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プロフィール
コメント数 158
性別 男性
自己紹介 映画館はもちろんレンタルや購入したDVDもよく観ます。
評価は好みだけで極端な評価にならないよう気をつけます。
主観指標①好み:完全な自分の好み。何度も繰り返し観たくなるかどうか(配点50)
客観指標②完成度:作品としての出来映え。演出、監督の力量(配点15)
     ③脚本:ストーリー展開の必然性。効果的な伏線の設定(配点15)
     ④演技:俳優の演技(配点10)
     ⑤技術:音響、撮影、音楽、特殊効果などが映画に良好な影響を与えているか(配点10)
合計点の1の位を四捨五入し10で割った者を点数とします。

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101.  エンド・オブ・ホワイトハウス 《ネタバレ》 
いろいろ突っ込みどころはあるものの、素直に楽しめた(予想以上に)。やっと繋がった奥さんとの電話で、トラブルに巻き込まれているのが分かっているにもかかわらず当たり障りのない会話に終始する様が、声高に心配する会話よりお互いの信頼感や愛情を上手に表現していて印象に残った。あと、ホワイトハウスを知悉しているはずの大統領の息子がもう少しストーリーに絡んでくるのを期待してたのにあっさり退場とはあっさり過ぎるよ。せっかく面白い設定だと思ったのに。アクションシーンは、カメラワークが揺れすぎていて映画館で観てるとほんとに酔いそうだった。やりすぎ!好み40/50、演出10/15、脚本8/15、演技7/10、技術6/10、合計71/100→7/10点
[映画館(字幕)] 7点(2013-07-09 23:02:35)
102.  ブラザー・サン シスター・ムーン
キリスト教社会では説明の必要もないほどの人気を誇る「アッシジのフランチェスコ」の映画だそうだが、彼らには説明の必要はなくとも日本人にとってはいささか、いや、かなり説明不足だろう。フランチェスコが悟り?を開く場面、親友達やクララが彼を慕って入信する場面など、どうしてそうなるの???ということが幾度もあった。しかし、映画の美しさは特筆に値する。どこでロケをしたのか、アッシジなのか、出てくる風景がとんでもなくのどかで美しい。音楽も相まってうっとりとさせられるような場面のみが印象に残る映画であった。好み25/50、演出10/15、脚本7/15、演技5/10、技術8/10、合計55/100→6/10点
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-09 22:59:49)
103.  ジュマンジ
ボードゲームの内容が現実となるというありそうでなかった設定が素晴らしく、楽しいはずのゲームが恐怖の対象となるさまは、ある種のトラウマにさえなりそうだ。ゲームが中断されていた26年の間ずっとジャングルにいたアランの苦労は相当なものだろう。しかし基本コメディの本作では深刻には語られない(本人は盛んに言うが深刻に聞こえない?)。最後には参加者同士の絆はもちろん、アランの父親の絆も深まる展開がほっとさせる。好み40/50、演出12/15、脚本13/15、演技6/10、技術8/10、合計79/100→8/10点
[地上波(吹替)] 8点(2013-05-15 23:52:56)
104.  スラムドッグ$ミリオネア
スラムでの壮絶な人生をなぞるかのようなクイズの問題。冷静に考えればそんなうまく問題が出てくるのか?と思わないでもないが、そんなご都合主義をも吹き飛ばすかのような勢いがある。世界中でブームとなった番組フォーマットを上手に使い、過去の体験だけでなく現在進行形の純愛まで絡め素晴らしい作品に仕上がっている。3つのライフラインのうち2つは序盤で軽く扱われていたので忘れていたが、残った「テレフォン」が最後に実にいい仕事をしており、つながった瞬間、思わずこぶしを握り締め目に涙が滲んでしまった。インド映画の実力を実感させる作品であった(あれ?イギリス映画だっけ)。好み45/50、演出13/15、脚本14/15、演技7/10、技術9/10、合計88/100→9/10点
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-15 23:51:22)
105.  ゲーム・プラン
