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101.  トレイン・ミッション 《ネタバレ》 
飛行機が電車に変わっただけで先日観た「フライト・ゲーム」とよく似てますね。強引で無理がある、矛盾だらけってとこが。 でもこの手の映画はそれ言い出したらキリがないし、リーアム・ニーソンのチカラ技を楽しむのが正しい観方かもね。  これは発見したと思ったのは、チョイ役でフローレンス・ピューがいたことです。現在は当時に比べ知名度も高くなっているので、てっきりプリンは彼女だと思ってしまいました。オックスフォード生まれのイギリス人女優とはね、私的な印象としてはちょっと意外です。それとあの警部がサム・ニールだとは全くわかりませんでした、ここのキャスト情報見てびっくり。  この監督とのリーアム・ニーソン主演の作品は全部で4作品、なんだか知らない間に全部鑑賞済みに。 ちなみにこの中では「ラン・オールナイト」がいちばん好きです。 上手く言えないんですが、この監督は映画製作のセンスがすごくいいんじゃないかと、だからこんだけ突っ込みどころ満載なのに「ま、いいっか」て感じで観れてしまうのかな、なんてことを思いました。 いちばん最近の作品である本作、強引さもいちばんかな。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-22 14:22:12)
102.  複製された男
なんかよくわかりませんでしたが、この意味不明さがデヴィッド・リンチみたいだなと。 母親役でイザベラ・ロッセリーニが出てきた時にさらにリンチ感が強くなりました。 なんでもいいけど映像の色彩がイヤでした。せめて映像は美しくしてもらいたかったな。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-03-19 14:49:58)
103.  フライト・ゲーム 《ネタバレ》 
ジョディ・フォスターの「フライトプラン」を思い出しました。 本作の方がハチャメチャだけど。でもなんだかよくわからない不思議な説得力がありまして、最後まで観れちゃうんです。やはりそこはリーアム・ニーソンの底力なんだろうなと思われます。  犯人の動機や目的もあんまりよくわからないし、突然機長が毒殺されたんですけれども、どこからどうやって毒が飛んできたのか最後までよくわからず、でも最終的に副パイロットの神業のような着陸がいちばんの見せ場みたいになるとか、その場その場で目立つ人がキチンといて、リーアム・ニーソンの独壇場にはなっていなくて、そこが良いのではないかと感じます。 女性協力者はCA役で出演のレディ・メアリーだけでよかったような気はします、神業副パイロットとデキてたのよね。ジュリアン・ムーアはいてもいなくてもどっちでもよかったような気はしました。でもこの二人の女を最初からなんかありそうに感じる表情とか行動にしてあるのよね。とにかく「国際線1年間無料」に笑った。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-19 14:32:48)
104.  シェイクスピアの庭 《ネタバレ》 
シェイクスピア俳優ケネス・ブラナーがついにシェイクスピア本人を演じる。 現役バリバリじゃなく晩年のシェイクスピアでして、ストラトフォード=アポン=エイヴォンの妻子のいる家に帰るわけです。 しかし、生活費だけ送って20年帰らなかったわけですから、諸手を挙げて帰郷を歓待されるはずもなく。 つまりシェイクスピアの家族問題、家族再生のはなしでした。  作品では人間のあらゆる喜怒哀楽、業とか心理描写に長けていたシェイクスピアも、自分と自分の家族となると 「誰が食わしてやったんだ」に「知らなかったのはお父さんだけ」状態、シェイクスピアならではということではなく、どの時代にも誰にでも当てはまるんじゃないかと思われることなんです。シェイクスピアをこういうテーマで描くケネス・ブラナーに感心してしまいました。  シェイクスピアに特に詳しくなくても戸惑うことなく観られる映画になっていると思います。 とにかく映像がいいんです、室内のろうそくの炎、構図にカメラワーク、陰影、風景、どこをとっても素晴らしい。 美しく芸術的な映像だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-17 14:41:38)(良:1票)
105.  ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密 《ネタバレ》 
