101. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
コロンボシリーズの中ではピーター・フォークが監督した唯一の作品。カメラの視点がいかにも俳優監督らしい。パイルを掘り出した後、がっかりしている振りをしているコロンボが面白い。ただ高速でのパンク等意味の無いと思われるシーンがあったのでちょっと減点。 6点(2003-11-22 00:00:46) |
102. 12人の優しい日本人
単なるパロディではない。原作に日本人気質をふんだんに盛り込んだ良質の日本バージョンである。原作と違い老若男女が出ているので、見る人、誰もが誰かに感情移入できるのも三谷幸喜の計算であろうか。しかし、喫茶店の出前にヤクルト(しかもいっちゃんちっちゃいやつ)があるとは・・・。では最後に『有罪』 7点(2003-11-18 22:58:23) |
103. GODZILLA ゴジラ(1998)
GODZILLAを含め、登場人物(役者)が決まっていて後からストーリーをつけたような気がする。それでうまくいく場合もあるが、本作は残念ながらうまく言ったとは言い難い。GODZILLAじゃなくても、マシュー・プロデリックじゃなくても、ましてやジャン・レノでなくても良かったんやない? 4点(2003-11-17 23:01:10) |
104. ミッドナイト・ラン
コメディですね、これ。多分、役者とかスタッフとか監督なんかが一番楽しんでたんとちゃうかな。アドリブも多そうやし。クライマックスの空港のシーンも『ハラハラ』より『ワクワク』した。デ・ニーロのお気に入りというのも分かる気がする。ジョン・アシュトン(マーヴィン)の間抜けっぷりも刺身のつまとして無くてはならないものとなっている。 とても『恋しくて』のキースの親父とは思えない。やっぱりみんな映画が大好きなんやね! 8点(2003-11-17 22:39:40) |
105. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
《ネタバレ》 間違い無く『コロンボ傑作選』に選ばれるであろう一作。『自縛の紐』サブタイトルもええ!コロンボの言う通り、完璧なアリバイが仇となる。まさに『自縛』。本作の見所は、↓のお二人がおっしゃってる通り幾つもありますが、特に最後の謎解きの部分は必見!わざと机に足を乗せて相手を怒らせる。冷静さを失わせて一気に攻め落とすコロンボ。犯人表情は怒りから狼狽に変わっていく。そして最後の決めゼリフ!胸がスカッとする瞬間である。『二枚のドガの絵』『別れのワイン』と並ぶ名作である。尚、DVD版のエンドロールで犯人の『マイロ・ジャニス』のCMソングらしきものが流れているが、小生は英語が苦手である。分かる方はレビューにて報告いただければ幸いである。←ちょっと本気 8点(2003-11-16 19:34:34)(良:2票) |
106. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 コロンボの犯人は全て地位も名誉もある人ばかりである。その中でも本作では上司が犯人という設定。コロンボがどうやって犯人を、罠にはめるのか、いやいやこんな表現はコロンボに失礼や。どうやって引っ掛けるのか、この表現も適切やない。そう、どうやって犯人を自滅に導くのかが、極めて難しいと思われる設定である。なんと言っても捜査方針が筒抜けどころか指示されてしまうからである。だが、なんてことは無い。流石は、コロンボ!あんな意地悪で卑怯な、いやいや見事な手を打ってくるとは!まあ、犯人もちょっとマヌケやったけどね!コロンボのストーカー捜査(STING大好きさん命名)はちょっと影を潜めるけど彼が優秀な刑事であることを証明する一作。でもピーター・フォークが右目義眼とは。ちょっとショックでした。 7点(2003-11-16 16:42:16) |
107. ディープ・インパクト(1998)
避けられない死を目前にしたとき、人はどんな行動をとるのか?三者三様の結末であったが、それぞれに感情移入が出来る秀作であった。 7点(2003-11-16 13:42:36) |
