101. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
あ~あ、最後がこんな凡作で終わってしまうなんてとても残念。 5点(2004-08-12 22:20:39) |
102. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
実はこの2作目が一番凝っていて一番面白い。 10点(2004-08-11 22:27:49) |
103. バック・トゥ・ザ・フューチャー
よーでけた話やなあ。 10点(2004-08-11 22:21:47)(笑:1票) |
104. チョコレート(2001)
今まで見た事がないいきさつで始まり無駄な説明を極力省いてただただ淡々と進んで行く前半はどんどん好奇心が膨らんで物語にのめりこんで行く。ひょんなことからハンクとレティシアが出会って次第に惹かれてゆくまでは良いのだが、看守をしていたハンクの素性をいつ知ってその後彼女がどういう行動に出るのか、そして二人はどうなるのかが気になる後半の物語が殆どセックス中心になってしまうのが残念で「セックスの密度=愛情の深まり」とする最近のアメリカ映画に共通の表現方法はどうも好きになれない。後半は「マディソン郡の橋」を思い出させる。強い黒人差別の感情が揺らいでいくのは死刑執行人でありながら自分が子供を失って初めて人の死を身近に感じたからなのか。いや、いつかレティシアにも飽きて疎ましくなれば父親のように簡単に家から追い出すのではないか。このラストシーンではハンクの人間性がまだ不透明のままで先行き不安な余韻が残っている。 6点(2004-08-08 21:01:00) |
105. 欲望という名の電車(1951)
主役の3人の演技のぶつかり合いに圧倒されます。正に役者魂を見せ付けられたという感じ。演じるとはどういう事か高次元で教えてくれるので、学芸会レベルの拙い演技で一人前の役者気取りをしている日本のタレント俳優に見せてやりたい。 6点(2004-08-08 14:58:33) |
106. キル・ビル Vol.1(日本版)
そこまでやらなくてもと思うほど吹き出る血しぶき飛ぶ足飛ぶ腕飛ぶ頭。まともなスプラッター映画より胃袋の具合が悪くなってテンションが下がります。これを見て「爽快だ」「すっきりした」とか「笑える」と言う人がいる事が信じられません。タ監督が過去の映画に対するオマージュ作品として作ったというなら大きな勘違いです。捧げられた深作監督も決して喜んでいないと思います。多分Vol.2は観ないでしょう。 4点(2004-08-07 16:30:04)(良:1票) |
107. ジョニー・イングリッシュ
良くも悪くも「Mr,ビーン」そのままなので、一連のシリーズが大好きな人にはたまらない作品となるであろう。が、コメディ映画で思いっきり笑おうと期待して見る人には、いつものローワン・アトキンソンの代わり映えしない一人舞台に食い足りない思いを感じさせる。今までは彼に対して他の国より比較的受けが良かったのか、少し日本に向けた笑いを狙っているようだが、同じ目つき、同じ身振りにもうそろそろ飽きてきているので、次の映画は相当難しくなるだろう。 5点(2004-07-25 22:36:16) |
108. 一票のラブレター
こんな形のちょっとした出会いがもてない不器用な男には運命の出会いに思えてすぐ好きになってしまうんです。でも女の方は自分のタイプじゃないと相手を男として全然見ていないんですよねえ。そしてまたベッドで溜め息です。 7点(2004-07-19 17:14:15) |
109. 運動靴と赤い金魚
欲しいものがあっても盗まずに、父母を尊敬し、目上の人には逆らわず、遅刻を責められても決して言い訳をしないキレない。幼き妹を慈しみ、結果を選ばず一生懸命努力する。もう今の日本では絶滅の危機にある、素直で純粋で素朴な心を持った子供たちがイランではまだたくましく生き残っている姿をみて心の安らぎを感じました。 6点(2004-07-18 16:57:17) |
110. 永遠のアフリカ
密猟者の監視だけでこんなに余裕のある暮らしが出来るはずもなく、何をして稼いで生活しているのかと思ったらもともとお金持ちだったんですね。現地人を使用人として雇っていいロケーションの大きな家での暮らしぶりは何か反感買っちゃいます。アフリカに来てゾウやライオンが危ないって当たり前のことで不便も覚悟して来たんじゃないのかって聞きたい。どなたか書いていらっしゃいましたが、密猟を取り締まりながら自分はハンティングをしている夫と、飼い蛇に咬まれた息子のどちらの死も自業自得です。 5点(2004-07-17 21:11:37) |
111. ツイスター
拝啓ヤン・デ・ボン様。 「ツイスター」見せていただきました。とてつもなくC級です。過去にこんなにくだらないパニック映画は見た記憶がありません。CGの使い方がまるでダメです。 あなたは本物の竜巻を見た事がありますか。大きな竜巻ほどゆっくり回転し、ゆっくり移動して見えるものです。全然リアルじゃありません。トレーラーや家が飛ばされてるのにピックアップトラックや人間は絶対巻き込まれないってありですか?。 主人公たちの目的にも納得できるものが感じられませんでした。 「スピード」のヒットは偶然かハタマタ何かの間違いだったようですね。映画監督は廃業して違う職業に就くことをお勧めします。 そして1点をつけさせていただきます。 敬具 1点(2004-07-16 23:07:25) |
112. ドラゴンヘッド
