101. ショーシャンクの空に
リバイバル上映にて初見。不思議な魅力を持った映画でした。ストーリー自体はかなりドラマチックなのに、淡々と進む演出(カタルシスを感じるBGMがなかったり、モーガン・フリーマンのナレーションだったり)で、あえて見る側に感情の起伏を感じさせないようにしていた気がします。それにもかかわらず、鑑賞後に独特の面白さが残る作品でした。 [映画館(字幕)] 9点(2015-09-22 19:35:18) |
102. そして父になる
《ネタバレ》 6年間過ごした(取り違えの)子供がそれまで通りの元サヤにもどるのか、どちらとも取れる場面で終わる。 病院側は交換する前提で最初から話を通そうとするが現実はそうならないでのはないか。 きっちり結論を描くバージョンがあってもそれはそれで興味深く、見てみたかった気がする。 [地上波(邦画)] 8点(2015-08-24 13:49:28) |
103. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 アクション映画のお手本のような作品。これが基準になると今後のアクション映画作りは大変になるかもね。トム・クルーズ自身がノースタントでアクションをこなすのにも相変わらず驚きだが、50歳を超えているというのもさらに驚き。1990年代はCGそのものが映画の売りだったが、今は「CGを使わずにどこまで出来るか」が売りになっていて、時代が一周している感じがする。いろんなアクションが出てきたが、バイクチェイスがものすごく迫力があって良かった。惜しむらくはIMFのメンバーが優秀過ぎることか。建物への侵入やシステムへのハッキングはもはや出来て当たり前、さらには敵を捕らえるワナまで作っちゃう。もう「どうやって解決するか」を楽しむ映画じゃなくなっているのかも。 [映画館(字幕)] 8点(2015-08-13 15:22:39) |
104. ジュラシック・ワールド
《ネタバレ》 内容はまあまあ面白かったです。しかし、3D吹替で見たのですが、主人公2人のうちクレアの吹替をした木村佳乃(ちなみにエンドクレジットが出るまで天海祐希が吹替えていると思っていました)のセリフ読み(演技)が棒読み過ぎて非常にがっかりでした。クレアが甥っ子達と出会う際に「100年ぶりに会う(うろ覚え)」と話していたため、最初クレアがアンドロイドなのかと思っていました。それならば棒読みの演技もまあ納得です。ロボットっぽい演技ということで。しかし話が進むとどうもそうではないらしい、クレアは人間のようだ、とわかると吹替の棒読みっぷりが非常に下手に感じられました。もう一人の主人公オーウェンの吹替をしたのは玉木宏ですが、こちらはそれほど悪くない演技でした。ただ、玉木宏の声は特徴がありすぎるので常にクロレッツのCMが頭から離れませんでしたが。 あと、ジュラシックシリーズといえばCGですが、CGで何でもそこに存在するように見せることが出来る現在ではもうCGに驚きは感じませんでした。 ジュラシック・パークで生物のCG化に驚き、ジュマンジで体毛のある生物のCG化に驚いた後はもうCGが映画の見所になることはないですね。 3Dもその必要性はあまり感じませんでした。クレアの吹替が良ければ、あるいは字幕で見れば7点だったと思います。 [映画館(吹替)] 6点(2015-08-06 15:31:52) |
105. HERO(2015)
物語の展開としてはTVシリーズ時代から変わっていません。久利生がある事件を担当するも捜査を進めると壁に当たってしまう。しかし久利生の情熱にほだされて(?)意外なところから解決の糸口が見つかりめでたく事件解決、という流れです。これをワンパターンという方もいるかもしれません。展開にご都合主義を感じる方もいるかもしれない。しかし愛すべきワンパターンだと思います。自分としてはワンパターンではなく「ベタ」と言い換えたい。愛すべきベタ、飽きの来ないベタです。事件の解決が見えてくると胸がすくのを感じることが出来ます。コロンボだって古畑任三郎だって展開はある意味ベタだけど最後に事件が解決することにカタルシスを感じるでしょう? [映画館(邦画)] 7点(2015-07-26 18:09:12) |
106. ひまわり(1970)
《ネタバレ》 リバイバル上映で初めて見ました。ヘンリー・マンシーニのあまりにも有名な哀愁漂うテーマ曲のためか、見る前は切ない物語だろうと思っていましたが、結局のところ単なるメロドラマでした。物語の展開はそれほど激しくなく、戦地のロシアで死にそうになった主人公の夫が現地の人と家庭を築いてしまい、主人公である妻がロシアまで夫を探しに行き見つけるも、結局どちらも新しい家庭があり子供もいるためそのまま分かれてしまう、というストーリーです。今だったら(それがいいか悪いかは別にして)もっとドラマチックなストーリーにするところですが、公開当時(1970年)はこれで良かったのでしょうね。イタリア映画であることもストーリーにあまり起伏がない一因かもしれません。主人公である妻はソフィア・ローレンが演じていますが、いかにもなイタリア女を上手く演じています。現在は美人の基準が変わってきていているのでもっとマイルドな顔の女性が美人の代表として見られていますが、ソフィア・ローレンのような気の強そうな顔の美人はもう出てこないのかもしれませんね。 [映画館(字幕)] 7点(2015-06-11 19:17:22) |