公開前、映画館に貼ってあるポスター見ただけで「この映画好き」と思いました。 そしてオープニング、屋敷の全景に番犬2匹が走り抜ける。クラシックな雰囲気でここだけで合格、期待値も上がる 室内も言うことなしで、どことなく70年代にあったサスペンスコメディみたいだなと。 「名探偵登場」とか「料理長(シェフ)殿ご用心」が思い出されそっちも無性に観たくなりました。  人物のファッションもヘアメイクもレトロ感ありで、俳優たちのキャラもバラエティに富んでいる。ドン・ジョンソンを久しぶりに見ました、年取ったら暑苦しさが上手い具合に抜けた感じでイイ年のとり方してるなと。 クリス・エヴァンスの髪型が、まるでカツラ被ってるみたいに見えたり。 探偵役のダニエル・クレイグの名前がブノワ・ブラン、なんかフランス産のフレッシュチーズの名前みたいで可笑しい。 もうこのシチュエーションだけで楽しめます。  真実が明かされた時は素直に「そうだったのか~」とスッキリしました。 「フッ」と意地悪な笑いを誘うようなラストもいい。ものすごく好みの映画です。  出てくるだけで「なんかあるぞ」「何企んでる?」と感じさせるクリストファー・プラマー、高齢になるほど映画の中の存在感が圧倒的になった人だと感じます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-03-11 20:46:14)(良:1票)
106.  9人の翻訳家 囚われたベストセラー 《ネタバレ》 
「ダ・ヴィンチ・コード」あのシリーズの翻訳が本当に隔離されて行われたということにヒントを得た作品らしい。 地下シェルターに翻訳家たちが集められ、厳重な監視の元にも関わらず原稿が流出する。犯人は9人の翻訳家の中にいる・・・舞台はヨーロッパ。こうくればめちゃくちゃ期待してしまいます。 最初の警察らしい場所での面会シーンも、これでもかってくらい意味ありげな様相でして、どんでん返しがあるのかもと増々期待。  んー、まずですね翻訳家は9人もいるのにその9人があまり有効に使われていないのがいちばん気になりました。 それぞれの人物像が上手くないと思う。ギリシャ人だけはよくわかったけど。 小説家志望の3人子持ちデンマーク人のアレはあんまり意味を感じません。 キャラ設定を省いてもいいくらいのプロットや演出があるわけでもなく、観る前の期待ほどではなかったです。 オープニングクレジットで燃えるシーンはやめた方がいいと思った、早い段階でどこが燃えてたのかわかっちゃう。 あっと驚かされるものが足りないのが不満でした。つまらないとか退屈ではないです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-09 16:38:44)
107.  しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス 《ネタバレ》 
いいわーこの映画。 世間の片隅でひっそりと生きてきた二人の絆が徐々に固く結ばれていく、その成り行きの描き方がなんとも良いのです。 荷車を押すエヴェレットに必死でついていく感じのモードなんですが、いつしか荷車に乗せてもらい、それを押すエヴェレット。何回となく出て来るこの荷車のシーンがものすごく良くて、ウルっと泣けてくる。  サリー・ホーキンスはウディ・アレンの「ブルージャスミン」の妹役からメキメキと目立ち始めたように思います。モード・ルイス役はアタリ役ですね。そしてイーサン・ホーク、もうほんとにいい俳優だなぁ。この二人が素晴らしい。 モード・ルイスのタッチに似たイラストのカレンダーを選ぶことが多いので、「あーこの人の影響を受けてるイラストレーターって結構多いのかなあ」なんてことも思いました。 叙情的でじんわりと優しさとか暖かさが伝わるような映画でした。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-02-20 23:39:07)(良:1票)
108.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 
とにかく結末を知るまでは観るのをやめられない映画なのは確か。 でも観客を振り回すことが目的という感じのトリッキーでホラーぽい演出、展開でして、サスペンススリラーとしてはプロットを楽しんだり、「やられた~」と感心できるものが無くてちょっと残念。死体の入った袋から携帯が出てきたとこは「んな、ばかな」と、ここで遂に自分が期待しているものとはちょっと違うなと思った次第です。 気の毒なのは警備員さん、目撃者として利用されたんだろうな。このように目的のためには手段選ばずみたいなところが引っかかる、「お見事!!」といえるドンデンじゃないのが気になるのよね。 死体が生き返るっていうのはまず無いだろうと、そうなるとあの登場人物の中なら怪しい人物が自然に浮かび上がるわけです。 浮気相手も最初からやけにテキパキというかグイグイくる感じで違和感、奥さんはそれ以上にウザイ。 女運の悪いダメ男でもあるわけで、ラストは意外にもちょっとだけアレックスに同情しちゃいました。 観て損はないってことで。。。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-02-09 21:16:17)
109.  ザ・リトル・ストレンジャー 《ネタバレ》 
