的なテーマはその影にすっかりと隠れてしまっているのである。
7点(2004-06-19 11:21:59)
107.  フランスの思い出
都会の少年が片田舎で過ごす夏休み。少年は迷える大人の世界を垣間見、そして初めての喪失を経験する。子供の通過儀礼的な物語はわりとありふれている。この手のストーリーって結構あるからね。子供を主人公とした素朴すぎる展開も今では古めかしい手だという感じもする。ただ、この作品の見所は案外、大人たちの世界の方にあるのかもしれない。  見た目はイカツいが実は心優しい男、リシャール・ボーランジェ。<彼の得意な役どころである> 心に傷を持ちながらも田舎の日常を必死で生きる女、アネモーヌ。彼女の「はすっぱなねーちゃん」って感じも悪くない。  これは、ある事件をきっかけにして心を通わすことができなくなった夫婦が、一時的に預かることになった少年の無邪気さに触れて、お互いを思いやる素直な気持ちを取り戻す、という物語でもある。しかし、これもまた十分に素朴すぎる展開だ。あからさまな素朴さが僕らに無邪気なノスタルジーを感じさせる、それだけの映画。昔だったらそう思って終わりだったかもしれない。でも、今では違った感じ方もできるようになった。ささやかだけど確かな日常という、その手触りが感じられる、そういう映画として素直に観ることができたのだ。今の世の中で「ささやかな日常」ほど僕たちの拠り所となるものはないだろうから。
[DVD(字幕)] 7点(2004-05-15 22:08:08)
108.  ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ
B級映画の巨匠セルジオ・レオーネのノスタルジー溢れる青春ギャング大作。確かにキャスト、音楽、映像、上映時間、そしてタイトルと、どれをとっても米メジャー資本の超大作と呼ぶに相応しいと感じられるが、やっぱりこの映画は所詮B級だ。友情と裏切り、愛と金、栄光と挫折、そこで描かれるテーマの実に類型的なことか。少年時代から延々とエピソードを積み重ねて、最終的には壮年になった2人の男の対決に繋がっていくのだが、そのなんとも言えないヒューマンタッチには正直いって奥深さが感じられない。ギャング映画といえば「ゴッドファーザー」という名作があるが、そこで描かれた孤独と呪縛の歴史に比べ、ノスタルジーに重きを置いた情緒的ストーリー、ただ「時の過ぎ行くままにこの身を任せた」歌謡曲的進行はあまりにも軽々しい。大体、肝心の場面にBeatlesの「Yesterday」とは、、、確かに時代設定と主人公の心情を伝えるにはいいけど、楽曲としてはちょっと安っぽい。男たちの生き方に苦悩の本質が見出せず、印象的なモリコーネの音楽と妙にミステリータッチな展開で押し切ってしまった演出も。。。う~む、実は、「ワンス~」をレビューするにあたり、自分がこの作品をここまで酷評するとは実際に書きだしてみるまで思いもよらなかった。しかし、思い出してみるにやっぱりこの映画はB級だ。それがマカロニと称されたセルジオ・レオーネの拘りと限界であり、また逆に愛すべきところでもあるのだ。最後に褒めておくけど、この映画、僕としては、そんなセルジオ・レオーネの頑固なまでのB級性を楽しむことができたし、時間もそれほど長くは感じなかった。まぁそれなりに面白かったということなのである(実は)。そして、デニーロ。彼の「笑顔」はやはり強烈だ。そこに何らかの意味を求めたくなる気もするが、それは凡庸な展開の裂け目に垣間出でたデニーロ自身の押さえ切れない狂気と見るべきなのだろう、ということにしておく。
[ビデオ(字幕)] 7点(2004-04-18 00:12:04)(良:1票)
109.  異人たちとの夏
この作品は本来、美しきホラー映画になるべきものであったと思う。片岡鶴太郎と秋吉久美子演じる両親との暖かい再会と名取裕子演じる女性との恋愛。この2種類の死者達との邂逅/交流のストーリーを同列に見なければ物語の真意は掴めない。ファンタジーの裏側にあるグロテスクさ。僕らはそれに惹かれるのだ。本来はその幻想性と一体であるはずのグロテスクさを一身に引き受けてしまった名取裕子の存在を完全に否定したい気持ちは分からないでもないが、これはそういう物語なのだから仕方がない。異界との交流を描くファンタジーとは、いつでもそういう地平の上で描かれるべきものなのだ。誰もがノスタルジックな気分に浸れる両親との切ない別れのシーンは確かに泣けた。それと対比するはずだった恋人とのおぞましき対決シーン。その出来栄えが、、、何ともチープな超B級特撮とは。。。確かにちょっと言葉を失うけど、「ハウス/HOUSE」や「漂流教室」の大林宣彦監督だから、それはそれで仕方がない。というか、やっぱりもったいなかったよなぁ。
7点(2004-04-07 18:41:14)
110.  ベイビー・イッツ・ユー
