101. ターミネーター:ニュー・フェイト
《ネタバレ》 リンダハミルトンのカムバックには驚きと興奮。キャメロン制作復帰が大きな後押しになったとはいえ唯一無二のレジェンド。 それだけで本作の価値は高い。 また、ターミネーターブランドは全シリーズ、アクションに限っては毎回楽しませてくれる。 近未来バトルに新しいテクノロジーやアイデアが加わることは飽きないところですね。 基本は満足でした。 ただ、「正統な続編」として前置きがあっても私としては ターミネーター2で終わったものとしてスピンオフとして見てます。 そうすれば、2を活かしつつ新たな世界観で良さも見えてくるでしょう。 スカイネットからリージョンだけは納得してませんが… 世間的な反応は冷嘲も多い。今後、新シリーズを出すのであれば脱・シュワに舵を取るのが前提で全く新しいブランディングが必要でしょうね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-05-27 13:41:37)(笑:1票) |
102. リミットレス
《ネタバレ》 クーパーとデニーロの千両役者目当てで観ました。 意外にテンポが良くハイな視聴覚にただのドラッグムービーと違う設定も面白い。 薬で脳の100%状態を保ちインプット~アウトプットが超高速回転で可能。 ハイリスクスーパーハイリターンのNZT-48。 金の具現化は無限大。夢のような薬だ。当然、副作用があるから物語が面白くなる。 エンディングはどっちも描けたとおもうが、これで良かったんじゃないかな。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-23 18:32:39) |
103. アドリフト 41日間の漂流
《ネタバレ》 「エベレスト」の監督。 さすがの大自然描写のプロ。山も海も普段は美しいが時には容赦なく猛威を振るう。 それがまた実話ベースときたもんだ。 他の遭難映画に比べれば、痛々しさは控えめ。 まだクルーザーだった分、備品や最低限の水・食料は確保されていたようだ。 過酷なサバイバルと婚約者のとの幸せの時間が行ったり来たりな展開で飽きなかった。 短い時間で凝縮されたラブストーリー。 きっと彼が陸地まで風となって運んだのだろうと思えてしまった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-22 23:01:11) |
104. ストックホルム・ケース
ストックホルム症候群がもとになったとか。 誘拐・監禁事件で、加害者と被害者が心理的なつながりを築くこと。 まあ…まれですよね。 状況が逼迫すると心理障害は起きそうだし。 他の立てこもり事件に比べると、淡々と進んで緊張感が無く、全体的にのんきだし、警察不信がやや強引な気が… スリル感を期待すると期待外れが大きい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-16 17:26:51) |
105. パンダ・コパンダ
知る人ぞ知るパンダコパンダ。 逆立ちのミミコとパンダ親子。宮崎駿原点、時系列は逆だがハイジとトトロのような仕草や愛苦しさ。 良い映画だが、子供向きまたはファミリーで見ることをおススメしたい。 ジブリの創設前とはいえ以外に知名度低いんですよね~ 今も昔もパンダブームは不変。変わらないんです、そこは。リメイクも有りかと。 [ビデオ(邦画)] 6点(2022-05-15 19:24:27) |
106. シンプル・フェイバー
作りこんでようにみえて、実際はお茶の間のサスペンスって感じでチープ。 旦那は頭悪いし、女のジェラシーまみれだし、保険金絡みとか何か安っぽいし。 ロスバケのブレイク・ライヴリーじゃん。 お久しぶり。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-14 23:35:50) |
107. ハッピー・デス・デイ 2U
前作でも述べましたが怖くないです。 パッケージとこれだけギャップあるのも珍しいでしょう。 コメディたっぷりであらゆる死方のレパートリーはなんとも笑えました。 一連のデジャヴはこういうカラクリがあったのね。 SISSYというSF要素も絡んできたアナザーストーリー。 ホラーにコメディに青春モノにSFとメリーゴーランドのようだが、全体的にユニークです。 前作で好評だった人は続編2Uもたまらんでしょう。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-13 13:11:19) |
108. ハッピー・デス・デイ
《ネタバレ》 ホラーじゃない。 コメディ要素強くて怖くないです。 楽しみ方はタイムループで繰り返して殺されることによって成長すること。 ちょっとね、ツリーの性格。今どきの女子大っぽいけど、人を見下すことから 人を見直すことができるようになった。 ちょっと単調で、ビックリするような結末は無いけど、2Uとセットで鑑賞を薦める。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-05-12 17:20:16) |
109. ロスト・ハイウェイ
リンチの自由ノートに殴り書き。官能の連発、入れ替わる主人公、ミステリーマンの伏線。 世界観は嫌いでないのだが、重苦しい序盤にテンポが悪い。 いろいろと謎すぎる。駄作か、芸術か。際どい作品。 一つ言えることは、そんな娼婦よりシーラを大事にしなさいということ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-30 15:45:40) |
110. アメリカン・グラフィティ