いつ売却になっても不思議じゃないかつての名家で今は荒れた屋敷にシャーロット・ランプリング、これだけで雰囲気は抜群です。 物静かな医者のファラデーが探偵のごとく、不可解な出来事を解明していくのかと予想して観たんですが、全然違ってたんですねぇこれが。 ん~~屋敷への執着が無意識にああいうかたちになったのか。。。人の業の深さといいますか。 部外者だけど生意気で可愛げのないあの娘、嫌われたんだろうな。でも犬を絡ませるのはやめてほしかったな。 コトの成り行きもいちいち予想外だったり、ラストも悲惨ですし、地味ながらなかなかゾクッとさせられました。 品のいいゴシックホラーという具合です。 エアーズ家の娘キャロライン役の女優さんはTVドラマで何度か見たことある人。 ダウントンのヘクサム侯爵にも再会、本作では医者ですけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-08 15:36:16)(良:1票)
110.  ゼロ・ダーク・サーティ 《ネタバレ》 
これと「ハート・ロッカー」結構何度も放送されていて、観る機会はいくらでもあったんですがどうもあまり気乗りがしなくてね。本作も拷問シーンでたまらずチャンネル変えたこともあったんですけど、ついに観ちゃいました。 上映時間157分だそうですがその長さを全く感じませんでしたし、最後まで緊張感が途切れず、人物を語る描くということもなく淡々としているところが逆に入り込みやすかったです。 今回CIAに対しては印象が良かったんですよね、私。相手は無差別テロリストですからなんの感情移入もないし、する気も無し。そんなことよりテロの首謀者として追われる身でありながら、隠れ家で家族と暮らし子ども産ませてるってなに?子どもの多さにもびっくりですわ。 いつ突入され、殺されるかわからないような危険な状況に幼い子供をおくってどういう神経してるんだ?子どもの目前で親を殺されるという状況を作り、子どもを巻き込んだのは親本人ですね。 そしてやはり本作も主人公は悲しげな表情で終わるのです。報復、復讐を遂げた後は皆、悲しげで苦悩に満ちた表情なんですよね。成し遂げられてもそれで全てが良くなり、元通りになるわけではない、そして次やることがわからないみたいな虚しさを感じるんですよ。 しかしビンラディン殺害が2011年でこの映画が2012年制作ってところが凄いなと、突入シーンの臨場感もすごかったです。 監督のキャスリン・ビグローって見た目は女優でもいけるくらいエレガントな美人なのよね、そしてこんな映画撮っちゃう。キアヌ主演の「ハートブルー」の監督もこの人だったのか、魅力的な人です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-30 21:10:29)
111.  ダンケルク(2017) 《ネタバレ》 
戦争映画はかなり苦手です、話題になった作品も殆ど観てません。 でもこの「ダンケルク」今まで観た数少ない戦争映画とは全く違うものでした、これは敵を殺しまくって、ナントカ作戦で見事に勝利し満身創痍のヒーローがいるという物語ではなく、海岸に追い詰められた30万人の若い兵士たちをとにかく救おうとするのですね。まだ子どもといってもいいくらいの若い兵士ばかりなの。敵を殺して勝ってナンボじゃなく、人を救うことに徹底した戦争映画でした。ここが素晴らしいと思うんですよ。 戦争娯楽作品にしていないの、特筆すべきはここなのよ。 隠れる場所のない海岸の長い長い桟橋に武器も持たずにずらっと並んでいる若い兵士たち、そこへ空から攻撃されるという恐ろしさ、恐怖なんです。やっと船に乗っても攻撃される、重油まみれになり炎に襲われる。いったい何回沈没した船から脱出し大海原に放り出されたのか、怖いです。戦争の無意味さ、不条理がこれでもかと伝わる映画でした。同時期、カレーの部隊は救出されなかったという事実もあるのね。 空から見える海の美しさが一層悲しい。 本作とゲイリー・オールドマンのチャーチルの方と両方観るのもいいかもね。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2021-01-28 14:20:35)(良:1票)
112.  ヴィクトリア女王 最期の秘密 《ネタバレ》 
やっぱり英国王室モノは面白い。時代が19世紀なので権力争いの裏切りや暗殺、明日には誰が斬首刑になるかもしれないみたいなのが無いのがまた良いですね。 そしてジュディ・デンチが上手いのよ。特に前半はユーモアをしっかり感じられて、セットも衣装もすばらしく威厳があるけれど堅苦しくないし、登場人物もしっかり把握でき、誰が誰だかわからないということもないです。 21世紀になって明らかになったというヴィクトリア女王とインド人の従僕アブドゥルの親交を誠実に描いていると感じました、良作だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-27 20:19:19)(良:1票)
113.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
