101. 半落ち
「人は誰の為に生きるのか」最愛の一人息子を失って心が壊れていく妻を見守る夫。寺尾聡と原田美枝子の「黒澤組」が好演しています。検察官の伊原剛志、弁護士の国村隼人のやりとりや本田こう太郎と吉岡秀隆の判事同士のやりとり。特に姉役のキキキリンはよかったです。 10点(2004-07-31 01:35:58) |
102. マークスの山
荻原聖人は、なかなかいい味をだいていたと思う。1970年代の学園闘争がわかっていないと理解できないのではないかな。題名についても。 5点(2004-07-26 20:59:32) |
103. 悪魔の手毬唄(1977)
お人形が鞠つきしているシーン。その中の一体のお人形の顔には痣があります。このシーンが1番怖かったなあ。 7点(2004-07-20 22:18:29) |
104. 悪魔が来りて笛を吹く(1979)
《ネタバレ》 冒頭シーンで洞窟の中で二木てるみがすすり泣きながら、かみそりを腕に当てているシーン。その後、悲鳴とともに血が溢れる。テレビ版では完全にカットされていました。でも、この映画はこのシーンを刷り込んでおかないと、ただ暗くて気分が悪いだけの映画です。 5点(2004-07-20 22:08:39) |
105. 人間の証明
岩城晃一は、声が悪いということで吹き替えを使われていたとの情報があります。当時のニューヨークの摩天楼とハーレムの対照が印象的です。最後に、ジョージケネディーが足をあげて痙攣するところは劇場でも失笑を買っていましたが、本人は真剣に演技していたのでしょうね。やっぱり主題歌でかなり得をしています。 7点(2004-07-20 21:55:39) |
106. ビーン
テレビ版はあんなに面白かったのに、全然ダメ。まあ、笑えたのは寄宿する家の子供たちに会話で「イギリス人の男ってダサいの」「チャールズ皇太子を見てみなよ」ってとこかな。やっぱりそうだよね。 3点(2004-07-18 12:10:49) |
107. 道(1954)
高校生時代に見た時は、ジェルソミナのピュアな天使のような気持ちに心を打たれた。アンソニークインの演じるザンバノが鬼に見えた。最近、ビデオで見直してみると、ザンバノの気持ちも分かるようになった。自分が年齢を重ねたと言うこともあるのだか名作と言うのは、何度見ても新鮮な感動を与えてくれると思う。このレヴューを見ると、私と同じ思いの方がたくさんいるので嬉しく思います。 10点(2004-07-18 12:01:44) |
108. 刑事(1959)
ピエトロ・ジェルミの刑事は決まっていたなあ。カルディナーレはこの映画からファンになりました。戦後の混乱期が残るイタリアの生活感がよく出ていたと思います。 8点(2004-07-18 11:41:22) |
109. ドリームキャッチャー
けっこう、評価が分かれる作品ではないでしょうか。最後まで見せてくれたし、ビデオで見直してみて伏線がわかったりで。少年時代の回想シーンはよかったのだが、大人になった人物と見分けがつかないのは、もっとわかりやすくつくれなかったのか。モーガンフリーマンのキャラは確かにわけがわからないし。でもけっこう好きでした。 5点(2004-07-16 16:42:45) |
110. ドラキュラ(1992)
ゲイリーオールドマンの演技力には、脱帽する。スリラーと言うより、ロマンチックな恋物語と言ってもいいような話。ドラキュラのせつない過去が出ていて、よかったな。最近のスプラッターとは一味違う秀作です。 7点(2004-07-16 16:35:17) |
111. 13階段
《ネタバレ》 事故による過失致死に、実は殺意が隠されていたというのは流れの中で想像できたがやはり怖い。反町は指摘されているように滑舌が悪く、せりふが聞き取りにくいが十分好演していたと思う。それから、若い刑務官役の俳優も存在感があった。一番、よかったのは校長先生揚りで善人ぶっている人間が卑劣な脅迫者であったところか。 5点(2004-07-04 15:47:38) |
112. 星に願いを。
