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 > Yuki2Invy さん
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プロフィール
コメント数 1648
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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101.  ヘル・オブ・ザ・リビングデッド 《ネタバレ》 
イタリアンごた混ぜバッタもん製造機ことヴィンセント・ドーンが(臆面も無く)世に送り出した、ロメロ『ドーン・オブ・ザ・デッド』+フルチ『サンゲリア』+イタリアモンド映画の劣化版ミックスというホラーファンには堪らない一品。何しろ、ゾンビ・パンデミック状況下で、ジャーナリスト一行とSWAT隊員が(何故か)連れ立って人喰い部族の村に向かう…という率直にマジで!?と為らざるを得ないやったったぜ感(やってもうた感)120%の超絶展開が繰り広げられるのだ。これにはもう「凄え…」の一言である。DVDでも「炸裂するゴブリン・サウンド!」とか宣伝してるのだけど、これもマジで『ドーン・オブ・ザ・デッド』の丸パクリだったりで、潔いにもホドがある。  それでも、生物兵器が漏出してゾンビが人を襲いだす導入部、SWATの面目躍如たる対テロ作戦の描写、フルチばりの腐乱ゾンビ登場、子供が親を喰うアレとか、食人族と意思疎通するためにヒロインの女記者がオッパイバルンで頑張る様子など、前半は丸パクリなりにまあまあ楽しめたりするのですよ。後半は完全にネタ切れで、平凡なゾンビ展開の連発に加え、無意味にどっかの原住民とか野生動物とかの映像を挿入しまくってみたり(舞台であるニューギニアには居ない生物の映像も多々混ざってるというテキトー加減)、広い会議室を借りたはいいがエキストラを雇うカネが無かったらしく席がスカスカなゾンビ対策国際会議の締まらない映像を入れてみたりと、正直言って非常に面白くない。  ひとつだけこれも許せないのが、ロメロ形式のブルーグレー塗りゾンビと、フルチ形式のグログロ腐敗ゾンビが混在してるというそもそもの状況。なに、ゾンビウイルスにもソ連型と香港型とか種類があるワケ?
[DVD(字幕)] 4点(2020-11-10 01:04:26)
102.  キックボクサー 《ネタバレ》 
まだ若きヴァン・ダムは中々のイケメンだし、爽やかさというものもそれなりに醸せていると思いますが、それでもなんか主役ぽくないというか、率直に面構えが「ワル」すぎませんかね(特に目付きが悪い)。それはさておき、彼の鍛え込まれた肉体美(筋肉)は相当にハイレベルだと思いますし、格闘技的な部分の「動き」も確実にプロのそれではあります。ただ、彼の動きというのは完全にそのバックボーンたる空手、ないし伝統武術のそれであり、スポーツとしてのキックボクサーのものではないのですよね(それは彼の師匠含む他キャラも総じてですが)。  何が言いたいかというと、今作、カンフー映画的な小アクションもチョコチョコ入ってゆきますが、アクションの少なくない部分がムエタイ(キック)の試合なのですよ。それをこのヴァン・ダムその他の動きでやられてしまうと、K-1等で目の肥えた現代の格闘技好きの視点からすると、スポーツ的なハイレベルというトコロからはかけ離れた質感というか、率直にとてつもなく「チャチ」に見えてしまうと思います(正直、全くキックの試合には見えんのですよ)。他のスポーツもので言えば例えば『ロッキー』なんかでも、試合はもう少しばかりはスポーツ的な方のクオリティもつくり込めていましたよね(これは、スタローンがそのものズバリのボクシング経験者だった、からだと思いますが)。オーラスあたりはムエタイなのか何なのかよく分からないルールの地下試合になっていますが、これとて唯々中途半端、という印象が強いです。  その意味では、キックボクサーという題材自体がヴァン・ダムのキャラクターには少し合っていない、という様にも思います。単純に香港系統の古き良きカンフーの方がより適していると思いますし、この題材でやるならもう少し手間・時間をかけてキックの動きをヴァン・ダムに習得させるべきでした。ある意味、だいぶ手抜きな映画だと思いますね。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-09-29 23:42:28)