これみよがしに感動させようみたいな余計なものを一切つけてないのが良いです。 実際にこれ以上ないような奇跡というか、完璧な出来事ですから何も付け足す必要はないですね、故障原因が人的ミスではなく鳥の群れというとこまで完璧です。本当に感動する出来事でそれを忠実に知らなかったことまで見せてもらえました。 メインは機長の判断の是非が問われた事故後ということで、結果はわかっていながらも惹き込まれます。 トム・ハンクスの抑えた演技がいいですし、何本かの映画でハイテクを盲信しない人物を演じたイーストウッドらしく、実際の経験からの適切、適材適所な柔軟な判断、臨機応変さはコンピューターには無理、人間にしかできない、みたいなことがしっかり描かれています。 同時多発テロの傷も癒えず、リーマンショックと暗いことばかり続いた中で起きた明るく希望が持てる出来事だったんだなあと。 しかしアメリカとアメリカ人。良いこともそうでないことも映画みたいなことが起きる、やってのけてしまうんだもの。はい、底知れない国です。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2021-01-23 14:45:48)
114.  パディントン 《ネタバレ》 
色彩鮮やかでカワイイ映画。 家の内装もカワイイ、特にお母さんのレトロ感満載のファッションは私の好みにドハマリです、靴までカワイイ。 「シザーハンズ」とか「アメリ」とかを思い出しました。 ただ、クマのパディントンのキャラがもうちょっと無邪気で幼いともっと良かったなぁ。 こんなにジェントルマンぽくしなくてもいいのに、とずっと思いながら観てた。でもここが英国製っていうところなのかもね。  パディントンを通して英国人というものを語っているみたいなところが面白いです。 ジョークやパロディ部分も品が良いのね、笑わないことで有名な宮殿の衛兵さんも帽子にいろいろ入れてるっていうジョークがいちばん好きです。 何気に豪華な俳優陣にパステルカラーの壁がおしゃれなクレセントのブラウン家、てことはロンドン市内でも高級住宅地ってことですかね。機会があれば「2」も観てみるつもりです。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-22 17:30:34)
115.  チャーリーズ・エンジェル(2019)
昔々、TVドラマが放送されていた頃は個人の探偵事務所だったはず、これもまた飛躍したもんです。 クリステン・スチュワートがエンジェルだと知って観てみることに。 ユーモアもふんだんでアクションシーンもなかなか良いと思います、なんといっても女優たちに華があるのが最大の魅力じゃないでしょうか。 見た目はクールな悪女系といった感じのエリザベス・バンクスですが、製作者としての才もなかなかのものなのね、恐れ入りました。ただただ愉しむために観る映画ですね、面白かったですよ。 しかし邦題、複数形の(S)が無視されることが多いと思うんですが、いつまでこういうことをするんだろ?だから「ス」か「ズ」かよくわからないなんてことになるんじゃないか?「エンジェルズ」にすると何か不都合なことでも?
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-01-20 17:46:27)
116.  ふたりの女王 メアリーとエリザベス 《ネタバレ》 
シアーシャ・ローナンもマーゴット・ロビーも文句の付けようがない女王振りでした。 史実にわりと忠実なんだろうなとは思うけど、時間の経過がわかりにくいんですよね。メアリーがスコットランドに戻って処刑されるまで20年以上たっていると思うんですが、その時間を感じないところが奥を感じないになってしまうような気がします。よけいに駆け足になってしまうというか。それでもなぜかイングランド王室モノは面白いです、メアリーだらけで混乱するけど。 ところで黒人の臣下とアジア人の侍女ってどうなの? 平等っていうのはわかるのよ、でもいくらなんでも16世紀のイングランド王室でそこまでしなきゃいけないんですかね。 なんかいちばん矛盾を感じるところでした。  エリザベス1世は処刑されたアン・ブーリンの娘、次のイングランド、スコットランドの王がやはり処刑されたメアリーの息子ジェームズ、それ以降現在のエリザベス2世までメアリー・スチュワートの直系だというこの事実が凄いわ。 やったやられたを繰り返すも王座はきちんと継承されているのね。 God Save The Queenだわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-18 22:01:39)(良:2票)
117.  ピエロがお前を嘲笑う 《ネタバレ》 