吉沢悠と竹内結子のコンビは好演していたと思います。ただ、二人の間に恋愛感情があったのかというとわかりにくかった。最後に男が消えてしまうシーンは少し物足りなかったなあ。 6点(2004-06-21 23:37:11)(良:1票) |
113. ラスト サムライ
期待していた分だけ、がっかりしました。やっぱり、時代考証をここまで無視されると何がなんだかわけがわからん。真田の鎧なんか、バイキングだよ。侍の所作もまちがいだらけだし、こんなおかしな日本人を演じさせられた俳優さんたちは大変だったろうと思う。まさにアカデミー賞ものでしょ。トムクルーズ演じる主人公は、明らかにインディアンと日本人をオーバーラップしているし、白人の有色人種に対する優越感がでていて、いやらしい。明治天皇と思われるおにいちゃんと、外国人のやり取りは国辱モンのですよ。まあ、救いは小雪の子供役の二人がかわいかったとこかなあ。なんか久しぶりに批判しがいのアル映画を見たなあ。変な充実感があります。 2点(2004-06-05 02:00:54) |
114. パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち
海賊のキャプテン役のとぼけたかんじでよったです。うら若き美女が、海賊にさらわれたのにやられないのはおかしいと思っていたが、呪われて感じなかったのか。納得した。 7点(2004-05-31 22:45:18) |
115. ロッキー5/最後のドラマ
エイドリアンは、ゴッドファザーのマイケルの妹だ。どちらの作品もリアルタイムで見てきたのに、気がつかんかったわ。みんな、知ってた。知らんのは、おまえぐらいだろう。 5点(2004-05-12 00:43:41) |
116. 卒業(1967)
衛星放送で中学生以来久しぶりに見たのだが、なんでこれが名作なのか、少年の私も中年の私もわかりません。「これはニューシネマの傑作だ」などといいますが、私はこの映画以外のダスティン・ホフマンが好きです。特に「小さな巨人」かな。サリバン先生が淫乱な中年女を演じていたのも、いやでした。 5点(2004-04-26 21:58:17) |
117. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
この映画は、リアルタイムの小学低学年で見たがガイラが怖かったなあ。海水浴に行くと、ガイラが沖に現れないかと心配したものだ。今、ビデオで見直してみると、外人がたくさん出てくるのはやっぱりコンプレックスかな。日本が経済大国になり、自信を取り戻したのはこの数年後だからね。 6点(2004-02-14 17:40:16) |
118. 八甲田山
最後の字幕で、生還した青森連隊の人や雪中行軍をやり遂げた弘前連隊の人たちが日露戦争でほとんど戦死したとのこと。これはショックでした。ただこれだけです。当時、人気のあった秋吉久美子がでていたので見に行ったが、なんということはなかった。ただ、加山雄三はじめとして将校がたくさん生きていたのが、ふしぎだったが、装備が兵隊とぜんぜん違っていたんですね。日本陸軍は、尊い犠牲の上にこのことを教訓にしたそうです。 5点(2004-02-02 18:29:06) |
119. ザ・コア
《ネタバレ》 地球の内部はこうなっているんだと、高校の地学の授業にでも使ったらいいかもしれない。けっこう、勉強になったということで2点上げました。ストーリー的にはなんだか人がばたばた死ぬべくして死ぬでいやです。結局、やはりあの二人は助かるのねって感じかなあ。あの地上で指揮をとっていた司令官はたたいてやりたい。 4点(2004-02-02 18:14:02)(笑:1票) |
120. ターミネーター3
シュワルツネッガーの強さが伝わってこない。このシリーズの売りは敵であり,味方であり彼の無機質の強さ。敵役を女にしたのは、なにかのパクリだろう。まあ、最後のシーンはやはりこうなるのかと納得してしまう自分が恐ろしい。 5点(2004-02-02 18:08:24) |