101. タイガー・ハウス
《ネタバレ》 まず、ヒロインの女性が、見た目的に「高校生」というのは多少無理があるのではないか?というのが第一感。 「元体操選手」という設定を生かして、アクションはしっかりめだったとは思います。 シナリオは正直言ってかなり粗い。 被害者側・犯人側、どちらのドラマも中途半端で、消化不良感が否めない。 1本の矢を使いまわしてまで、体操選手としての自らの将来を奪った因縁の「ボウガン」にこだわるヒロイン、 そして、思わず笑ってしまうほどのぶっ飛んだクライマックスの勢いに免じて3点。 [DVD(字幕)] 3点(2021-11-03 21:16:00) |
102. サバイバル・ドライブ
《ネタバレ》 照明が暗くて、カメラワークがよくない。 これでは何が起こっているか分かりにくい。 「密室型スリラー」と謳われていたので、「主人公」と「敵役」の密室での駆け引きを期待していたのですが、敵役は早々に脱出。 高みの見物ポジションに行ってしまったのは、予想外。 シナリオもあまり深みがあるわけでなく、クライマックスが屋敷での戦い。 「サバイバル」でも「ドライブ」でもなくなって、う~ん、という感じ。 おそらく数日間ほぼ飲まず食わずだったであろう主人公が敵役を倒し、終いには威勢よく啖呵まで切った、そのたくましさに1点。 [DVD(字幕)] 1点(2021-11-02 21:11:57) |
103. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
一・二作目で上がり切った期待にしっかり応え、 観終わった後のこのスッキリ感。 素晴らしい! さすがという出来。 何度観ても楽しめる、理想的な三部作だったと思う。 二作目以上にテンポがよく観やすかった気がするし、 文句なく10点。 [DVD(字幕)] 10点(2021-10-24 14:01:11) |
104. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
《ネタバレ》 ここまでうまく一作目の設定が生かされるとは・・・ 「続編のお手本」というべき作品。 緻密に練られたシナリオは一作目に勝るとも劣らず、 最後までしっかりと楽しめる。 スポーツ年鑑を巡った争いが、ほんの少し冗長だったような気がしないでもないが、それくらい。 何回観ても新たな発見がある、素晴らしい映画でした。 [DVD(字幕)] 9点(2021-10-24 10:49:37) |
105. バック・トゥ・ザ・フューチャー
《ネタバレ》 もう何度観たか分からないが、何度観ても面白い。 大人から子供まで幅広く楽しめる、これぞ「不朽の名作」と呼ぶにふさわしい作品。 今改めて観ると、映像技術に多少の「時代」は感じるものの、 むしろそれが「味」のようにも感じられる。 シナリオに関しても、「タイムトラベル」という設定が上手く生かされており、 見事な伏線回収など、消化不良感が一切ないのがすごい。 特に、終盤の時計塔のシーンは、何回観てもシビれますね。 これ以上ワクワクするSF映画を、今もなお、私は知らない。 [DVD(字幕)] 10点(2021-10-23 10:33:24) |
106. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 こういう系の映画に必要と思われる「緊迫感」があまりなかった。 「エイリアン」側がそれほど残虐ではなくあまり強くなかったからか、 人類側への応援熱があまり上がらなかったのも大きい。 また、しょうもない理由で強盗をして捕まったのに、すぐに海軍に入って、終いには英雄扱いされる、 という主人公にも最後までさっぱり魅力を感じなかった。 武器・兵器については、タイヤ型のものなど、敵側の兵器にある程度のオリジナリティーは感じたものの、 反面、回りくどい印象も受けた。 浅野忠信はいい役もらってましたね。 [DVD(字幕)] 2点(2021-10-16 10:13:29) |
107. 水上のフライト
重めの題材の割りに前向きで、その点では観やすい映画だったとは思う。 しかし、テレビ番組内の再現ドラマにはいいかもしれないが、 2時間弱の映画にするにはパワー不足の感。 役柄なのかもしれないが、主演の方がボソボソ喋るのでセリフが随所で聞き取りづらかったし、 浮いてしまうほどベタな演出も多かったのも気になり、なかなか作品に入り込めなかった。 [DVD(邦画)] 2点(2021-10-10 10:25:04) |
108. A.I.ライジング
特に山も谷もない映画だった。 大筋は何となく分かっても、いろいろな疑問符がどうしてもぬぐえない。 また、ただただカメラを長回ししているだけのように感じさせる演出があまりにも多い。 ラブシーンを始めとして、やたら照明がチカチカ焚かれてたけど、これだと観ている人の目が悪くなっちゃう。 ただ、主演女優の方のスタイルは良かったので、その分の1点。 [DVD(字幕)] 1点(2021-10-10 07:35:42) |
109. ウォーターワールド
《ネタバレ》 メインBGMを聴くとUSJが自ずと想起される。 1995年の作品ということで、今ならCGが多用されそうなシーンが、 しっかりお金を使ってド派手に演出されていて、その点は目を見張るものがあった。 しかし、内容に関しては、世界観や設定に無理を感じるところが多く、 消化不良感が否めない。 (皆が血眼になって探していた陸地に、地図の読み方が分かっただけで、 いとも簡単に到着してしまったこととか。この世界の人々の資源の扱いとか。) [ブルーレイ(字幕)] 5点(2021-10-09 11:03:53) |
110. ハンターキラー 潜航せよ