「クリエイター」と「グッドモーニング・バビロン」を観て以来、ヴィンセント・スパーノという役者は僕にとってちょっと気になる存在だった。そんな彼の初主演映画がこれ。残念ながら観たのがもう15年以上前なのであまりストーリーは覚えていないけど、ヴィンセントがシナトラに憧れて誰もいないキャバレーのステージで「夜のストレンジャー」を歌うシーンは印象に残っている。良家のお嬢様だった若きロザンナ・アークェットが次第にヒッピーかぶれになっていく様も印象的だ。どちらも切なく痛々しい。
7点(2004-02-21 23:55:15)
111.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
映画館で観たのは高校生の頃かな。スリルがあって面白い映画だとは思うけど、それだけじゃん。。。なんて書くと、映画は娯楽でしょ!楽しければいいじゃん!って声が聞こえてきそうだ。でも、なんというか、映画の見方は人それぞれっていうけど、「不朽の名作」だとか「最高のSF映画」だとか、こんなに高い評価が並ぶのには本当にびっくり。そんなものなのかな。<まぁ「普及の名作」だとは思うけど、これがサイエンスフィクションかと言われると首をひねっちゃうな> 
7点(2003-10-25 12:54:04)(良:1票)
112.  フットルース
ちなみに僕の中ではケビン・ベーコンといえば、いまだに「フットルース」です。それで「フットルース」といえば、やっぱりケニー・ロギンスになる。ちなみにケニー・ロギンスといえばジム・メッシーナ。ジム・メッシーナといえばバッファロー・スプリングフィールド。バッファロー・スプリングフィールドといえばニール・ヤング。ニール・ヤングといえば「ヘルプレス」。「ヘルプレス」といえば「いちご白書」。「いちご白書」といえばバンバン。バンバンといえばスズキのバイク。スズキのバイクといえば仮面ライダー。仮面ライダーといえば藤岡弘。藤岡弘といえばアメリカのサムライ映画。アメリカのサムライ映画といえば「ラストサムライ」。「ラストサムライ」といえばトム・クルーズ。トム・クルーズといえば「トップガン」。「トップガン」といえば「デンジャーゾーン」。「デンジャーゾーン」といえばケニー・ロギンス!ケニー・ロギンスといえば「フットルース」!!「フットルース」といえば、やっぱりケビン・ベーコンだぁ!!! 
7点(2003-10-19 15:04:23)(良:1票)
113.  マネキン
これ主題歌が流行ったんだよね。PVがMTVでよく流れてました。それだけで映画を観た気分になったものです。<もちろん全編通しても観ましたけど。。。>
7点(2003-10-13 15:32:23)
114.  初体験/リッジモント・ハイ
80年代がダサい時代であったのは全くもって正しい。映画も音楽もどうしようもないものが多かったのは確か。僕が青春時代を過ごした当時でさえそう思ってましたよ。でもダサさを排除した90年以降は、そのダサさが内包していた空虚さ自体をも排除してしまい、ある意味で洗練されすぎてしまったという感覚があるのはどう評価したらいいのかな? そこで失われてしまったのは「喪失」の感覚そのものだと思うんだけど、まぁこれはこの映画の話とは全く関係ないか。さて、僕はジェニファージェイソンリーの大ファンなのでこの映画にはとても満足しました。ストーリーは殆ど覚えてないけど、いまだに彼女の白い裸体が目に付いて離れないんだな。。。
7点(2002-06-02 01:00:13)(良:1票)
115.  ブレイクダンス
この映画の続編である「ブレイクダンス2」に比べて、その印象はかなり薄い。殆んどストーリーも覚えてないのが実情だ。本当は「ブレイクダンス2」をレビューするのにいきなり続編だけというのも何なので、ついでに登録したが、あまり書くこともないかなぁ。「ブレイクダンス2」の併映で観たんだけどね。あの当時、「フラッシュダンス」とか「フットルース」とか流行ったけど、僕らにとっては、あのブレイクダンスというダンススタイルがかなり強烈だったんだよね。よく部屋で練習したなぁ。学校の体育館でクルクル回ったりしたよ。このパート1でもターボの踊りが冴えてたような記憶がある、、、まぁそのくらいかな。
6点(2004-10-16 01:37:40)
116.  クリープショー
当時、金持ちの家にはビデオデッキというものがあった。「皆で怖ぇー映画観ようぜ。ビデオ買ってきたからさ。」「なんてったってやっぱりキングだよ。ベータ版もたまたまあったし。」・・・・・「今のはイマイチだな。次に期待だ。オムニバスだから何話かあるんだ。」・・・・・「なんかあんまり怖くないなぁ。よし最後の話に期待だ!」・・・そしてゴキブリくん登場。・・・「ちょっと作品間違えたかなー;;」 という思い出に6点
6点(2003-10-13 15:58:31)
117.  ジョーズ3
僕も3Dという宣伝文句に誘われて映画館で観ましたよ。もう20年前か~。ジョーズが迫ってくるとこは結構ビビったような記憶が。。。ビデオやDVDは3Dじゃないんだろうなぁ。そりぁ面白くないかもね。
2点(2003-10-12 15:21:40)(良:1票)
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