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101.  西部の王者
桃太郎さん、カーンバック!すいまシェーン!お先に書かせてもらいます。これまた素晴らしい作品、よくご存知で!西部劇は好きで、結構観ているつもりでいたけど、知らなかった作品がまだまだ沢山、あることに気がつきました。そんでもって、この映画、オープニングから本当にかっこ良く、映し出される西部の街並み、美しい風景とかっこ良い音楽、なんと言うべきか?映し出される美しい街並みは西部劇の名作「シェーン」の如く美しい。また沢山の牛、馬、その二つの動物を巧みに使ったスケールのある映像はハワード・ホークス監督の「赤い河」やジョン・フォード監督の「駅馬車」のようなスピード感溢れる映像!これはCGなどではけして、表現することは無理な映画的、映画ならではの力強さが観ていて伝わってきます。全てが正しく西部劇そのものとでも言うべき、本当にかっこ良くて、爽快な気持ちにしてくれる傑作間違い無しのこれまた素晴らしい西部劇に出会った気がする。最後にもう少しだけ言わせてもらうと、モーリン・オハラ意外はあまり知らない俳優きりですが、これだけ楽しませてくれたら言うことありません。 ここのサイトに来てなかったら、ここのサイトの存在を知らないでいたら間違いなく知らなかったであろうし、観てなかったと思う。また一つ、素晴らしい映画に出会った。  <追記> 放浪紳士チャーリー様、初めまして!一番星☆桃太郎さんの仰っているように、謝らないでくださいませ!私も桃さんと一緒で熱くなりやすい性格なので、気になさらずに、これからもどんどん書いてください。2006年6月30日!
[DVD(字幕)] 9点(2006-02-23 21:04:16)(良:2票)
102.  戸田家の兄妹 《ネタバレ》 
「東京物語」に通じる家族のあり方、家族制度への問いかけ、小津監督らしい人間を見る眼の優しさと厳しさとの両方が上手く描かれていて感心しました。最初のうちはかなり腹の立つ内容ではあるものの、佐分利信扮する次男が帰ってきた辺りから話は段々と面白味を増し、そして、何と言ってもあの法事の席でのやりとり、母と妹が冷たくされている事に対しての怒りを見事なまでに表現し、兄やその配偶者などを片っ端から追い払うところなど気分爽快!小津監督は最後に見事な場面を持って来て見せた。流石です。また一つ小津監督の映画で良い作品を観た。そんな気が致します。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-19 11:50:17)(良:1票)
103.  イースター・パレード
フレッド・アステア主演のミュージカル映画で初めて見た映画です。なんというかっこ良さ、驚きました。けして、二枚目とは思えないのに踊っている時のフレッド・アステアは本当にかっこ良い。女性をエスコートする時の顔つきから、ステップの運び方まで何もかも素晴らしい!今までどちらかというと苦手だったミュージカル映画ですが、ここ数年、何本かの楽しい作品に出会って段々とミュージカル映画に興味を沸き始めた現在、この映画の持っている色彩の美しさ、音楽の楽しさ、華やかさ、勿論、ストーリーも良い。そして、何よりもフレッド・アステアを始めとするその他の俳優、女優陣の美しさ、また一つ面白いミュージカル映画に出会えた気がする。この映画に出逢ったお陰で今の私(ミュージカルアレルギーから解放されて、ミュージカル映画が好きになったと同時にフレッド・アステアという名前も顔も解り、その後、アステア主演映画を沢山、観るようにもなった。)がいると言って間違いない。最初は8点にしたけど、何度か見ているうちにやっぱり9点!という気持ちになってきた。よって最初の点数から1点アップさせます。
[DVD(字幕)] 9点(2006-02-11 22:24:46)(良:1票)
104.  白い恐怖(1945)
あれ?なんか皆さん、えらい辛口ですけど、私はこれもいかにもヒッチコックて感じの雰囲気で好きな作品です。ヒッチコック独特の映像へのこだわり、イングリッド・バーグマンが話が進むに連れて、どんどんと女らしくなっていくその映像的マジックに、そしてまたそんなイングリッド・バーグマンが眼鏡を外す場面でのドキッとさせる瞬間のテクニックはヒッチコックならではの見事な映像の世界!けして世界的にも高い評価はされなかったこの作品ですけど、評価とは裏腹にこれまたどうして、最近のハリウッドの大作などではけして味わうことの出来ないものが観られると私は思います。世の中には過小評価されている映画も幾つもある気がするけど、例えばジョン・フォード監督の「黄色いリボン」やビリー・ワイルダー監督の「深夜の告白」など、ヒッチコック監督で言うならまずはこれ!もっと評価されても良いと私は思うので8点です。