な~んにも食わずによく元気で歩き回れるもんだ。本物そっくりなものを作るのは昔から日本人が得意な分野であるが、本物の映画を創れる日本人は本当に少ないと改めて痛感した。知恵の使い所、力の入れ所が間違っている。「これを映画にしたら面白いんじゃないか」という発想で映画を作るのはいい加減やめなさい。 最近顕著に日本映画のレベルが下がってきている事がとても気になる。 4点(2004-06-27 17:03:16) |
113. ハッピー・フューネラル
おっ!おもしろいかな、と思えたのは冒頭の僅かな部分だけで、楽しい葬儀を目指していた筈なのに次第に金集めに奔走し始めるようになって全くつまらなくなって来た。結局、行き詰った監督のタイラーが死んだ振りをして、ヨーヨーが起こす行動をヒントに新アイディアを見つけようとするというお話なだけのように感じた。友情も恋愛も描き足りなくて薄っぺらい。ドナルド・サザーランドもお小遣い稼ぎに出演したぐらいの演技しかしていないし、ヨーヨーとルーシーが剃髪の田代まさしと斉藤由貴に見えて仕方がなかった。中国では大ヒットしたらしいけれど、どこが良かったのかなあ。国民性の違いを感じてしまう。 3点(2004-06-20 11:15:06) |
114. ファイナルファンタジー
哲学を持たないコンピューターオタクを世界中が嘲笑う。映画として見るとツッコミどころ満載なので、とっても綺麗なイメージビデオとしてお店などで流しておくのがこの作品の正しい活用法です。 3点(2004-06-06 19:58:26)(笑:1票) |
115. 反則王
韓国映画恐るべし。コメディだけどなかなかレベルが高く同じような作風の日本映画よりも数段よく出来ていて結構笑わせてくれます。ドゥシクはこの銀行の何かの策略に利用されていたのでしょうか。突然キレたのはなぜ。韓国でも「スリッパ」って言うんですね、というかスリッパが英語だと知ったのは意外で勉強になりました。なかなか迫力がある試合のシーンと、引き分けという結果(ですよね)にも無理がなくロッキーにも負けない達成感を感じました。惜しむらくは最後のコケ方が下手です。 8点(2004-06-06 11:59:31)(良:1票) |
116. ダンサー・イン・ザ・ダーク
手持ち風で揺れる画面は最初違和感があったけど、固定画面になる歌のシーンとのメリハリに慣れて次第にそれなりの効果を感じてくる。特に鉄橋でのダンスシーンがとても素晴らしい。移動する貨車とカメラの視点の細かな変化で表現する斬新な映像に目が釘付けになった。これらセルマの空想の中の出来事であるダンスシーンが終わるたびに現実はどんどん悪い方向へ進んでいく一連の展開方法はなかなかうまく作られている。セルマは裁判でなぜあれほどまで頑なに”沈黙”を守ったのだろうか。このときもっと事実を主張していれば金は自分のものだと認めさせられたし、殺人についても死刑は免れる事も可能であったであろうに。戦え!もっと生きろ!と思うけれど、無駄に抵抗せずに流れのままに受け入れるセルマの気持ちが不思議と良く判る。ラストの絞首刑に向かう所からはこのドキュメンタリーのような撮り方が見事に成功して背中がぞくぞくするほどのリアリティを感じ、観る者を主人公と同じ死の恐怖に陥れる悲劇の秀作。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2004-05-30 21:04:09) |
117. ノンストップ・ガール
久しぶりに観た駄作。次第にエスカレートする主人公の行動に無理があり、素直に納得できない。帰ってくる亭主にも金を返す車上狙いもジョリーンの言う通りに担当を替える編集長も他人の結婚式にやってくるニールも全部まとめて滅茶苦茶な印象。「手がかりから情報を得た」という字幕は「情報から手がかりを得た」の間違いではないのか。 3点(2004-05-30 15:53:25) |
118. トゥルーライズ
とっても面白い。シュワちゃんの作品の中でも評価は上位に位置するでしょう。スパイ映画にしてはオフザケの部分が多いけどアクションとしてもコメディとしても見所が満載ですね。どうやって撮っているの?と思える部分の殆どを実際に体を張って演じている様で最近の造られた映像よりもリアルで見ごたえがありお勧め度数は満点。141分もある本編のどこをどれだけ切ったのか分からないけどテレビの二時間枠で充分楽しめました。 8点(2004-05-15 23:16:06) |
119. キング・オブ・コメディ(1982)
ジェリー・ルイスも出ているし題名からてっきり大爆笑の映画だと思って楽しみにしていたのにかなり違っていてぜんぜん笑わせてくれませんでした。ラストの成功はパプキンの妄想の続きであって欲しいと思います。こういうのはアメリカンドリームとは言えず誘拐と番組の乗っ取りでスターになれるのははっきり間違っています。往年の底抜けシリーズでいつも笑わせてくれたジェリー・ルイスの事を知らない人たちにはこの配役の妙を楽しめないのではと心配します。 5点(2004-05-11 20:39:20) |
120. 復活の日
ひとつの作品に24億円も掛けるなんてこの時代の角川映画にしか出来ない事だろう。確かに掛けた分だけの価値はある。物語のスケールの大きさや兵器開発を批判したテーマの強さも映像からガンガンにじみ出てくる。が、どうにも納得できない部分がある。それはソ連から報復攻撃を受けて飛んできた核ミサイルによって、アメリカ特にワシントンは全滅しているはずで吉住が生き延びられるはずがないと思うのだが、原作ではこの辺りの経緯についてどのように書かれていたのだろうか。日本の映画も結構やるじゃないかと思える数少ない映画で、この編集のまま海外でも公開出来ていたらこのあと作られる邦画にもっと世界配給のチャンスが与えられることになっていたかも知れないと思うと残念。 7点(2004-05-05 23:35:39)(良:1票) |