103.  バチ当たり修道院の最期 《ネタバレ》 
これは中々シュールな…訳あり女が駆け込んだ修道院は、これまた訳あり修道女の巣窟だった、という作品だが、普通に考えてこのコンセプトなら必然的に作風はコメディになって然るべき、だと言って決して過言ではないハズ。しかし、とにかく本作、全くと言ってよい程笑えないのだ。ヤク中だったり殺人犯だったり果ては尼長みずから強請り集り紛いなコトまで仕出かす、その有様から感じられるのはユーモアでは更々なくて、ただ「イタい」ないし「サムい」という感情のみである。インモラルな修道院、というのを描きたかったが、コメディに徹してしまうのは時代的にまだ憚られた、という感じなのだろうか(そんなコトも無いと思うのだけど)。ちょっと、何がしたかったのかよーわからんですわ。  一点だけ、尼僧の字名が「堕落」「溝鼠」「毒蛇」終いには「肥溜」というのは一体何事か。翻訳間違いじゃねーのか(直訳が正しいとは限らんのだぜ)。
[DVD(字幕)] 4点(2020-08-13 22:18:04)
104.  ビヨンド 《ネタバレ》 
前作に引き続き、グロ描写単体の評価としては、有名な「蜘蛛が顔面を喰い散らす」は技術的限界もあってそこまでグロくも感じなかったが、決して悪くはない(まあ蜘蛛が嫌いな人なら阿鼻叫喚だろうが)。あと、フルチの特徴と言われる眼球破壊のシーンはふんだんだが(蜘蛛に喰わせるのも含めて)、特に「壁の釘に頭ぶっ刺して目玉貫通」は切れ味があって良かったし、目玉繋がりだと盲目女性の変なコンタクトもかなり気持ち悪かった。  しかし、ラストのゾンビ的展開部分については特殊メイク等が今作はやや手抜きだし、総じてグロ描写のクオリティはよく言って前作程度、にも関わらず、話の支離滅裂さだけが格段にパワーアップしている感が強く、全体として極度に意味不明でよくよく睡眠導入映画だとも言える(観終わるまでに2回に分けて計5時間も寝てしまった)。これも個人的にはかなりイマイチ。
[DVD(字幕)] 4点(2020-07-18 04:27:10)
105.  地獄の門 《ネタバレ》 
フルチ全盛期と謂われる時期の作品をいくつか鑑賞してみたが、今作と『ビヨンド』はひたすらグロ描写の挿入のみに腐心し、率直に言って話に辻褄をつけるのをほぼ放棄している様にも感じられる。であるからして、観て面白いのかということは一旦置き、グロ描写のクオリティがどうであったか、にしか評価する価値のある観点は発生し得ない様に思われる。  その意味で言うと、まず「内臓を吐く女」と「ウジ虫の嵐」は(撮ってる俳優さんは正に阿鼻叫喚だったろうなあという意味でも)かなりグロテスクで見応えがあった。「ドリル貫通」のシーンもそこそこよく撮れていたと思う(皆さんご承知のとおり、本筋に全く関係が無いというアレなのはまた置いといて)。ただ「後頭部捻り潰し」は何度も何度も登場するので食傷するし、ゾンビの造形は『サンゲリア』ほどの衝撃度ではないし、幽霊なハズのラスボスが物理攻撃一発で呆気なく沈んだりと、流石にどーかと思われる部分も散見される。個人的にはややイマイチな出来。
[DVD(字幕)] 4点(2020-07-18 04:25:21)
106.  鉄男 TETSUO 《ネタバレ》 
低予算ながら、随所に工夫された非常に独特な表現が見て取れるのも確かなのだが、とにかくこの作品、撮り方から何から色々とメチャクチャで全編非常に「見にくい」のだよね。加えて、音響も終始かなり耳障りで、観てる聴いてるだけで凄く体力を削られるのですよ。更には、話の方も正直サッパリ訳が分からない上に、基本的に妙なハイ?テンションがずーっと続いていくのでメリハリを欠いていて、その意味でも気が休まる隙が無いつーか(数少ない台詞主体のシーンが来るとややホッとする、というくらいで)。  正直、最初観たときも率直に「合わないなあ」と思ったのですが、再見してもそれは変わりませんでした。ごめんなさい。
[DVD(邦画)] 4点(2020-07-12 20:51:41)