[DVD(字幕)] 8点(2006-02-04 00:03:26)(良:1票)
105.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 
華族の令嬢、池田恭子演じる原節子の燐とした美しさ、気品に満ち溢れた姿、そして、そんな原節子に「おなか、空いたわ!」なんて笑える台詞を言わせてしまう木下恵介監督、凄い!あの場面は本当に笑った。それとこの映画、不器用な男と女の大人の恋愛を描きつつも、本来なら暗くなりがちな所をユニークな場面と会話のやり取りで楽しい仕上がりになってます。原節子が佐野周二にお茶を進める場面での「どうぞ!どうぞ!」ていう時の可笑しさときたらたまりません。木下恵介監督と言えば悲劇のドラマばかりの監督だと思われがちですが、そんなことはなく、こういう上品で楽しい喜劇も撮れる素晴らしい監督だということがこの映画を観れば解ると思うし、とにかくどの俳優にしても上品で嫌味がないのが素晴らしいです。これもまた日本映画全盛期の頃の日本的な雰囲気を感じるそんな一本です。
[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-23 22:02:57)(良:1票)
106.  赤い靴(1948)
映画にはモノクロとカラーとがそれぞれあるわけで、中にはモノクロだからこそ良いものとカラーで良かったと思わせる映画とに分かれると思う中で、この映画の場合だと間違いなく後者に当る作品です。とにかく色彩の鮮やかさ、美しさ、そして物語りも美しくて哀しい。幻想的な美の世界に酔いしれるそんな映画です。この作品のタイトルにもなっている赤い靴をモチーフに、描かれるバレエに生きる者の人間模様が本当に見事なまでの美しい映像と重なり合って一つの素晴らしいドラマを生み出しています。今回、初めて観たわけですがその幻想的な美しさに見とれるほどの本当に素晴らしい映画です。どのシーンにしても物凄く新鮮な感じでこれほどの作品が五十年以上も前に作られていたとは驚きです。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-15 12:02:04)
107.  脱出(1944)
ハワード・ホークス監督によるハードボイルド映画の代表作!ハンフリー・ボガートの人間臭さとローレン・バコールの怪しい魅力とが上手く描かれていて十分楽しめる仕上がりになってます。ハンフリー・ボガートのタバコの吸い方、かっこ良いです。ところどころ笑えるシーンもあったりと、どんなジャンルの映画でも水準以上のレベルにある作品にしてしまうハワード・ホークスという監督もアメリカ映画全盛期の素晴らしい監督の一人だということがどの映画を観ても解る。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-09 17:17:03)
108.  素晴らしき哉、人生!(1946) 《ネタバレ》 
この世に産まれてきた以上、自分を思ってくれる人がいる。大切だと思ってくれる人がいて、そういう人の為にどんなことがあっても生きよう!人生は辛いことも多いけど、楽しいことも多いと思わせてくれる力がこの映画にはある。信じる者は絶対に救われるんだ!天使の存在なんて信じるか信じないかは人それぞれだが、私は信じたい。そして、この映画を観て一人でも多くの世の人が自殺することを考え直して止めることを祈りたい。そういう願いをこの映画を撮ったフランク・キャプラ監督は全人類に映画という大きな武器を持って訴えようとしたに違いない。正しく人生の素晴らしさ、タイトル通りの「素晴らしき哉、人生!」そんなヒューマニズム溢れる名作中の名作!文句なしの満点です。
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-23 22:39:15)(良:3票)
109.  天国は待ってくれる(1943)
