101. 否定と肯定
《ネタバレ》 あらためてレイチェル・ワイズは魅力ある女優。力のある演技だ。 誰が見ても否定しようがない歴史を難癖つけるのが裁判物。 歴史の追求は難しいけど、ホロコーストがなかったなんて到底無理な話。 少々静かな展開だが、チームとしての勝利に頼もしさを覚える。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-27 21:25:12) |
102. 悪魔を見た
バイオレンスをまき散らした怪物作。 作った人の気が知れないぐらい暴力と復讐にまみれた本作に何故か満足してしまう。 日本では到底作れない狂った作品に韓国が放つ「らしさ」。これでこそ!と思うからであろう。 絶望の果ての絶望。誰も救われない。物語は浅く楽しむことは無い、ただ悪魔を見る。 免疫のない人はご注意を。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-10-26 22:26:20)(良:1票) |
103. アンダー・ザ・シルバーレイク
《ネタバレ》 久々にストライクゾーンから大暴投を見た。 エロとかグロとかそれはいいんだけど世界観が凝り過ぎて気持ちが盛り上がらない。 散りばめられた暗号を追う魅力無さすぎるオタク探偵。 一つ一つの謎の意味を追っかけるだけで苦痛である。もう失踪した女なんてどうでもよい。 長すぎる。早く終わってくれ。最後はそれだけだった。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2020-10-19 23:50:01)(良:1票) |
104. オーシャンズ8
《ネタバレ》 美女たちの華麗で豪華な怪盗劇! といいたいところだが実際は若さやセクシーさに欠けスケールの小ささは否めない。 残念だけど中身が薄いかな。女性目線でキラキラ宝石ばっかり。全てが都合よくて痛快というには捻りの物足りなさを覚えました。 スピンオフといえど、ダニーオーシャンが死んだってことで ここまでやったら次回作はサンドラとジョージで夢の怪盗兄妹なんてのもありかなって思ったけど キャストばかり先行するこのシリーズにおいては限界があるかもしれません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-18 23:05:50) |
105. ゲティ家の身代金
真の富豪はケチである。損得勘定、無駄な出費はしない。 なんとも古臭く頑固なゲティ、富を得ると人の心は貧しくなっていくもの。 人間臭いリアリティがあった。 キャスティングにトラブルがあったみたいがそうは思わせない重厚なサスペンスでした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-17 23:26:26) |
106. バリー・シール/アメリカをはめた男
《ネタバレ》 他の投稿者からも意見がある通りアメリカをはめたという割にはスケールが小さい。 まだ類似の実話「ブロウ」のほうがぶっ飛んでる。 保管場所に困るぐらい札束に溢れてたが浮気もせずクスリにも手を出さず 嫁を愛する、家族を大事にする、仕事は真面目ってとこぐらいは男として示せたのかもしれない。 結局、結末は序盤から展開が読めるもの。落ちていくしかないんです。 スッキリきたのは出来の悪い嫁の弟が車でぶっ飛んだぐらいですかね。 個人的にはハイライトです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-10-11 21:02:15) |
107. 猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)
猿の惑星三部作ラスト。 SF大作に相応しく、エンターテイメントとして楽しめた。 一気に見ることをおススメする。 決して交わらない人間とエイプ。現代においても自然との共存は永遠のテーマです。 シリーズを通してシーザーの葛藤が何とも印象的。 それにしてもエイプ軍はいつでも脇が甘い。映画では成り立ってますが知恵があるとはいえ 到底、人類には太刀打ちできないでしょう。また、女の子の必要性と最後の聖戦はちょっと盛り上がりに欠けた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-06 00:18:59) |
108. イット・カムズ・アット・ナイト
《ネタバレ》 パッケージはそそられるけど、おもしろくなかったなー。 違った視点での感染ホラー。実態は無く、人間心理の恐怖を描いている。 妙な家族愛?信頼できるのは血を分けた家族のみ。これが人間の本質かも。 にしても。 最後といい、中身が薄くて盛り上がるところ無し。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-10-05 23:59:05) |
109. 15時17分、パリ行き
《ネタバレ》 イーストウッドお得意のノンフィクション。 勇敢ですね、恵まれた過去がなかろうと突如襲い掛かる事件に立ち向かう若者3人。 当然フランスの表彰モノです。 あれ?4人のヒーロー?あと一人誰だ? 見返してわかったスペンサーの隣の救助おじさん。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-04 21:48:03) |
110. ザ・マミー/呪われた砂漠の王女
