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101.  ラブ・フィールド
劇場未公開だったからか、映画自体知ってる人も少ないと思うけど本作でミシェル・ファイファーがアカデミー主演女優賞にノミネートされたことを知っていたので、衛星で放送された時に録画までして観ましたよ。彼女のファンなら必見だと思う。 性差別、人種差別がどうこうじゃなくそれはあくまでも背景で、そういう差別が今よりはるかに強かった頃に、それまでは「これが幸福、正しい、普通」とされていたことの矛盾に気づき、現状から脱皮するというのがテーマだと思う。これは時代がかわっても女性のみならず普遍的なテーマですよね。 個人的にレネーちゃんの「ベティ・サイズモア」と被るんですよ。ミシェルはかなりの話題、注目作にオファーされていたらしいけどそっちを蹴って本作を選んだと何かで読んだ記憶がある、相手役は最初、デンゼル・ワシントンが候補だったらしいけど「キャラクターが弱い、自分には合わない」とかなんとかで断ったそうです。 まあ、そのおかげでデンゼル・ワシントンに勝るとも劣らないデニス・ヘイスバートという黒人俳優を知ることができました。 コレは女性映画の隠れた佳作と私は思ってます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-05-01 20:02:36)
102.  母の眠り 《ネタバレ》 
こんな重い内容だとは思っていませんでした。娘が母を理解し家族の再生でめでたしめでたしなんて単純なものじゃないですね、専業主婦万歳でもありません。 誕生日パーティで一家が揃うシーンは何かぎこちなく噛み合ってなくて観ていてソワソワ落ち着かない、「こりゃ期待はずれだったかな?」と思ったけど進むうちに気が付いたらすっかりまとまっていた。あのぎこちなさは演技、演出だったのか、そうなら凄い。 見せ場はやっぱり死期が迫った母親が娘に諭すシーンかな、でも私が印象に残ったセリフは「無い物ねだりはダメ、今あるものを愛しなさい」じゃなかったです。 「譲歩よ~」コレでした。優秀ではあるけれど「私が私が」と視野は狭いし余裕も許容もない娘、このお母さんは家族に対して見るべきところはしっかり見ている、見逃していないんですね。 夫と娘と息子の全てを受け入れ、見返りは求めず自ら去って行ったひとりの女性の人生かな。この母親の存在、生き方を家族が受け入れるのは無くしてからなんですよね、こんなものなのかな、ちょっと虚しかったりするなぁ。 メリル・ストリープ、ウィリアム・ハートにレネーちゃん、それぞれ存在感あって良かったと思います。浮気ははたしてあったのか、なかったのか・・・それを最後まではっきりさせない、暴くことなく終わらせたとこに品性を感じました。良作だと思います。 
[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-25 02:56:15)(良:1票)
103.  アパートメント(1996)
ずいぶん前にハリウッドリメイク版を観て、オリジナルとそのキャストを知って「観たい!」で、この度やっと観賞しました。 大まかなあらすじは同じだけど見せ方が違うのね、フランス映画はやっぱりこうでなきゃいけない。 男女4人がすれ違ったり絡み合ったり、けれどアリス以外の三人は完全にアリスを語るために存在しているキャラと言ってよく、だから特にマックスは道化そのものという感じ。ここがリメイク版と大きく違う部分かな。 エゴと欲ですね、自己愛と保身もかな。どれもあって当たり前、でもそのバランスが悪いと厄介。リザに電話でカフェでマックスに語るとこなんて甘えとしか思えず、その上リザのあの結末を見ればアリスのしたことは許されないでしょ。結局成就しなかったのも仕方ないことです。私にとってはアリスのような人間は「ナシ」だわね、共感も切なさも感じませんでした。 なんといってもモニカ・ベルッチの美しさに参りました。黄色のニットの色目や風合いと着こなしに注目しました、こういうとこもやっぱりフランス映画のよいところです。
[DVD(字幕)] 7点(2010-01-29 18:48:59)(良:1票)
104.  ドラキュラ(1992)
物心ついた頃からいちばん怖いモンスターがドラキュラです、だって姿かたちは人間なんですよ、それなのに血を吸うんです、しかも首筋に牙を突き刺してですよ。もう想像しただけでゾッとします。でも最近思うのですけどフランケンシュタインとか狼男と違ってドラキュラはクールな美男子で他のモンスターものと違ってエロスがある。 そこらへんが子供の私には何か異質なものを感じさせたのかもしれません。 しかし、この作品はそれまでの私のドラキュラのイメージを完璧に崩しました、だって長髪のゲイリー・オールドマンだもの。子泣きジジイみたいだった。 このようにキャストがどのようなものかとは感じたけど、さすがコッポラ、映像や雰囲気は素晴らしいです。 あとサディ・フロストがかなり目立ってた気がする。声といい、わりとアクの強い女優さんですね。後に当時ジュード・ロウと夫婦っていうのを知ってびっくりしたのを覚えてます。 エンドクレジットでかかった曲が切ないメロディでよかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-13 20:02:48)
105.  バウンド(1996)
あー思い出した、何年も前に一回観ただけなのですが、今もしっかりおぼえているのはラストのジェニファー・ティリーかな。マフィアのボス?はもう彼女の色気にメロメロなんだけど「組織のボスだしぃ、もう年だしぃ、分別ある男でないと・・・」みたいに欲望を必死でおさえてる感じのシーン。 電話のシーンもハラハラしました。エロチックなバイオレンス映画とでもいいましょうか、「マトリックス」よりこっちのほうがずっと良いですね。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-08-31 19:10:34)