ストーリー自体は過去に何度も作られている父子関係の再構築ものであり、目新しさは何もない。しかし、よくできたユーモアをアメリカ人の大好きなアメフトに絡めながら上手に作ってあるコメディーだ。気軽に観ることのできる佳作である。冒頭で、ワイドオープンに関わらず無視されたレシーバーに最後の試合で決勝パスを送るなど、伏線の回収もソツがない。本作品でただ一人幸せになれなかった(思い通り行かなかった)代理人のオバサンが、些細なことにも金の渦巻くNFLを象徴していて滑稽さが際立っていて面白かった。好み35/50、演出11/15、脚本10/15、演技7/10、技術8/10、合計71/100→7/10点
[DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 23:47:26)
106.  ターミネーター2/特別編
よく出来ている大作である。前作からの流れを見事に受け継ぎ、スケールアップし、矛盾や破綻のないストーリーでVFX技術を巧みに用い、あるはずのないT-800との心の交流まで描いてみせる。僕の減点法の評価では減点要素が見つからず、ほぼ満点にせざるを得ない。タイムマシンものにありがちな荒唐無稽さがなく、上手に作ればこれだけ上質なSFが作れるというBTTFと双璧をなす好例だ。本作があまりにも完璧すぎて、gdgdとの評判も聞かれる続編を観る気にさせないところが欠点か(笑)好み45/50、演出15/15、脚本15/15、演技9/10、技術10/10、合計94/100→9/10点
[DVD(字幕)] 9点(2013-05-15 23:45:56)
107.  マディソン郡の橋 《ネタバレ》 
大筋だけ観れば不倫の話ということで賛否が分かれるのは十分理解できるが、それを差し引いても、素晴らしい映画と言える。それはなんといってもフランチェスカを演じたメリル・ストリープの名演に尽きるだろう。ふと感じる日常への疑問、ロバートとの出会いによる心境の変化、不安、喜び、逡巡、そして悲しみが表情、しぐさ、台詞により時にダイレクトに時に間接的に観る者の心情を揺さぶる。単純なストーリーを名画たらしめているのは彼女の演技ゆえだと断言できる。雨に濡れるロバートの姿を見つけ今にも車を飛び出そうかとノブを掴む手の動き、何度観てもこのシーンで号泣してしまうのだ。また、フランチェスカの遺品(=ロバートの遺品)など小道具にも配慮が行き届いていて好感が持てる。これら思い出の品に気を使いしっかり観せることによって、二人の4日間が本当に永遠のものであったことが無理なく表現できているのである。好み50/50、演出14/15、脚本12/15、演技10/10、技術9/10、合計95/100→10/10点
[DVD(字幕)] 10点(2013-05-15 23:44:33)
108.  人生の特等席 《ネタバレ》 
こういうわだかまりのあった親子が絆を取り戻していくドラマに弱いんだよね。でもクリント・イーストウッドではすでに父親じゃなくて祖父の歳だよ。感じの悪いボーをガスが選ぶことはないだろうと思ってたがドラフトでは結局GMの判断でボーを獲得してしまい、どうオチをつけるのかなと思って観ていたが、ミッキーがモーテルの表で無名の新人をあっさり見つけてしまうのは唐突過ぎでご都合主義だ。しかしながらそれ以外は、いいストーリーだったしガスもミッキーも逆転で名誉を回復する大団円で、鑑賞後はいい気分で帰ることができた。クリント・イーストウッドが大好きだからあえて言うのだが、このひとは監督せずに俳優に徹した方がいいよね。好み45/50、演出13/15、脚本9/15、演技9/10、技術7/10、合計83/100→8/10点
[映画館(字幕)] 8点(2012-12-13 22:46:36)
109.  マーシャルの奇跡 《ネタバレ》 
ほぼ全滅してしまったチームの再建に意気込む人たちと、大事な人を失い悲しみから立ち直れない人たちの姿が対比的に描かれており、ただの感動ものとは一線を画する。関係者の尽力によりチームは再建され、勝利も獲得するが、それだけですべての人が救われ悲しみが癒されるわけではないということを感じさせる深い映画だった。結局、遺族たちが立ち直っていく描写は明確になされていないが、悲しみに立ち止まっているだけではない姿に観てる側も励まされる。好み40/50、演出13/15、脚本13/15、演技6/10、技術7/10、合計79/100→8/10点
[DVD(字幕)] 8点(2012-12-13 22:00:08)
110.  リプレイスメント 《ネタバレ》 
