101. アマデウス
なにがいいって凡人を芯に据えたってのがいいやね。 8点(2004-07-11 15:14:47) |
102. タイタニック(1997)
この映画は何故これほどヒットしたのでしょうか。あと、ディカプリオにオスカーあげてもいがったんじゃないでしょうか。 4点(2004-07-11 15:09:49) |
103. 戦場のピアニスト
命知らずにはなれずとも、恥知らずにはなれるさね。ポランスキーが撮ってることがなによりのリアリティー。 9点(2004-07-11 15:05:56) |
104. アメリカン・ヒストリーX
《ネタバレ》 頭を踏み潰すシーンのノートン。鬼気迫るとはこういうのをいうのだねえ。 9点(2004-07-11 14:59:32) |
105. ピアニスト
例えフィクションであろうとやるんだったら徹底的にやれっちゅうことですかい? 8点(2004-07-11 14:54:49) |
106. レザボア・ドッグス
衝撃のデビュー作とはこういうのを指す。 10点(2004-07-11 14:50:19) |
107. パルプ・フィクション
QTの勢いとか、時代の流れとか、なんか様々な要素全てが理想的な状態で完璧に絡み合うことにより生まれたひとつの奇跡、といったら大げさか。あとは、やはりトラボルタ。やつに尽きると思うわけよ、わたしは。 10点(2004-07-11 14:45:59) |
108. キル・ビル Vol.2
えっ!?もう終わりっすか!!?これ悪い意味で。この映画のヤマはどこっすか?わたしが見つけられなかっただけっすか!?QT得意のダイアログもなんかいまいち。冗長。てかつまらん。「パルプ~」はやはりロジャーエイバリーの映画だったのかあと思ってしまった。しかしなにより悲しいのは、これでまたしばらくQTの新作を見られんということ。おい!サクサク撮ろうよ! 5点(2004-07-11 14:34:09) |
109. ロスト・イン・トランスレーション
人生に迷う若者と、人生あきらめモードのおっさん。二人が、特に熱い話をするでもなく、静かに心を通わせていく様がなんとも心地よい。監督の友人であるオシャレ業界人(※ファッション誌等で私服を公開しているような輩を指す。詳細な職業は不明)が多数登場するという触れ込みで、その点だけを危惧していたのだが、特に問題もなく通過した。カラオケボックスでピストルズを歌う日本人も、ちゃんとかっこ悪く見えたし。あれみてうわーおしゃれーやわーやっぱ東京違うわーと思うやつはいないだろうし、よかったよかった。一点だけ、リスペクトだかなんだかしらないがHIROMIXは勘弁してくれ。 9点(2004-07-10 18:34:23) |
110. アメリカン・ビューティー
《ネタバレ》 はじけるのはやめようと思うか、加減してはじけようかなと思うか、よっしゃいっちょはじけっか!と思うか。この映画に感化されちゃった人、やはりはじけるにしても程々がいいのじゃないかと。映画みたいに殺されることなんてありえないんだから。仕事も家庭も失って、づるづる欲望の赴くままに生きて、そんでおじいちゃんになってごらんよ。へこむね。いや絶対。全てを後悔するね。うわ失敗した!って。で、ゴミ袋。いいプロットだけど、風化してきてるね。真似されまくってるし。そういう風に何回もみてると、あーそんなたいしたことねえなあという気になってしまう。この点、この映画悪くないけど。あと、ケビンスペイシーが運転しながら熱唱してる曲、あれってなんて曲ですか? 7点(2004-07-10 18:14:37) |
111. ビッグ・フィッシュ
《ネタバレ》 森の奥の桃源郷然り、ラストの大団円然り、どのプロットもありきたりといえばありきたりなのだが、同時に以外とこういう映画ってないなあということに気づく。ありきたりなわけだから大抵の人間は感動できる。その辺をついてきた点、しかもやったのがティムバートンというのがよい。映像的には多少物足りない。話が話だけにしょうがないが、次回作はダークなものを期待したい。あと、ユアンに恋人をとられた男(名前忘れた。てかあったか?)、やつに感情移入してしまったひねくれた輩は、わたしだけじゃああるまいな。 5点(2004-07-10 17:40:23) |
112. Love Letter(1995)
ミポリンを起用して、なんだかんだでいい感じに仕上げてしまうところに、岩井俊二が集約されてるのではなかろうか。 8点(2004-02-19 10:35:44) |
113. あの頃ペニー・レインと