のーんびりした退屈な青春群像劇でした。 オールディーズとかアメ車とか好きな方は懐かしさで異様な高評だとおもいます。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-29 23:23:19) |
111. リチャード・ジュエル
《ネタバレ》 報道の自由、人権、プライバシーの狭間で己の正義と戦う。 こういう容赦無い究極の理不尽は大好物です。 不器用なリチャードに苛立ちも覚えるが、スニッカーズ弁護士との微妙なタッグも何だかんだで味がありました。 ハイライトは最後のFBI尋問シーン。蠅のように付き纏うFBIを黙らせて爽快。 イーストウッド得意の伝記・実話。熟練ワーク、飽きないストーリー展開は流石というべきだろう。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-26 17:20:24) |
112. 死霊館 エンフィールド事件
前作に引けを取らない演出と迫りくる恐怖は継続。 このドキドキウズウズ感は中毒性に近い?おもしろかった。 このシスター風悪魔ヴァラク。なかなかの個性溢れるヴィジュアルで。 エミリーローズの時もそうだったけど、悪魔ってたくさんいるんだな~w ウォーレン夫婦の活躍も際立ち、人気シリーズとして地位を確立。 悪魔のせい…次作も早く観てみたい。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2022-04-25 00:09:23) |
113. 死霊館
なんちゃってホラーの乱用が多いこの世の中で本物と出会えました。 実話の悪魔祓い。エクソシスト以来の衝撃です。 分かってるんだけど、だいぶ怖いです。自分は免疫ある方ですが久々に直視できない緊張感が何回かありました。 禍々しい呪われた家。腐敗臭、神への冒涜、悪魔の出演条件は整い雰囲気最高。癖になる刺激に監督もまた凄かったよ。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2022-04-24 23:43:45) |
114. ライド・ライク・ア・ガール
《ネタバレ》 男女雇用にアドバンテージがある時代、ハンディを乗り越える女性騎手の物語。 逆境を力に、なにくそ根性、ハングリー精神、努力は裏切らないなどなど。そんな古臭い言葉がこれだけ似合う女性はいるだろうか。 よくある内容ではあるが爽快感がある。 全豪の名誉、メルボルンカップ。 そのタイトル(栄光)に相応しい努力と家族愛でした。 [試写会(字幕)] 6点(2022-04-21 15:25:14) |
115. Mr.&Mrs. スミス
夫婦喧嘩アクションとユーモアを詰め込んだが、笑えないコメディでくだらなかった。 ストーリーに奥行きがないというか…酷くつまらないわけではないのだが華ある二人の活かし方もっとあるでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-15 23:46:10) |
116. ブラック・スワン
《ネタバレ》 暗くて息苦しくて厳しい世界で重圧に藻掻くニナが精神崩壊していく… 重苦しさから、悲観気分を持ちそうになるがそれでもナタリー・ポートマンの演技で払拭できる。 特に黒鳥の力強い舞、作り上げたガリガリの繊細な体はもはや芸術である。 ホラー的要素と美術要素が見事融合した力強い作品。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-04-12 17:54:37) |
117. ドクター・スリープ
続編の立ち位置には疑問が残る。 シャイニング,キューブリックは好きで懐かしい演出に浸ったものの この作品はキングがキューブリックを否定したことからテイストがかなり異なっている。 あのホテルの雰囲気、ジャックニコルソンの怪演というキューブリック作品が好きな方は「続編」としては受け入れ難いものになっているでしょう。 40年という期間、時間を埋め合わせるほどの恐怖やインパクトは無かった。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-07 16:31:45) |
118. ザ・ウォーカー
《ネタバレ》 文明と人々の秩序が失われた世紀末もの。 戦闘力に長けた旅人が世界を救うヒーローもので落ち着いてほしかったが、信仰だの聖書だの宗教色が強いものになってしまった。 カーネギーファミリーとの戦闘に関してはなかなかのスリリングでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-04-03 22:27:13) |
119. ALWAYS 三丁目の夕日‘64
連続で3部作見ましたが、決して内容は劣っているわけではないのだが見慣れてくるのでグッとくるシーンも減少。 淳之介が天才過ぎる。医師菊地の無料診療はやや強引だろうか。ノンフィクションだが設定が段々と現実離れに。 リアルさを求めているわけではないので、昭和下町ノスタルジー、下町人情については十分というほどお腹いっぱい。 「感動もの」の見せつけは賛否あるかもしれないが、嫌みが無い作品だと思う。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-29 18:47:29) |
120. ALWAYS 続・三丁目の夕日
見所のひとつにVFX技術の完成度。 前作に引き続き、昭和34年をリアルに再現。東京タワーはもちろんこと、国鉄やら港区界隈やらは忠実。 あとは下町人情で前作を踏まえて続きを展開。王道ど真ん中ですが、たまにはこういうのもいい。 今作も夕日が映えました。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2022-03-28 00:24:28) |