107.  クロールスペース 《ネタバレ》 
クラウス・キンスキーが出ていなければ観なかった映画だが、私なら、クラウス・キンスキーが大家のアパートには絶対住まない、と思う。前半は爺さんの覗き生活(気紛れで殺人も)を淡々と描写してゆくが、それ自体は変態度も高く、まま観れなくもない(人を殺すたびロシアンルーレットやるのとかは、結構いいアイデアだと思う)。しかし、アクセントで挿入されるショック描写がどれも手抜き(というか肝心な場面が全部飛ばされてるので、全くショッキングじゃないのよね)なので、抑揚が薄くてなんとも盛り上がらないローテンションが続いてゆく。  そしてラストはエライ唐突に皆殺し展開だが(つーてこれだって、開始時点で既に大半が死体になってるけど)、やっぱなんかタルいし何がしたいのかもイマイチよく分かんないしで、かなりお粗末な出来。根本的にこの監督、ホラー・スリラーを撮るセンスってのが欠けている様にも思われる。残念作。
[DVD(字幕)] 4点(2020-05-21 19:52:41)
108.  男と女II 《ネタバレ》 
アンヌはプロデューサーで映画作るのにメチャ忙しそうだし、何やら異常殺人犯とか出てくるし、メンヘラ彼女のせいでジャン・ルイは遭難するし、ハッキリ言うけど何の話だかサッパリ分かんない(少なくとも二人の愛の物語とかではない)。ジャズ・ロック風な例の曲とか音楽もなんかセンス無いし(ド初っ端から驚愕)、アレンジし過ぎて失敗してるようにしか見えない。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-02-09 04:14:31)
109.  オーメン/最後の闘争 《ネタバレ》 
えっっ………つまんな過ぎてワタシ、最後の方集中力切れてたダケかも知れんのですケド、ナニこの終わり方………  上記のとおり、正直全然つまんなかったのですケド、その理由はまたややっこしくも散々色々沢山あるって様にも思われますよね。2つダケ論うなら、1・2を経て今作のダミアンは自分の呪われた運命を完全に理解し、かつ必要であろう強大な地位・権力を手にした(ごく望ましい筈の)状態から話はスタートするのです、ケドも、んで彼はソコで一体ナニをやろうとしてたのか…て超肝心なトコが全編で全く語られないんすよね⇒ソレが無いってコト自体が、話のスケールと描写のレベルって非常に肝心なる2つの面での呆れ果てたショボさに繋がってる…とでも言いますか。。  もう一つ、コレも1個めとやや重複するコトではあるのですケド、結局今作もまた「一作目の呪縛」から逃れられてないとゆーか、そのコトが作品としてのジャンル=意固地にサスペンスやったる!てトコに表れてもーてると思ったのですよね⇒でも今作って、正直サスペンスでもホラーでもなくって根本的にはファンタジー=またどっちかちゅーたらバトルアクション系のダークファンタジーに仕上げるべきって内容の映画だよな…と私は思えて仕方が無いのでありますのよね。ソレが(見事なマデに)全くそーなってない=その手の描写が総じてとにかくショボい…から、尚更に+今観ると更に更にとにかく物足りない・眠い・退屈…みたいなヤツになってもーてると思われるのですよね。。  本来、オーメンの続編=ダミアンの末路、なんてのは絶対誰だって観たかったハズなんだから、ソレを本腰入れて(カネ掛けて)チャンとやりゃあ好かったダケ…てコトにも(当然に)思えるのです。が、その点でゆーと今作のスタッフは残念ながら、「チャンとやる」方ではなくて単にお手軽な「カネ儲け」の方を選択した…てコトにしか(また正直)見えてないのですね。非常に悪い意味で超・典型的な80年代ホラーの続編…と言っても好いとも言えましょーか、ワリと非常に残念ですよね。以上。
[DVD(字幕)] 3点(2024-04-04 19:06:49)
110.  ハウリングII 《ネタバレ》 