ひと癖もふた癖もあるメンバーがストで出場拒否してる選手たちに替わってNFLの舞台に立つ。最初はまとまりのないチームだが、馬鹿にされてるうちにその反発心からまとまりを増していくさまは違和感なく、勝利を重ねていく姿にも不自然さはない。最近、浮浪者のような姿の写真がよく撮られているがキアヌ・リーブスのかっこよさを改めて感じられるし、シーン・ハックマンは渋いし、チアのブルック・ラントンはキュートだし、想像以上にいい映画だった。素材がアメフトということで観る人を選ぶけどね。好み45/50、演出13/15、脚本12/15、演技9/10、技術7/10、合計86/100→9/10点 
[DVD(字幕)] 9点(2012-11-21 23:14:32)
111.  エクスペンダブルズ2
映画の出来を云々言うのはナンセンスである。まさにこの顔ぶれをノリに任せて気楽に鑑賞するのが正しい観方であろう。相変わらずカメオ出演が豪華であり、チャック・ノリス・ファクトが本人の口から聞けたり、シュワちゃんが溶鉱炉で溶かすぞと脅されたりと、見てるだけでニヤリとしてくる。それぞれの登場のしかたが何の脈絡もなくても全く気にならない。それどころかその唐突さが逆にこの映画らしく割り切れてて好感が持てる。ストーリーなどは前作よりも分かりやすく、展開にも無理が少ない。続編もあるようだが、この路線を何のためらいもなく突っ走って欲しい。好み40/50、演出8/15、脚本7/15、演技6/10、技術6/10、合計67/100→7/10点 
[映画館(字幕)] 7点(2012-11-21 23:13:09)
112.  英国王のスピーチ
否と応に係わらず大衆に語りかけることが仕事(?)の君主である人間が吃音症であるとは何たる皮肉であろうか。主人公の長年にわたる苦悩は察して余りある。よき理解者であり友であり、トレーナーでもあったローグとの出会いは不幸中の幸いであるといわざるを得ない。さまざまな場面で吃音症が不治の病ではないことを証明してみせるローグだが、実際に日々の訓練はどういったことをしていたのか興味ある。そういった地道な努力がもう少し描かれているといいかなと思った。好み35/50、演出13/15、脚本10/15、演技8/10、技術7/10、合計73/100→7/10点 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-21 23:12:06)
113.  トップガン
私が戦闘機好きになる大きなきっかけといえる作品。トムキャットがかっこいいし、久しぶりに観直して見るとトムクルーズが若くて爽やかでカッコいい!四の五の言わずこのこれらのかっこよさに身を任せてノリで鑑賞したい1本だ。多くのヒット曲をミュージックビデオのように使ったりと、その後の映画製作に与えた影響も大きいだろう。好み45/50、演出13/15、脚本8/15、演技6/10、技術10/10、合計82/100→8/10点 
[DVD(吹替)] 8点(2012-11-21 23:11:14)
114.  長い灰色の線
50年もの長きにわたり士官学校に尽くし教え子に慕われたマーティー・マーの自伝的映画。さすが士官学校(=米国陸軍)の生き字引だけあって、著名な軍人の名が出てくるし二度にわたる大戦などがストーリーに絡んでくる。最後の美しい分列行進はマーティの人柄を偲ばせジーンと来る。教え子に慕われるだけの理由があったのだろうが、劇中における説得力のある描写が少し不足気味だ。著名な教え子たちとの交流のエピソードがもう少しあると良かったと思う。私がこの作品を鑑賞したのは、アメフト史上、フォワードパスが戦略として始めて登場した歴史的なノートルダムとの試合が描かれているとの情報を得てレンタルしてみたのだが、その描写も驚くほどあっさりと描かれていてその点も少し残念だった。好み25/50、演出12/15、脚本9/15、演技9/10、技術7/10、合計62/100→6/10点 
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-21 23:10:23)
115.  プレシャス
ハーレムでの虐げられた暮らし、希望を失いがちな過酷な環境にあって将来に希望を失わず教育を受けようとするプレシャスの姿には心を痛めながらも応援せずにはいられない。また、それを受け止めてくれるいい教師に出会えたことは彼女にとって大きな僥倖だった。最終的にその生活環境が大きく改善されるわけではないにしても、彼女の前向きな強さがあれば一歩一歩ゆっくりと歩いていけるのだと思わせてくれるあったかい映画だった。余談ではあるがマライア・キャリーが結構重要な役で出ていたのはクレジット見るまで気づかなかったよ。好み30/50、演出11/15、脚本9/15、演技8/10、技術6/10、合計64/100→6/10点 