ドイツで大ヒットしたというのはわかる気がする、刺激はある映画ですね。 観た後、どっちなんだで話が盛り上がりそうだし。つまらいとまでは思わなかったですよ、ベンヤミンのキャラとスピード感で全く退屈はしませんでした。邦題がよくないですね、原題の「Who Am I」はわりと重要だと思います。 ただ、簡単に侵入できすぎじゃないか?だからそういうシーンでのハラハラ感、緊迫感が足りないかもね。 いちばん感じたことは、若い頃のエドワード・ノートンが演じる、演じたことある、どっかで観たような映画だなってこと。 ベンヤミン役の俳優も見た目からしてノートンタイプだと思うし。 真っ先に思い出したのはやっぱり「ファイト・クラブ」どこかコメディぽいとこも似てる。 あとは「12モンキーズ」とか、最終的に自白内容の真意に疑問がわくっていうとこは「ユージュアル・サスペクツ」90年代後半くらいに話題になった映画に雰囲気が似てる。だから観たことあるような気がしたのかもね。思えば最近の映画よりずっと面白い映画が多かったような気がします。 逮捕されたMRXが地味な見るからにオタクな男の子だったのが笑える、この手の犯人のイメージって世界共通なんだなあ。仮想世界が電車の車中っていうのはなかなか面白いと思います。 ハリウッドでリメイクも決まってるそうで、ちょっと楽しみです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-24 15:54:42)
118.  ファースト・マン 《ネタバレ》 
人類初の月面着陸を果たしたアポロ11号と宇宙飛行士たち、なのに地味でエンターテイメント性はほぼ無し。失敗した「アポロ13」とは違い過ぎてびっくりした。 なぜアームストロング船長役にライアン・ゴズリングがキャスティングなのかよーくわかりました。 華々しいヒーローじゃなくて苦悩の人という感じで描かれているわけだからね。語らずともその複雑な内面を演じるゴズリングなんです。 ソビエトに遅れをとり、なにがなんでも月には先に行く、これがあれだけの犠牲者を出す原因のひとつとも思われ、「白人が月に行く」スピーチはインパクトがあり、いよいよ月面着陸というシーンでは「カプリコン1」が浮かび、今まで観た宇宙へ行く映画のなかでは最も考えさせられる映画だったことは確かです。 描き方を大きく変えたことで成功はしてると思います、でもスピード感とハラハラ感と爽快感を味わいたい人には期待外れな作品だと思います。 ところでゴズリングがはっちゃけてる主演映画ってないのかな??
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-19 14:35:35)
119.  アマンダと僕 《ネタバレ》 
まず、街並み風景がとても良いです、夏の陽射しの美しいパリの街です。 どうやら母親は亡くなるらしいくらいの予備知識だったので、あの風景と穏やかな毎日から一転というところはちょっと戸惑いました「ええ~?!こういうことなの??」て感じ 姉を母を突然亡くしたダビッドとアマンダの日常が淡々と描かれていて、凄く惹かれるわけでもないんですけどなぜか最後まで目が離せなくなってしまいました。 アマンダ役の子役が少々ポッチャリしててどこにでもいるような女の子って感じなんです。7歳にしては大人びた顔してるし。 やたら足が長くて小顔で可愛らしくて子どもモデルみたいな子役に慣れていたのもあって、ちょっと意外だったんですが、ラストのセンターコートでの泣き顔や表情を見ていたらこの子で良かったんだなあと。突然の悲劇に子どもなりに必死で堪えてるのがわかって胸が痛む。そしてみんな思いやりがあっていい人たちなんですよね~ グレタ・スカッキは若い頃はセクシー系悪女みたいな雰囲気があったと思うんですが、すっかりふくよかな善人という感じになりましたね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-18 21:45:44)
120.  ハイウェイの彼方に 《ネタバレ》 
日本では劇場未公開なんですね。三振アウト法なんていうのも初めて知りました。 イーサン・ホークは演じるタイプがほんとに多岐にわたっていると思うんですが、その中でも本作のような人物を演じると見事ですね。 おどおどしていて自分をなかなか表に出せないみたいな。繊細で表情も情感に溢れていてこちらにズンズンくる感じ。 もうオープニングからラストまでラッセルの表情だけでウルウルしてくる。とにかくイーサン・ホークの演技が素晴らしい。 最初は赤ちゃんを育てることで生きる糧を見出し、再生していくのかなと想像していたのですがちょっと違ってまして。赤ちゃんとのことがきっかけになって亡き両親と向き合うために故郷へ戻るわけで、そしていつも首からかけていた鍵がなんだったのかがわかり、一気に状況が変わるといいますか、光がさしてくるっていう具合。 全編ラッセルにウルウルだけじゃなくハラハラしどうしなんですが、赤ちゃんをベッドの端っこに寝かせたままにしているのにいちばんハラハラ。 でもあれって伏線になってたってことかしら。生後4~5か月というような赤ちゃんにチュールレースの安っぽいドレスを着せて置き去りっていうのが余計に哀れに感じて泣けたわね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2020-12-17 21:46:26)(良:1票)
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