いちばん最初にいちばん致命的なコトを言ってしまうのであれば、とにかく特撮・特殊メイクが前作に比べて致命的に稚拙なので、だからその時点で(何をどう引っ繰り返したトコロで)前作には遠く及ばない続編…となる以外にモ~道が無いのですよね。案の定、ショックシーンはどれも全然面白くありません⇒(物理的に)よく見えないか、見えたとしたら絶望的にチャチいというヤツばっかり。お話の方も、率直に「そもそもコレ狼男のハナシなの?」とゆーか、ひとり親玉が居て雑魚がソイツに操られている…というコトさえ盛り込めば、別にその敵が狼男だろーが吸血鬼だろーがゾンビだろーが何でも成立する様な実にホラー的に陳腐なシナリオでありますね。前作の主人公カレンの弟が今作では主人公となり、ある種の姉の仇討⇒トランシルバニアに跋扈する人狼の女王スティルバを退治に出向く…という(悪い意味で)シンプルなお話なのです、が前述どおりホラー描写もショボくってかつお話も極・超・在り来りなので、全編まるで見ドコロが見出せません⇒クリストファー・リーも正直オーラ皆無だし。唯一、見る価値の有るポイントと成り得るとしたら、ソレこそソレはセクシーダイナマイト!なシビル・ダニングだったのかも知れませんが、彼女とて(オッパイだけは確かにモノ凄いとは思いますが)この時既にアラフォーのオバハンで、しかも大して脱ぎもしないですし、個人的にもうーん…という感じでしたかね。ただし、エンディングではその「オッパイボロン」のとある一瞬をまるで気でも狂ったかの如くにリピートしまくるので、都合17回ほどはソレを拝むコトができるのです(ご丁寧にWikiにも書かれてる)⇒色々と興味が湧くという奇特な方は是非。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2024-01-31 01:24:50)
111.  悪魔の受胎 《ネタバレ》 
年代的にも数年遡るコトの『エイリアン』のパクリ劣化版、てなモンなのは明白です。んで、ま~SFとして全くテイを成していない…とマデは言わんのですがかなり低予算なのもまた明白で、正直好い雰囲気・質感が出せてるってコトは全然ねーのですね(宇宙感とか未来感とか)。いちおう特色としては、安手だからかお手軽にエログロに走った…てな具合に(タイトル通りに)異星人に卵を植え付けられて操られる女性ってのがまたテーマではありますし、描写にもその手のエログロが多少は含まれても来るのです(そのものズバリの産卵シーン・出産シーンとかもアリで)。ただ、中盤以降はその主役?の女性がひたすら仲間をヌッ殺してゆくという只のアクションホラーチックなお話になってしまうのですが、正直この彼女の大暴れを許しているのが他のクルーの行動のチグハグさ・バカさ加減に依るモノとしか思えなくて、結果的に緊迫感がうまく盛り上がってゆかないのですよね。結論的にはかなり退屈な時間の長い映画でした。  一点、もし本作に何らかホラーの要素を見出せるとすれば、ソレは主役のジュディ・ギーソンの鬼気迫る(とマデは言わんのですが十分に常軌を逸した)演技+顔芸というコトにはなるかと思います。トップレスを披露してくれているコトも含めて、その頑張りには一定の評価を送りたいトコロではありますかね。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-08-30 00:36:17)
112.  さよならジュピター 《ネタバレ》 
よく「詰め込み過ぎ」と言われてる作品かと思うのですが、確かにそーなんですケドだから根本的に映画として内容が足りてない(=間延びが酷い)訳ではないと思うし、これも根本的にはそれらの内容がごくレベル低すぎ(本質的な意味で)てコトでもないかとは思うのですね。そこに加えて(大作映画だけあって)特撮やなんかの質は別にそんなに酷いっちゅうモンでもねーですし(音楽とかユーミンの主題歌なんかは決して悪くない方にも思えますし)だからまァ「普通につまらない普通の映画」の範疇ではあるかと思いますね(ただし「かなり高度に」)。  ※ま~でもゆーて、まずちょっと「無駄に長い」という気もしますケドね(間延びとゆーのとは少し違うと思いますが)。 ※あと演技面は、好いか悪いかの前にどーにも気になるのが英語と日本語のごった混ぜなのですよね。日本語なら(皆)日本語、英語なら(皆)英語、の2つが混ざるのは別に好いんですが、会話する2人の片や日本語・片や英語ってシーンがワリかし多いのは正直ウザいです。