106.  ランブリング・ローズ
ローラ・ダーンて美人じゃないけどいちど見たら忘れない女優。体つきはオリーヴみたいで口が輪ゴムみたいなのよ。少々頭が弱いとも感じるローズだけれど「健気」という感じがして憎めなかったです。えーっと確か彼女の場合は病気じゃなかったですかねえ、不幸な生い立ち、境遇が原因だったかな?ローズを取り巻く人々も普通にいい人ばかりなのね。ベッドの中でいけないことしたお兄ちゃん、ルーカス・ハースの成長した姿がジョン・ハードてちょっとちがうような気がしたけどね。「ワイルド・アット・ハート」でキレたお母さんだったダイアン・ラッドがここでは聖母のようでした。でもダイアンとローラ母娘ってやっぱり魔女顔ですねぇ(笑)ジョン・ハードの回想で始まるコレ、ノスタルジックでちょこっと悲しいといいますか、時の流れを感じる作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-09 16:49:32)
107.  プリシラ(1994)
「3人のエンジェル」はハリウッド映画らしくきっちりとコメディとして描かれていたし、見せ方にもソツがなかった。こっちはオーストラリア映画らしくどことなく泥臭いのね、どっちもよいです。あのイカレた奥さんの登場は意味不明だったけど。3人のキャラクターはしっかり描かれているし、ドラァグ・クイーンとしてのいでたちも毒があってよかった。ガイ・ピアースががんばってた。ただダンスがもう少しどうにかならなかったんでしょうかねえ、あまりにも素人ぽすぎ。特にテレンス・スタンプはヘタクソでしたねえ。ゲイならではの悩みや不安を織り込んだゲイの自分探しロード・ムーヴィとしては最高です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-04-07 09:26:28)
108.  チャーリー(1992)
チャップリンの伝記モノとしては表面をなぞっただけみたいな感じであることは否めない。でもやはりチャップリンを演じきったロバート・ダウニー・Jrは素晴らしいと思う。チャップリンは恋仲だった女優と別れたあとも仕事の有無に関わらず、一生その彼女に給料を支給し続けたと聞きます。そういったチャップリンの器の大きさ愛情深さなど人となりがもっと語られていたらなぁと。実際のアカデミー授賞式を見たけど、会場の全ての人たちがスタンディングオベーションでチャップリンを迎えてた。毎年授賞式は見てるけど今まで見た受賞シーンの中でいちばん感動した。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-03-08 22:49:39)
109.  シャイン
これも何年も前に観たなあ。なぜか泣けるほどの感動はなかったのを憶えている。子どもにとって親は絶対の存在です。しかし、思春期を迎えるころになっても日常のなんでもないことまで親に依存している、親の意向を聞いてくる子を見て、「手をかけ過ぎた、これではいけない」とはっと気づく親。子を持つ親ならけっこう経験してることだと思う。でもこの父親は気づかなかったんですねえ。でもこういう親も少なくないんですよね。無償の愛ではなく、親のほうが子どもに依存してしまっているのだと思う。子どもにとってはとんでもない重荷でしょう。人は何かに誰かに依存して生きているものだと思うけど、相手に必要以上の負担をかけないように気をつけたいわね。なんか見当はずれのレビューになっちゃったかな?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-01-09 16:29:59)(良:1票)
110.  アポロ13
これもやっぱりロン・ハワードらしい善良な作品ですな。なんていうのか、安心して見ていられるし、とても穏やかで暖かい気持ちになれる。過激な暴力、やるせなくなってしまうような過酷で悲惨な運命を扱った映画が多いなか、こういう作品を観るとほっとする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 22:25:43)
111.  フェイス 《ネタバレ》 
なんの予備知識なく観たけど、コレなかなかのものじゃないですか。はっきりいってみんなクールでソツのないプロとは言えない、はっきりいってドジです。いちばんバカなのはあの娘だけど。驚愕の!!とは言えないけど、どんでん返しも用意されてるし、まさかねなんて思ってたのに警官の巣へ押し入っちゃうし、無鉄砲にもほどがあるんだけど、そこがうれしかったりする。スピード感あり憔悴感ありで最後までハラハラさせてくれました。映像も音楽もいい、好みです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-02 21:50:25)
112.  ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分
いいね、これ。タイトルロールも内容もなんとなく50、60年代のラブコメの雰囲気。女と男の考え方、性質の違いというのかな、「あ~なんとなくわかる~」というところがあるのね。エリザベス・パーキンスって地味めだけど、クラシカルな感じでわりと好きな女優さんです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-14 17:30:08)
113.  パラダイスの逃亡者