107. チャッピー
《ネタバレ》 ニール・ブロムカンプ監督がまたやってくれたぜ!あんたスゲェよ!監督処女作である第9地区のブッ飛んだ設定やいつの間にかエビ星人に肩入れしてしまうストーリーも最高だったけど、このチャッピーも最高のSFヒューマンストーリーだよ!まず主人公のチャッピーの声がC-3POみたいでちょっと抜けてるような感じなのが感情移入できていいじゃないか。あと、下手なSF映画ではチャッピーが”家族”のために犠牲になって…という展開になっちゃうんだけど、最終的にはそうならないのもいい。第9地区は、主人公はエビ星人になってしまうというある意味バッドエンディングなのだが、チャッピーでは最高ではないが最善のハッピーエンディングになるのもいい。ハンス・ジマーの劇伴も地味にいい仕事している。ほぼ2時間の上映時間のうち最後の30分は、号泣ではないものの涙が途切れることがなかった。こんな体験は初めてだ。まだデビュー3作目だか第9地区とともにブロムカンプ監督の代表作になること間違いなし!! [映画館(字幕)] 9点(2015-05-23 18:25:30) |
108. ラン・オールナイト
《ネタバレ》 リーアム・ニーソンのアクション映画はアクションが現実離れしていないので安心して見られるのがいいですね。ビルから大ジャンプとかないし。ただ途中でカーチェイスがあるのですが、あれでよく(カーチェイスが終わる地点で決着が着くまでの)途中で事故らないな~とは感じましたが。出演者では主役のリーアム・ニーソンはもちろんいいのですが、敵(マフィアのボス)役のエド・ハリスと(プロの殺し屋役の)コモンの存在感と演技がスゴいです。あと地味に凄いのがカメラワークで、ニューヨークの上空にあったカメラが高速移動してクローズアップするというカメラワークが多用されています。ものすごく自然なので違和感を全く感じませんがよく考えるとCGを使わないと不可能でしょ、あれ。 [映画館(字幕)] 7点(2015-05-17 08:20:03) |
109. ローマの休日
劇場にてリバイバルを鑑賞。これが劇場・TV放送・DVD含め初見。TVでこの映画が取り上げられるときはオードリー・ヘップバーンのアイドル性(美貌・ファッション等)のみが取り上げられるため、現代でいうところのアイドル映画のようなものだと思い見るのを避けてきた作品でした。しかし町山智浩氏の講演をきっかけに鑑賞したくなりました。いい映画ですね。モノクロ映画なわけですが、出演者がどんな色の服を着ていたのかカラーでも見たくなる作品ですね。 [映画館(字幕)] 8点(2015-05-10 17:29:21) |
110. ニュー・シネマ・パラダイス
《ネタバレ》 やはりいい映画ですね。最初の鑑賞は映画好きの先輩と共に見たレンタルビデオででした。懐かしいです。今回リバイバル上映されたので劇場で鑑賞しました。ストーリーは単純で、映画しか娯楽のない田舎町で育った主人公のトトが友人の映写技師の死をきっかけに田舎に帰る、というものです。ラスト、トトは友人アルフレードが形見として残した、神父の検閲でカットしたキスシーンをつなげたフィルムを見て笑ったり涙ぐんだりします。それは決してキスシーンで心動かされているわけではありません。トトにとってあのフィルムは人生で唯一といっていいほど楽しかった時代の象徴なのです。子供だったトトは青年になり村を出ます。その後映画監督としてそれなりの地位を得はしましたが、生涯の伴侶を得られず女性をとっかえひっかえしている、30年間も帰省していない、など村を出てからは決して心晴れやかに過ごしているようには見えません。いろいろ悩み多き人生のように思えます。アルフレードの葬儀が終わってからはトトはローマに戻るんでしょう。仕事面からも心情面からも、もうそうせざるを得ない状況なんだと思います。トトはアルフレードの助言に従って村を出たわけですが(本心は不明ですが)、それが良かったのかどうなのか、大人になってから見るとそういうことを考えてしまいます。 [映画館(字幕)] 9点(2015-05-03 17:25:54) |
111. ミスト