たぶん、役者が両方は喋れないってヤツばっか、という単純な理由だと思うのですが、にしても外国人キャストなんか別に大した演技もしてねーのですから喋れるヤツを連れてくりゃ好いのに…と思うのですケドね(最悪片言でもいーじゃんか)。  しかし、詰め込み過ぎ⇒それ故に個々の要素ひとつひとつは薄っぺら過ぎ、なのもまた確かであり、だから結局コレという見せ場がコレといって見当たらないから(全体としても)あんまし面白くない…のだとも思うのですね。取捨選択するなら、一番要らないのは個人的には(火星のナスカ絵に始まる)宇宙古代文明ばなしかな~と思いますね(この話でもってオーラスも締めくくろーとしてるのですケド、結局ココがいちばん意味不明なモンだから観終わった感じがまた激・悪くなっちゃってる気もしたり)。木星太陽化計画をやろーとしてたら⇒ブラックホールが太陽系に接近してる!らしーので⇒計画変更して木星を爆破!して軌道を逸らしました…なら、も少しシンプルでたぶん尺もコンパクトに出来たかと。  でも、コレだとぶっちゃけ「『妖星ゴラス』の二番煎じ」にしかなってない気がするので、やっぱラストのドンパチはアクション的にもっと見応えの有るモノまでに単純に改善して、そんでココにもっとチャンと(本田とマリアの)宇宙ロミジュリの話を絡ませればいーじゃないですか。ただし現状、ロミジュリの話は(前述どおりな中でも)いちばん薄っぺらい!て感じなのですケドね(⇒散々無重力セックスしただけじゃねーか!と)。ま、ソコはジュピター教団のヒッピー風を全部ブッタ切れば済むコトか、とも思いました(アレも正直総じて全く意味不明にも思えるのですが、コレはもしかしたらジェネレーションギャップてヤツなのかもな…と思ったりも)。  とは言え個人的結論は「アイデアの質が足りないのを量で誤魔化そうとして失敗してるヤツ」てなコトだと思いますね(前述どおり、私には今作は『妖星ゴラス』の劣化版にしか見えんのです)。でもやっぱ、ソレこそはどこまでも「量より質」なヤツだ、と思うのですケドね(当たり前に)。
[DVD(邦画)] 3点(2022-05-02 16:11:41)
113.  夜霧のジョギジョギ 《ネタバレ》 
インドネシアって、地味に世界最大のイスラム教国家で(人口が3億人近くて、かつ国民の9割弱がムスリムつーことで)、最近よく観てるインドネシアのYouTuberも動画なのに必ず「ヒジャブ」をきっちり巻いてるなあ、とか思ったりしてたのですね(それがむしろユニークなチャームポイントになってたり)。  その意味でゆーと、今作の主人公となる家族とゆーのは相当に裕福に見えるケドも、ここのお姉ちゃんは登場時からヒジャブとか全然巻いてないのでその意味でも信仰心が薄いとゆーことの様なのです。で内容としては、亡くなった母親の幽霊が出没しだす→怪しげな家政婦がやってくる→使用人が不可解な死を遂げる→死んだ連中がゾンビと化して暴れ出す→黒幕が正体を現す、とゆーよーな話でありますです。正直、ごくありふれた筋だし、展開運び自体もかなりモッタモタだし、恐ろしすぎる!と噂の恐怖描写も別に普通だったし(拍子抜け)、んで画質は超絶低いし(8mm?)、単純なホラー映画としてのクオリティはまあお世辞にも高いとは言えんですよ。インドネシアならでは、とかゆう地元の風俗の描写とかも殆ど無かったりで、その意味でも面白みは薄かったかなあと。  ただやっぱりとゆーか一箇所、ラストは非常に独特な様相を呈しておるのですね。結局のトコロ本作はイスラム教万歳!映画なのであって、絶体絶命のピンチ!に唐突にイスラム教の信者軍団が現れて「アッラーアクバル!」と2、3回唱えようもんなら、ラスボス(たぶん黒魔術師的な)はギャーと燃えて死んじゃった、という。率直にスゲえな…とは思いますね(色々と)。  ラストは生き残った家族がモスクにいく様子を映してジ・エンド。こん時はお姉ちゃんもちゃんとヒジャブ巻いてましたわ(細やかな演出)。
[DVD(字幕)] 3点(2021-07-11 21:58:00)
114.  墓地裏の家 《ネタバレ》 