これはこれは駄作。 インディージョーンズのようなワクワクアドベンチャーでもないし、ハムナプトラのようなザ・砂漠感とスリルがない。 トムクルーズ主演映画では記憶の中で最低のランクインでしょう。 王女の妖艶を眺めてるだけ。半ミイラだけど。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-09-27 23:09:44) |
111. マン・オブ・スティール
《ネタバレ》 子供のころに見たスーパーマンが帰って来た。 ラッセルクロウにケビンコスナーってキャストがめっちゃ豪華やん。 秒速の効果音と破壊音。見せ方としては現代風でよいと思うが、赤いマントに胸にエスの青タイツはもう時代遅れでダサい。 懐かしさに浸れるのは出版社に入社するラストのシーン。 昭和の良きスーパーマンとはちょっとかけ離れてるか? [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-09-14 23:17:41) |
112. 野火(2014)
フィリピンの島で一人の男が飢えと孤独に苦しむ。 前線での攻防は無いが実際の戦場を体感しているようだ。 極限の飢えによるカニバリズム、肉の塊になる仲間、砲弾が飛び交い常に死と隣り合わせ。 まともな精神状態でいられるはずがない。 ドラマ性は乏しいが、静寂な反戦を感じる。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-09-13 17:44:26) |
113. 娼年
松坂桃李の体当たりエロス。 闇を抱えた虚ろな演技、男娼という難役もこなし、役者としてレベル高いなと思う。 あまり熟女のエロスには魅力を感じず、薄いストーリ性はVシネ並だが、タイトルからして妥当というところですかね。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-12 23:38:24) |
114. ビューティフル・デイ
ズバリ自分には合わなかったです。 ビューティフル・デイ…監督の世界観、解釈、メッセージ性読むの面白くないから正直めんどいです。 少女との関係性も薄いし、人間の孤独や闇それは分かるけど、とにかく響かない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-09-05 23:51:02) |
115. ザ・プレデター
《ネタバレ》 わかってる事だが、初期のプレデターとは別物。 プレデターも進化してるし、ペットプレデターまで登場。特に難しく考えることも予備知識も必要なし。 軍人崩れ達とエイリアンの対峙として見れば、まぁまぁだと思う。 プレデター1号の目的は人をズバズバ殺しといていったい何をしに来たのか理解できない。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-14 23:35:25) |
116. マリアンヌ
超王道で半世紀前でもありそうな映画だけど ブラピとマリオンコティヤールの演技が迫真で圧された。 最近は不貞や歪んだロマンス題材が溢れてるけど たまにはこんな時代背景でも愛を貫き通すって素晴らしい。余韻に浸れる切なさ。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-11 22:37:56) |
117. シャッター アイランド
雰囲気も役者も〇。 大物感が漂う滑り出しだが、違和感が所々にあり中盤につれて盛り上がれない。どんでん返しと呼ぶには悪夢の残像があり過ぎて伏線が弱く、ラストがスカッとこない。 何を信じていいのか?洗脳か精神の病か? 精神の狭間で迷子になってしまうような感覚。 ここら辺は監督の力ですかね。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-08-10 23:34:51) |
118. ヘレディタリー 継承
オカルト類ホラーではあるが、背筋も凍るような怖さは無し。しかし描写がいちいち湿って胸糞が悪い。 また娘が個性的過ぎて不気味すぎる。これはいちばんのインパクト。 変態的趣味な監督。次作ミッドサマーも宗教的で気持ち悪い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-08-09 20:47:31) |
119. 日本のいちばん長い日(2015)
ポツダム宣言受託の裏舞台。 降伏の裏で終戦反対事件が起こる。 役所や松坂の演技は相変わらず凄味があるが後半までの道のりが単調で盛り上がりに欠ける。 67年作品含めて貴重な作品だとは思うが、やはりエンターテイメントはトップの戦場。 おもしろさはさて置き、終戦から75年、映画や報道を通して何かと考えさせられる8月。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-08 23:10:16) |
120. オンリー・ザ・ブレイブ
《ネタバレ》 2013年、たしかニュースで見ました。 映画化になってたのか。 実話なのでドラマ性は乏しいですかホットショットたちの信念が熱い。 自然との闘いなので結果的に無念としか言いようがないが、残されたブレンダン、残された家族のことをおもうと切ない。 彼らの死が後世に活きることを祈る。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-30 22:29:30) |