ニコラス・ケイジはやっぱりコメディ作品のほうが好きです。出てくる人たちがみんないい人。ジョン・ロヴィッツとダナ・カーヴィーのボケっぷりもいいね。小品ですけどハートウォーミングないい作品だと思う。「ツイン・ピークス」のシェリー役で覚えたメッチェン・エイミック、この頃よく映画に出てたみたいだけど、最近はどうしてるのかなあ。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-14 15:02:12)
114.  あなたに恋のリフレイン
ほんと、この邦題はなんとかならなかったんですかねえ。これってキムの歌うシーンは吹き替えじゃなく本人だとなにかで読んだことがある。なーんも期待せずに観てみたら、これがなかなかゴージャスで楽しくておしゃれなラブストーリーでした。えーっとたしか当時プリンスとデキていたキム。プリンスの自宅に滞在中のキムにアレック本人が共演の誘いのTELをかけたのね、打ち合わせの段階でアレックはキムを落としたそうであります。「結婚したら子どもは何人ほしい?」なんてとこにまで話が及んだそうです。これはキムのインタビュー記事で読みました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-07 01:09:16)
115.  ギター弾きの恋
邦題がいいね、ロマンチックです。どっちかというとウディ・アレンぽくない作品じゃない?いつも何か食べてるハッティがピュアで可愛い、可愛いすぎる。サマンサ・モートンの無邪気な食べ方がいい、セリフはないけどあの食べ方でハッティの生きる力みたいなものが感じられました。ショーン・ペン演じたエメットも愛すべきダメ男ね。このふたりが可愛くて切ない。ハリウッドへ行くというとき、「おまえは連れて行かない」と別れを言いながら「来るなら旅費は自分で出せ」なんて言いだす。ついてきてほしいなら素直にそう言えよぉ~「ミュージシャンはこうあるべき」というツッパったような子どもっぽいようなことにとらわれて自分の気持ちが見えなかったと言ったほうがいいのかな??でもこのシーン最高です、ショーン・ペン上手いっ!!時代設定も好みだし演奏シーンもよかった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-04 15:47:16)(良:1票)
116.  身代金
テンポもいいし、犯人側の描写もきちんと描かれていてなかなか見応えはありました。でもその割には観てしばらくすると細かいところはすっかり忘却の彼方となる、再見して「あ~そうそう、ここはこうだった」って思い出すのね。私もメル・ギブソンはあんまり得意じゃないの、暑すぎです。「マッド・マックス」の時はカッコよかったんだけどね・・・。そうだよ~彼はオージーだったんだ、あなどれないねオージー俳優って。あれ??どっちだろう、生まれはアメリカでオーストラリアへ引っ越したんだったかな?
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-31 22:47:59)
117.  紅夢
紅い色が本当にきれい。正妻と3人の妾の愛憎劇、最初は冷めていたコン・リーが徐々に変わっていく様は面白いというのではなく、少々胸が痛みます。表面的には不自由なく暮らしているのだけど、まるでペットなの。女たちがみんな可哀相。叶わぬことと知りながら密かに真似事をしている召使いも切なく哀れでした。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-16 19:54:20)
118.  カジノ
あのスピード感がいいですねえ、けっこう長い映画なんだけど長さを感じなかったです。そこのところが「グッドフェローズ」に共通するかな。これは間違いなくシャロン姉さんにとってのベストじゃないか?醜悪なヤクザの女なんだけど今まで観てきた中でいちばん魅力的でした。知的で悪魔的でゴージャスという今ではあまりお見かけすることのなくなった、「雲の上のスター」まさに映画スターといった感じで私はけっこう好きです、クールビューティね。疾走感があって一気に観せられたわね、ただ字幕を読みながらだから部分的にしんどくはありましたけどね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-07-08 16:57:52)
119.  いとこのビニー
かなり前に観たきり。それほど話題になった作品でもないけど、これでマリサ・トメイがオスカーを獲得したというのは覚えてます。そうですねえ、真面目くさってやけにチカラのこもった法廷モノより、これの法廷シーンのほうが格段に面白かったように記憶してます。ビデオに録画してあるし・・・引っ張り出して再見する価値はあるかもね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-06-25 14:29:22)
120.  訣別の街
これはかなり前に録画して、途中まで観てそれっきりになってました。けっこうお気に入りのジョン・キューザックが出ているのを思い出して最初から観ました。あら、なかなか見ごたえあるじゃないですか、私は好きです。教会でのパチーノの演説のシーンでは、お葬式なのにあんな大声出していいのかとちょっとハラハラしましたけどね。パチーノ相手に堂々と渡り合ったキューザック、最初はボスのために不正のもみ消しに奔走するのかと予想したけど、いい意味で期待を裏切ってくれました。そしてダニー・アイエロがいいですねえ。品のいい黒幕、策士という具合。志高く、正義感に溢れていても何年かすると垢にまみれてくるものなのね、マフィアは別として不正に関わった人たちが根っからの悪人ではなかったのが救いかな。ラスト、選挙運動に精出すキューザックを見ながら、いつかあんたも・・・いや、ならないでね、なんて思いながら見終わりました。
7点(2004-10-31 19:31:21)
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