引っ越した先の家の地下に昔っから化物が居た、てだけの話で、色々と適当なのに加えてラストがまるで意味不明なのも相当に酷い。ごく終盤までショック描写も(フルチとしては)非常に地味で(コウモリ一匹であそこまで血みどろに大騒ぎしなくてもイイでしょ、なんて思ったり)、そこまでは質感としてはグロ映画というよりかつてのジャーロに近いサスペンス的な感じ(しかし、恐怖も謎解きのスリルもまるで盛り上がっていかないボンクラではあるが)。  最終盤、遂にお目見えした肝心の化物の造形はそこそこだし、得意のウジ虫シーンもあってそこはそんなに悪くない。あと男児の子役が可哀そうなくらいブチャイクだが、逆に女児の子役はエラい可愛い(まあこいつの正体もイマイチ謎なのだが)。しかし総じて、ちと見所が薄い完全な駄作。
[DVD(字幕)] 3点(2020-07-18 04:29:52)
115.  13日の金曜日PART2 《ネタバレ》 
(殺人鬼としての)ジェイソンが初登場するが、こいつがまた大して怖くも強くもカッコ良くもない(被ってるのがホッケーマスクではなくズタ袋なうえ、体形も妙にヒョロい)。前作同様淡々と殺害シーンが続くだけで、正直あんまり面白くもない。ラストにまた吃驚シーンがある。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-21 22:37:28)
116.  13日の金曜日(1980) 《ネタバレ》 
殺害シーンが淡々と続くだけで、あんまり怖くも面白くもない。肝心のスプラッタ要素が実は大したレベルではない(まあ時代も古いし当然と言えば当然なのだが)。ラスボスも雑魚い上に凄みも無い。一番最後だけはちょっと驚いたが、それだけ。知名度だけは凄まじいが、実は凡作。
[DVD(字幕)] 3点(2019-11-21 22:35:45)
117.  呪われた修道院 《ネタバレ》 
ナンスプロイテーションというジャンル自体は、70年代を通して流行して⇒で80年代に入って急速に衰退した…てコトだと思うので、ワリとそのジャンル終盤に於ける作品…というコトになるのかと思います。で、監督があの(節操の無い・恥知らずな・The 劣化コピー機&B級ホラー界の面汚し、な~んて)ブルーノ・マッティ a.k.a ヴィンセント・ドーン(他)なんで今作もやっぱ当時の流行りホラーのパッチワーク的なコトにも(また)なってもーてますね(+その上でのナンスプロイテーションだと)。大まかに言うと、舞台が修道院な『サスペリア』すね。殊に、ショックシーンの画ヅラに赤を多用してるトコなんかと、あといちおう全編通して謎・トリックが仕込まれていて⇒でソレが部分的にはやや不可解なトコロも、でしょーか(⇒コレは、イタリア製宜しくジャーロ風…と言っても好いヤツかも)。んで他方、ショック描写の部分的なトコロは例えばフルチだったりロメロだったり、あと話のキモ or トリックの部分は少し『オーメン』ぽかったりもします。まあ、全体としては別に全然面白くはない平凡な作品だとは思います(⇒ケド、確かに大いに時代相応+時代っぽさ・時代の風ってのを感じられる作品だ、とも)。  しかし乍ら一点、極めて意外で失望だったのが、今作て(こんな感じなのに)エロがほぼ入ってないのですよ。で、こちとらソレを多少は期待して観てるんで(⇒ナンスプロイテーションてそーいうヤツでしょ!)だから裏切られてとてもとても哀しいので更に一点引いておきます。やれやれ…
[ビデオ(字幕)] 2点(2023-08-30 09:40:52)
118.  ゲロゾイド 《ネタバレ》 
原題ではありませんが英語タイトルにしても、かつ内容(とゆーか演出の諸々)にしてもやはり『死霊のはらわた』を相当に意識しているヤツですね。特に、地を這うかの様な悪霊目線のカメラワークとか、そしてその悪霊?のチープながら生理的嫌悪を催すグログロな見てくれとか…にその「パクリごころ」が全く隠しきれてない…と言いますか。しかし、観終わるととにかく「それだけ」の映画だったとゆーか、唯々『死霊のはらわた』ぽく+あとは流れで…位しか企画書に書いてなかったんじゃねーか⁉とゆーか、実にごく高度に「やっつけ」なホラーの仕事だと思われましたね。ストーリーは当然の如くに皆無・空虚ですし(⇒コレを元ネタリスペクトだとはワタシ認めませんよ!)何より肝心の終盤30分のショック展開にも明確なる意図やコンセプトが全く見出せませんのですね(=「やりたいコト」ってのが何処にも見当たらぬ…)。よしんばやっぱし、ソレは敵方の主役の(ジ・Oみたいな隠し腕を備える)妖怪女だった…としたトコロで、翻ってじゃあ何故にソレがこーいう取り留めの無い展開運びになってまうのでしょーか?と。。ロケ地がまあまあ風光明媚+レトロで好い感じだからソレを活かしたシーンとゆーのが無くもねーのですが、個人的にはソレすらもまた「やっつけ」だなあ…と思われてしまいました(思い付きだろ!と)。画質が激ワル+単純に暗くて分かり難いシーンが(特に終盤は)多すぎる、というごく物理的な事情も含めて、ちょっと低めに寄せたこの評価としてしまおう…と思います。残念作。