《ネタバレ》 原作スティーブン・キング、監督フランク・ダラボンのコンビの新作は、これまでの「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」などとは路線が変わり、キングが本来得意としているモダンホラーとなった。それもただのホラーではなく、ガツンと衝撃を食らわされる傑作となった。特にラストシーンで受ける衝撃はすさまじい。この映画の表向きのテーマは「襲いかかる未知のものからいかに逃げおおすか」という典型的なホラー映画のそれだが、裏テーマはズバリ「神・宗教」である。主人公は、現代的な、神の存在を気にしない人物として描かれており、そういう考えのもとに行動する。その結果、あのラストシーンを迎えるわけだ。一方、強烈なキリスト教信者の女性は途中で殺されてしまうが彼女の発言に従ってスーパーから出ていかなかった人たちは最終的には救助される(その様子は描かれていないがラストシーンから考えるとそうなるはずだ)。スーパーに居残った人たちが助かるのはあくまで結果論でしかないが、キリスト教信者の女性の言うことに従うこと、つまり神に従うことが正解(生き残るとこ)につながってしまうのは皮肉としか言いようがない。 [映画館(字幕)] 9点(2015-02-27 18:05:02)(良:1票) |
112. エイリアン
《ネタバレ》 エイリアンは劇場で2回観ているが、実は2回ともリバイバル上映。名作はやはり大スクリーンで観るのが楽しい。1979年の作品であるが全く古くささを感じさせないSFホラーの傑作である。ALIENというタイトルの出し方や、ジェリー・ゴールドスミスのホラー映画なのにホラーっぽくなくそれでいて不安をかき立てるサントラも素晴らしい。ただしコンピュータ関係はどうしても時代を感じてしまう。また、今回2回目の劇場での鑑賞で気になったことが。それはノストロモ号の内装。人間心理として、長期滞在する場所の内装は(地球のホテルなどの)くつろげる建物の内装に近付けたくなるのものではないかと思うのだ。ノストロモ号の通路が、配管むき出しで暗い色の壁といったいかにもSFチックなものであるのはしょうがないとしても、皆が集まるスペース(食事などをする部屋やコールドスリープしている部屋など)はちょっとデザインが進みすぎてあまりくつろげないと思うのだが。 [映画館(字幕)] 9点(2015-02-10 18:51:28) |
113. 猿の惑星
《ネタバレ》 リバイバル上映を鑑賞。有名なラスト、公開当時の観客は相当びっくりしたと同時に(当時は冷戦状態ということもあり)ある種の予言として恐怖したのではないかと思う。最後の最後まで宇宙船が到着したのが地球と思わせない演出は見事だが、残念なのは猿が英語を話すことに何の疑問も抱かない主人公の設定である。しょうがないといえばしょうがないのだが、演出で何とかならなかったものか。言語は環境・思想・文化の影響を非常に強く受けるので300万光年離れた惑星の言語が英語と完璧に一致するのはまずないはずなのだ。よくある解決パターンは自動翻訳機などの超SFテクノロジーであるが、猿の惑星にはそれは合わないしなぁ。 あと、派手に表には出てこないがジェリー・ゴールドスミスのBGMが良い仕事をしている。 [映画館(字幕)] 8点(2015-02-04 14:27:47) |
114. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 第1作・2作とも、旅行先でリーアム・ニーソン演じるブライアン(主人公)の娘キムがさらわれて取り戻すというストーリーだったが、3作目も同じだとダメだと製作サイドは思ったのか、ストーリーをがらりと変えてきた。今作では誰もさらわれない(細かく言えばさらわれるという行為はあるが、前2作ほどその比重は大きくない)。なので、前作のような「いかに探し当てるか」という点を期待するとやや肩すかしを食らうかもしれない。ブライアンのアクションは見応えはあるがちょっと都合が良すぎる点もいくつか見受けられたが、トータル的には面白い作品だと思う。前2作を見てから本作を見ることを強くオススメします。それにしてもブライアンの家族があんな事になるということは、もう続編は作らないという意思表示なのだろうか。ブライアンとキムが生きているから続編の可能性はないとはいえないなぁ。 あと、「96時間」という邦題が内容とマッチしていたのは1作目だけなので、内容と関係無くなった96時間という邦題はちょっと残念。 [映画館(字幕)] 7点(2015-01-12 20:09:12) |
115. エイリアン2
《ネタバレ》 第1作のホラー感の強い作風から一転アクション映画となったが、続編ものなのに前作と全く違う作風にして大ヒットした希有な作品。感心したのは原題。1作目は"Alien"で2作目が"Aliens"。Alienが複数形になっている。英語を母国語にしている人なら、無意識に「今回はエイリアンは1匹じゃないんだな」とわかるようになっている。なのに邦題は「エイリアン2」。あまりにも安直。 [映画館(字幕)] 7点(2014-12-29 01:10:15) |
116. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 高倉健の追悼で放送されていたものを鑑賞。今回が初見です。あまりにも有名な作品のため、自分にとってはラストシーンのスチルだけで見た気になっていた映画の一つです。感想ですが、良いロードムービーだと思いました。高倉健演じる勇作の過去がばれる以外にはそれほど大きな出来事がないにもかかわらず、最後までダレることなく飽きずに見ることが出来ます。高倉健が主役なのですが、武田鉄矢と桃井かおりがW主役と言っていいほどの存在感を見せてくれます。ただひとつダメな点を挙げると、クライマックスの黄色いハンカチを発見するシーンで流れるBGMの出だしが寅さんのテーマの出だしと全く同じということ!!そのためそのBGMが流れた瞬間ガクッときてしまいました。あれはないわー。 [地上波(邦画)] 8点(2014-12-15 03:41:15) |
117. フライト・ゲーム
《ネタバレ》 面白かったです。日本語タイトルやTVCMからは「フライトプラン」や「エアフォースワン」のようなアクション重視の映画のような印象を受けますが(ちなみに原題は"NON-STOP"。これはこれでひねりのないタイトルではありますが・・・)、あえてジャンルを決めるならミステリーで、犯人捜しに重点が置かれています。実際、上映時間のほとんどが犯人捜しに費やされ、真犯人がわかるのは映画の最後のほうです。うまいなと思ったのは、航空保安官である主人公にも犯人の嫌疑が掛けられることです。しかも外部からは容疑者の筆頭と見られてしまいます。映画を見ている観客は、主人公は無実のはずと思いながらも頭の片隅では最後にどんでん返しがあるかもしれないと、映画に集中することができるようになっています。 主人公を演じるリーアム・ニーソンは身長が193cmもある大男ですが、その風貌からくたびれたおっさんにしか見えない(映画の中ではアル中ですし)ので、一見ただのおっさんが観察力を駆使して犯人を捜していくプロセスが面白いです。リーアム・ニーソンのアクションものが気になった方は「96時間」「96時間/リベンジ」もオススメです。 [映画館(字幕)] 7点(2014-09-07 19:54:41) |
118. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 日本版ゴジラをじっくりと見たことがない(テレビでながら見ならある)ので本家との比較はしませんが、良かったです。エメリッヒ版ゴジラとは雲泥の差だと感じました。本作では、ゴジラはMUTOという怪物を倒します。そういう意味では一見すると人類の味方に思えるかもしれません。しかし、ゴジラはあくまでも目の前の怪物とただ戦っているだけにも見えます。映画の中の人類はゴジラを救世主かもしれないと感じている表現もありましたが、ゴジラは恐らくそんな人類の思惑とは無関係に生物の本能として敵と戦っていたのではないでしょうか。また「敵」として描かれているMUTOも、地球上のいち生物と考えれば人類にその存在を消滅させる正当な権利は果たしてあるのか、オスMUTOとメスMUTOの睦まじい様子や、卵を燃やされて悲しげに咆哮するメスMUTOの姿を見て、そんなことも考えさせられました。渡辺謙演じる芹沢博士の「人類は自然をコントロールしている気になっているが実は逆なのだ」という言葉が突き刺さります。 [映画館(字幕)] 7点(2014-07-25 20:53:59) |
119. 借りぐらしのアリエッティ
紅の豚を劇場で見たときに、それ以前のジブリ作品とは目指しているものが変わったと感じて以来、それ以降のジブリ作品を劇場で見なくなった(例外はポニョ)。この作品は劇場公開時にちょっと気になったものの、先の理由と宮崎作品でないという2つの理由だけで見ていなかった。今回TVでやるということでじっくり鑑賞してみた。食わず嫌いはいけませんね。ラピュタほどではないが、冒険要素もしっかりあるし、素直に面白いと感じました。アメリカではこの作品がジブリ作品で興行収入トップというのもなんとなくうなずけます。 [地上波(邦画)] 8点(2014-07-19 19:15:05) |
120. フィールド・オブ・ドリームス
《ネタバレ》 2014年、リバイバル上映を鑑賞。TVやDVDで何度も見ているのになぜかまた見たくなってしまいます。ファンタジーではあるんですが、この映画が言いたいことはある種アメリカ人(男性)の理想なんでしょうね。家族との生活を送りつつも毎日の平安よりも夢のための決断を行うことを是とする、後悔しない親子関係(特に父子関係)を築くという提案、等々。また、テレンス・マンがストーリー展開に良いアクセントになっています。あと、この映画の良い点は上映時間が100分であることです。昔からいい映画の条件に(100分程度の)長すぎず短すぎない時間が挙げられます。今(2014年)だったらもう1エピソード加えるか最後の人々が球場に殺到した後の様子を描くかして、もう20~30分延ばすでしょうからね。 [映画館(字幕)] 8点(2014-06-03 15:41:33) |