《ネタバレ》 ハンターキラーが最初に接敵したあたりから終盤まで、 物語がいい緊迫感で展開していき、非常に見ごたえがあった。 言い方は悪いが、死傷者が所々で出たことも、 作品に重みを持たせるいいスパイスだったと思う。 最初は敵対していた、アメリカ・ロシアの両潜水艦長が、 最後には強固な信頼関係で結ばれるなど、人間ドラマもしっかりしていて、 よくできた作品だった。 いい意味で期待を裏切られた。 [DVD(字幕)] 7点(2021-10-03 09:57:04) |
111. 太平洋ひとりぼっち
《ネタバレ》 実話らしいですね。 それ故に、あまりワクワクするような展開に感じられず、 映画としてはいまひとつの印象。 主人公の性格にあまり共感できなかったのもあるかも。 当時違法行為だったはずなのに、到着後、好待遇を受けていたのも引っかかる。 史実もそうだったらしいので、なんだかなあ。 細かいところだと、「どこから来たのか?」という問いに、西宮を出港したのに、 「兵庫」ではなく「大阪」と答え続けていたのも、最後まで引っ掛かり続けた。 [DVD(邦画)] 4点(2021-10-02 10:29:30) |
112. グリーンブック
白人と黒人、境遇も性格も異なる2人が、雇用関係の下、2ヶ月間一緒に旅をする中で、 様々な問題に直面しながらも、友情が芽生え、それを深めていく・・・という話。 「王道」というべき話の展開は、分かりやすい。 反面、映画としては角が丸く、インパクトはやや薄い。 毒は薄いが、まとまりがよく、無難に面白い。 学校の教育教材としてはピッタリかも。 そんな映画でした。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-26 11:07:07) |
113. ジョーカー
《ネタバレ》 バットマン関係の内容がチラホラ出てくるものの、 知らなくても十分に理解できる内容。 最後まで観て振り返ってみると、いったい何が主人公の「妄想」で何が「事実」だったのか。 よく分からなくなるので、モヤっとしたところが残るのは否めない。 (もしかしたら全部主人公の妄想なのかもしれない。) もっとバッタバッタと人が死んでいくものと思っていたので、イメージしていたものとは違ったが、 いろいろ考察したくなるというのは、いい映画なのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-25 11:12:34) |
114. マレーナ
《ネタバレ》 重い内容だけど、随所でコメディタッチ。 話も分かりやすいので、見やすい。 後味も悪くなく、映画としてよくできていたと思う。 モニカ・ベルッチは「戦時中に懸命に生きる未亡人」感がよく出る好演だった。 噂や陰口に踊らされるのは良くないですね。 人間は怖い。 余談ですが、ムッソリーニの銅像の頭が割れただけで長ズボンを買ってもらえたのは、 あまり深く考える必要はないのか。 [DVD(字幕)] 7点(2021-09-18 10:11:36) |
115. アレックス
《ネタバレ》 まず、映画の内容は置いといて、グルグルと揺さぶるような特有のカメラワークや、 謎の演出(最後のチカチカなど)は、視聴者にダメージを与えるのでやめた方が良かった。 メインの3人にもあまり共感できなかった。 電車の中であんなに明け透けな話をする神経を疑う。 妊娠という事実を最後に判明させることで、彼女に起こった「悲劇」をより残酷化させたかったのだろうが、 パーティーにあんな服を着ていったアレックスもアレックスである。 「時間逆行」という工夫とモニカ=ベルッチの女優魂に免じても2点。 [DVD(字幕)] 2点(2021-09-16 10:09:13) |
116. 007/ワールド・イズ・ノット・イナフ
う~ん、アクション映画にしてはそこそこ長い割に、内容が平凡というか。 007シリーズをあまり観たことがないので、 「お約束」があまり理解できていないからかもしれないが。 ソフィー・マルソーはこの役にハマっていたと思います。 もう一方の「ボンドガール」がその分出番を食われてしまって不憫ですね。 [DVD(字幕)] 4点(2021-09-11 10:32:14) |
117. ラ・ブーム
テンポをよくするためかもしれないが、急に場面が飛ぶシーンが何個かあって、ぶつ切り感は否めない。 しかし、「難しい年頃」の目まぐるしい心情描写は細やかになされていたと思うし、 当時10代前半のソフィー・マルソー(特にラストシーン)の魔性感は群を抜いていた。 いろいろと今じゃ作れない映画ですね。 [DVD(字幕)] 5点(2021-09-10 22:14:35) |
118. バンブルビー
まず第一に、人間に負けないくらい「ビー」の情緒が豊か。 喜怒哀楽、実に魅力的なキャラクターだった。 これがこの映画の肝。 また、人間側のドラマもシナリオがしっかりしていた。 ロボット系はあんまり・・・という人もこれなら多分大丈夫。 いい意味で期待を裏切られる、 観賞前のイメージ以上に楽しめた映画でした。 [DVD(字幕)] 7点(2021-09-05 09:44:15) |
119. アリータ:バトル・エンジェル
《ネタバレ》 展開が分かりやすいし、映像がきれいなので見やすい映画ではあった。 アリ―タが人間のようで一目で人間ではないと分かるような絶妙なラインの顔立ちなのはすごいと思った。 ヒューゴは一回助かってロボット化する意味はあったのだろうか? [DVD(字幕)] 5点(2021-09-04 10:12:57) |
120. ロケッティア
《ネタバレ》 総じてあまり登場人物に魅力を感じず、感情移入もできなかった。 ロケットの活躍もなんか地味。 ガムの伏線、容赦ない敵の最期、めでたしめでたしで3点。 [DVD(字幕)] 3点(2021-09-03 21:45:49) |