101. ペイ・フォワード/可能の王国
《ネタバレ》 面白いことは面白いし、好きなんだけど。 結末だけどうしても納得いかない。 優しさと幸福のために尽くしたのに、 主人公だけが不幸な結末に。 そんな彼に世界中が悲しみました、めでたしめでたし。 …なんて納得いくわけない。 終わり良ければすべて良し、その逆もまた然り。 [DVD(字幕)] 5点(2006-05-21 21:49:25) |
102. 花
ストーリーやビジュアルに派手さはなく、 地味ぃな映画ではあるが泣けるいい映画。 多少、演技やセリフにクサイ点があるのが微妙なところ。 ラストシーンまでオチに気付かなかった。 フツーは気付くもんだろうなんだが。 [DVD(吹替)] 6点(2006-05-21 21:42:22) |
103. バッドサンタ
女・金・酒とトリプル狂のタチの悪い駄目サンタの物語。 どんなかと思いきや、下品さと駄目人間ぶりがお子様には見せられない映画。 が、ストーリーそのものはけっこう良くできてて、いい話だったりする。 不真面目な映画で笑えます。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 21:38:41) |
104. ゼブラーマン
特撮テレビ番組を、そのまま映画時間に拡大したような内容(笑) 良い意味で、全編に渡るバカっぽさがたまらん。 特撮物の醍醐味が個人的には大変お気に入りだが、 他人(世間一般の普通の人)にオススメできるかというとNO。 脇役のみなもいい味出してるが、鈴木京香はアレでいいのか? あのコスプレに、あのオーバーリアクション気味の演技。 真面目な映画でないだけに、鈴木京香が浮いて見える。 [DVD(吹替)] 6点(2006-05-21 21:34:31) |
105. スウィングガールズ
制服+東北弁+ジャズバンド。 一見、アンマッチな組み合わせが見事なハーモニー。 話の展開は、1点だけオイオイと突っ込みたいが、 それを除けば、安心して素直に見られるおもしろい映画。 [DVD(吹替)] 8点(2006-05-21 21:29:21) |
106. さよなら、クロ
犬が可愛すぎる。 鼻水ずるずるで見た。 物語の途中の展開はどうかとは思うが。 教頭の後ろ姿に泣いた。 [DVD(吹替)] 8点(2006-05-21 21:25:30) |
107. 座頭市(2003)
ばったばったと斬り倒す、侍アクション。…はいいんだけど。 またか、と思うほど次から次へと出てくる北野ファミリーの面々。 北野ファミリーがお祭り騒ぎしてる程度にしか見えない。 最後のタップダンスも「だからなんなの?」程度。 公開当時、大評判だったのが信じられないほど。 [DVD(吹替)] 4点(2006-05-21 21:20:24) |
108. エリン・ブロコビッチ
胸がヤバイ(笑)観終えた後にはスッキリ爽快な気分。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-21 20:59:46) |
109. 踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
《ネタバレ》 踊る大捜査線の独特の持ち味はあるが、 いかんせんテレビ版の延長線程度の内容。 映画にするにはやや冗長で、物足りない。 テレビドラマを見る感覚ぐらいで観たほうがいいですね。 最後まで引くだけ引っ張った岡村の存在意義のオチに愕然。 [DVD(吹替)] 5点(2006-05-21 20:55:43) |
110. A.I.
《ネタバレ》 つまらないと聞いて、期待せずに観たらそれなりにおもしろかった。 ちょっと長いのと、3部作みたいな作りは評価つけがたい。 水には潜れるのに食物を口に入れただけで故障する、設定の矛盾に疑問符。 ロボットの子が愛を求める姿はなかなかに感動物だが、 反面、人間の親がロボットの子を捨てたという物語は、 あまりにも可哀想すぎて、あまりにも残酷すぎる物語。 テディ(熊のぬいぐるみロボ)はかわいかったので、テディに5点。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-21 20:48:05) |
111. ミリオンダラー・ベイビー
ボクシングといえばやっぱり男のイメージ。 女性ボクサーにあんまり感情移入できなかった。 物語は中盤くらいの、試合シーンまでは盛り上がって興奮できる。 が、終盤が…全体的に雰囲気が暗くて重い。 物語的には面白いけど、あの結末はどうかと思う。 モーガン・フリーマンは相変わらずいい感じだしてるが、出番少な目。 ナレーションに回されて誤魔化されてる感アリ。 最後の展開だけはどうも納得できない、釈然としない。 [映画館(字幕)] 4点(2006-05-07 22:52:46) |
112. ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン
ゲームのアフターストーリー・外伝的なものであって、 物語の密度じたいはあまり濃くない。 新しく登場した敵役のリーダー格が、 超重要人物のただの噛ませ犬なのが残念。 敵役の他2人に至っては、噛ませ犬の噛ませ犬程度…。 ファイナルファンタジー7(の物語)を知ってる人しか楽しめないが、 知ってる人にとってはまず間違いなく楽しめるであろう。 当時、ゲームで角々ポリゴンで表現されていたキャラクターが、 本物の人間そっくりのCGで再現されているのを見るだけでも価値がある。 あくまでゲームのファンディスク、といったところ。 比較するのもどうかとは思うが、映画「ファイナルファンタジー」よりは遥かにCGの意味がある。 [DVD(吹替)] 8点(2006-05-04 19:41:06) |