何だかヘンリーが「風と共に去りぬ」のレット・バトラーのような男に思えた。そんな調子の良いこの男がマーサに対して愛を語る時のやりとりが凄く可笑しかった。ルビッチ監督らしい相変わらず上手い語り口、最後まで飽きることなく楽しめるこの映画、タイトルがこれまた本当にお見事!それにしてもルビッチ監督って本当に物語の持っていき方が上手い!こういう映画を観ると観るほど、今のアメリカ映画がいかに駄目かよく分る。映画の基本はまずは脚本!ルビッチ監督の映画はこれが観たのが四本目ですが、いずれも脚本が素晴らしくて観ていて飽きない。今のところ観たルビッチ監督の映画の中では「生きるべきか死ぬべきか」が最高傑作だけど、この映画も完成度では一歩譲るとして、間違いなく映画史に名を残す傑作であることは間違いない。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-12-11 16:09:45)
110.  哀愁 《ネタバレ》 
ヴィヴィアン・リー主演映画というと「風と共に去りぬ」がおそらく一番多くの方に見られていることは間違いなく、あちらはあちらで十分映画史に入る名作であり、作品のスケール、完成度などでは上かもしれない。しかし、どっちのヴィヴィアン・リーに惹かれるか?どっちのヴィヴィアン・リーが好きか?と聞かれたら迷うことなくこの「哀愁」の方の彼女を選ぶ。ストーリーそのものはどこにでもありそうなほど至ってシンプル、モノクロの映像美に浮かび上がるヴィヴィアン・リーの美しさは今の時代に連れてきても、文句無し通用すると思います。深い霧に閉ざされるロンドンのあの橋、ウォルタールー橋の二人だけのシーン、ヴィヴィアン・リーのマイラが出会った大佐との初めてのデートの場面、美しく甘く、そして、切ない音楽、二人の踊る場面の余韻、そして、別れから再会、ラストのヴィヴィアン・リーの悲しい女の全てがここにありのような悲劇的な死には何度見ても涙が止まらない。「風と共に去りぬ」と同じぐらい語られてもおかしくない映画だと思うし、またこのマーヴィン・ルロイという監督さんももっと語られても良いぐらいの職人監督であると私は思います。
[DVD(字幕)] 10点(2005-12-02 23:52:23)
111.  失われた週末
大好きな監督の一人でもあるビリー・ワイルダー監督の作品の中ではそれほど面白いとは思えないこの作品、しかし、これだけ重いテーマにチャレンジしたその姿勢は大いに買いたい。アルコール依存症の人にとっての酒はなくてはならないものだという事についてこの映画は深く語っている気がします。こういう時には重い話も悪くはないし、同じ重い映画でも「ダンサーインザダーク」のような後味の悪さしか残らない作品ではないので、嫌いではありません。
[DVD(字幕)] 6点(2005-11-18 22:14:23)
112.  マルタの鷹(1941)
「黄金」に続くこれがジョン・ヒューストン監督の映画では二作目の観賞ですが、「黄金」ほどの切れ味、面白さは感じられなかったものの、これはこれでなかなか面白い映画ではありまして、はっきり言って近頃のアメリカ映画よりはずっと面白い!この映画もそうだが、ハンフリー・ボガートは正にハードボイルドの代名詞とでも言うべき男の美学というものが感じられます。こういう役をやらせたらハリウッド映画の歴史において、ハンフリー・ボガートを超える俳優は果たして存在するのかと、いつもいつもハンフリー・ボガートの出ている映画を観る度に思います。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-27 21:59:49)
113.  赤い河
西部劇と言えば何もジョン・フォード監督だけではなく、この映画の監督、ハワード・ホークス監督もこれまた西部劇を撮らせたらジョン・フォード監督と同じぐらい上手い監督だと思っています。この作品にしても西部劇としての要素、面白さが全て含まれていて2時間以上の長さをまるで感じることなく楽しく見ることが出来ます。1万頭もの牛を運ぶスケールの大きさ、ジョン・ウェインも文句無しにかっこ良く、これも間違いなく映画史に残る西部劇の名作だと言って良いぐらいの映画です。
[DVD(字幕)] 9点(2005-09-30 23:17:11)
114.  野良犬(1949)
若き頃の三船敏郎と貫禄十分の志村喬の2人の刑事による刑事ドラマで、テンポ良く描かれていて面白い!そして又、戦後まもない時期の日本というものを黒澤明監督は独自の映像で見せる。社会派の刑事ドラマといった感じのする映画で、これもまた黒澤明監督が良かった頃の忘れられない映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2005-09-20 21:39:59)
115.  邪魔者は殺せ