[インターネット(字幕)] 2点(2023-05-25 23:19:11)
119.  ヘルブレイン/血塗られた頭脳 《ネタバレ》 
『悪魔のサンタクロース』シリーズの3作目。前作の犯人リッキー(彼は第1作の犯人ビリーの弟である)が昏睡状態になっている所から物語はスタートする、が………結論から言うと、とにかくタルい、まだるっこしいねコレ(これはもはや全身が痒いっす)。  通常のスラッシャーよりも早め、開始30分くらいで犯人が目覚めて主人公のテレパシー少女(盲目)を追っかけ始めるのだけど、そこから全くもって展開がスピードアップしてゆかず、犯人が先回りして主人公の実家でばーちゃん殺して待ってるのに、主人公は暢気に映画観てるわ、連れの兄貴は彼女と散々イチャついてるわ(一緒に風呂入ったりだの散歩したりだの)、緊迫感も何もあったもんじゃねーというか。特に真ん中30分間の存在意義が私には皆目分かりませんです。  展開運びのみならず、個々のショックシーンのつくりもタルい&ヒドい。モタモタもそうだが、一部はショックシーンなのに音楽すら入れてなかったり、兄が襲われてるシーンでは助けもせず主人公がただ逃げちゃってたり、犯人は素手で扉とかぶち破りまくり(そらいくらなんでも無理でしょ、と)だし、あと普通のホラーだったら電気落としてるべき場面でも灯りが煌々と点いてたり、ホラーとしていくら何でもやる気が無さ過ぎる。もう一点、主人公と兄貴の彼女が双子かってぐらい外見がソックリなんだけど、何故こういう意味の無い妙なことをするのでしょうか(見分けにくいから髪型くらい変えといてくれよと)。  監督は全くホラー畑の人ではないのだけど、恐らく戦前のホラー映画しか観たことなかったのでしょうね(この人、今作のあと21年間も長編監督作を撮れなかったらしく、その意味ではちょっと笑えないすケドね)。
[DVD(字幕)] 2点(2020-11-09 06:41:30)
120.  人喰族 《ネタバレ》 
私は『食人族』という映画はハッキリ言って生理的に受け付けない。その最大の理由はシンプルに、動物を実際に殺しまくっているからだ。ただ、あの映画は所謂モキュメンタリのはしりというか、意識的になるたけ「つくりもの」感を排除するというコンセプトのもとに纏め上げられている作品で、殺される動物がモノホンなのはその部分に多大な貢献を果たしているのも事実だと思う。だからなんなんだ、と言ってしまえばそれまでなのは確かだけど、そこにはある種の「筋」が通っている映画だとも思えるのだ。  ところがこの『人喰族』というヤツは、恥も外聞も無い『食人族』の丸パクリにしてコンセプトは真逆、つまり質感はつくりものでも何でもよいからグロ描写をよりパワーアップさせてやろう、というあまり志の高くない作品である。なので当然の如く本作でも引き続き動物は(ついでに)殺しまくっているワケなのだが、意外にもその効果は薄い。というか、グロ描写・ストーリーがつくりもの感満載であるが故にキャンプながら気楽な娯楽作品になり得たかもしれないのに、動物は実際に殺されているのでそこだけ無駄に悲痛、という意味では、むしろ逆効果だとも思える。実は個人的にはコッチの方がより許し難いとも感じている(非常に高度な「どっちもどっち」であるのも確かですケド)。  どだいそもそも残虐描写にもやはり「真に迫った」感じが無いので、『食人族』よりグロさを本質的に尖鋭化できてるのかと言われると微妙な気もしている。その意味でも、かの作品の「下」をゆく正真正銘の最低映画と言って過言でないよーに思っている。
[DVD(字幕)] 1点(2021-01-26 00:52:44)
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