113. ターミナル
感動巨編のヒューマンストーリー!と、思いきや小ネタ満載のコメディ。 コメディと見れば正直おもしろおかしく笑える映画じゃないだろうか。 感動の流れがないわけでもないし、まぁ良い映画だとは思う。 宣伝ではトム・ハンクスが涙するシーンがよく使われてるが、 あれを見ても感動物だとかヒューマンストーリーと思い込まないほうが良い。 [DVD(字幕)] 7点(2006-05-04 19:14:39) |
114. チャーリーとチョコレート工場
もっとレトロで夢のあるものを期待していたのだが、 フタを開けてみれば近代的でハイテクな工場…。 工場の外と中で、ずいぶん世界観の温度差。 期待過剰だったのか、一気に興醒め。 結局、その感を拭いきれない(むしろ悪化した)まま、 物語が最後まで進んでしまい、 肝心の感動するべきシーンも拍子抜け。 ジョニーデップの奇人っぷりの演技は、 気持ち悪いくらい素晴らしかったが。 ミュージカル部分もちょっとだけ楽しかった。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-04 18:56:43) |
115. モンスターズ・インク
サリーの毛の質感など、まるで本物の毛がそこにあるかのよう。 映像美に関しては流石ピクサー、文句のひとつもない。 ストーリーの構成やシーンの演出なども、 上手いこと練られてて「おっ」と思わせる。 モンスターの世界なのに、妙に人間じみた世界。 そこにある、姿形を問わない、心の優しさがある映画。 [DVD(字幕)] 9点(2006-05-04 18:09:52) |
116. ブラザーフッド(2004)
死んだり殺したりの戦争などの暴力的な映画は嫌い。 なのであまり見る意欲は湧かなかったのだが、 横から見ていたらついつい魅入ってしまった。 ラストシーンの兄弟愛には感動して涙が出た。 物語の展開などは、多少無理や疑問が残るものの良い映画。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-05-04 18:03:56) |
117. 恋愛寫眞 Collage of our Life
正直、広末涼子が見たい衝動だけでレンタルした。 ところが、主人公は松田龍平で、中盤からは広末の出番ほとんどなし。 松田龍平も中盤以降に登場する小池栄子も、はっきり言って好きじゃない。 ここまでは個人的な趣味なのでよしとするが、内容がヒドイ。 シリアスな映画かと思いきやコメディ調になったり、 恋愛物かと思いきや中途半端なアクションシーンが入ったり、 映画の雰囲気が落ち着かず空気が変わりすぎ。とにかく中途半端! お世辞にも上手とは言えない松田龍平の英語(ナレーション)を終始聞かされるのも耳につく。 映画の雰囲気作りのため意図的なのは推測できるが、それでもツライ。 ラストのオチも問題外。あれじゃただのなりすまし詐欺。 結局、本当に広末を見るだけの映画と成り果てた。 [DVD(吹替)] 2点(2006-05-03 12:32:22) |
118. ファイナルファンタジー
前評判の悪さを知りつつ、怖いもの見たさで鑑賞。 序盤は「このCG技術を見よ!」と言わんばかりの演出とカメラアングル。 CG(外見)だけはスゴイが、肝心のストーリー(内面)がまったくともなってない。 物凄く壮大な設定なはずなのに、驚くほどのストーリーの密度の薄さと展開の陳腐さ。 「ファイナルファンタジー」という名前からは、ゲーム以上におよそかけ離れた存在に。 赤字覚悟だったのか?採算がとれるほどの大ヒットの自信があったのか? いずれにしろ、膨大なCG製作費をかけてまで作った製作者の意図がまったく理解できない。 FFお得意の「世界の破滅感」が映画でも出てくるが、この点だけならゲームにすら劣る。 ゲーム会社が映画を作ろうという、まさに制作者の「最後の幻想」であった。 [ビデオ(字幕)] 1点(2006-05-03 12:17:15) |
119. チョコレート(2001)
出てくる人物全員が独善的。 おまけに物語の展開はすべて悪い方向へ。 全体的に負の雰囲気で、観てて気分が重く暗くなる。 とにかく後味が悪い。 結末は難解、というか理解不能。 またムダに濡れ場が多い、長い。 間違えて日本語吹き替えをレンタルしてしまったのだが、 字幕版でもう一度観ようという気分にはまったくなれない。 感動系ヒューマンドラマのコーナーランキング上位にあったのが不思議でしょうがない。 [ビデオ(吹替)] 3点(2006-05-03 12:00:47) |
120. セレンディピティ
たとえるならば「力技ごり押し恋愛 判定勝ち」みたいな…。 幸せは自分で掴み取れとはよく言うが、それとは似て異なる。 主人公があまりにも強引すぎて運命的やロマンチックのかけらもない。 とりあえず、ヒロインのケイト・ベッキンセールが美人だった、それだけ。 この映画は、それ以上でもそれ以下でもないような気がする。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-05-03 11:43:49) |