108. PLANET OF THE APES/猿の惑星
もしかして猿が作ったのか?それならば、はるか未来に猿が地球を支配してから上映すれば評価されたかも? 3点(2003-11-15 23:07:48) |
109. ブルース・ブラザース
ハチャメチャな映画。考えてはダメ!ライブ感覚で楽しむべし! 5点(2003-11-15 17:06:31) |
110. メン・イン・ブラック2
起承転結の『起』が終わったと思ったら『結』も終わってた。 3点(2003-11-12 23:27:37) |
111. メン・イン・ブラック
疲れてるけど寝る気分じゃない時、暇で暇でしゃあないからビデオでも観るか~って時、ボ~~ッとしたい時、そんな時に観るにはサイコーの映画です。 5点(2003-11-12 23:25:13) |
112. 知りすぎていた男
さすが、ヒッチコック!ハラハラしながら、つい引き込まれてしまう。ケ・セラ・セラも良かったし、ラストもいつもながらの軽いタッチで秀逸。サスペンス・コメディ風味はこの人の右に出るのは、おらんね! ところで、ヒッチ作品の最大の謎、監督はどこに? 7点(2003-11-09 23:33:48) |
113. 十二人の怒れる男(1957)
一切の無駄を省き、ひたすら密室での議論と心理描写を描ききった究極の作品。映画というものは莫大な金を掛け、豪華なセットや爆薬など使わなくとも、いくらでも良いものが作れるんだということを見事に教えてくれている。脱帽。 9点(2003-11-09 19:01:32) |
114. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
《ネタバレ》 久しぶりに観たがやはり面白い。追い詰められた状況下での人間性が見事に描き出されている。助かった瞬間、ほっとすると同時に思い出される失った人のこと。タイタニックなどこの作品に比べれば、ただの紙芝居、いやそれ以下か。 8点(2003-11-09 16:21:17) |
115. 告発
《ネタバレ》 ケビン・ベーコンの演技は、とても言葉では表せる事など出来ないほど素晴らしい。ホンマに体と精神に異常をきたしているんじゃないかと思えるほどである。スレーターとの間に友情を構築し、恐怖を振り払い、そしてラストで前かがみだった彼が背筋をピンと張って歩くところに、人間の尊厳を取り戻した姿が非常にうまく表現されている。重いテーマの中で心救われるシーンであった。名作。 9点(2003-11-09 00:03:45) |
116. タイタニック(1997)
一言で表現するならば、長すぎる。氷山に衝突するまでが特に長い。正直言って退屈であった。衝突以降は様々な人間模様が描かれており、また沈没の過程も物理的に正しいように思え見応えがあった。でもあのおばあさんは政略結婚を破棄しているにもかかわらず、救出された後も乗馬を楽しんだりして裕福に暮らしたようだが、結局金持ちと結婚したのだろうか。そうだとするとあまり成長してないな。 5点(2003-11-08 19:32:32)(良:1票) |
117. たそがれ清兵衛
めっちゃええ作品ですね。清兵衛さん、ええ人やね。清兵衛さんは剣じゃ座頭市にも、拝一刀にも、紋次郎にもボロ負けやけど家族を大事にすることじゃ、ぜ~ったい負けてないね。(大五郎ゴメン) 8点(2003-11-03 23:20:42) |
118. ウォーターボーイズ
さわやか~!シンクロにしろ何にしろ、あれだけ夢中になれるってこと自体、羨ましい。 7点(2003-11-03 23:09:24) |
119. 紅の豚
宮崎アニメの中では、多少ハードボイルドの味付けがされており、すんなり楽しめた。なぜ豚よりも、なぜ紅?やっぱりシャアの影響? 7点(2003-11-03 22:54:09) |
120. 風の谷のナウシカ
そこそこに楽しめる。ただラストは『何でもあり』って感じがした。それにしても安田成美は歌下手やったなあ。 6点(2003-11-03 22:49:00) |