気がつくとニヤニヤしていた。全体的に程よい、やりすぎないところがいい。ウィリアムをガキんちょ扱いするくだりがないところがいい。ウィリアム自身もただ大人ぶっている感じではなく、独特な雰囲気なのがいい、これは役者がよかった。随所に散りばめられた笑いも爽やか。邦題もイカス。そしてケイトハドソンかわいすぎ。こういう役で魅力を発揮するのって、演技とか以前に立ってるだけで湧き出るオーラみたいのが重要と思われ、それ故こういう役でオスカーにノミネートされたこと、ある意味、役者冥利につきるのでは。 7点(2004-02-16 12:39:04)(良:1票) |
114. スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする
作家性が非常に色濃く出ている作品だが、その割にそれ程退屈はしない。シンプル、省略、しかし筋を掴むのは容易。こういうのはいい。DVD特典では監督、キャスト、さらには原作者までが作品についてがっつり語ってくれる。なるほどなーと思う反面、ちょいと興ざめ。 7点(2004-02-13 23:31:28) |
115. ミスティック・リバー
《ネタバレ》 どこまで、というかどういう計算なのか。私は、ギリギリまでデイブが犯人と信じて疑わなかった。それは謎解き云々の話ではなく、そういう意図のもと流れる物語に素直に乗っただけのこと。故に真実が明らかになった瞬間、そしてその後の展開には激しく憤ったわけで、結局そんな感情のまま映画は終わった。後味が悪いというより、やり場のない怒りがこみあげる。いかようにも解釈ができるのは結構だが、作品肯定派の人の意見がないと、私のような観客は途方に暮れる。作品の評価がべらぼうに高い分余計に。演技陣では、ペン、ロビンスに比べこれといった見せ場がないものの、巧い演技で物語にテンポを与えていたケビン・ベーコンに1票。 5点(2004-02-13 23:14:47) |
116. シカゴ(2002)
モノホンなミュージカルを360°パノラマでみる、映画ならではの醍醐味。そして芝居してるとこしかみたことないセレブが歌うわ踊るわ。リチャードギアが、こういうちゃんとした映画で活躍してるのをみると、なんだか嬉しくなるのは私だけだろうか。そんな中順位をつけるならば、レニー>>>ロマンスグレー≧ダグラス夫人>ママ>ミスターセロファン、あくまで私的意見。レニー、決して美人じゃあない。踊りも、ダグラス夫人のが、そりゃあ堂に入ってる。しかしそれを補って余りある表現力。くるくる変わる表情、ウザイぎりぎりな、なんともこまっしゃくれた感じ。んーこれぞプロフェッショナル。「シカゴ」が小さくまとまった音楽映画にならなかったのは、ひとえにレニーのキュートな魅力の賜物と考える。 8点(2004-02-01 15:07:45) |
117. 六月の蛇
芸術家=塚本晋也。観る者に全くおもねらない、しかし己の技量に浸るわけでもない。「六月の蛇」に、芸術という意味での映画として、個人的には最高のカタチをみた。これをみたら、日本の他の映像作家なんぞ、うわっつらだけのテクニックで、「どう?クールでしょ?」てな感じで、ただのパクリにみえてくる。つーか、なりたい。塚本晋也に。 10点(2004-01-31 19:48:16) |
118. A.I.
《ネタバレ》 ジュードロウがいい。彼は、ちょっとトリッキーな感じの役がほんとにはまる。かっこいい。つーかあとはぐだぐだ。悲しげなオズメント君、あれ?関根勤?おー未来都市かーあれ?USJのアトラクション?挙句の果てには3000年後?なんだよそれ。 3点(2004-01-31 19:22:31) |
119. トーク・トゥ・ハー
切なくも醜い男の欲望。不遇な半生、哀れな末路に同情はすれども、所詮は変態。たとえそれが真実の愛だったとしても、対象にされた方はたまったもんじゃない。しかも彼女は、何の価値判断も、選択も、許されないのだから。ベニグノによる献身のおかげで、アリシアは綺麗なままでいられたわけだが、彼がそのあとトイレでマスかいてる可能性だってゼロじゃない。さらに彼はそういった行為に罪悪感を抱いてないからタチが悪い。彼は、健常者である。そこを忘れてはいけないと思う。ただきれいなだけで終わらなかったのはよかったと思うが、欲をいえば、もう少しベニグノを断罪するような展開でもよかったように思う。主題はタイトルにもあるとおり「会話は大切」なんだろうが、この展開ではストーカー礼賛と解釈する変態も少なくなさそうだ。カメラワーク、音楽を入れるタイミングなど、映画的にはそりゃもう一級品。 7点(2004-01-31 19:12:12) |
120. マルコヴィッチの穴
間と、構図があまりに絶妙。いわゆる近頃の斬新つーのとは違う、仰々しくなく、絶妙。新感覚だ。ブラック?シニカル?どれも一側面を捉えているといえるが、そこに全てが集約されるかというとそうでもない。いうなれば、「今っぽい」映画だ。エンドロールにもやられた。もうスパイクジョーンズひきだしありすぎ 9点(2004-01-26 02:36:19) |