[DVD(字幕)] 6点(2012-11-21 23:09:22)
116.  時をかける少女(2006)
原作とは似ても似つかぬストーリーだが原作を超えたといっても過言ではない良く練られたストーリー展開(まあ比較すること事態がナンセンスだが)。何回か見直すことによりさまざまに散りばめられた伏線に気づくことが出来るだろう。笑いあり恋愛ありハラハラドキドキあり悲しみありのバランスの取れた作品で大ヒットも納得の作品だ。能天気だった主人公がいろいろなことに気づくうちに著しく成長していくのだが、それが不自然でないのがとてもいい。好み45/50、演出13/15、脚本15/15、演技5/10、技術8/10、合計86/100→9/10点 
[DVD(邦画)] 9点(2012-11-21 23:08:18)
117.  インヴィンシブル/栄光へのタッチダウン
70年代のフィラデルフィアといえば「ロッキー」しか頭に浮かばないロッキーファンの筆者にとって、この映画でロッキーのアパート風の建物が出てくる時点で条件反射で目に涙が浮かんできます。映画観ててもロッキーのことがちらついて頭から離れません(笑)。ヴィンスのポジションが劇中で明確に示されてませんが、主にスペシャルチームでリターナーへのタックルを求められていたようです。アメリカ人には特に説明は不要なのかもしれませんがこういった分かりにくさが日本未公開の理由かもしれません。最終的には好プレーでチームに貢献する結末は予想通りですが、元妻から愛想をつかされていく描写や、相手にされてなかったチーム内で信頼を獲得していく描写がもっとあれば、より良いドラマになったような気がします。好み35/50、演出8/15、脚本10/15、演技8/10、技術7/10、合計68/100→7/10点 
[DVD(字幕)] 7点(2012-11-21 23:07:00)
118.  マダガスカル3
美しいアニメーションとテンポの良い展開で安心の子供向け作品だ。フランス系カナダ人が動物のいないサーカスをヒットさせていることなどにチクリと皮肉ったり子どもには分からないような笑いも盛り込まれており、大人が見ても楽しめる内容でもある。それにしても相変わらずペンギンズがかっこよくて面白い。ペンギンズ主役のスピンオフアニメが作られているのも良く分かる。この作品を見てますますペンギンズファンになってしまったよ。好み30/50、演出12/15、脚本10/15、演技7/10、技術9/10、合計68/100→7/10点
[映画館(吹替)] 7点(2012-08-19 23:56:29)
119.  王立宇宙軍 オネアミスの翼
25年も前にこのレベルのアニメーションを作るというのがどれだけ大変だったことだろうか。CGが発達した現在のアニメーションと比較しても遜色ないどころか、そこらの作品をもいまだに凌駕した出来といえる。さすがのちに一世を風靡するガイナックスのメンバーが、やりたいことをすべて詰め込んだ作品だ。経験の少なさが逆に壁を作らず、やりたいことにとことん拘る作風を生み出したのだろう。この映像作品はもはや永久保存版だ!…しかし、ストーリー展開、脚本などはまだ発展途上な甘さが残る。好み45/50、演出11/15、脚本9/15、演技8/10、技術10/10、合計83/100→8/10点
[DVD(邦画)] 8点(2012-08-19 23:55:10)
120.  アポロ13
月探査も2,3回目となると民衆の興味も薄れていくだろうが、皮肉にも深刻な事故を起こしたことにより再び全世界の耳目が集まることとなる。そのなか、次々と起こるトラブルに敢然と立ち向かっていくパイロットたちと地上スタッフのさまは、はらはらどきどきしながらも感動さえ覚える。このような巨大プロジェクトというのは目立つ人たちだけでなく、縁の下の力持ちも含めて表に出ない多くの人たちが必要不可欠に関わってるんだなと実感させる。好み40/50、演出13/15、脚本14/15、演技7/10、技術9/10、合計83/100→8/10点
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-19 23:54:09)
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