もう既に皆さん、書かれていますが、何と言っても監督があの映画史に残る大傑作「第三の男」のキャロル・リード監督で撮影も同じロバート・クラスカーとくれば、そりゃあ、映像の凄さ、素晴らしさときたら完璧です。どのシーン一つ一つとっても美しく、本当に観ていて圧倒させられます。ただ個人的に作品の完成度、面白さという点で「第三の男」の方が上です。それでも間違いなく面白い映画ではあるわけで、私もあのラストは結構、しびれました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 22:29:32)(良:1票)
116.  姿三四郎(1943)
ご存知、黒澤明監督のデビュー作ですが、既にこの作品からして巨匠の名に相応しい力強い演出が所々見られます。大胆に格調された試合のシーンといい殺気漂う右京ヶ原での死闘での迫力ある映像、とても監督デビュー作品とは思えないものがあります。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-19 18:46:53)
117.  桃色(ピンク)の店 《ネタバレ》 
以前、「生きるべきか死ぬべきか」という映画を観て初めてこの監督の映画に触れてみて、これは他の作品も観たいと思った。そんなルビッチ監督の作品、残念ながら近くのレンタル屋さん、どこを探してもほとんど置いてない。そんな中で偶々見つけたこの作品、やはり面白い!ルビッチ監督の描く世界は後のキャップラ、ワイルダーといった監督の描く世界に通じるものがあります。なんて言うのか、上手く言えないけど、この監督の作る世界、好きです。話も勿論、良いのだが俳優の演技も良いし、台詞にしても粋な感じて嫌味が無くて見ていて楽しめる。この映画の終りの方の台詞「あなただったのね」て何だかチャップリンの「街の灯」のラストを想像させるものがある。いずれにせよ、これもまた「生きるべきか死ぬべきか」とは一味も二味も違った素晴らしい映画であることは間違いない。他のルビッチ監督の映画も観たい!頼むからどこか近くのレンタル屋さんにルビッチ監督の作品、全部置いてくれ!そんな気分です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-19 18:04:13)
118.  我が道を往く
正にアメリカンヒューマニズムというべき言葉がぴったりの映画です。ビング・クロスビー演じる神父チャック・オマリーは、善人を絵に描いたような素晴らしく愛すべき人物です。決して押し付けがましくなく、人を驚かせようとするわけでもなくいたってシンプルに人間的にごく普通の優しさに満ち溢れた何とも心の温かい本当に人間味溢れる人物象として描かれていて良かった。役者の演技の素晴らしさは言うまでもなく、映画の中で使われている音楽がこれまた素晴らしい!こういう映画、つまり人間味溢れる素晴らしい映画が昔のアメリカ映画には沢山あったんだとこの映画を見ると改めて思う。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-16 22:30:05)
119.  美女と野獣(1946)
まずは何と言ってもフランス映画の香りがぷんぷん漂ういかにもフランスていう感じの映画です。言葉では片付けられない物凄い神秘的でとにかく何もかもが本当に美しく、これはもうフランス映画ならではのものであると言えよう!そんな美しい映像の中で語られる美女と野獣の切ない物語が心に残ります。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-09-15 20:43:25)
120.  自転車泥棒
父と子を描いた映画は数あれど、これほどまでに切ない気持ちにさせられた映画はなかった。とにかく暗い。ひたすら暗いんです。しかし、そんな暗い中に見え隠れする親子の絆、痛い程、胸に染みる。イタリア映画てなんでこんなにも切ない映画を撮るんだろう?そこにあるのはイタリアという国を表しているからだろう!イタリアの美しい町並み、人間的な心、これが本当のイタリアリアリズムなんだろう!本当にどうしようもない程、やるせない気持ちになる映画ではあるけど、いつまでも心に残るそんな映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-09-12 22:53:28)(良:1票)
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